
高い信頼性、それがIIJmio(読み方:アイアイジェイミオ)の格安SIMです。MVNO業界でシェア2位を占めるのがIIJmioです。
他のシェア上位のMVNOと比べて通信速度は普通か少し速い程度ですが、通信障害を起こさない、通信内容によって通信速度を勝手にいじらない、独立系のMVNOです。フルMVNOで法人契約でシェアを拡大しています。
※ 独立系:ドコモ、au、ソフトバンクが経営に関与していない会社。純粋な意味での格安SIM/格安スマホを提供しているのが独立系のMVNOです。
MVNOは競争が激しいですが、独立系で勝ち残る筆頭はIIJmioです。実直に地道にサービスを提供しています。信頼性を重視する人におすすめの格安SIMです。
このサイトでは、2015年4月からIIJmioのタイプDを契約、2016年10月からタイプAを契約しています。定期的にIIJmioの通信速度の計測を行って、実際の通信品質の結果をIIJmioの評価に反映しています。
IIJmioの申し込みはこちら → IIJmioの公式サイト
IIJmioの目次
- IIJmioのメリットとおすすめポイント
- IIJmioの注意点とデメリット
- IIJmioの格安SIMプランと月額料金
- IIJmioの評価と実際に出る通信速度と他の格安SIMとの比較
- IIJmioはどんなところ? 技術志向の会社が運営している独立系MVNO
- IIJmioは比較的速い通信速度を長期的に維持
- IIJmioは利用用途ごとに通信速度を制限していない
- POIが2つあるので通信障害に強い
- 低速モードはバースト機能が使えるので、データを使い切ってもそこそこ使える
- データ量の残量の確認と高速⇆低速の切り替えアプリ、iPhoneのwidgetにも対応!
- 「みおふぉんダイアル」と「ファミリー通話割引」
- IIJmioの通話定額オプションの詳細
- 複数枚のSIMカードを契約する場合の月額料金
- IIJmioプレミアム特典[長得]:2年以上使うと年3GBプレゼント+オプション1つ無料
- ケータイプランの使い所:自宅のWiFiでスマホを使う場合 or 長期間スマホを使わない場合 or 長得で年3GBのデータ通信ができる
- IIJmio品質ならDMMモバイルもお勧め
- 20GB、30GBの大容量データオプションについて
- 申し込みに必要なものとMNPについて
- キャンペーン情報とおすすめの格安スマホ
- 新しいiPhoneや今使っているスマホは使える?
- いろいろ補足
- IIJmioの評判とTwitterでの満足度調査の結果
IIJmioのメリットとメリットとおすすめポイント
- 格安SIMで信頼性が一番高いのがIIJmio
- 実際に出る通信速度は普通〜少し速い
- 通信障害に強い(ほとんど障害が発生しない)
- 月額料金がそこそこ安い
- 月額830円で10分かけ放題+家族(同一契約間通話)なら30分かけ放題
- 2年間使うと長期利用特典で年3GBプレゼント+その他の特典もある
- ケータイプランなら月額920円&長期利用特典でネットも最安で使える
- バースト転送(機能)が使えて低速通信でもそこそこ使える
IIJmioの注意点とデメリット
- データ量の選択肢がやや少ない
- IIJmioのタイプA(au回線)の通信速度は遅くなりがち
- 店舗よりネットで申し込んだ方がお得
IIJmioの格安SIMプランの月額料金
タイプD(ドコモ系の格安SIM) | 月額料金 | データ量 |
---|---|---|
データ通信専用SIM ミニマムスタート | 900円 | 3GB |
データ通信専用SIM ライトスタート | 1520円 | 6GB |
データ通信専用SIM ファミリーシェア | 2560円 | 12GB |
SMS機能付きSIM ミニマムスタート | 1040円 | 3GB |
SMS機能付きSIM ライトスタート | 1660円 | 6GB |
SMS機能付きSIM ファミリーシェア | 2700円~ | 12GB |
音声通話機能付きSIM ケータイプラン | 920円 | 0GB |
音声通話機能付きSIM みおふぉん ミニマムスタート | 1600円 | 3GB |
音声通話機能付きSIM みおふぉん ライトスタート | 2220円 | 6GB |
音声通話機能付きSIM みおふぉん ファミリーシェア | 3260円~ | 12GB |
