MediaPad T2 7.0 Proの詳細スペックと使える格安SIMのまとめ(2016年発売)

2016年7月8日に発売された、当時としては一般ユーザにとって最高のタブレット、それがMediaPad T2 7.0 Proです。

ドコモ回線とソフトバンク回線の格安SIMで使えます。音声通話機能に対応しているので、普通のスマホと同じように携帯電話番号で電話をすることもできます。

MediaPad T2 7.0 Pro

かなり古いタブレットですが、今でもWebサイトを見たりYouTubeを見るくらいなら動きます。ただし、古すぎるのでタブレットを検討している場合は、おすすめのタブレットと格安SIMの組み合わせも参考にしてみてください。

ーーー 以下2016年時点の情報 ーーー

MediaPad T2 7.0 Proはそこそこ安く、そこそこ性能が良く、画質や電池持ちカメラの質が良く、Amazonや家電量販店で普通に買えました。一般ユーザにとって、満足度の高いタブレットでした。

2016年でAndroidタブレットで一番売れたのがMediaPad T2 7.0 Proです。

ここではMediaPad T2 7.0 Proの詳細スペックと使える格安SIM、発売当時の性能レビューと評判を掲載しています。

MediaPad T2 7.0 Proの詳細スペック(性能)

MediaPad T2 7.0 Pro
CPUSnapdragon 615 オクタコア1.5GHz/1.2GHz
RAM2GB
ROM16GB
ディスプレイ7インチ
解像度1920×1200
カメラ背面1300万画素/前面500万画素
電池容量4360mAh
サイズ187.4 x 105.8 x 8.2mm
重さ250グラム
連続待受LTE 480時間
価格2万4980円

Android 5.1 Lollipop、SIMフリー、テザリング対応、外部マイクロSD(最大128GB)、FOMAプラスエリアに対応、デュアルSIM(ナノSIM × 2)、音声通話機能付き、指紋認証搭載

MediaPad T2 7.0 Proで使える格安SIMのまとめ

MediaPad T2 7.0 Proの対応バンド

FDD-LTE: B1/3/8/19/26
TDD-LTE: B41
W-CDMA: B1/6/8/19

MediaPad T2 7.0 Proは、ドコモ回線の格安SIMソフトバンク回線の格安SIMで使えます。

au回線の格安SIMでは使えません

SIMのサイズはナノSIMです。

MediaPad T2 7.0 Proは音声通話機能に対応しているので、データSIMに加えて、通話SIMで携帯電話番号での通話ができます。

格安SIMを選ぶときに通信速度を重視する場合は、格安SIMの速度ランキングの記録を参考にしてみてください。

古すぎるので他のタブレットがおすすめ

MediaPad T2 7.0 Proはいくらなんでも古すぎるので使わないほうが良いです。

今だにMediaPad T2 7.0 Proを使っている場合、またはタブレットを買おうと思っている場合は、下記を参考にタブレットを選ぶことをおすすめします。

おすすめのタブレットと格安SIMの組み合わせ

おすすめのタブレットと格安SIMの組み合わせ、 iPad / Fire / Androidのどれが良い?

2016年当時のMediaPad T2 7.0 Proの性能レビュー

最高の格安タブレット登場、それがMediaPad T2 7.0 Proの評価です。

価格が2万5000円程度とそこそこ手軽に買えて、CPU性能もそこそこ良い、画面も綺麗、7インチディスプレイで片手でも持ちやすくて軽い、カメラの質も良くて電池持ちも良い、そして音声通話機能も付いている。

これから格安タブレットを検討する場合、MediaPad T2 7.0 Proを最優先に検討してください。それくらいMediaPad T2 7.0 Proはおすすめできる価格と性能になっていました。(2016年当時の評価)

ディスプレイの画質が良い

MediaPad T2 7.0 Proの特徴の一つは、解像度が1920×1200なので、ディスプレイの画質が良いことです。

解像度が大きければ大きいほど画質が綺麗になります。加えてディスプレイのサイズが大きければ大きいほど、より解像度が必要になります。

一般的には下記のような画質になります。

5インチ 1280×800 普通に綺麗に見える
5.5インチ 1280×800 普通に綺麗に見える
7インチ 1280×800 小さい文字が少しにじむ
8インチ 1280×800 小さい文字が割とにじむ
8インチ 1920×1200 小さい文字でも綺麗に見える

MediaPad T2 7.0 Proは7インチで解像度が1920×1200あるので、小さい文字でも綺麗に見ることができます。

7インチ 1280×800と7インチ 1920×1200の差は大きいです。7インチ 1280×800でも使えますが、7インチ 1920×1200だと満足度がかなり高くなります。

CPUの性能がそこそこ良い

MediaPad T2 7.0 ProのCPUはオクタコア1.5GHz/1.2GHz(Snapdragon 615)です。

オクタコアというのはコアが8個あるCPUです。クワッドコアというコアが4つのCPUが一般的ですが、コアが多ければ多いほど基本的に性能が良くなります。8コアの方が省エネ性能にも優れています。

