HUAWEI nova2の詳細スペックと使える格安SIMのまとめ(2018年発売)

UQ mobileとauのHUAWEI nova2の詳細スペックと使える格安SIMのまとめています。

2018年1月発売当時としては性能が比較的良い5インチのSIMフリーのスマートフォンです。(au版はSIMロックあり)

nova 2はドコモ回線の格安SIM、ソフトバンク回線の格安SIM(ワイモバイルとLINEMO)、au回線の格安SIM(UQモバイル)で使えます。楽天モバイルでは使えません。

※ ahamoで使えるか不明

HUAWEI nova2の詳細スペック

UQ版はSIMフリー、au版のHUAWEI nova2 HWV31はSIMロックを解除すればドコモ/au/ソフトバンク回線の格安SIMで使えます。

ーーー 以下2018年時点の評価 ーーー

nova2の性能は、比較的高性能なCPUのKirin 659を搭載、RAM4GB、ROM64GB、そして価格を2万8900円に抑えているにも関わらず、ダブルレンズカメラを搭載していました。

nova2をざっくり評価すると、コンパクトなスマホで手軽に写真を楽しみたい人におすすめの格安スマホでした。

HUAWEI nova 2の詳細スペック(性能)

HUAWEI nova 2 (ファーウェイ ノバ 2)
CPUオクタコア2.36GHzx4コア+1.7GHzx4コア Kirin 659
RAM4GB
ROM64GB
ディスプレイ5インチ
解像度1920×1080
カメラダブルレンズカメラ1200万画素(F値1.8)+800万画素/前面2000万画素
電池容量2950mAh
サイズ142.2×68.9×6.9mm
重さ143グラム
連続待受390時間
充電時間ファーウェイの純正充電器で約100分
本体カラープレステージゴールド、グラファイトブラック、オーロラブルー
発売日2018年1月26日
価格2万8900円

Android 7.0、SIMフリー、テザリング対応、外部マイクロSD(最大128GB)、デュアルSIM(ナノSIMx2、DSDS非対応、マイクロSDカードを使う場合、ナノSIMの1つが使えなくなリます)、指紋認証対応、ジャイロスコープ搭載、USB Type C 対応、Bluetooth v4.2(aptX対応)、Wi-Fi 802.11b/g/n、緊急地震速報/津波速報/災害・避難情報(Jアラート)対応

au版のHUAWEI nova2 HWV31ならAndroid 8.0へアップデート可。UQ版のnova2はAndroid 7のままで放置されました・・。

nova2で使える格安SIMのまとめ

nova 2の対応周波数(バンド)

FDD-LTE : B1/3/8/18/19/26 (au VoLTE対応)
TDD-LTE : B41
UMTS(WCDMA/3G) : B1/6/8/19
CA対応

nova2はドコモ回線の格安SIMソフトバンク回線の格安SIMau回線の格安SIMで使えます。楽天モバイルでは使えません。SIMのサイズはナノSIMです。

UQ版はSIMフリーです。au版はSIMロックがかかっていますが、UQモバイルなどのau回線の格安SIMならそのまま使えます。

※ au版をドコモ回線やソフトバンク回線の格安SIMで使うにはSIMロックの解除が必要です。

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nova2はかなり古い機種なので、機種変更がおすすめです。

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在庫切れの場合、朝10時から昼12時の間に入荷することが多いです。

事務手数料(初期費用):2,200円+SIM発行手数料433円 (au回線は+13円)
最低利用期間と違約金:なし

2GB:月850円 / 4GB:月990円 / 8GB:月1,500円 / 15GB:月1,800円 / 20GB:月2,000円

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2018年発売時のnova2の性能レビュー

比較的性能の良いCPUを搭載

nova2のCPUはオクタコア2.36GHzx4コア+1.7GHzx4コア Kirin 659です。格安スマホの中でも比較的良いCPUを搭載しています。

簡単に評価すると、スマホの一般ユーザにとっては満足して使えるCPUの性能です。(スマホをたくさん使うヘビーユーザだと厳しい感じです)