タイプDはドコモ系の格安SIMです。SIMフリーのスマートフォンとドコモの白ロムで使うことができます。
タイプA(au系の格安SIM) | 月額料金 | データ容量 |
---|---|---|
SMS機能付きSIM ミニマムスタート | 900円 | 3GB |
SMS機能付きSIM ライトスタート | 1520円 | 6GB |
SMS機能付きSIM ファミリーシェア | 2560円~ | 12GB |
音声通話機能付きSIM ケータイプラン | 920円 | 0GB |
音声通話機能付きSIM みおふぉん ミニマムスタート | 1600円 | 3GB |
音声通話機能付きSIM みおふぉん ライトスタート | 2220円 | 6GB |
音声通話機能付きSIM みおふぉん ファミリーシェア | 3260円~ | 12GB |
タイプAはau系の格安SIMです。一部のSIMフリーのスマートフォンとSIMロック解除したauのスマホ、それとSIMロックを解除したドコモとソフトバンクのiPhone等で使えます。
ライトスタート/ミニマムスタートプランはSIMカードを1枚追加することができます。合計2枚にすると月額料金が400円加算されます。追加SIMがSMS機能付きなら更に140円加算されて、音声通話機能付きなら700円が加算されます。
ファミリーシェアプランは最大10枚(うち音声通話機能付きSIMは最大5枚)まで申し込めます。SMS機能付きSIMを追加する場合は1枚につき140円加算、音声通話機能付きSIMを追加する場合は1枚につき月700円が加算されます。4枚目以降は1枚につき月400円が加算されます。
その他にかかる費用
パッケージ価格(初期費用):3000円
SIMカード発行手数料:タイプD 394円 / タイプA 406円
通話SIMを12ヶ月以内に解約した場合は音声通話機能解除調定金が最大1万2000円がかかります。調停金は利用月数が増えることに少なくなり、(12ヶ月ー利用月数)×1000円が調定金になります。
SIMカード再発行/サイズの変更/交換 2000円
(参考記事:格安SIMカードのサイズを変更する方法、マイクロSIM⇔ナノSIM)
追加SIMは1枚2000円、追加SIMには初期費用はかかりませんが、SIMカード発行手数料がかかります。
オプション料金
・留守番電話 300円/月 (→無料で使える留守番電話の設定の仕方)
通話料金 30秒20円
「みおふぉんダイアル」利用時 30秒10円
「ファミリー通話割引」利用時 30秒16円
「みおふぉんダイアル」と「ファミリー通話割引」を併用して利用した時 30秒8円
「月額830円の通話定額オプション」
10分以内の国内通話無料、超過時は10円/30秒
家族への通話(同一契約間通話)、30分以内の通話無料、超過時は8円/30秒
「月額600円の通話定額オプション」
3分以内の国内通話無料、超過時は10円/30秒
家族への通話(同一契約間通話)、10分以内の通話無料、超過時は8円/30秒
低速モードの詳細 (低速モードが使える格安SIMの詳細と使い道)
・バースト転送あり
・低速3日間で366MBまで利用可、実測200kbps
・低速と高速の切り替えアプリあり
※ケータイプランは低速モードは使えません
通信制限(規制情報)
ケータイプランはデータ通信はできません。追加クーポンを購入するとデータ通信ができますが、追加クーポンはかなり割高なので、追加クーポンを購入するくらいならミニマムスタートプランへプラン変更した方がいいです。
ケータイプラン以外のプランは、高速データ通信量を使い切った場合は通信速度は200kbpsに制限されます。200kbpsに制限された状態で3日で366MB超のデータ通信を行った場合、さらに通信速度が制限(20kbps)される場合がある。タイプAの場合、3日間で6GB以上のデータを使うと速度制限になる場合があります。
IIJmioのタイプDはドコモ系の格安SIM、タイプAはau系の格安SIMです。余ったデータの繰越やテザリングもできます。
ケータイプランへプラン変更する場合は、変更前の余ったデータの繰り越しはできません。ただし、IIJmioプレミアム特典(長得)で付与されるデータ量は繰越できて、ケータイプランでもデータ通信をすることができます。
IIJmioの評価と実際に出る通信速度と他の格安SIMとの比較
