honor8は2016年9月28日に発売された格安スマホです。ドコモ回線の格安SIMとソフトバンク回線の格安SIMで使えます。
当時としてはかなり高性能なスマホだったので今でも普通に使うことができます。
ーーー 以下2017年時点の情報 ーーー
honor 8は2016年9月28日に発売された、超高性能CPUと4GBの大容量のRAMを搭載、カメラの性能もかなり良く、なおかつ比較的安い5.2インチの格安スマホです。
値段の割に性能が超良いスマホだったため、honor8は格安スマホの中でも人気上位の一つになりました。
格安SIMの管理人はhonor8を購入して、カメラやGPS、電池持ちの性能テストを行っています。
目次
honor8の詳細スペック(性能)
honor 8 | |
---|---|
CPU | オクタコア2.3GHz×4+1.8GHzx4 Huawei Kirin 950 |
RAM | 4GB |
ROM | 32GB |
ディスプレイ | 5.2インチ |
解像度 | 1920×1080 |
カメラ | 背面ダブルレンズカメラ1200万画素(モノクロ+カラーセンサー、F値2.0)/前面800万画素(F値2.4) |
電池容量 | 3000mAh |
サイズ | 145.5 x 71.0 x 7.45 mm |
重さ | 153グラム |
連続待受 | LTE 390時間、WCDMA 380時間 |
本体カラー | サファイアブルー、サンライズゴールド、パールホワイト |
価格 | 4万2800円 |
Android 6.0、SIMフリー、テザリング対応、外部マイクロSD(最大128GB)、ナノSIM、指紋認証対応、ジャイロスコープ搭載、Type C
honor8で使える格安SIMのまとめ
honor8の対応バンド
FDD-LTE : B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20
TDD-LTE : B38/40
LTE CA DL (カテゴリ6) : B1+B19/B3+B19/B1+B8
W-CDMA : B1/2/4/5/6/8/19
honor8はドコモ回線の格安SIM、ソフトバンク回線の格安SIMで使えます。
SIMのサイズはナノSIMです(またはマルチSIM)。
格安SIMを選ぶときに通信速度を重視する場合は、格安SIMの速度ランキングの記録を参考にしてみてください。
おすすめの格安SIM:BIGLOBEモバイル(ドコモ回線/au回線)
BIGLOBEモバイルの特徴:月3GB以上のプランなら、月308円のオプション料金でYouTubeやAbemaTVをデータ消費なし
BIGLOBEモバイルはキャンペーンで月額料金が初月無料、翌月から1年間は1GBプランは月550円、3GBプランは月770円などで使えます。
SIMのみなら初期費用3733円が無料、クーポンコードで5500ポイントもらえるので、例えば14ヶ月間は1GBプランなら実質月116円、3GBプランは実質322円です。さらに2回線目以降なら月220円引きです。
格安スマホやiPhoneSEとセットだと最大20,000ポイントです。
端末セットは初期費用&税込で・・・
・Mi 11 Lite 5G:20,277円
・OPPO Reno5 A:18,693円
・OPPO A54 5G:3,733円
かなりお得です。2022年2月28日までのキャンペーンです。
キャンペーンの詳細を見る
BIGLOBEモバイルのデメリットとメリットを徹底解説&料金プランと総合評価
おすすめの格安SIM:ワイモバイル(ソフトバンク回線)
ワイモバイルの特徴:通信速度が超速く、低速はシンプルSは300kbps、M/Lは1Mbps。2回線目以降は月1188円引き
PayPayがたくさんもらえるキャンペーンをしています。事務手数料3300円が無料、新しいスマホも安く買えます。
ワイモバイルは速度も超速く、Yahooショッピングがお得に使えます。
ワイモバイルのデメリットとメリットを徹底解説&料金プランと総合評価
2017年時のhonor8の性能レビュー
超高性能のスマホの中で最も価格が安いのがhonor8でした。