オクタコア1.5GHz/1.2GHzは、4個のコアが1.5GHzで動いて、残りの4個のコアが1.2GHzで動きます。

一般的な利用なら十分満足できるCPUの性能をしています。

ただし、3Dゲームはそこそこです。3Dゲームをサクサクしたい場合にはオクタコア1.5GHz/1.2GHzでも性能不足になる場合もあります。

Antutu(v6.1.4)の結果

Antutuスコア 37217

一般的な使い方なら反応良く使うことができます。ちなみにZenPad 7.0 (Z370KL)が22000くらい、MEMO Pad 8 AST21が40000くらいです。Z370KLは全体的に反応が少し鈍いです。AST21はMediaPad T2 7.0 Proと同じくらいサクサク動きます。

音声通話機能に対応している

MediaPad T2 7.0 Proはタブレットですが、音声通話機能にも対応しています。

音声通話機能とは070や080、090の携帯電話の電話番号で電話をしたり電話を受けたりする機能です。

通常のタブレットは携帯電話番号で通話するための音声通話機能は付いていないのですが、MediaPad T2 7.0 Proの場合ついています。通話SIMを入れれば普通のスマホと同じように電話をすることができます。

ただし、7インチのタブレットを普通のスマホと同じように耳に当てて電話をするのは、少し不格好です・・。加えてスピーカーから音が出るので、外で電話として使う場合はマイク付きのヘッドセットを使うのを検討したほうがいいです。

家の中なら、電話をするときは普通のスマホのように耳に当ててもいいですし、タブレットを前に構えて話しかける感じでも使えます。

対老眼用のスマホとして最適

50歳を超えると老眼が入ってきて、小さい文字を読むのが厳しくなっていきます。

特に年取った両親にスマホを買い与えても、使いこなす以前に文字が小さいからという理由で、全然使われないまま放置される可能性がかなり高いです。

そういった場合に、最適なのがMediaPad T2 7.0 Proです。

MediaPad T2 7.0 Proは7インチなので5インチや5.5インチのスマホと比べて、格段に見やすいです。音声通話機能にも対応しているので、普通のスマホとしても使うことができます。電池持ちも良いのでしょっちゅう充電する必要はありません。

老眼の場合、ディスプレイが大きければ大きいほど見やすくて良いのですが、ディスプレイが8インチ以上になると正直外に持ち出すのは大きくて厳しいです。

家にずーと置きっぱなしにするのなら、8インチでも10インチでもいいのですが、外で少し使おうと思ってい場合は7インチが持ち出せる最大の大きさと思っておいたほうがいいです。

高齢者用の設定

一番重要な設定
設定 → 画面 → フォントサイズ 特大

これで文字が大きくなるので、老眼でも優しいタブレットの表示画面になります。

ホーム画面を「シンプル」という設定にすることもできるのですが、なんか見た目がしょぼくなりすぎるので、高齢者を想定して下記のように設定してみました。

7インチの画面なので、老眼でもそんなに見にくくはないと思います。

ホーム画面の一画面だけで全て操作ができるようにして、とりあえず天気を押さえておけば便利に思うのではということで、半分を天気予報にして、Googleの検索を置いて、LINEやミラー(鏡)、Gmail、Yahooニュース、ギャラリー、カメラ、Netflix、マップを配置しておきました。

Netflixで映画が観れると言っておけば、暇つぶしに見ていそうです。いずれにせよ、高齢者の場合、なんでもできるタブレットではなく、必要最小限に絞って使いやすく設定しておく必要があると思います。(マップとGmailは削除してもいいかも)

電池持ちが良い

電池持ちは実際にテストするまでわからないのですが、カタログ値からでもある程度わかるようになっています。

電池持ちを左右するのは下記のスペックになります。

MediaPad T2 7.0 Proの電池容量は4360mAh、連続待受時間はLTEで480時間です。CPUがSnapdragon 615で、7インチのディスプレイで解像度は1920×1080。

電池持ちのテスト結果

MediaPad T2 7.0 Proの実際の電池持ちのテストをした結果、タブレットの中でトップクラスに良い電池もちをしていました。

スリープ時の電池消費、例えばタブレットの電源を入れてスリープ状態で放置した場合、電池が完全になくなるまで22.2日かかります。平均的なタブレットのスリープ時の電池持ちは15日くらいです。動画の連続再生時間は9時間23分です。平均的なタブレットの動画の連続再生時間は6時間半くらいです。

MediaPad T2 7.0 Proは一般的なタブレットよりも1.5倍くらい電池持ちが良くなっています。その他の、格安スマホや白ロム、タブレットの実際の電池持ちをテストして下記のページにも載せているので参考にしてみてください。