IIJmioはどんなところ? 技術志向の会社が運営している独立系MVNO
IIJmioはIIJという東証一部上場企業が運営しているMVNOサービスです。ドコモとauの回線を使って格安SIMを提供しています。
IIJはインターネット・イニシアティブ・ジャパンの略称です。IIJmioのmio(ミオ)は「私の」「私のもの」という意味のイタリア語です。IIJmioの通話SIMを「みおふぉん」と呼んだりもします。
IIJは技術系の従業員が7割を占める技術志向の会社です。ユーザからのIIJmioへの信頼も高く、長期にわたって安定した比較的速い通信速度を維持しているのに加えて、通信障害をほとんど起こさないことが高く評価されています。
IIJmioのサービスは2001年に開始しましたが、一般的にサービスを開始したのは2012年2月です。格安SIMの多くは2015年前後にサービスを開始したので、IIJmioは格安SIMの老舗です。
IIJmioは独立系のMVNO
格安SIMを提供している会社(MVNO)は大別すると2つに分けることができます。
auとソフトバンクのいずれかが経営に関与しているサブブランド組(UQ mobile、BIGLOBEモバイル、LINEモバイル、ワイモバイル)、そしてauとソフトバンクが関与していない独立系のMVNOの2つです。IIJmioは独立系のMVNOです。
サブブランド組と独立系MVNOの違いは、サブブランド組はauとソフトバンクからお金を引っ張れるのでお金持ちという点です。UQ mobileだけ特殊で、UQ自体がお金持ちだったりします。
今勢いがあるのは正直いってサブブランド組です。通信速度は速いし、キャンペーンはお得だし、もはや言うことなしの状態です。その反面、auとソフトバンクから優遇されない独立組のIIJmio、mineo、OCNモバイルONEなどは苦戦を強いられています。
独立系MVNOで楽天モバイルだけサブブランドと競っています。最近の格安SIMは知名度かキャンペーンありきで決まる傾向が高いので、サービス品質は微妙ですが知名度が一番高い楽天モバイルがユーザを伸ばし続けているのかもしれません。
ただ、個人向けで苦戦しているといっても楽天モバイルに次ぐ勢力を誇っているのがIIJmioです。IIJmioの個人ユーザは100万人以上います。そしてユーザの満足度も楽天モバイルよりもIIJmioの方が高かかったりします。
それに加えて、IIJmioは個人向けの純増は低迷していますが、フルMVNOに対応して法人向けの契約(主にIoT)をかなり増やしています。結構周到にビジネスをしていて、サブブランドや楽天モバイルのような有利な立場に負けない格安SIMがIIJmioです。
IIJmioは独立系で頑張っているMVNOとして応援したい格安SIMです。
IIJmioは比較的速い通信速度を長期的に維持
格安SIMはユーザ数が増えるにつれて通信速度が低下する傾向があります。
格安SIMでシェア上位になるほど、ユーザー数が増えて実際に出る通信速度が遅くなる傾向があり、その反面、最近参入した格安SIMはユーザ数が少ないため実際にでる通信速度も速い傾向があります。
どこそこが格安SIMに参入した、使ってみたら通信速度が超速い!
↓
(1年後) 1年前はあんなに速かったのに、今じゃ同じ格安SIMを使っている人が増えすぎて劇遅になっちゃた。。
こんな可能性があるため、新規参入した格安SIMの通信速度が速くても手放しに喜べなかったりします。
格安SIMのシェア2位の老舗のIIJmioだけが、多くのユーザを抱えながらも比較的速い通信速度を維持しています。
IIJmioの実際に出る通信速度はとても速いというわけではありませんが、格安SIMの中では比較的速いほうです。他の格安SIMだと時期によって速くなったり遅くなったりしますが、IIJmioは時期による速度の変動が少ないです。
通信速度の速い遅いは時期によってわりと大きく変動する可能性もあるので、IIJmioの実際に出る通信速度の最新情報は格安SIMとWiMAX2+の通信速度の記録にも掲載しているので参考にしてみてください。
IIJmioの通信速度をリアルタイムで計測中
このサイトでは2018年2月から格安SIMの通信速度をリアルタイムに計測するサイトをオープンしました。IIJmioの実際に出る通信速度を複数の測定項目で計測しているので参考にしてみてください。
リアルタイムで通信速度を計測中!
