ここではUQモバイルのiPhone7を購入して、実機テストを行いながら性能レビューをします。
iPhone7は出来るだけiPhoneを安く使いたい場合におすすめです。iPhone7は高性能なCPUを搭載していて、最新のiOSに長期間対応しているので3年くらい使えます。
iPhone 7の性能評価に加えて、iPhone 7を買うのに一番お得なキャッシュバック情報、申し込むのに必要なもの、実際の申し込み、そしてiPhoneを便利に使うためのUQアプリの使い方を紹介します。
格安SIMの管理人はUQモバイルのオンラインショップでiPhone7を申し込みました。オンラインショップで申し込んだら、翌日の午後3時に届きました。超早いです!
iPhoneをUQモバイルで使う方法、お得な買い方から必要な設定の全て
UQ mobileの公式サイト(iPhone7が1万8000円)
すでにiPhone7を持っている場合は、SIMロックを解除すればUQモバイルのSIMのみで、そのiPhone7が使えます。
目次
UQモバイルのiPhone7の詳細スペック(性能)
UQモバイルのiPhone 7 | ||
---|---|---|
CPU | Apple A10 Fusion 2コア+2コア(クアッドコア) (big.LITTLE) 2.33GHz | |
RAM | 2GB | |
ROM | 32GB、128GB | |
Antutu V8 | 227,049 | |
ディスプレイ | 4.7インチ | |
背面カメラ | 1200万画素(F値1.8)、光学式手ぶれ補正対応 | |
前面カメラ | 700万画素(F値2.2) | |
電池持ち | ネット12時間、動画13時間 | |
サイズ | 138.3 x 67.1 x 7.1mm / 138グラム | |
UQ価格(税抜) | 32GB版は1万8000円、128GB版は2万5200円 |
iOS、SIMロック(100日後にSIMロック解除可)、テザリング対応、外部マイクロSD非対応、ナノSIM(auのVoLTE対応)、指紋認証対応、イヤホンジャック非対応、Felica対応、IP67等級の防水・防塵耐性、Bluetooth 4.2、Wi-Fi 802.11b/g/n/ac、緊急地震速報/災害・避難情報(Jアラート)に対応
iPhone7の対応周波数(バンド)
FDD-LTE : B1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、27、28、29、30 (au VoLTE対応)
TDD-LTE : B38、39、40、41
TD-SCDMA : 1900(F)、2000(A)
CDMA EV-DO Rev. A(800、1,900、2,100MHz)
SIMロック解除後のUQモバイルのiPhone7の格安SIMでの運用
UQモバイルのiPhone7にはSIMロックがかかっているので、そのままだとUQ mobileのSIMカードしか使うことができません。
UQモバイルでiPhone7を一括払いしている場合、もしくはクレジットカードで毎月のスマホ料金を払っている場合、もしくは契約して101日以降になると、SIMロックを解除できて、他の格安SIMや大手キャリアのSIMカードでも使えるようになります。
iPhone7の性能レビュー
一般的な使い方なら十分以上のCPU性能で3年使える
iPhone 7は2016年9月9日に発売されて、UQ mobileでは2018年12月20日から取り扱いを開始しました。
「4年近く前にに発売されたiPhoneだから型落ちで性能が悪いのでは?」とかは全然心配ありません。
今でも普通に使えて、あと3年くらい使えるのがiPhone 7です。iPhone自体が超高性能なスマホなので、発売されて年数が経ったところで、ほとんど何でも快適に使えます。
ネットや、Twitterや、LINE、メール、Facebook、インスタグラムはもちろんのこと、一般的なゲーム、パズドラ、モンスト、ツムツムなども快適に遊べます。
やたら処理が重いPUBGや荒野行動、反応速度にシビアな音ゲーなどもiPhone 7なら大丈夫です。
iPhone7とiPhoneSE 第2世代との比較
iPhone SE 第2世代 | iPhone 7 | |
---|---|---|
CPU | A13 Bionicチップ | A10 |
RAM | 3GB | 2GB |
ROM | 64、128、256GB | 32、128GB |
Antutu V8 処理能力 | 475,859 (ROM128GB版) | 227,049 (ROM32GB版) |
ディスプレイ | 4.7インチ Retina HD | |
背面カメラ | 広角1200万画素(F値1.8)+光学手ブレ補正+ボケ効果と深度コントロール | 広角1200万画素(F値1.8)+光学手ブレ補正 |
前面カメラ | 前面700万画素(F値2.2)+ボケ効果と深度コントロール | 前面700万画素(F値2.2) |
電池持ち | 動画13時間 | |
