2019年3月15日に発売されたZenFone Max M2をレビューします。ZenFone Max M2はゲームはあまりしないけどスマホを比較的たくさん使う人向けの格安スマホです。
ZenFone Max M2はドコモ回線の格安SIM、ソフトバンク回線の格安SIM、au回線の格安SIMで使えます。
ZenFone Max M2の発売時の価格は2万6500円、性能はCPUはSDM632、RAM4GB、ROM32GB/64GB、画面6.3インチで1520×720の低解像度、DSDVとauのVoLTE対応でトリプルスロット、電池容量は4000mAhです。
SDM632は格安スマホの中では比較的高性能なCPUですが、GPU性能が低く画面が低解像度なのでゲーム向きではないです。
ゲーム以外なら比較的快適に使えるので、ゲームをあまりしない人や、ゲームをあまりしてもらいたくない子供に使わせるのにおすすめです。
OCNモバイルONEのキャンペーンならZenFone Max M2が1円です。2021年2月17日までのセール価格です(SIMの契約が必要)。
ZenFone Max M2が1円の詳細と申込み → OCNモバイルONE
OCN実質価格
1円+初期費用3394円+消費税 = 実質3734円(税込)
目次
ZenFone Max M2の詳細スペック(性能)
ZenFone Max (M2) ZB633KL | |
---|---|
CPU | CPUオクタコア1.8GHz SDM632 |
RAM | 4GB LPDDR3 |
ROM | 32GB/64GB eMCP 5.1(eMMC 5.1) |
Antutu | 推定94,000 |
ディスプレイ | 6.3インチ |
解像度 | 1520×720 HD+、画面比率19:9 |
カメラ | 1300万画素(F値1.8)+200万画素(深度測定用)/前面800万画素(F値2.0) |
電池容量 | 4000mAh |
サイズ | 158.4 × 76.2 × 7.7mm |
重さ | 160グラム |
連続待受 | 840時間 |
充電時間 | 2.6時間 |
本体カラー | ミッドナイトブラック、スペースブルー、メテオシルバー |
価格 | 32GB版の定価2万6500円、64GB版の定価2万7500円(購入する場所でかなり安くなります) |
Android 8.1 (Android 9へアップデート可)、SIMフリー、テザリング対応、外部マイクロSD(最大2TB)、指紋認証、顔認証、microUSB(USB Type C 非対応)、Bluetooth 4.2、Wi-Fi 802.11b/g/n、ジャイロスコープ搭載、GPS(GLONASSサポート)
デュアルSIM:ナノSIMx2、DSDV対応、auのVoLTE対応、トリプルスロット
ZenFone Max M2が使える格安SIMのまとめ
ZenFone Max M2の対応バンド
FDD-LTE : B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28 (au VoLTE対応)
TDD-LTE : B38/41
UMTS(WCDMA/3G) : B1/2/4/5/6/8/19
2CA対応
ZenFone Max M2は、ドコモ回線の格安SIM、au回線の格安SIM(マルチSIM)、ソフトバンク回線の格安SIMで使えます。
SIMのサイズはナノSIMです。
ドコモ回線の格安SIMは最近マルチSIM型のSIMカードに移行しているので、MVNOによってはSIMサイズの指定がなく、マルチSIMになっている場合があります。SIMのサイズが必要な場合に、ナノSIMを指定してください。
通信速度を重視する場合は、格安SIMの速度ランキングの記録を参考にしてみてください。
おすすめの格安SIM:UQ mobile(au回線)
UQ mobileの特徴:通信速度が超速く、余ったデータの繰越あり、低速はプランSは300kbps、プランMは1Mbpsです。
UQモバイルのスマホプランを申し込むと、SIMのみの場合は最大1万円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンを行なっています。iPhoneや格安スマホとセットで申し込むとキャシュバックの代わりに最大1万9500円の端末割引で買えます。
UQモバイルは速度が超速いので、いつでも快適にスマホが使えます。
UQモバイルのキャンペーンの詳細 / UQモバイルの格安スマホのおすすめランキング
UQ mobileの公式サイト(最大1万円キャッシュバック)
UQモバイルを徹底解説、料金プランと総合評価&速度が速くて満足度最高
おすすめの格安SIM:BIGLOBEモバイル(ドコモ回線/au回線)