・IIJmio タイプDの通信速度
・IIJmio タイプAの通信速度
IIJmioの通信速度はタイプAよりもタイプDのほうが速くて安定する
IIJmioのタイプAとタイプDで悩んだら、選ぶべきはドコモ回線のタイプDです。タイプAはタイプDと比べて通信速度が遅く不安定になりがちです。
IIJmioのタイプA(au回線)は正直いって通信速度が良くないので、au回線が使える格安SIMを使いたい場合は、au回線の通信速度が超速いUQ mobileや結構速いBIGLOBEモバイルのタイプAを使うことを強くオススメします。
IIJmioは利用用途ごとに通信速度を制限していない
IIJmioは利用用途ごとに通信速度を制限していません。どんな利用用途でも同じような通信速度が出るのがIIJmioです。
格安SIMの中には利用用途ごとに通信速度を制限している格安SIMが多数あります。
Webサイトの表示が速くても、アプリやファイルのダウンロード速度を制限したり、Youtubeの通信速度を過度に制限している格安SIMもあります。
IIJmioはそういった利用用途ごとに速度をいじっていないので、どんな感じに使えるかを予測することが容易です。通信速度をMVNOが勝手にいじくり回している格安SIMだと、使い方によって快適に使えたり、まともに使えなかったりする場合があります。
IIJmioなら通信内容によって速度を変えていないので、そういった点でもユーザの信頼度を高めている要因の一つになっています。
POIが2つあるので通信障害に強い
少しだけ専門的な話になってしまいますが、格安SIMを使うときにデータはPOIという接続点を通ります。
通常の格安SIMはこのPOIは1つしかありません。この1つのPOIが何かしらの不具合が起きたら、通信障害が発生してネットが使えなくなります。
IIJmio(とIIJmio系)の場合、東京と大阪にPOIがそれぞれ1つ、合計2つPOIがあります。どちらか1つに不具合が生じても、もう1つのPOIを通ってデータ通信ができるので通信障害が発生しません。
極端な例ですが、関東大震災で東京のPOIが潰れた場合でも、大阪のPOIでなんとか最低限は切り抜けてくれます。このためPOIを二ヶ所持っているIIJmioは格安SIMの中でも安全な格安SIMと評価できます。
※ 速度はだいぶ遅くなると思うので、実際には通信障害クラスになるかもですが・・無いよりはマシな感じです。
ただ、IIJmioはPOIが2箇所あるから障害に強いというよりも、通信障害が起きないようにPOI以外にも相当対策が行われているからだと思われます。(楽天モバイルだと通信障害が割と発生します・・)
低速モードはバースト機能が使えるので、データを使い切ってもそこそこ使える
IIJmioの低速モードはバースト機能(バースト転送)が使えます。200kbpsの低速モードや高速データ通信のデータ量を使い切ってしまった場合でも、バースト機能でネットをするときに一瞬(1秒くらい)だけ高速通信になって、ヤフー程度の軽いサイトならそこそこ普通に見ることができます。
IIJmioが最初にこのバースト機能を作りました。IIJmioの設備を借りているDMMモバイル、エキサイトモバイル、イオンモバイルもこの機能を使うことができます。
今では楽天モバイル、マイネオ、NifMo、OCNモバイルONEなどもバースト機能と似た動作をします。
バースト機能と200kbpsの低速モードの詳細は低速モードが使える格安SIMの詳細と使い道にも記載しているので参考にしてください。
月3GB以下のプランだと月中にデータを使い切ってしまう可能性があるのでバースト機能があった方が良いです。月5GB以上のプランだとバースト機能を使う機会はほとんんどないので、なくても問題ありません。
データ量の残量の確認と高速⇆低速の切り替えアプリ、iPhoneのwidgetでも簡単に切り替えられる!
IIJmioはデータ量の残高の確認と高速⇆低速を切り替えるアプリを提供しています。
App Store: IIJmioクーポンスイッチ
Google Play: IIJmioクーポンスイッチ
このアプリをインストールして起動すれば、データ残量の確認や高速と低速を切り替えをすることができます。
IIJmioはデータのことをクーポンと呼んでいます。クーポンをオフにすると低速通信、オンにすると高速通信になります。
有志の方が作ってくれたアプリなら、ウィジェットでデータ残量の確認や高速と低速を切り替えられる
widget(ウィジェット)に対応していれば、アプリを起動せずにiPhoneだと通知領域にデータ残量と高速と低速の切り替えができたりしますが、IIJmioの公式アプリだとウィジェットに対応していません。
そこで有志のかたがiPhoneのウィジェットでデータ残量の確認や高速と低速を切り替えられるアプリを作ってくれました。
App Store:myCoupon – IIJmioの高速/低速切替ウィジェット
Gogole Play:myCoupon – IIJmioの高速/低速切替ウィジェット
このアプリを使うとアプリを起動せずにiPhoneの通知領域にデータ残量と高速と低速の切り替えをすることができます。
