arrows M03の性能評価と評判、使える格安SIMのまとめ

更新日 / 作成者 格安SIMの管理人

arrows M03は2016年7月28日に発売された格安スマホです。ドコモ系、au系、ソフトバンク系の格安SIMで使うことができます。

当時としても性能が低めだったので、今から使うのは結構無理がありますが、WebサイトやYouTubeくらいならそこそこ使えます。この記事を2019年に更新していますが、この記事のほとんどは2017年時点の情報になります。記録用にこの記事を残しておきます。

ーーー 以下2017年時点の情報 ーーー

arrows M03は2016年7月28日に発売された国産のSIMフリースマホです。

arrows M03は電池持ちがかなり良い、ワンセグ・おサイフケータイ・防水に対応した5インチスマホです。

arrows M03

国産のSIMフリースマホとして初めて大ヒットになったのがarrows M02です。arrows M03はその後継機にあたります。arrows M02は2万9800円で発売されましたが、arrows M03は3000円アップして3万2800円での発売になります。

arrows M02も良い機種ですが、arrows M03で電池持ちがさらに10%程度良くなり、ワンセグを搭載して、カメラの質も向上しています。arrows M02で問題になった画面の割れやすさも、arrows M03で液晶の種類を変えることにより対策が行われています。

そんなarrows M03ですが、2017年7月20日にarrows M04が発売されました。arrows M04はarrows M03と同じ定価で同じような性能に加えて、より衝撃に強くなり、泡洗いに対応しています。

ただ、arrows M04はまだキャンペーンでの割引が少ないので、基本的にはキャンペーンでかなり割安に買えることが多いarrows M03を優先することをお勧めします。

ワンセグや、防水、おサイフケータイがほしい場合にarrows M03がおすすめの格安スマホです。

arrows M03のスペック(性能)

arrows M03
CPUクワッドコア1.2GHz Snapdragon 410 (MSM8916)
RAM2GB
ROM16GB
ディスプレイ5インチ
解像度720×1280
カメラ背面1310万画素/前面500万画素
電池容量2580mAh
サイズ144 × 72 × 7.8mm
重さ141グラム
連続待受LTE 640時間、WCDMA 780時間
価格3万2800円

Android 6.0、SIMフリー、防水防塵、おサイフケータイ対応、テザリング対応、ワンセグ対応、外部マイクロSD(最大200GB)、ナノSIM、auのVoLTE対応

arrows M03の対応周波数(バンド)

LTE: Band1/3/8/19/26
3G: Band1/5/6/8/19

ドコモ系の格安SIMへの対応は問題なし

ドコモの主なLTEバンドはバンド1、バンド3、バンド19、バンド28です。バンド28は2015年から少しずつ稼動し始めたバンドで、影響が出るのは当分先なので無視していいです。他にドコモはバンド21(1500MHz)というバンドも使っていますが、超マイナーなバンドなため無視していいです。ドコモのLTEの受信は問題ありません。

ドコモの3Gが主に使っているのはバンド1とバンド6です。バンド6に対応しているのでFOMAプラスエリアにも対応してています。ドコモの3Gの受信は問題ありません。

au系の格安SIMへの対応も問題なし

auのLTEが使っている主に使っているバンドはバンド1、バンド11、バンド18、バンド26、バンド28です。バンド28は2015年から少しずつ稼動し始めたバンドなので、影響は当分出ないので無視です。バンド26はバンド5,6,18,19を含んでいます。arrows M03はauのプラチナバンド、バンド18は記載されていませんが、バンド26には対応しているのでバンド18にも対応しています。arrows M03はバンド11に対応していませんが、バンド1とバンド26には対応しているので、auのLTEの受信は問題ありません。

au系の格安SIMを使う場合、VoLTE用のSIMを使うことでSMSが使えて、音声SIMでは音声通話機能(070/080/090で電話をする機能)を使うことができます。

arrows M03の評価と比較

arrows M03は電池持ちが良く、防水防塵、ワンセグに対応していて、おサイフケータイにも対応しています。日本人のために作られた格安スマホと言って過言ではありません。

ドコモ系とau系の両方の格安SIMで使うことができます。

機能的にはとても良いのですが、問題はCPUの性能が一昔前の低性能のCPUになっていることです。CPUの問題を飲み込めるかどうかで、arrows M03を選ぶかどうかが決まります。