BIGLOBEモバイルの特徴:月3GB以上のプランなら、月480円のオプション料金でYouTubeやAbemaTVをデータ消費なしに見れます。
BIGLOBEモバイルはキャンペーンで月額料金が初月無料、1GBプランなら翌月から6ヶ月間760円引き、3GB以上のプランなら翌月から6ヶ月間1200円引きです。
SIMのみの申込みなら、初期費用3394円が無料、クーポンコードの入力で1000円相当のポイントプレゼントです。
格安スマホやiPhoneSEとセットに申し込むと最大2万円相当のポイントがもらえます。
初期費用&税込で・・・
・Redmi 9T:3733円
・AQUOS sense4:1万4205円
・iPhone SE 第2世代:3万3653円など
かなりお得に手に入ります。3月31日までのキャンペーンです。BIGLOBEモバイルのキャンペーンを徹底解説します。
キャンペーンの詳細を見る
BIGLOBEモバイルを徹底解説、料金プランと総合評価&YouTube見放題
おすすめの格安SIM:LINEモバイル(ドコモ回線/au回線/ソフトバンク回線)
LINEモバイルの特徴:ソフトバンク回線の速度なら速度が速く、オプション料金でTwitter、Facebook、インスタグラムをギガ消費なしで使えます。
LINEモバイルの3GB以上の通話SIMを申し込むと翌月から3ヶ月間は980円引きで使えるキャンペーンを行なっています。2021年3月1日までのキャンペーンです。
SIMのみの申込みなら、シークレット特典で最大5000円相当のポイントがもらえます(シークレット特典のキャンペーン終了日は未定)
キャンペーンの詳細を見る
LINEモバイルを徹底レビュー、料金プランと総合評価&SNS使い放題
ZenFone Max M2の性能レビュー
CPU性能の詳細
ZenFone Pro (M2)のCPUはオクタコア1.8GHz Snapdragon 632 (以下、SDM632)です。SDM632はGPU性能が低いですが、それ以外の処理能力は結構高性能です。
ゲーム以外の一般的な使い方なら結構なんでもサクサク使えます。
ネットや、Twitter、LINE、メール、Facebook、インスタグラムはもちろんのこと、Youtubeなどの動画もサクサクみれます。(格安SIMだと平日の昼だと速度が遅くなって、サクサクとはいきませんが・・)
ゲームも、一般的なゲーム、パズドラ、モンスト、ツムツム、ポケモンGOなどは、普通に遊ぶことができます。ただ、GPUの性能が低いので、ポケモンGOのレイドバトルなどは厳しいかもしれません。
ある程度のゲームは普通に長時間遊べますが、音ゲーやPUBGみたいに重い処理が必要なゲームを快適に遊びたい場合は、結構難しいです。
この場合はゲーム性能が結構良いRedmi Note 9S、ゲーム性能が超良いiPhone SE 第2世代などがおすすめです。
ZenFone Max (M2)のAntutuのスコア
ZenFone Max (M2)のAntutuスコア 推定94,000
CPU: 推定47,000
GPU : 推定13,000
UX : 推定28,000
MEM: 推定6,000
ゲームをそれなりにする場合はGPUのスコアが13,000は結構心許ないです。20,000でそれなりに安心して遊べて、27,000あれば大抵のゲームは快適に遊べる感じです。
2021年版:超ざっくりしたCPUの性能表(SoCの性能) | |
---|---|
超高性能 | Snapdragon:SDM845、SDM855、SDM865 Kirin:Kirin990 iPhone:XR、XS、XS Max、SE 第2世代、11、11Pro、11Pro Max、12、12mini、12Pro、12Pro Max |
高性能 | Snapdragon:SDM730、SDM730G、SDM690 5G、SDM720G、SDM765G、SDM835 Kirin:Kirin970、Kirin980 iPhone:8、X |
比較的高性能 | Snapdragon:SDM662、SDM665、SDM660、SD820、SDM670、SDM675、SDM710 Kirin:Kirin950、Kirin955、Kirin960、Kirin810 iPhone:7 |
普通性能 | Snapdragon:SD630、SDM632、SD650、SDM636 Kirin:Kirin710 Galaxy:Exynos7904、Exynos7885 iPhone:6s、SE 第1世代 |
低性能 | Snapdragon:SDM450、SD625、SDM439 Kirin:Kirin650、Kirin655、Kirin658、Kirin659 Galaxy:Exynos7884B iPhone:5s、6 |