iPhoneだと、こんな感じで使えます。
ウィジェットで低速データ通信残量(直近3日間)も確認もできます。IIJmioは低速データ通信で3日間で366MBを超えると、お仕置きモードになり200kbpsの低速の通信速度が使い物にならないほど速度低下します(おそらく20kbps程度に低下)。
このアプリならウィジェットで低速データ通信残量も確認できるので、お仕置きモードも回避できて、便利にデータを節約できると思います。
ちなみにmyCouponを起動すると下記のような感じになっています。
このサイト、スポンサーになってます!IIJmioを使おうと思っている場合、高速/低速切替ウィジェットも試してみることをオススメします。
「みおふぉんダイアル」と「ファミリー通話割引」
音声通話機能付きSIMだと、通話料金が安くなる「みおふぉんダイアル」と「ファミリー通話割引」を使うことができます。
格安SIMの通話料金は通常は30秒20円かかりますが、みおふぉんダイアルだと通話品質そのままで通話料金は半額の30秒10円です。
さらに、自分が契約している音声通話SIM間の通話料金は「ファミリー通話割引」で20%OFFになります。家族なら割引されるというわけではありません。自分が契約している音声通話SIM同士の通話に限定された割引です。「ファミリー通話割引」と「みおふぉんダイアル」とを併用することで、30秒8円で通話できます。
実際には家族間の通話はLINEの無料通話で済ませられるので、ファミリー通話割引はあまり役に立ちません。仕事関係の電話をする場合はみおふぉんダイアルで通話すると通話料金が半額になるので、みおふぉんダイアルは重宝すると思います。
IIJmioの通話定額オプションの詳細
10分かけ放題などの国内通話のかけ放題のオプションプランを出している格安SIMはいくつかありますが、IIJmioだけ家族への通話(同一契約間通話)の場合、無料で通話できる時間が大幅にアップします。
「月額830円の通話定額オプション」
10分以内の国内通話無料、超過時は10円/30秒
家族への通話(同一契約間通話)、30分以内の通話無料、超過時は8円/30秒
「月額600円の通話定額オプション」
3分以内の国内通話無料、超過時は10円/30秒
家族への通話(同一契約間通話)、10分以内の通話無料、超過時は8円/30秒
家族への通話(同一契約間通話)に関してですが、「ファミリー通話割引」と同じように、家族なら適用されるというわけではありません。自分が契約しているIIJmioの音声通話SIM同士の通話に限定されます。
例えば下記の場合に30分以内の通話無料が適用されます。
父親 → 父親名義でIIJmioの音声通話SIMを契約する
母親、子供、祖父母 → スマホの名義を父親名義にしてIIJmioの音声通話SIMを契約する
スマホを持っていない母親、子供、祖父母 → 父親名義でIIJmioの音声通話SIMを契約する
この場合に同一契約間通話が適用されて、月額830円の通話定額オプションに加入すれば1回30分以内の通話無料が適用されます。(父親名義ではなく、母親名義で統一しても問題ないです)
すでに格安SIMを契約している場合、格安SIMの契約中は名義変更できません。大手キャリアのスマホの場合にだけ名義変更をすることができます。(OCNモバイルONE、mineo、イオンモバイルだけ格安SIMでも名義変更ができます)
家族への通話(同一契約間通話)だと無料で通話できる時間が大幅にアップしますが、家族間の通話はLINEの無料通話でも十分なので若干微妙な感じです。ただ、LINEの無料通話よりIIJmioの通話定額の方が断然音質が良いです。
参考:格安SIMの通話料金をできる限り抑える方法、半額でんわ、かけ放題、無料通話、050のIP電話、2台持ち、DSDS
複数枚のSIMカードを契約する場合の月額料金
IIJmioでは複数枚のSIMカードをセットで申し込むことができますが、そんなにお得でもないです。
ライトスタートプランとミニマムスタートプランはSIMカードを2枚まで使うことができます。例えばライトスタートプランを音声通話機能付きSIMを2枚を申し込んだ場合の月額料金と他の格安SIMの比較は下記になります。
IIJmioのライトスタートプラン 6GB
音声通話機能付きSIM 月2220円
追加の通話SIM 月1100円
月額料金の合計3320円 初期費用3000円+追加SIM2000円
DMMモバイルの場合 8GB
8GBの通話SIM 月2680円
追加の通話SIM 月700円
月額料金の合計3380円 初期費用3000円+追加SIM3000円
エキサイトモバイルの場合 6GB(最適料金プラン)
音声通話機能付きSIM 月2650円
追加の通話SIM 月700円
月額料金の合計3350円 初期費用3000円
マイネオの場合 6GB
3GBの通話SIM(ドコモのデュアルタイプ) 月1600円-50円
3GBの通話SIM(ドコモのデュアルタイプ) 月1600円-50円
月額料金の合計3100円 初期費用3000円x2枚
どれも似たり寄ったりですが、DMMモバイルの場合は10%のポイント還元があるので、DMMには最新の電子書籍を売っているので、1〜2ヶ月に1度くらい好きな漫画がポイントを使ってタダで読めたりします。