CPUの問題を無視できれば、電池持ちが良く、防水防塵、ワンセグに対応していて、おサイフケータイに対応しているarrows M03は便利に使えるスマホとしてオススメです。

arrows M03の最大の問題:CPUが低性能

CPUはスマホの脳みそにあたります。基本的にCPUの性能が良ければ良いほど、スマホがサクサク動きます。ただし、ある程度のCPUの性能があれば、たいていの操作はサクサクできます。

arrows M03のCPUはクワッドコア1.2GHz Snapdragon 410を使っています。

このCPU、正直言って時代遅れですが、たいていの操作は普通に動きますが、サクサク使うには厳しいです。ちゃっちゃと使おうとすると、反応のトロさが露呈することになります。

一般的なゲーム、パズドラやモンスト、ツムツム、ポケモンGOなんかは普通に遊ぶことができます。ただし、CPUが低性能な上に防水に対応しているため、熱がこもりやすい傾向があります。ゲームはできますが、長時間のゲームには向いていません。

少し高度なゲームになると、まともな動作は諦めたほうがいいです。ゲームにそんなにこだわりがない場合は、arrows M03を選んでも、低性能のCPUによって支障をきたすことはあまりないです。

価格(3万2800円)に割高感があるのが拭えませんが、キャンペーンでかなり割安に手に入る場合にだけ、防水防塵、ワンセグ、おサイフケータイのうちどれか、もしくは複数を必要とする場合は、arrows M03を検討する感じになります。

追記

2017年3月3日にDIGNO Wが発売されました。防水・ワンセグ・おサイフケータイ対応スマホに加えて、かなり丈夫で、CPUの性能も比較的良い格安スマホになっています。arrows M03よりも1.7倍くらいCPUの性能が良いので、arrows M03を検討している場合、DIGNO Wも検討してみてください。

arrows M03のAntutuスコア(v6.2.1)

arrows M03のAntutuスコアは25,526でした。このスコアは格安スマホの中でも低いのですが、低くなっている主な原因は3Dのスコアです。この3Dのスコアは、主に3Dゲームを快適にするための性能を示すスコアなので、3Dゲームをそんなにしない場合は、あまり気にしなくて大丈夫です。

RAMのスコアも少し低いので、たくさんのアプリを起動して使う場合には向いていません。

ゲームはあまりしないで、使わないアプリはバックグラウンドから適時削除しておけば、arrows M03のAntutuスコアでも割と普通に使うことができます。

その他の格安スマホのAntutuスコア
Mate 9 133,506
honor8 88,000
nova 65,136
ZenFone 3 62,562
nova lite 57,758
P10 lite 57,619
ZenFone 3 Max ZC553KL 43,000程度

ゲームをある程度快適にやりたい場合は、Antutuスコアは40,000以上がお勧めです。ゲームをしなければ、25,000くらいでもそんなには不都合は感じないと思います。(ただ、やはりサクサク動かすには25,000程度では厳しいです)

より性能の良い防水防塵・ワンセグ・おサイフケータイ対応スマホを探している場合は、DIGNO Wがオススメになります。

arrows M03のAntutuスコアは25,000くらいですが、DIGNO Wは43,000くらいです。ある程度ゲームをする場合は、防水・防塵にも対応していてCPUの性能もそこそこ良いDIGNO Wがオススメです。(ただし、DIGNO WはUQ mobile限定販売になり、UQ mobileの格安SIMとセットで申し込む必要があります)

RAMの利用率とROMの空き容量

arrows M03のRAMは2GB、ROMは16GBです。2016年後半以降になって、RAMは3GB〜4GB、ROMは32GBが一般的になりつつありますが、一般的な使い方ならarrows M03のRAMとROMでも、割と普通に使うことができます。

arrows M03のRAMの利用率

起動直後のarrows M03のRAMの使用量は0.96GB、空きは900MBくらいになっていました。最近の格安スマホはRAMの容量も増えましたが、起動時にRAMの使用量は1.2GB〜1.4GBくらいと多く使っているのですが、arrows M03の場合は使用量は少なめです。

RAMの使用量が少なければ少ないほど、電池の消費も抑えられるので、こういったところで電池持ちを伸ばしている感じです。

arrows M03のROMの空き容量

arrows M03のROMは16GBですが、OSやら何やらで容量を使って、初期状態で空き容量は約9GBになっていました。9GBだと正直少し少ないですが、マイクロSDカードで写真や動画などのデータを保存する容量も増やせます。32GBのマイクロSDカードの価格は2000円くらいです。

