楽天モバイルの5分かけ放題オプションと大手キャリアと他の格安SIMとの比較

最終更新日 / 作成日 2016年1月29日 / 作成者 格安SIMとスマホ比較

楽天モバイルが月額850円で5分以内の国内通話が無制限で使える5分かけ放題オプションを開始しました。

結論から先に書くと、家族/友達/恋人でちょくちょく短い電話をかけるような場合に、最強の通話プランになっています。具体的には、1日1回以上短い電話をするような場合に最適です。2日に1回でもお得な通話プランです。3日に1回くらいになると、5分かけ放題オプションは不要です。

政府の方針でドコモやソフトバンク、auなども月額料金を抑えたプランを出し始めましたが、月額5000円くらいします。同じようなサービス内容を楽天モバイルでそろえると半額の2450円くらいになります。

5分かけ放題オプションを申し込める人

楽天モバイルの通話SIMを申し込む人、またはすでに楽天モバイルの通話SIMを使っている人だけが5分かけ放題オプションを申し込むことができます。

楽天モバイルの評価と他の格安SIMとの比較とネットの評判の詳細

公式サイト → 楽天モバイル

月額料金の日割りは行っていません。毎月10日が月額基本料金の締め日です。つまり、例えば2月5日に申し込むと、最初は2月5日から2月10日までの間だけで850円の月額料金が発生します。その後は11日から翌月の10日までの利用で月額料金が850円になります。

1回の通話が5分以上になると、5分以降の超過通話料が10円/30秒かかります。

ドコモ、ソフトバンク、auなどの大手キャリアとの比較

楽天モバイル
5分かけ放題オプション 月額850円 5分以内の国内通話が無料、超過は10円/30秒
データ 3.1GB 1600円、データ 5GB 2150円、10GB 2960円

月額料金合計
3.1GB+5分かけ放題 2450円
5GB+5分かけ放題 3000円
10GB+5分かけ放題 3810円

ドコモ、ソフトバンク、auは、談合しているかのような同じ料金体系をしているので、ソフトバンクだけを例に比較します。ドコモやauもほぼ同じ結果になります。

ソフトバンクなどの大手キャリア
スマ放題ライト 月額1700円 5分以内の国内通話が無料、超過は20円/30秒
データ 1GB 3200円、データ 5GB 5300円、10GB 8300円 (S!ベーシックパック込み)

月額料金合計
1GB+スマ放題ライト 4900円
5GB+スマ放題ライト 7000円 ← 楽天モバイルなら3000円
10GB+スマ放題ライト 10000円 ← 楽天モバイルなら3810円

これを見てくれればわかるのですが、ソフトバンクなどの大手キャリアは非常に馬鹿高い料金になっています。さらに、1回の通話が5分を超えると、楽天モバイルなら10円/30秒の超過通話料金になるのですが、ソフトバンクなどは倍の20円/30秒の超過通話料金になります。ただし、ソフトバンクなどの大手キャリアの場合、家族で入ると家族同士の通話は無料になります。

非常に高い月額料金が取られてしまうソフトバンクなどの大手キャリアですが、彼らにも強みがあります。その一つが通信速度が速いことです。楽天モバイルを含めて、格安SIM(またはMVNO/格安スマホ)の通信速度は大手キャリアと比べて遅いです。ただ、ほとんどの時間帯で速度差を認識することはできません。

格安SIMでも一部の悪い格安SIMを除けば、大手キャリアと実質的(体感的)に同じように使うことができます。平日の昼の時間帯、12時20分から12時50分の間は格安SIMの通信速度は軒並み低下します。それでもサイトを見るくらいなら問題ないレベルです。この時間帯にアプリをダウンロードしたり、動画を見たい場合に不都合が発生します。それだけです。このためだけに、倍以上の料金を払って大手キャリアを使うのは馬鹿げています。

ちなみに格安SIMの通信速度はMVNO格安SIMの通信速度の記録に毎月3回くらい格安SIM16枚を使って実測を計測しているので参考にしてみてください。

ただし大手キャリアの場合、大手キャリア間でMNPをするとスマホを実質無料でもらえたりします。その分月額料金は倍くらいしますが、2年ごとにMNPを繰り返して大手キャリア間を渡り歩く場合、そこまで分が悪いわけではありません。

比較的新しいスマホを使い続けたい場合で、2年ごとにこまめにMNPができるなら、大手キャリアを使い続けるというのはアリです。それ以外だと、単純に高いお金を払っているカモになるだけです。

もう一点重要な違いはカスタマーサポートです。というか、ここがメインの違いになります。

楽天モバイルの場合、お世辞にも良いカスタマーサポートとは言えません。そもそもカスタマーサポートの電話が混みすぎてなかなか繋がらない・・・。大手キャリアの場合は、街中にドコモショップやらauショップ、ソフトバンクショップがあるので、困った時にそこに駆け込めば何とかしてくれます。