IIJmioのキャンペーンを考えると、追加SIMよりもミニマムスタートプランを2枚別々に契約した方が安かったりする場合もあります。
IIJmioプレミアム特典[長得]:2年以上使うと年3GBプレゼント+オプション1つ無料
IIJmioでは2年以上契約しているユーザにIIJmioプレミアム特典[長得]として、毎年3GBのプレゼントと有料オプションを1つ無料で利用できるようになります。
年3GBプレゼント
IIJmioの格安SIM(通話SIM/データSIM)を2年以上使うと長期利用特典として毎年データを3GB(1GBのチケットx3枚)がもらえます。以前は3年以上契約しているユーザ限定でしたが、2年以上契約しているユーザにサービスが緩和されました。
(この画像は3年以上の契約が条件だった時のスクショです。現在は2年以上の契約で特典がもらえます)
このサイトではIIJmioの格安SIMを3つ契約していて、そのうち1つが3年を超えていました(現在はこの条件は2年になっています)。自分で使うもよし、IIJmioを使っている誰かにあげるのもよしです。追加したデータは最大3ヶ月繰り越されます。
有料オプションが1つ無料で使える
2年以上契約すると下記の4つの有料オプションのうち1つ無料で使うことができます。
・IIJmio WiFi by エコネクト (月額362円)
・マカフィー モバイル セキュリティ (月額250円)
・i-フィルター for マルチデバイス (月額360円)
・トビラフォン for Android (月額300円)
契約2年後に必要なオプションかというと微妙です。。
WiFiオプションを選ぶと全国75,000箇所あるBBモバイルポイントとWi2を使うことができます。ただ、このオプションを使わなくても全国160,000箇所の無料のWiFiスポットが使えるので、WiFiオプションのメリットは少ないです。
セキュリティも無料のセキュリティアプリがあるので、有料アプリを使うメリットは少なめです。i-フィルターは子供用のフィルタリングアプリなので、3年経った時に有用に使えるかというと?です。トビラフォンは迷惑電話を自動的に拒否する機能です。
オプション無料は微妙な感じです。うまく使えればラッキーくらいです。
ケータイプランの使い所:自宅のWiFiでスマホを使う場合 or 長期間スマホを使わない場合 or 長得で年3GBのデータ通信ができる
IIJmioは2019年2月から月額920円でスマホやガラケーが使えるケータイプランを開始しました。
ガラケーで使ってもあまり意味がないのでガラケーでの使い道は無視です。ケータイプランの使いどころは自宅のWiFiだけでスマホを使う場合 or 長期間スマホを使わない場合 or 長得で年3GBのデータ通信を使う場合です。
自宅のWiFi専用でネットをする場合
ケータイプランは外ではネットが使えませんが、自宅にWiFiがあればWiFi経由でスマホでネットが使えます。
長期間スマホを使わない場合
割とニーズが高いのが海外に長期滞在する人たちです。日本の電話番号を残しておきたい場合、ケータイプランにしておけば月920円で日本の電話番号を残しておくことができます。
日本に一時帰国するときだけ、プランをミニマムスタートなどに変更すれば日本にいるときだけネットが使えて節約できます。
長得で年3GBのデータ通信を使う場合
ケータイプランでも追加クーポンを購入するとデータ通信ができます。ただ追加クーポンはかなり割高なので、追加クーポンを購入するくらいならミニマムスタートプランへプラン変更した方がいいです。
ただし、2年以上契約していると長得で年3GB(1GBx3枚)のデータチケットがもらえます。このデータチケットを使えば、ケータイプランでもデータチケット分のデータ通信ができます。データチケットの有効期限は3ヶ月なので、最大で9ヶ月のデータ通信ができます。
IIJmio品質ならDMMモバイルもお勧め
IIJmioはMVNEとして設備をDMMモバイル、エキサイトモバイル、イオンモバイル(タイプ2は除外)に貸しています。ここではIIJグループと呼称します。
IIJグループの通信速度は大体は同じような速度になりますが、混雑して速度が低下するとエキサイトモバイルとイオンモバイルはより速度が低下する場合があります。
このため通信品質を重視する場合は、IIJmioとDMMモバイルがオススメです。データをそんなに使わない場合はDMMモバイルがオススメです。
DMMモバイルのほうが少し月額料金が安く、月に使えるデータ容量の選択肢が0GB(200kbps)、1GB、2GB、3GB、5GB、7GB、8GB、10GB、15GB、20GBと10種類あります。IIJmioよりも自分に最適なデータ量を選ぶことができます。
エキサイトモバイルは実際に使ったデータ量に応じて月額料金が変わる従量制です。1GBごとの従量制になっているので、月額料金を一番簡単に安くすることができます。複数枚の格安SIMを使う場合、データを最も効率的に使うことができるので一番安く使えます。