最底辺 | Snapdragon:SD400、SD410、SD430、SD435 |
※ 右に行くほど高性能
スマホをあまり使わない場合は低性能のCPUでも十分に使えます。
スマホを普通程度に使う場合は普通性能のCPUでも普通に使えます。一般的なゲームなら普通性能でも遊べます。
スマホを人よりも少し多く使う場合は比較的高性能以上を選びます。スマホがよりサクサク動くようになります。重い3Dゲームが好きな場合は高性能以上を選びます。
スマホをたくさん使う場合で常にヌルヌルサクサク使いたい場合、またはゲーム性能を最重視する場合は超高性能を選びます。
RAMとROMの詳細
ZenFone Max (M2)のRAMは4GB、ROMは32GBです。2019年11月29日にROM64GB版のZenFone Max (M2)が発売されました。
電池持ちの詳細
ZenFone Max (M2)は4000mAhの大容量の電池を搭載しています。
SDM632は省エネタイプのCPUです。画面は6.3インチの大画面ですが1520×720の低解像度です。画面のサイズが大きいとそれだけ電池を多く消費しますが、解像度が低いと電池持ちが結構良くなります。
総合的にみてZenFone Max (M2)は格安スマホの中でも電池持ちが超良い部類に入ります。
ZenFone Max (M2)の電池持ちの詳細
Wi-Fi通信時のネット利用時間:22時間
連続通話時間:35時間
連続待受時間:792時間
ZenFone Max (M2)は他のMaxシリーズの中では電池持ちが少し落ちますが、それでも電池持ちはスマホの中でも超良いほうです。
格安スマホ等の実機テストによる実際の電池持ち(実測)PCMarkの電池持ち | |
---|---|
Redmi Note 9S | 17時間15分 |
Pixel 4a | 11時間9分 |
OPPO Reno3 A | 11時間25分 |
P30 lite | 10時間38分 |
AQUOS sense4 | 18時間40分 |
AQUOS sense3 | 14時間14分 |
PCMarkの電池持ちはWebサイトの閲覧、動画の編集、データの書き込みや改変、写真の加工など繰り返したときの電池持ちです。
下記のページに電池持ちのテストの詳細や、電池の寿命を伸ばす方法、多数の格安スマホの電池持ちのテスト結果を掲載しているので参考にしてみてください。
カメラ性能の詳細
ZenFone Max (M2)のカメラ性能
背面:1300万画素(F値1.8)+200万画素(深度測定用)
前面:800万画素(F値2.0)
ZenFone Max (M2)はダブルレンズカメラです。一つのレンズは深度測定用で写真のボケを作るのに用いられます。
ざっくり評価してカメラ性能は普通か少し劣る結果になります。カメラ性能にある程度自信があると、メーカーの製品ページにはカメラのスペックが結構詳しく記載されますが、ZenFone Max (M2)のカメラ性能の記載は不十分です。
「素晴らしい写真体験を約束します」とか「どのような状況でも、より鮮明に詳細な写真を捉えます」とかメーカーのページには記載していますが、それなりの写真が撮れる程度に思った方がいいです。
※ カメラ性能が少し劣っている可能性がある理由は、2万6500円でSDM632と4000mAhの電池を搭載している場合、単純にコストを削る先がカメラの実性能になる傾向が高いためです。
加えて画面が6.3インチで1520×720の低解像度です。キレイな写真を楽しみたい場合、低解像度の画面は向いていません。
その他:画面の低解像度について
ZenFone Max (M2)は6.3インチの大画面ですが、解像度は1520×720の低解像度です。解像度が1520×720と低いです。文字が読みづらくなるほど画質が荒くなるとかはないので大丈夫です。
下記の写真で比べてみてください。
左がP20 lite(高解像度)、右がOPPO R15 Neo(低解像度)です。明るさは100%です。
OPPO R15 Neoは6.2インチで解像度が1520×720の低画質なので、ZenFone Max (M2)と画面の条件がほぼ同じです。P20 liteは5.84インチで解像度は2280×1080の高画質です。
文字をじっくり凝視してみましたが、違いはほぼありません。両方とも綺麗に表示されます。ただし、Webサイトで表示される写真に違いが出てきます。高解像度だと写真が明るめになって、低解像度は写真が少し暗めに荒くなります。
あと、アイコン(PNGやGIF)などの小さい画像が低解像度だと少し荒くなるかも?くらいな感じになります。
Webサイトくらいなら写真を除けばそこまで気になるほどの違いはないですが、キレイなグラフィックでゲームをしたい場合は、低解像度のスマホは避けた方がいいです。