で、その困ったことですが、ほとんどの場合で自己解決できます。難しくありません。これが2か月とか3か月なら、面倒なのでそのまま大手キャリアのサポートに頼っていて別に良いと思うのですが、これから何年も続くんです。年間5万円くらい差が出てきます。政府が大手キャリアに月額料金を減らせと指導していますが、大手キャリアのやる気のなさは天下三品です(ドコモ、au、ソフトバンクなので三品)。

格安SIMにしたいけど、よくわからない。最初に何をしたらいいのかわからない人。格安SIMとスマホの比較サイトをみてください。必要なことはそこにすべて記載されています。質問がある場合は、お問い合わせフォームから問い合わせてみてください。

他の格安SIMの通話オプションとの比較

楽天モバイル以外にも格安SIMで通話料金を安くできる通話オプションを提供しているMVNOがあります。その中で楽天モバイルの5分かけ放題と肩を並べるのがBIGLOBE SIMの通話パック60です。その他には、NifMoの通話定額、もしもシークス、Y!mobileなどがあります。

BIGLOBE SIMの通話パック60

BIGLOBE SIMには月額650円で毎月60分の国内通話が無料になる通話パック60があります。楽天モバイルの場合、1回5分以上の通話になると超過通話料金で10円/30秒かかりますが、通話パック60なら60分までが無料になります。60分を超えると10円/30秒の通話料金が適用されます。

BIGLOBE SIMの場合、たまに少し長電話をするような場合に、おすすめの通話オプションになります。BIGLOBE SIMの弱点は、通信速度がそんなに速くないことです。あとは、格安スマホが他のMVNOよりも高く販売されていることです。

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NifMoの通話定額プラン

NifMoには月額1300円で国内通話が無料になる通話定額プランがあります。問題点は、海外を経由するので、通話に遅延が生じたり音質が悪くなったりする可能性があることです。非通知になることもあります。

1300円払うのなら、データSIMにして月額料金を700円安くして、さらにガラケーの国内通話無料プラン(月額2200円)を申し込んだほうが、ほぼ同じ料金でまともに使えます。このため、使っている人が少ない通話オプションになってしまっています。ネットで調べても実際に使っていると思われる人が見つかりませんでした。

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もしもシークスの無料通話

もしもシークスの各プランには無料通話が付いてきます。

基本コース 1回3分 月30回まで無料 (1GB、1980円)
あんしんコース 1回5分 月30回まで無料 (7GB、2980円)
満足コース 1回10分 月100回まで無料 (7GB、3980円)

使えるデータ量が違うので単純に比較するのは難しいのですが、楽天モバイルの場合、5GB+5分(無制限)で月額料金は3000円になります。たいしてもしもシークスの場合は、7GB+5分(月30回)で月額料金2980円です。

楽天モバイルの方がかけ放題なので、お得です。さらに、楽天モバイルだと超過通話料金は10円/30秒ですが、もしもシークスは超過通話料金が39.8円/1分もかかってしまいます。

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Ymobileは10分以内の通話が月300回まで無料

Ymobileの全プランは10分以内の通話が月300回まで無料で使えます。ただし、YmobileはドコモかauのガラケーユーザがMNPをしてYmobileを使う場合で2年後には再度MNPでどこか違う格安SIMにする場合にだけ、少しだけお得に使えるプランになっています。

詳しくは下記のワイモバイルの詳細ページに記載していますが、基本的にはワイモバイルは外した方が良いです。

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5分かけ放題オプションのまとめとLINEの無料通話

格安SIMでもある程度電話を使いたい場合、選択肢は楽天モバイルの5分かけ放題とBIGLOBE SIMの通話パック60になります。ちょこちょこ電話をかける場合は楽天モバイル、少し長めの電話をかける場合はBIGLOBE SIMというのが適切な選択肢になります。

新しいスマホを一緒に買おうと思っている場合は、格安スマホが割安に買えるキャンペーンをしょっちゅうやっている楽天モバイルが得だったりします。

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最後にLINEの無料通話を少し解説して終わりにします。

格安SIM/格安スマホを使っている人の多くはLINEの無料通話を電話代わりに使っています。LINEの無料通話は声が少し遅れて聞こえたり、音割れしたり、音飛びしたりしますが、無料なので、みんなこれでいっかみたいな感じで使っています。音の悪さに慣れてしまえば、割と気にせず使えてしまったりします。

とりあえずLINEの無料通話を少し使ってみてください。

電話相手がガラケーだったり、LINEを使っていない場合は、楽天モバイルやBIGLOBE SIMがおすすめです。LINEの音質が無料でも気に食わない場合でそこそこ電話を使う場合は、楽天モバイルやBIGLOBE SIMを選んでください。

もし、長時間の通話をよくする場合、もはや格安SIMや格安スマホの守備範囲ではありません。適切なプランは、ガラケーと格安スマホの二台持ちになります。格安SIMの通話料金をできる限り抑える方法にガラケーと格安スマホの二台持ちについて記載しているので、参考にしてみてください。