サイズ | 138.4 × 67.3 × 7.3mm / 148グラム | 138.3 × 67.1 × 7.1mm / 138グラム |
防水性能 | IP67等級(最大水深1メートルで最大30分間) | |
eSIM | eSIM対応 | eSIM非対応 |
発売日 | 2020年4月24日 | 2016年9月16日 |
性能寿命 | 6年 | 3年 |
価格 | 64GB 4万4800円 128GB 4万9800円 256GB 6万800円 | 32GB 1万8000円 128GB 2万5200円 |
電池交換費用 | 5400円 |
※ 性能寿命は、今買って性能的に問題なく使える年数です。格安SIMの管理人の独断です。
iPhone SEのほうが処理能力が2倍近くアップしますが、実際のところiPhone7でも十分サクサク動きます。
ただ、年々処理能力が必要になってくるので、性能的に問題なく使えるのはiPhone7だと3年、iPhoneSEなら6年になります。
コスパ比較
・iPhone 7 32GB:1万8000円/3年 = 年間6000円
・iPhone 7 128GB:2万5200円/3年 = 年間8400円
・iPhone SE 128GB:(4万9800円+電池交換5400円)/6年 = 年間9200円
年平均で考えると、ROMが32GBで十分な場合はiPhone7がおすすめです。
ROMが128GB必要な場合は、僅差ですがiPhone 7 128GBがおすすめですが、僅差なのでiPhone SEでもコスパは良いです。
データ通信をたくさん使う場合は、eSIMに対応しているiPhone SEがおすすめです。eSIMに対応していれば、楽天モバイルのeSIMが安く便利に使えます。
UQモバイルはiPhone SE 第2世代が一番おすすめの理由とは?iPhone7と比べて性能2倍でコスパも良い
ROM32GBまたは128GB
ROMの容量が大きいほど、アプリをたくさんインストールできて、撮った写真等もたくさん保存することができます。
UQ mobileのiPhone 7のROMは32GB版と128GBがあります。UQ mobileでiPhone 7を選ぶ人の7割くらいは32GB版を選んでそうな感じです。
普通程度に使う場合はROM32GBでも大丈夫ですが、ゲームアプリをたくさんインストールしたり、写真を5000枚以上撮ったり、動画をよく撮ったりするとROM32GBでは足りなくなります。
AmazonプライムビデオやNetflixなどの動画をたくさん保存する場合も、ROM32GBでは難しいです。そんな場合はROM128GB版がオススメです。
実際のROMの空き容量(32GB版)
iPhone 7のROM32版は実際にはiOSなどのシステムで保存容量を使っているので32GB全てを使うことはできません。
実際の空き容量(iPhone7の32GB版、iOS12.1)
空き容量がほとんどなくなるとパフォーマンスが悪くなるので、基本的には2GBくらいは余らせておく必要があります。つまり使える空き容量は実質20GB程度になります。
空き容量は20GB程度ですが、写真を2000枚撮って、アプリを20個くらいインストールできるくらいの空き容量です。動画をよく撮ったり保存したりする場合は、20GBの空き容量では無理なので、128GB版を選んでください。
電池持ちは比較的良い
iPhone 7はiPhone 6sと比べると2割くらい電池持ちが良いです。
ネット利用はiPhone 6sが10時間だったのがiPhone 7だと12時間、ビデオの連続再生はiPhone 6sが11時間だったのがiPhone 7だと13時間になりました。
スマホを比較的多く使う場合は、iPhone 7のほうが余裕を持って1日使うことができます。(普通程度に使う場合はiPhone 6sでも1日くらい持ちます)
カメラ性能が良い、薄暗いところでも結構きれいに撮れる
iPhone7のカメラ性能
・背面カメラ:1200万画素(F値1.8)、光学式手ぶれ補正対応
・前面カメラ:700万画素(F値2.2)
iPhone6sからiPhone7になって、カメラ性能は結構改善しました。明るい場所だと違いはあまりないのですが、夜景などの暗い場所などでもiPhone7なら写真が比較的綺麗に撮れるようになりました。
iPhone7からiPhone8だとカメラ性能は若干良くなったかなくらいですが、6sから7のカメラ性能の差は暗いところでは結構大きいです。
iPhone7のカメラで撮った実際の写真(作例)
iPhone7のカメラで撮った写真を25枚ほど下記に掲載しているので参考にしてみてください。比較用にiPhone6sとP20liteと一緒に写真を撮ってきました。
iPhone7、iPhone6s、P20liteのカメラのサンプル写真(作例)の比較
FeliCa対応で電車の乗り降りが便利(SUICA、iD、QUIC Pay対応)
iPhone 7以降のモデルでFeliCaに対応して、iPhoneでもSUIC、iD、QUIC Payが使えます。