honor8の強みは、価格に比して性能の良いカメラと超高性能CPUを搭載していることです。honor8は格安スマホの中ではそこそこ価格は高いですが、価格以上の性能、それがhonor8でした。
できるだけ価格を抑えた中で最高の写真が撮れる! 1200万画素のダブルレンズ
honor8の強みの一つがカメラ性能です。
できるだけ価格を抑えた上で、できるだけ良い写真を撮りたいとなるとhonor8が最適な選択肢です。
honor8は1200万画素の白黒とカラーのセンサーを使ったダブルレンズで写真を撮ることで、写真の写りが良くなります。
下記の動画でiPhone 7 PlusとGalaxy Note 7(爆発スマホ)、それとhonor8で写真や動画の比較を行っています。
さすがにiPhone 7 Plusはなんでもこなす強い子ですが、honor8も善戦していました。
honor8の実際のカメラの性能テスト、実際の色に忠実
最近の格安スマホはカメラの性能が良くなってきて、簡単なテストだと本当に差異がわかりづらくなっています。
リンゴの写真はクリックすると大きな写真が表示されます。
この写真が基準です。実際に見たリンゴの色合いや机の色などはこんな感じです。
左上からhonor8、ZenFone 3、P9lite
左下からZenFone Go、ZenFone 2 Laser、SAMURAI REI
スマホの画面は光量マックスの自動に設定しています。
スマホの写真アプリ(ギャラリー)での表示と、パソコンに写真データを移してパソコンから写真を見るのとでは印象が少し異なります。とりあえず、スマホの写真アプリ目線から先にコメントします。
honor8が最も実際の色に忠実な感じになっています。ZenFone 3は少し明るく撮れますが、キレイな感じに撮れるので好印象です。P9liteは少し赤みが強く出ています。
ZenFone Goは上記の写真だと少しわかりづらいですが、毒リンゴになります。ZenFone 2 Laserは明るくしすぎています。SAMURAI REIは色が潰れるというか濃いピンクっぽくなります(あと、フォーカスに失敗することが多いです)。
机の色的には、honor8、P9lite、SAMURAI REIあたりが実際の机の色に近いです。
スマホの写真アプリ(ギャラリーなど)で見た場合の写真品質
一番良い:honor8、ZenFone 3は甲乙つけがたいです。
二番目に良い:P9lite
不安定:SAMURAI REIはうまく撮れる時は撮れますが、へぼい写真も撮れます。フォーカスがちゃんとできないことも多いです。
微妙:ZenFone 2 Laser
くそ:ZenFone Go
パソコンから見た場合
スマホの写真アプリから見ると、スマホの液晶品質や光量などでスマホで撮った写真の見え方も影響されます。実際の写真データは下記になります。
他にもnovaと他の格安スマホで比較用にいくつか写真を撮ったので参考にしてみてください。
honor8で撮った都庁の全景と夜景と他の格安スマホとの比較
都庁の全景と夜景+αで格安スマホのカメラの性能テスト、ZenFone 4、ZenFone 3、Mate 9、P10 lite、nova、honor8等
honor8で撮った桜などの写真
honor8のカメラで撮ったサンプル写真(26点)、格安スマホ6機種とデジテル一眼レフの比較画像
超高性能のCPUと4GBの大容量RAMを搭載!価格を抑えた超強力なスマホ
honor8のもう一つの強みは、価格を抑えた上で超高性能のCPUと4GBのRAMを搭載していることです。
honor8のCPUとRAMとROM
CPU:オクタコア2.3GHz×4+1.8GHzx4 Huawei Kirin 950
RAM:4GB
ROM:32GB
価格:4万2800円
超強力です。なんでもサクサク動きます。高度な3Dゲームだろうがhonor8なら快適に遊べる性能を持っています。
honor8のAntutu v7.0.6のスコア
honor8のAntutuスコアは127,579になりました。かなり良いです。
Antutuのスコアが高いほど高性能なCPU(&GPU&メモリ)を搭載していることになります。
2022年版:超ざっくりしたCPUの性能表(SoCの性能) | |
---|---|