格安スマホのRAMとROMの適切な容量、マイクロSDカードの使い方

ワンセグに対応

ワンセグに対応していると、スマホでテレビを見ることができます。

ワンセグに対応している格安スマホはほとんどありません。ワンセグに対応しているSIMフリーの格安スマホは、今までAQUOS SH-M01ぐらいでしたが、高すぎて売れませんでした。

arrows M03はワンセグに対応していて、3万2800円ぐらいで買えるので、そこそこ手頃な価格で買える唯一のSIMフリーのワンセグ対応機種でした。ただ、2017年3月3日にワンセグにも対応したDIGNO Wの発売により、arrows M03が唯一の選択肢というわけでもなくなりました。

arrows M03以外にもワンセグに対応していて格安SIMでも使えるスマホがあります。詳細はワンセグとフルセグは見れる格安スマホと白ロムのまとめを参考にしてみてください。

防水防塵に対応、キャップレスUSB

arrows M03は防水防塵に対応しています。

IPX5/IPX8に対応しています。

「IPX5とは、内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても、通信機器としての機能を有することを意味します。IPX8とは、常温で水道水の水深1.5mのところに携帯電話を沈め、約30分間放置後に取り出したときに通信機器としての機能を有することを意味します。」

arrows M03の旧モデルarrows M02も防水防塵に対応していますが、arrows M03はキャップレスUSBに対応しています。

arrows M03はキャップレスUSBなのでUSBにキャップは付いていません。そのまま充電ケーブルをつなげて充電することができます。

ディスプレイが割れにくい、壊れにくい構造をしている

arrows M03は縁が0.3mmでっぱっているので、もしスマホを落としてしまった場合でも、ディスプレイが傷つきづらく、そして割れづらくなっています。

加えて、IPS液晶を使っているので、有機ELを使っていたarrows M02よりも液晶は割れづらくなっています。arrows M02もディスプレイが割れづらい構造をしていましたが、有機EL自体(または有機ELディスプレイの構造的欠陥)が原因で割れやすくなっていました。

おサイフケータイに対応

arrows M03はおサイフケータイに対応しています。

対応しているおサイフケータイ
モバイルWAON、楽天Edy、QUICPay モバイル、ローソンモバイルPonta、mobile members、東京ドーム TDモバイル2、ticket board、モバイルSuica、McDonald’s Japan、iD、クロネコメンバーズ、nanacoモバイル (2016年8月8日現在)

旧モデルのarrows M02もおサイフケータイに対応していますが、nanacoモバイルには対応していません。

arrows M03の他にも格安SIMでも使えるおサイフケータイがあります。詳細は格安SIMでも使えるおサイフケータイ、白ロムとSIMフリーのスマートフォンを参考にしてみてください。

電池持ちが良い

旧モデルのarrows M02も電池持ちが良い格安スマホでしたが、arrows M03はそれよりもさらに1割電池持ちが良くなっています。

arrows M02の電池容量 2330mAh
arrows M03の電池容量 2580mAh (電池容量11%UP)

CPUの性能はほとんど同じで、画面と解像度も同じなので、電池容量の増加がそのまま電池持ちの良さに反映されます。

単純に電池容量だけだと最近の格安スマホは3000mAhくらいあったりするのですが、arrows M03は電池容量的には少し見劣りします。ただし、arrows M03の省エネ性能が非常に高いので、格安スマホの中でも電池持ちがトップクラスになっています。

arrows M03の電池持ちと、その他の格安スマホや白ロム、タブレットの電池持ちを実際に下記のページで計測しているので参考にしてみてください。

スマホの電池持ちの詳細調査

ドコモ系とau系の両方の格安SIMで使える

arrows M03はドコモ系とau系の両方の格安SIMで使うことができます。

注意点は、au系の音声通話機能つきの格安SIM(通話SIM)を使う場合は、VoLTE対応SIMを選ぶ必要があります。VoLTEに対応していないSIMを選んでしまうと、au系の通話SIMでは通話やSMSができなくなります。

親切なガイドブック付き

たいていの格安スマホは使い方を記載した薄っぺらい紙が入っていますが、arrows M03はかなり親切なガイドブックが入っていました。

arrows M03の中身

この中のかんたん操作ガイドがとても親切に使い方を説明してくれます。

こういうのところが日本製だなーと思う感じです。スマホ初心者でも、これを見れば、割と優しくスマホの使い方に慣れると思います。

その他のポイント、カメラ性能、GPSの精度、ジャイロなど

旧モデルのarrows M02のカメラ性能(810万画素)は普通でした。良くもないし悪くもない性能です。arrows M03は画素数が1310万画素に増えたので、少なくとも少し良くなると思われます。カメラ性能は単純に画素数だけでは判断できないのですが、arrowsなら無難にまとめてくると思います。