一般的なゲーム、パズドラ、モンスト、ツムツム、ポケモンGOなどは、快適に遊ぶことができます。多少高度なゲームでもnova2なら普通に遊べます。とても高度だと厳しい、そんな感じです。

nova2のAntutu(v7.0.4)のスコア

nova2のAntutuスコアは82,024になりました。

nova2のAntutuスコア 82,024
CPU : 39,937
GPU : 12,764
CPU: 21,590
RAM: 7,733

2023年版:超ざっくりしたCPUの性能表(SoCの性能)
超高性能
Snapdragon:870、888、8 Gen1、8+ Gen1
Google:Tensor、Tensor G2
iPhone:12シリーズ、SE 第3世代、13シリーズ、14、14Plus、14Pro、14Pro Max
高性能
Snapdragon:845、778G、780G、855、860、865
MediaTek:Dimensity 1200-Ultra(スナドラ865くらい)
Galaxy:Exynos1280(スナドラ845くらい)
iPhone:XR、XS、XS Max、SE 第2世代、11シリーズ
比較的高性能
Snapdragon:480、730、730G、690 5G、720G、732G、750G、695 5G、765G、835
MediaTek:Dimensity 700(スナドラ480くらい)、800U、Helio G99(スナドラ695くらい)
iPhone:8、X
普通性能
Snapdragon:662、665、660、820、670、675、680、710
MediaTek:Helio G85
iPhone:7
低性能
Snapdragon:630、632、650、636
MediaTek:Helio G35、G37
Galaxy:Exynos7904、Exynos7885
iPhone:6s、SE 第1世代
最底辺
Snapdragon:450、625、439、460
MediaTek:Helio P35
Galaxy:Exynos7884B
iPhone:5s、6

※ 右に行くほど高性能 (Snapdragon 480から732Gまではほとんど同性能)

一般的な使い方なら比較的高性能を選びます。これで十分動きます。重い3Dゲームが好きな場合は高性能以上を選びます。

スマホをたくさん使う場合で常にヌルヌルサクサク使いたい場合、またはゲーム性能を最重視する場合は超高性能を選びます。

4GBのRAMと64GBのROM

nova2のRAMは4GB、ROMは64GBです。

CPUが脳みそに相当しますが、RAMは勉強机の広さ、ROMは机の引き出しの大きさに相当します。RAMの容量が大きければより多くのアプリを同時に起動することができ、ROMの容量が大きければより多くのデータを保存することができます。

RAMの利用状況とRAM4GBについて

特に何もしていない起動時直後でもRAMを1.42GBも使っていました。空きは2.22GBになります。

一般的なユーザならRAM3GB、ヘビーユーザならRAM4GB以上が適切な容量です。nova2の性能的にRAM3GBあれば十分な気がしますが、nova2は起動時でも結構RAMを使っているのでRAM4GBも妥当なのかなと思います。

ROMの空き容量と、ROM64GBについて

初期状態のnova2の空き容量は48.35GBでした。

デフォルトでインストールされているアプリを全て最新の状態にアップデートすると空き容量は46.54GBになりました。

たくさん空き容量があるので、ヘビーな使い方をする場合でもわざわざマイクロSDカードを買って保存できる容量を増やす必要はあまりないです。

ただそういう場合でも、基本的に2000円くらいのマイクロSDカード(32GB)を買って、写真などの消えては欲しくないデータはマイクロSDカード側に保存してあげておいたほうがいいです。

参考:格安スマホのRAMとROMの適切な容量、マイクロSDカードの使い方

電池持ちはかなり良いが注意点あり

nova2のYoutubeの連続再生時間は11時間39分を記録しました。

連続再生時間が8時間なら普通程度の電池持ち、9時間なら結構良いレベル、10時間以上でかなり良いレベル、13時間超えで超電池持ちが良いスマホと評価できます。

最近の格安スマホは軒並み電池持ちが良くなっているので、nova2が特別電池持ちが良いというわけではありませんが、それでも一般的な使い方なら1日は十分電池が持ちます。

ちなみに、格安スマホで人気のP20 liteの連続再生時間は11時間30分、nova lite 2は12時間15分、AQUOS sense/liteは12時間30分程度になっています。

注意点:auの電池持ち時間が約75時間と短め

nova2はauでも販売していますが、auのスペック表にはnova2の電池持ち時間が75時間と短めになっています。AQUOS senseの電池持ち時間は90時間です。

nova2の連続待受時間は390時間、AQUOS senseは650時間になっています。

連続待受時間390時間は結構短いです。nova2のスリープ時の電池持ちがあまり良くないため、電池持ち時間が短くなっているのかもしれません。

一般的な使い方なら連続待受時間はそこまで影響は出ませんが、スマホをあまり使わない場合は、使わない間も電池をそこそこ消費するのでウザい感じになります。

高負荷時でも発熱と電池消費は少なめ

nova2は高負荷でもほとんど発熱しません。発熱具合はP20liteとほぼ同等です。Antutuのスコアも連続で計測してもほとんどスコアは変わりませんでした。

nova2と同じCPUのP20 liteの電池持ちの評価(5.84インチ3000mAh)もそこそこ良いので、電池持ちは結構満足いく感じになっていると思います。注意点は連続待受時間が良くないので、スマホをあまり使わない場合は、電池持ちに不満が出るかもくらいです。