スマホの電池持ちの詳細調査

持ちやすい

MediaPad T2 7.0 Proは7インチタブレットなので片手でも持ちやすいです。加えて、7インチタブレットの中でも少しコンパクトで軽くなっています。

MediaPad T2 7.0 Proのサイズと重さ
サイズ 縦187.4 x 横105.8 x 厚さ8.2mm
重さ 250グラム

同じく7インチタブレットのZenPad 7.0 (Z370KL)のサイズと重さ
サイズ 縦189 × 横110.9 × 厚さ8.7mm
重さ 268グラム

同じ7インチタブレットの方がMediaPad T2 7.0 Proの方が全体的に5%くらい小さくなっています。

質感がプラスチック、色が薄い

最近の格安スマホは外観を金属製にして高級感を出していますが、MediaPad T2 7.0 Proの質感/外観はプラスチックです。

若干安っぽい質感をしていますが、プラスチックなぶんコンパクトに軽く出来ているんだと思います。加えて、価格も少し抑えられるのではと思う次第です。

とりあえず、MediaPad T2 7.0 Proには高級っぽい見た目ではありませんが、内容はとても良いです。

指紋認証搭載

MediaPad T2 7.0 Proは右側の側面に指紋認証センサーを搭載しています。

指紋センサーに登録した指でタッチすると、パスコードの入力なしに素早くロックを解除してくれます。とても楽です。一度この指紋認証を使い始めると、指紋認証なしのスマホやタブレットは二度と使いたくなくなります。

指紋センサーの精度と反応はかなり良いです。右手で持つ時は右手の親指を登録しておくと、右手で持って右手の親指でそのまま指紋センサーに触れるようになっているので簡単に指紋認証できます。

左手で持つ時は左手の人差し指を登録しておけば、左手で持ってそのまま左手の人差し指で指紋センサーに触れられる感じになっています。

指紋は5つまで登録できるので、とりあえず右手の親指と左手の人差し指を登録しておくと便利に指紋認証できると思います。

カメラの質はかなり良い

MediaPad T2 7.0 Proのカメラの質は、格安スマホ/タブレットの中ではかなり良いです。偏差値62くらいです。

MediaPad T2 7.0 Proで撮ったリンゴの写真

実物にかなり近い赤色が出ました。

少し離れた写真

机の色が少し黄色が強くなりましたが、それでもかなり優秀な写真が撮れています。

GPSの精度は普通に良い

MediaPad T2 7.0 Proを持って、Googleマップを起動して、位置情報を見ながらその辺うろちょろしてきましたが、GPSの精度は普通に良いです。

普通にナビとして使うこともできます。電子コンパスの精度も普通に良いです。

Android 6へのアップデートは?

MediaPad T2 7.0 ProはAndroid 5.1ままです。Android 6へアップデートは行われませんでした。

普通にMediaPad T2 7.0 Proを使っていれば、4年後ぐらいに電池が消耗して寿命を迎えると思うので、その時に買い換えれば良い気がします。

2016年時のMediaPad T2 7.0 Proの評判

MediaPad T2 7.0 Proの評判はかなり良いです。

その結果、2016年7月8日に発売されましたが、7月10日には多くのお店で売り切れ状態になり、入手が少し難しくなっています。1ヶ月経っても入手困難が続いています。

人気の理由は、安くて性能がそこそこ良くて、LTEに対応していて、7〜8インチのタブレット、それらをすべて満たす端末が今までなかったためです。

そんな中、性能がそこそこ良くて、価格もそこそこ手軽で、電池持ちも良くて、ついでに音声通話機能も使える、万能型の格安タブレット、MediaPad T2 7.0 Proが登場しました。

ということで、これから格安タブレットが欲しい場合は、全員MediaPad T2 7.0 Proを選びましょう。そのくらい良い出来になっています。

※ 2016年発売時点の評価と評判です

その他の格安スマホやタブレット関連の情報

おすすめのタブレットと格安SIMの組み合わせでは、最近のタブレットの性能や評価を中心に説明しています。

格安スマホの性能や評価は、格安スマホのおすすめ機種ランキングを参考にしてみてください。

  • OPPO Reno7 A
    • 見た目が良くて、電池持ちも良い。40,000円、6.4インチ、Snapdragon 695 5G、RAM6GB、ROM128GB、カメラ4800万画素(F値1.7)+超広角800万画素(F値2.2)+マクロ200万画素、重さ175g、電池容量4500mAh、防水、おサイフケータイ
  • Google Pixel6a
    • コスパが良く超高性能。カメラ性能も良い。53,900円、6.1インチ、Google Tensor、RAM6GB、ROM128GB、カメラ1220万画素(F値1.7)+超広角1200万画素(F値2.2)、重さ178g、電池容量4410mAh、防水、おサイフケータイ
  • AQUOS sense7
    • 自称ハイエンド並みのカメラ。55,000円、6.1インチ、Snapdragon 695 5G、RAM6GB、ROM128GB、カメラ5030万画素(F値1.9)+超広角800万画素(F値2.4)、重さ158g、電池容量4570mAh、防水、おサイフケータイ、耐衝撃
  • AQUOS sense6
    • 長く使える。40,000円、6.1インチ、Snapdragon 690、RAM4GB、ROM64GB、カメラ4800万画素(F値1.8)+超広角800万画素(F値2.4)+望遠800万画素(光学2倍)、重さ156g、電池容量4570mAh、防水、おサイフケータイ、耐衝撃
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最終更新日 2022年10月29日 / 作成日 2016年7月10日
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