超高性能 | Snapdragon:870、888、8 Gen1 Google:Tensor iPhone:12シリーズ、SE 第3世代、13mini、13、13Pro、13Pro Max |
高性能 | Snapdragon:845、778G、780G、855、860、865 MediaTek:Dimensity 1200-Ultra(Snapdragon 865と同じくらい) Galaxy:Exynos1280(Snapdragon 845と同じくらい) iPhone:XR、XS、XS Max、SE 第2世代、11シリーズ |
比較的高性能 | Snapdragon:480、730、730G、690 5G、720G、732G、750G、695 5G、765G、835 MediaTek:Dimensity 700、800U iPhone:8、X |
普通性能 | Snapdragon:662、665、660、820、670、675、680、710 MediaTek:Helio G85 iPhone:7 |
低性能 | Snapdragon:630、632、650、636 Galaxy:Exynos7904、Exynos7885 iPhone:6s、SE 第1世代 |
最底辺 | Snapdragon:450、625、439、460 MediaTek:Helio P35 Galaxy:Exynos7884B iPhone:5s、6 |
※ 右に行くほど高性能 (Snapdragon 480から732Gまではほとんど同性能)
スマホを人よりも少し多く使う場合は、比較的高性能以上を選びます。スマホがよりサクサク動くようになります。重い3Dゲームが好きな場合は高性能以上を選びます。
スマホをたくさん使う場合で常にヌルヌルサクサク使いたい場合、またはゲーム性能を最重視する場合は超高性能を選びます。
RAMの空き容量
honor8はRAMを4GBも搭載しています。honor8の最初のRAMは下記のようになっていました。
メモリ使用量1.3GB、空き2.3GB。足しても4GBになりませんが、気にしなくていいです。楽天モバイルから届いたhonor8には無駄なアプリ(楽天系)が消すのに、初期化をしたところ、楽天系のアプリが一掃されて0.1GBほどメモリ使用量が減りました。
honor8のデータを初期化後のメモリ使用量
honor8の保存容量(ROM)の空き容量
honor8はROMが32GBあります。楽天モバイルから届いて何もしていない状態のhonor8のROMの空き容量は下記になります。
21.54GBの空き容量がありました。楽天系のアプリを一掃するのに、データを初期化したところ1GBほど空き容量が増えました。
データを初期化後の空き容量
データの保存用量が20GBもあれば、基本的には十分ですが、写真をとてもたくさん撮ったり、動画を撮るのが好きな場合、または音楽をたくさん保存して聴きたい場合は、外部SDカード(マイクロSDカード)を購入しましょう。
格安スマホのROMと外部SDカードの使い方、購入から設定まで
GPSの精度は普通に良い
ネットでの評判を総合しただけですが、honor8のGPSの精度は普通に良いそうです。GPSの精度に問題があると、ほぼ確実にネットでその情報が出てくるので、問題ないと思って大丈夫だと思います。
honor8を購入次第、このサイトでもGPSの精度を試してみようと思います。
追記:実際に試したところ、問題ありませんでした。GPSの精度は普通に良いです。徒歩や自転車、電車内でGoogle Mapsを開いて確認してみましたが、問題なく使える精度になっていました。
honor8を含んだ格安スマホと白ロムのGPSの精度の詳細は下記に掲載しているので参考にしてみてください。
格安スマホと白ロムの位置情報(GPS)の精度の詳細とテスト結果
電池の持ちはそこそこ良い
電池持ちを左右するのは下記のスペックになります。
honor8の電池容量は3000mAh、連続待受時間はLTEで390時間です。CPUがKirin950、RAM4GB、5.2インチのディスプレイで解像度は1920×1080です。
Kirin950は超高性能ゆえに電池持ちが少しマイナスに働いて、大きいRAM容量も電池持ちがマイナスに働いて、電池容量は3000mAhと5.2インチスマホとしては大容量なのでプラス、待受時間は390時間で少し短いのでマイナス。