スマホの実機テストによる実際の電池持ち(実測)

PCMarkの電池持ち
Pixel6a15時間11分
OPPO Reno7 A16時間35分 (90Hz)
OPPO Reno5 A11時間22分
AQUOS sense716時間19分

PCMarkの電池持ちはWebサイトの閲覧、動画の編集、データの書き込みや改変、写真の加工など繰り返したときの電池持ちです。

下記のページに電池持ちのテストの詳細や、電池の寿命を伸ばす方法、多数の格安スマホの電池持ちのテスト結果を掲載しているので参考にしてみてください。

スマホの電池持ちの詳細調査と電池を長持ちさせる方法

ダブルレンズカメラ搭載、3万円前後のスマホの中で写真の出来がかなり良い

nova2のカメラ性能
背面:1200万画素(広角/F値1.8)+800万画(望遠)
前面:2000万画素

ファーウェイのスマホはダブルレンズカメラで有名ですが、ファーウェイの4万円以下の価格帯のスマホだとダブルレンズカメラは搭載されていませんでした。

nova2の定価は2万8900円ですが、この価格帯で初めてダブルレンズカメラが搭載されました。(今では2万2800円のnova lite 2にもダブルレンズカメラが搭載されましたが、カメラ性能は微妙です)

ダブルレンズカメラは、近い写真は近距離に強い広角の1200万画素で撮って、遠い写真は遠距離に強い望遠の800万画素で撮ることができるカメラです。近距離の写真も広角レンズと望遠レンズの両方を使うことで、より良い写真を撮ることができます。

前面のインカメラの画素数は2000万画素もあるので、自撮りなども綺麗に撮れるスペックになっています。

実際には画素数だけでは実性能は決まりませんが、一般的な使い方や、写真を撮るのが少し好きな場合でも、満足いく性能になっています。

nova2で撮った実際の写真

nova2のカメラでその辺の写真を適当に撮ってみました。

nova2のカメラのサンプル写真いろいろ、植物(花)と鳥と半額弁当

nova2の写真はかなり良い出来栄えになっていました。3万円前後で買える格安スマホの中で一番良い気がします。

nova2のカメラモードには、写真、プロ写真、動画、プロビデオ、3Dパノラマ、HDR、夜間撮影、パノラマ、ライトペインティング、コマ抜き、スロー、フィルタ、エフェクト、フィーターマーク、音声写真のモードがあります。

ちなみにプロ写真はISOや、S、EV、AF、AWBなどを自分で調整できるモードです。

GPSの精度は少し良い

基本的に最近の格安スマホはGPSの精度が良いです。実売価格が2万円を切っているスマホだと、GPSの精度が良くないスマホが混じっている場合があるので、安いスマホを買う場合にだけGPSの精度に注意が必要になります。

nova2のGPSの精度は、スマホの中で少し良いくらいになります。一般的な使い方で、nova2のGSPの精度で支障が出ることは考えにくいです。nova2のGPSの精度で支障が出る場合は、大半のスマホでも支障が出ています。

徒歩や、電車、自転車で使ってみましたが、問題ありませんでした。電車の中でも普通にGPSを掴んでいたので、車のナビとしても普通に使うことができます。

nova2はGPS(●)、Glonass(▲)、Beidou(★)に対応しています。みちびきには対応していません。

格安スマホと白ロムの位置情報(GPS)の精度の詳細とテスト結果

反応がかなり速い指紋認証を搭載

最近の大半の格安スマホと同じように、nova2にも指紋認証が付いています。nova2の背面に指紋センサーが付いていて、そこに指でタッチすれば指紋認証でスマホのロックを解除することができます。

丸いところに登録した指でタッチすると、スマホのロックが解除されます。指紋認証の位置も丁度良い場所にあります。

スマホの性能で指紋認証の反応速度が異なりますが、nova2の反応速度はかなり良いです。認証の精度は何回も適当に試してみましたが、認証エラーは発生しませんでした。

指紋認証は本体よりも1mmくらい深く設置されている場合が多いですが、nova2は深さがほとんどありません。0.5mmもないくらいです。浅くしているのは、ゴミが溜まらないようにするためなんだそうです。