GPSの精度は旧モデルのarrows M02が少し悪い程度(普通には使えますがちょい微妙)、arrows M03は少し良くなって普通程度のGPSの精度になります。実使用で心配する必要はほとんどない程度の精度になります。格安スマホのGPSの精度は下記にまとめているので参考にしてみてください。

格安スマホと白ロムの位置情報(GPS)の精度の詳細とテスト結果

arrows M03はジャイロを搭載しているので、ポケモンGOのARモードを使うことができます。ARモードはカメラの中にポケモンが出てくる機能です。なくても困りませんが、あると少しだけ楽しめる、そんな機能です。

arrows M03の評判

arrows M03の評判は概ね好評です。ただ、やはりCPUの性能が低いのが残念な点として挙げられています。

クワッドコア1.2GHz Snapdragon 410は悪くはないのですが、スマホの価格が3万円以上する場合のCPUではありません。2万円ならクワッドコア1.2GHz Snapdragon 410も許容すべきですが、3万円も出すならオクタコア1.5GHzはほしいです。

ゲームをあまりしなければ、実際に動作がもたつくことは少ないと思います。ただ、やはりサクサク使うには厳しい性能と言わざるを得ません。そのため、基本的にスマホをそんなに使わないライトユーザ向けの機種になります。

指紋認証に対応していないのも弱点になります。最近発売された格安スマホのほとんどは指紋認証に対応していて、登録した指をセンサーにタッチするだけでロックを解除できます。使ってみればわかると思うのですが、とても楽です。

CPUと指紋認証という弱点がありますが、arrows M03は防水防塵、ワンセグ、おサイフケータイ、頑丈、電池持ちがかなり良いという強みを持っています。

ゲームをほとんどしない場合で、スマホをそんなに使わない場合に、arrows M03がオススメになります。防水防塵、ワンセグ、おサイフケータイなどが不要な場合は、arrows M03ではなくnova liteがオススメです。

arrows M03が使えるおすすめの格安SIM

arrows M03はドコモ系の格安SIMソフトバンク系の格安SIMau系の格安SIM(マルチSIM)で使うことができます。

SIMのサイズはナノSIM、またはマルチSIMです。

ドコモ系の格安SIMは最近マルチSIM型のSIMカードに移行しているので、MVNOによってはSIMサイズの指定がなく、マルチSIMになっている場合があります。

格安SIMを持っていない場合は、下記のキャンペーンを参考に格安SIMを選ぶことをオススメします。通信速度を重視する場合は、格安SIMとドコモとWiMAX2+の通信速度の記録を参考にしてみてください。

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その他の格安SIM用のおすすめのスマホ

格安スマホと格安SIMをセットに申し込もうと思っている場合は、格安スマホとプランの選び方の詳細ガイドを先に確認することをおすすめします。格安スマホに合う格安SIMの選び方や、回線の選び方など、格安スマホを契約する上で必要な一連の流れをつかむことができます。

格安スマホのおすすめ機種ランキングでは、主に端末の選び方(スマホの性能や評価)を中心に説明しています。

  • P30 lite
    • 3万円前後で買えて、性能バランスが一番良いのがP30 liteです。カメラ性能も比較的良いです。6.21インチ、CPU Kirin710、RAM4GB、ROM64GB、カメラ広角2400万画素(F値1.8)+超広角800万画素(F値2.4)+深度測定用200万画素(F値2.4)、重さ159g、電池容量3340mAh
  • nova lite 3
    • コスパ最強の格安スマホがnova lite 3です。安くて高性能、それがnova lite 3です。価格が2万2800円前後、6.21インチ、CPU Kirin710、RAM3GB、ROM32GB、カメラ1300万画素(F値1.8)+200万画素、重さ160g、電池容量3400mAh
  • AQUOS sense2
    • 防水とおサイフケータイに対応しているスマホで一番オススメなのがAQUOS sense2です。5.5インチ、CPU SDM450、RAM3GB、ROM32GB、カメラ1200万画素(F値2.0)、重さ155g、電池容量2700mAh
  • Galaxy A30
    • 防水・おサイフケータイ対応で電池持ちがかなり良く、AQUOS sense2よりも1.5倍高性能です。 UQとauの専売です。6.4インチ、CPU Exynos7904、RAM4GB、ROM64GB、カメラ1300万画素(F値1.9)+500万画素、重さ176g、電池容量3900mAh
最終更新日 2019年8月23日 / 作成日 2016年7月27日 / 作成者 格安SIMの管理人
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