ZenFone Max M2の総合評価
ZenFone Max (M2)はスマホでゲームをあまりしない場合に、実用性が高い格安スマホになっています。
ゲーム性能を低く抑える代わりに、価格を安くして、電池容量を増やして、RAMを4GBにして、大画面にして、ゲーム性能以外の処理能力を上げています。
ZenFone Max M2の評判
ZenFone Max (M2)の評判は、ZenFone Max Pro (M2)の評判の影に隠れました。
ZenFone Max (M2)はゲームや写真をあまり気にしない場合は、安くて性能も結構良いのですが、ネットでスマホの評判を語る人たちの多くは、ゲームを比較的よくする人たちなんです。
ZenFone Max (M2)は悪くはないけど、語ることも特にないといった感じです。
格安SIMとセットでZenFone Max M2が安く買えるキャンペーン情報
ZenFone Max (M2)の実売価格:2万円(税込)
OCNモバイルONE、IIJmio、LinksMateで販売しています。
おすすめ:ROM64GB版が1万3900円+たまに激安セールを実施
OCNモバイルONEではZenFone Max (M2)のROM64GBを1万3900円で販売しています。
OCNモバイルONEは時期によって、さらに大幅割引で販売している場合もあるので、OCNモバイルONEのZenFone Max M2の詳細は下記をご確認ください。
OCNモバイルONEのキャンペーンを徹底解説します。OCNモバイルONEでは格安スマホやiPhoneが割引価格で買えるキャンペーンを行っています。
初期費用込み&税込みで・・
・Redmi 9T:12,753円 (乗り換えなら7,253円)
・AQUOS sense5G:21,223円 (2021年3月12日午前11時に発売)
・その他多数
キャンペーンの詳細を見る
OCNモバイルONEのZenFone Max M2 → OCNモバイルONE
OCNモバイルONEを徹底解説、料金プランと総合評価&格安スマホが大幅割引
OCNモバイルONEは、電話代を安くできる通話オプションが豊富です。実際に出る通信速度も速く、月1GBの割安なプランもあります。
IIJmio、ROM32GB版が1万7500円+各種特典
IIJmioではZenFone Max M2のROM32GB版を1万7500円で販売しています。通話SIMとセットに申し込むと3000円分の選べるギフト券(Amazonギフト券等)がもらえます。下記のキャンペーンも行なっています。
IIJmioなら初期費用3300円が1円、月額料金が最大9240円引き、1年間は月2GB増量、他社からMNPで乗り換えなら格安スマホが大幅割引で買えるキャンペーンを行っています。
2021年3月31日までのキャンペーンです。
キャンペーンの詳細を見る
IIJmioのZenFone Max M2の詳細と申し込み → IIJmio
LinksMate
LinksMateではZenFone Max (M2)を2万6500円で販売しています。
ZenFone Max (M2)を本体のみ購入したい場合
その他の格安スマホ関連の情報
格安スマホのおすすめ機種ランキングでは、主に端末の選び方(スマホの性能や評価)を中心に説明しています。
- AQUOS sense4
- 防水とおサイフケータイ対応で電池持ちが超良く高性能です。3万3000円、5.8インチ、CPU SDM720G、RAM4GB、ROM64GB、カメラ1200万画素(F値2.0)+超広角1200万画素(F値2.2)+望遠800万画素(F値2.4)、重さ176g、電池容量4570mAh
- Redmi Note 9S
- コスパ最高の格安スマホです。2万2545円、6.67インチ、CPU SDM720G、RAM4GB、ROM64GB、カメラ4800万画素(F値1.19)+超広角800万画素(F値2.2)+マクロ200万画素+深度200万画素、重さ209g、電池容量5020mAh
- OPPO Reno3 A
- コスパの良い比較的高性能な防水・おサイフケータイ対応スマホです。電池持ちもかなり良く、カメラ性能も良いです。3万6181円、6.44インチ、CPU SDM665、RAM6GB、ROM128GB、カメラ4800万画素(F値1.7)+超広角800万画素(F値2.2)+ポートレート200万画素+200万画素、重さ175g、電池容量4025mAh
- iPhone SE 第2世代
- 4万4800円で買える超高性能なiPhoneです。コンパクトで防水・おサイフケータイに対応。4.7インチ、CPU A13 Bionic、RAM3GB、ROM64GB(128GB版は4万9800円)、カメラ1200万画素(F値1.8)、重さ148g
この記事に関する口コミやコメントをする