その他の細かい特徴

1) キャリアアグリゲーション(CA)に対応

nova2はキャリアアグリゲーションに対応しています。キャリアアグリゲーションに対応していると、電波を複数掴むことができるようになるので、通信速度が少し速くなり、接続の安定性も良くなります。

大抵の格安SIMは通信速度のボトルネックがMVNO側にあります。CAに対応していても意味はほとんどないのですが、通信速度が超速いUQ mobileならCAのメリットを割と享受できると思います。

2) Wi-Fi 802.11acに非対応

nova2はWi-Fi 802.11acに対応していません。3万円以下のスマホだとWi-Fi 802.11acに対応していないのが普通なので・・。

Wi-Fi 802.11acはWiFiを5GHz帯域で使うためのものです。距離は少し短めですが超高速で安定して使うには結構役立ちます。なくてもそんなには問題はありませんが、あれば良かったくらいは感じます。

3) DSDSに非対応

旧モデルのnovaはDSDSに対応していましたが、nova2はDSDSに対応していません。

4) ジャイロスコープ搭載、ポケモンGOでARモードが使える

スペック表ではジャイロスコープが搭載されているのかわからなかったので、とりあえずポケモンGOをインストールしてポケモンを捕まえに行きました。

こんな感じでARモードを使うことができたので、nova2にもジャイロスコープが付いていました。(擬似ジャイロかどうかはわかりませんが、擬似ジャイロでもほとんど問題はないと思います)

2018年発売時のnova2の評判

nova2の評判はあまりありません。

というのもnova2はauとUQ mobileでしか販売していないためです。加えてauではnova2をそんなに大きく取り上げていません。

UQ mobileでは2018年1月26日に発売して、UQでそこそこ大きめに取り扱い始めているのが現状です。

実際、今後nova2の評判がうなぎ登りになるんかというと、ちょっと微妙です。nova2はコンパクトで比較的高性能で、手頃な価格で安く買える点で強みがありますが、UQ mobleのiPhone SEのほうがほとんど全てにおいて上をいっています。

UQのiPhone SEのほうがコンパクトで、より高性能で、超割安に買えたりします。

※ 2018年10月12日にnova2が値下げになり、iPhone SEよりnova 2のほうが安く買えるようになりました。

ただ、nova2のカメラ性能は結構良い感じなので、その評価次第では評判がもっと集まるのかなと思います。iPhone SEのカメラ性能も良いですが、nova2のほうがダブルレンズカメラを搭載している分、多様性がある感じがします。

いずれにせよ、nova2を選ぶ場合でも後悔することはほとんどないと思います。

その他の格安スマホ関連の情報

格安SIMに最適な格安スマホの比較と評価(最新情報)では、主に端末の選び方(スマホの性能や評価)を中心に説明しています。

  • OPPO Reno7 A
    • 見た目が良くて、電池持ちも良い。40,000円、6.4インチ、Snapdragon 695 5G、RAM6GB、ROM128GB、カメラ4800万画素(F値1.7)+超広角800万画素(F値2.2)+マクロ200万画素、重さ175g、電池容量4500mAh、防水、おサイフケータイ
  • Google Pixel6a
    • コスパが良く超高性能。カメラ性能も良い。53,900円、6.1インチ、Google Tensor、RAM6GB、ROM128GB、カメラ1220万画素(F値1.7)+超広角1200万画素(F値2.2)、重さ178g、電池容量4410mAh、防水、おサイフケータイ
  • AQUOS sense7
    • 自称ハイエンド並みのカメラ。55,000円、6.1インチ、Snapdragon 695 5G、RAM6GB、ROM128GB、カメラ5030万画素(F値1.9)+超広角800万画素(F値2.4)、重さ158g、電池容量4570mAh、防水、おサイフケータイ、耐衝撃
  • AQUOS sense6
    • 長く使える。40,000円、6.1インチ、Snapdragon 690、RAM4GB、ROM64GB、カメラ4800万画素(F値1.8)+超広角800万画素(F値2.4)+望遠800万画素(光学2倍)、重さ156g、電池容量4570mAh、防水、おサイフケータイ、耐衝撃
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最終更新日 2022年11月11日 / 作成日 2018年1月26日
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