総合的に判断して、honor8の電池持ちはそこそこ良い格安スマホになっていると思われます。
honor8の電池持ちのテスト結果
honor8のYoutubeの連続動画再生時間が8時間27分でした。普通よりも少し良い再生時間です。ただし、nova liteよりも2時間くらい電池持ちが悪くなっていました。これはnova liteよりもCPUが高性能で、加えてnova liteは電池消費を少なくしているタイプの格安スマホだからです。
honor8はnova liteよりも電池持ちは悪いですが、実用上問題になるというわけではなく、格安スマホの中では普通よりも少し良い程度の電池持ちの範囲になっています。
見た目が綺麗、ただし滑りやすい
honor8は宝石(?)のようにピカピカで見た目がとても良いです。ピカピカ、それはツルツルと同義語です。
ZenFone 3もそうですが、最近このピカピカツルツルスマホが流行っています。手に取れば、誰もがそのうち滑って落っことすと感じるくらいツルツルです。
honor8はとりわけディスプレイが割れやすいというわけではありませんが、かなり注意深い人でない限り、見た目が少し悪くなりますがガラスフィルムや保護ケースに入れたほうが無難です。
配置場所も良い、素早い指紋認証を搭載
honor8は指紋認証を搭載しています。登録した指を指紋センサーにタッチするだけでスマホのロックを解除することができます。楽チンです。honor8には、下記のように背面に銀色の輪っかの指紋センサーがあります。
この輪っかの部分に登録した指をタッチすると、素早くロックを解除してくれます。さらに、この指紋センサーは手で持った時により簡単に触れるように、位置が少し下げられています。
左がP9liteで右がhonor8です。
電池の交換費用を自分でやると2500円手程度
少し器用な人は下記の電池の交換キットなら2500円で電池を交換することができます。
Amazon: P9 / P9 lite / nova lite / P10 lite / Honor8 交換バッテリー + 自分で交換キット
honor8の電池交換の動画
自分で電池を交換する場合は自己責任でお願いします。
2017年時のhonor 8の評判
honor 8の評判はかなり良いです。正直ここまで評判が良くなるとは思っていませんでした。
honor 8の売り上げがここまで伸びている要因は、もちろん価格を抑えた上で超高性能なスマホであることもありますが、ZenFone 3の価格付けに問題があったのも要因の一つだと思います。
honor 8は世界中でどこで買っても似たような価格で買うことができます。ところがZenFone 3の場合、台湾や香港だと2万5000円くらいで売られていて日本では4万3000円。。いろいろ言い訳があると思いますが、この漂う不公平感がアンチZenFone 3を生み出しました。
ZenFone 3があと5000円くらい安ければ、不公平感もある程度緩和して、性能的には良好なので人気トップを独走できたと思いますが、価格的な問題があるためZenFone 3とhonor 8が格安スマホで人気ツートップになっています。
その他の格安SIM用のおすすめのスマホ
格安スマホのおすすめ機種ランキングでは、主に端末の選び方(スマホの性能や評価)を中心に説明しています。
- iPhone SE 第2世代
- 超高性能なApple A13 Bionic搭載、超高性能でコスパ最高のiPhone。49,280円。4.7インチ、CPU A13 Bionic、RAM3GB、ROM64GB/128GB/256GB、1200万画素、重さ148g、電池容量1821mAh、eSIM対応でDSDS対応
- iPhone12/mini/Pro/Pro Max
- 最新のiPhoneでも格安SIMが使えます。本体価格は高いですが、途中で電池交換すれば性能的に6年くらい使えるので、長い目で見るとコスパが結構良いです。
- Pixel 5a (5G)
- 5G対応でカメラ性能も良いです。51,700円。6.34インチ、Snapdragon 765G、RAM6GB、ROM128GB、1220万万画素+超広角1600万画素、重さ183グラム。eSIMとナノSIM対応DVDS仕様
この記事に関する口コミ