具体的に何が一番良いかというとSUICAです。iPhone 7にSUICAを設定してあげると、iPhoneを改札に近づけるとSUICAをかざすのと同じように通ることができるようになります。
カード収納できる手帳型のケースにSUICAを入れておけば、同じようにできるのですがFeliCa対応で少しスッキリです。
nanaco、楽天Edy、WAONなどには対応していない
iPhoneの場合は基本的にSUICA、iD、QUIC Payのみに対応しています。はnanaco、楽天Edy、WAONなどの電子マネーは使えません。
IP67等級の防水(耐水)と防塵に対応
iPhone 7以降のモデルでIP67等級の防水と防塵に対応しました。
防塵については埃がiPhoneの内部に入り込まないことを意味しています。iPhone 7の防水は深さ1mの水中の中で30分間浸しておいても問題ないことを意味しています。
ただし、防水性能は時間が経過するごとに劣化していくので、数年後に水が内部に入り込んで壊れてしまう可能性が少しあるので注意してください。
たまに水場で使ったりお風呂で使ったりするくらいならiPhone 7の防水でもOKくらいな認識が無難です。iPhoneは水濡れが原因で故障した場合はメーカー保証外になります。
UQ mobileのiPhone 7の中身
UQ mobileでiPhone 7を注文すると、iPhone7、かなり親切なガイドブック「はじめてガイド」、SIMカード、納品書が一緒に届きます。はじめてガイドを見れば、iPhoneを初めて使う人でも結構分かりやすく使い始めることができます。
iPhone7の中身は下記になります。
iPhone7本体、SIM取り出しピン、Lightningケーブル対応イヤフォン、USB充電器、充電ケーブル(Lightningケーブル)
スマホを使うのに必要なものは一通り揃っています。あと必要はのがiPhoneを落としても壊れにくくなる保護ケースくらいです。
UQ mobileのiPhone 7のデメリットと注意点
デメリットというほどでもないですが、UQ mobileのiPhoneはSIMロックがかかっているので、SIMロックを解除するまでUQ mobile以外のSIMカードは使えません。
UQ mobileでiPhoneを購入してから、ネットやUQへ電話で問い合わせることで、すぐにSIMロックを解除できます。
※ 口座振替で分割でiPhoneを購入している場合は、契約から101日目以降にSIMロックの解除ができます。
SIMロック解除後は、UQ mobileのiPhoneで他社のSIMカード(MVNO含む)や海外で現地のSIMカードが使えるようになります。
少しだけ注意:イヤフォンジャックがなくなったので通常のイヤフォンは使えない
iPhone 7以降のモデルはイヤフォンジャックがなくなったので、通常のイヤフォンは使えなくなっているので少し注意してください。
UQ mobileのiPhoneの中にLightningケーブルに対応したイヤフォンが付いてくるので、それを使えば特に問題はないです。充電しながらイヤフォンが使えないくらいです。
最近はワイヤレスイヤフォンを使うのが主流になってきているので、基本的にはワイヤレスイヤフォンがオススメです。
UQモバイルの特徴
UQ mobileの最大の特徴は通信速度が超速いので、いつでも快適に使えることです。
通常の格安SIMだと平日の昼に通信速度がかなり低下して使いづらくなってしまいます。平日の夕方から夜にかけても速度がかなり低下したり、時期によってはさらに低下して、かなり使いづらくなる場合があります。
UQ mobileなら平日昼でも夜でも通信速度が超速いので、いつでも快適に使うことができます。余ったデータ量を翌月に繰り越しできて、データを消費しない節約モード(300kbps)も使えるので、データを節約することもできます。
auの電波を使っているので、auを使っている人には特にオススメです。データを超たくさん使っている場合はあまり安くなりませんが、月9GB以下の場合はauからUQ mobileにすることで月額料金が半額くらいに抑えることができます。
UQ mobileの料金プランの詳細は長くなるので、下記を参考にしてみてください。
UQモバイルのiPhone7価格:1万8000円
iPhone7の32GB版のUQ価格
・新規契約:1万8000円
・乗り換え:1万8000円
・機種変更:2万5200円
iPhone7の128GB版のUQ価格
・新規契約:2万5200円
・乗り換え:2万5200円
・機種変更:2万5200円
※ 3000円の事務手数料(または初期費用/SIMパッケージ費用/機種変更費用)が加算されます。
UQ mobileの公式サイト(iPhone7が1万8000円)
すでにiPhone7を持っている場合は、UQモバイルのでSIMのみを申し込めば大丈夫
既にiPHone7を持っている場合は、UQモバイルの格安SIMを入れるだけで、iPhone7がUQモバイルで使えるので簡単です。ネットや電話、SMSなど全て使えます。
アップルストアで買ったiPhone7ならそのままUQモバイルの格安SIMで使えます。
ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル、BIGLOBEモバイルでiPhone7を購入した場合は、SIMロックを解除するとUQモバイルの格安SIMで使えるようになります。
UQモバイルでSIMのみを申し込む場合でも、新規契約なら3000円、他社からMNPで乗り換える場合は1万円のキャシュバックがもらえます。
UQモバイルの一番お得なキャンペーンとキャッシュバックを徹底解説
iPhone7を申し込むのに必要なもの、MNPでの乗り換え、実際に契約して徹底解説&便利な使い方
UQ mobileの申し込むのに必要なもの
- 本人確認書類:運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード(写真付のみ)などの一点、無い場合は保険証と住民票
- 本人名義のクレジットカード(乗り換えの場合はクレジットカードなしで、口座振替が選べます)
- すでにスマホやガラケーを使っていて電話番号をそのままで使いたい場合はMNP予約番号
スマホやタブレット、ガラケー、デジカメ等で本人確認書類の写真を撮って、スマホやパソコン、タブレット等で申し込むときに画像をアップロードできるようにしておきます。
申し込みから使えるまでの詳細は、「UQ mobileの申し込みの注意点のまとめ」を参考にしてみてください。
申込みはこちら → UQ mobileの公式サイト(iPhone7が1万8000円)
UQモバイルの便利な使い方
UQモバイルの便利な使い方は下記にまとめています。より節約して使いたい場合に参考にしてみてください。
UQモバイルの強み:余ったデータ量の繰り越し方、データを消費しない低速(節約)モードを徹底解説
iPhone7を壊さないために保護ケースがオススメ
iPhoneは保護ケースに入れて使うことをオススメします。強化ガラスフィルムはオマケ程度です。
月617円のAppleCare+に入れば、iPhoneが壊れても安く修理できますが、iPhoneの故障のほとんどは落下による衝撃が原因です。
電車とかでiPhoneの画面がバリバリに割れている状態で使っている若い人が結構多いですが、ほとんどの場合で保護ケースに入れていないです。
1000円ちょっとの保護ケースに入れて使えば、iPhoneを地面に落とした場合でも、ほとんどの場合で画面が割れずに済みます。保護ケースが衝撃を吸収してくれるので、iPhoneの内部へのダメージも軽減されて、長く使う場合でも壊れにくくなります。
端末保証に加入するよりも、保護ケースに入れて使うほうが経済的です。なぜかiPhoneを保護ケースに入れて使いたくない主義の場合は、UQ mobileの加入時にAppleCare+に入ることをオススメします。
実際に保護ケースを買って付けてみる
スマホを落としたことはほとんどないので、薄型タイプのHumixx iPhone7ケース(Amazon)を購入しました。
届いたもの
TPUの保護ケース、結構しっかりしたガラスフィルム、フィルム貼り付け前に画面を綺麗にする布とガーゼみたいなのが付いてきました。(TPUは柔らかいプラスチックです)
保護ケースとガラスフィルム装着後のiPhone7
iPhone 7の幅は67.1ミリですが、ケースを付けることで幅が68.5ミリくらいになります。分厚いタイプの保護ケースだと幅が71.1ミリくらいになります。
この記事に関する口コミやコメントをする
iphone7のバッテリーでお伺いします。
バッテリーが20%ぐらいなると95%ぐらいまで充電しています。
その後は、電源を付けたり消したり短時間で使用しているため、バッテリーの減りが早いのです。
これはしょうがないのでしょうか?
あと、充電する時は100%までしないで95%ぐらいにしておいた方がいいのでしょうか?
あんま気にしなくて大丈夫です。
個人的に発熱が一番電池を劣化させると思っているので、発熱しなければ100%になっても特には問題ないです。
充電していて、たまたま90%くらいになったのを気づいたら、充電をやめるくらいで十分かと。
バッテリーの減りは使い方によって、だいぶ差が出ます。短時間という場合も、人によってかなりの幅があるので、なんとも・・。
位置情報をオフにしたり、バックグラウンドのアプリを終了したりすると、電池持ちが良くなったります。
https://kakuyasu-sim.jp/battery
スマホの電池を長持ちさせる方法
この辺を読んでみると良いかもです。
SIMロック解除ですが、iPhone7一括購入して開通作業後に解除できました。2019年12月末時点での情報です。
情報提供ありがとうございます!
今調べてみたら、「一括払いで製品をご購入いただいたお客さまは、一括払いの支払確認後より手続きが可能となります。」ということで、一括なら開通作業後にすぐにSIMロック解除できる!
次回、このページの更新時に反映しようと思います。(なんかとても忘れてそうですが、更新時はコメントも再確認したりするので、忘れないはず・・