ただ、エキサイトモバイルだと場合によっては通信速度がIIJmioよりも遅くなる場合があるので少し注意が必要です。
20GB、30GBの大容量データオプションについて
IIJmioのデータ量の選択肢は基本的に月3GB、6GB、12GBの3つですが、大容量データオプションで既存のデータ量+月20GBと月30GBのデータを追加することができます。
例えば、月6GBのライトスタートプランを使っている場合、20GBのデータオプションを追加することで月26GB使うことができます。さらに30GBのデータオプションを加算すると合計で月56GBまで使えます。
月20GBの追加:3100円
月30GBの追加:5000円
大容量データオプションで追加したデータも余ったデータは翌月まで繰り越すことができて、データをシェアすることもできます。
データ量の変更、例えば3GBから6GBに変更したい場合、変更手続きをした月の翌月から6GBを使うことができますが、大容量データオプションなら月の途中からでもデータを追加することができます。(追加した月は、オプション料金もデータ量も日割りです)
IIJmioのまとめ
格安SIMの中で最も堅実なのがIIJmioです。月額料金は他の格安SIMと比べて安いというわけでもありませんが、実際に出る通信速度は格安SIMの中でも比較的速いほうで、何より長いこと速度が安定しています。
時期による通信速度の変動もほとんどなく、全ての利用用途で同じ通信速度が出ます。通信障害にも強いので安心して使い続けることができます。
信頼性と安定性を重視している場合にIIJmioがオススメです。
IIJmioの申し込みはこちら → IIJmioの公式サイト
IIJmioの申し込みやSIMカードの設定に不安がある人はIIJmioのタイプAの申し込みから設定までの全てを参考にしてみてください。
IIJmioのキャンペーンとお勧めの格安スマホの詳細
※ 格安スマホに関する最新情報は格安SIMに最適な格安スマホの比較と評価(最新情報)で記載しています。基本的に正しいのは最新情報のほうです。最新情報を合わせて格安スマホの購入の参考にしてみてください。
昔はIIJmioは格安スマホの販売にそんなに積極的ではありませんでしたが、2018年になってから結構力を入れています。最新の人気スマホに加えて、お得なキャンペーンを展開していたりします。
IIJmioで扱っている格安スマホや、キャンペーン内容はそこそこの頻度で変わったりするので、詳細は下記を参考にしてみてください。
IIJmioでは2019年5月8日までに格安SIMを申し込むと通常3000円かかる初期費用が1円になり、データ量が12カ月間月1GB増量します。それに加えて音声通話SIMだと月額料金が3カ月間1300円引き、音声通話SIMとセットに格安スマホを申し込むと最大1万円分のギフト券(選べるe-GIFT)がもらえるキャンペーンを行っています。
さらに当サイト限定でデータ量が12カ月間さらに追加で毎月3GBもらえるキャンペーンも行っています。つまりこのサイト経由で申し込むと1年間、毎月4GB追加でもらえます!
キャンペーンの詳細を見る
申し込みに必要なものとMNPについて
申し込みには本人名義のクレジットカードが必要です。加えて、音声通話機能付きSIM(みおふぉん)を申し込む場合は、本人確認書類が必要になります。他社からMNPをする場合は、MNP予約番号が必要です。
料金の支払いは本人名義のクレジットカードのみ
IIJmioに限らず格安SIMや格安スマホを申し込む場合、申し込みと料金の支払いに本人名義のクレジットカードが必要です。
18歳未満の未成年の場合は契約できません。
すでに18歳未満の子供名義のスマホを持っている場合で、子供の電話番号を変更したくない場合は、まずはスマホを親名義に変更して、親名義のクレジットカードで申し込む必要があります。子供がまだスマホを持っていない場合は、親名義で申し込む必要があります。クレジットカードも親名義です。
すでに自分のクレジットカードを持っていればそれを使えばいいです。クレジットカードを持っていない場合は、ヤフーカードがオススメです。年間費無料で100円の支払いにつき1ポイントのTポイントがもらえます。
IIJmioの申し込みと支払いに → ヤフーカードの公式サイト
クレジットカードで支払いをしたいくない場合、銀行振替での支払いを受け付けている格安SIMも少しだけあるので、下記を参考にしてみてください。
格安SIMや格安スマホの支払いにオススメのクレジットカードと口座振替できるMVNOのまとめ
音声通話機能付きSIMやMNPをする場合は、本人確認書類が必要
音声通話機能付きSIM(みおふぉん)を申し込む場合やMNPをする場合は、申し込み時に本人確認書類が必要です。(データSIMまたはSMS付データSIMを申し込む場合は、本人確認書類は必要ありません)
本人確認書類の下記の1点
健康保険証、運転免許証、日本国パスポート、個人番号カード(個人番号の記載面は載せない)、住民基本台帳カード(顔写真付き)、特別永住者証明書、在留カード、外国人登録証明書、身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳
上記の本人確認書類を持っていない場合、
下記の本人確認書類と補助書類のそれぞれ1点
運転経歴証明書+補助書類、療育手帳+補助書類
補助書類対象書類(発行から3ヶ月以内)
公共料金領収書、住民票(マイナンバーの記載がないもの)
本人確認書類(必要な場合は補助書類)をスマホやガラケー、デジカメなどで撮ったり、スキャナーでスキャン等して申し込み時にその写真をアップロードできるように準備しておきます。
注意点は、本人確認書類に記載されている氏名と住所が、申し込みするときに入力する氏名と住所が異なると申し込みがキャンセルされます。加えて、クレジットカードの名義も同じものである必要があります。
MNPをする場合はMNP予約番号が必要
今まで使っているガラケーやスマホの電話番号をそのままIIJmioでも使いたい場合は、MNPの手続きが必要になります。
必要なのは、現在契約中のキャリア(ドコモやau、ソフトバンク等)に電話をかけて、MNP予約番号をもらうだけです。
IIJmioの申し込み中に、そのMNP予約番号を入力する画面が出てくるので、もらったMNP予約番号を入力すれば、IIJmioでも今まで使っていた電話番号をそのまま使うことができます。
IIJmioではガラケーやスマホが使えなくなる期間なしに、MNPをすることができます。(おうちでナンバーポータビリティ)
注意点は、ガラケーやスマホの名義とIIJmioを申し込む氏名が異なる場合は、MNPで失敗してひどいことになることです。ガラケーやスマホの名義がIIJmioを申し込む人と異なる場合は、同じになるようにどちらかを変更する必要があります。
※ SIMを追加する場合や、ファミリーシェアプランを申し込む場合も、名義を全て一つにまとめて申し込む必要があります。
下記で各キャリアからのMNPの仕方を詳しく説明しているので参考にしてみてください。
- 他社からIIJmioへ番号移転(MNP)をする方法
- ドコモから格安SIMへのMNP(乗り換え)の仕方
- auから格安SIMへのMNP(乗り換え)の仕方
- ソフトバンクから格安SIMへのMNP(乗り換え)の仕方
- 格安SIMから格安SIMへのMNP(乗り換え)の仕方
IIJmioで申し込みして数日して格安SIMが届きます。格安SIMを用意したスマホ(もしくは届いた格安スマホ)に入れます。
IIJmioの申し込みはこちら → IIJmioの公式サイト
この時点でもガラケーやスマホは使えます。
格安SIMが届いたら、同封されている案内に従ってIIJmioへ電話をかけて回線の切替手続きをします。しばらくして今使っているガラケーやスマホが使えなくなります。
同封されている案内にAPNの設定の仕方が載っているので、その案内に従って格安SIMを入れたスマホでAPNの設定をします。2,3分で設定できると思います。切替手続きから1時間ほどすると、格安SIMを入れたスマホが使えるようになります。
新しいiPhoneや今使っているドコモやau、ソフトバンクのスマホは使える?
新しいiPhoneは使える? ← 使える
新しいiPhoneはIIJmio(タイプD/タイプA)で使うことができます。テザリングも使えます。
アップルストアでiPhoneを購入するか、ヤフオクや中古ショップでSIMロックを解除したドコモ/au/ソフトバンクのiPhoneを購入すれば、そのiPhoneをIIJmioで使うことができます。
格安SIMでiPhoneを使いたい場合は、iPhoneで格安SIMを使うための完全ガイドも参考にしてみてください。
ドコモのスマホは使える? ← 使える
ドコモのAndroidスマホは、IIJmioのタイプDで使うことができます。面倒な話はほとんどなく簡単に使えます。気をつける点は、2015年3月以前に発売されたドコモのスマホだとテザリングができなくなっているくらいです。
iPhoneや2015年4月以降に発売されたAndroidスマホならテザリングもできます。
ドコモのiPhoneについて
ドコモのiPhoneは、IIJmioのタイプDで使うことができます。テザリングも使えます。
ドコモのiPhone 6s以上のモデルの場合はSIMロックを解除すると、IIJmioのタイプAでも使うことができます。テザリングも使えます。
ドコモのiPhone/スマホ/iPad/タブレットを格安SIMで使うための詳細+SIMロック解除の仕方
auのスマホは使える? ← 微妙
2015年4月以降に発売されたauのAndroidスマホの場合、SIMロックを解除するとIIJmioのタイプAで使えます。テザリングも使えます。
2017年8月以降に発売されたauのスマホならSIMロック解除なしでIIJmioのタイプAで使えますが、あとあと問題が出てくる可能性が高いので、auのスマホは基本的にはSIMロック解除してからIIJmioのタイプAで使うことをおすすめします。
ただ、IIJmioのタイプAの通信速度はあまり速くないので、auのスマホを使いたい場合はau回線で通信速度が超速いUQ mobileか、速度が結構速いBIGLOBEモバイルのタイプAを使うことをオススメします。
なお、SIMロックを解除したauのスマホの場合、IIJmioのタイプDでも使えたりしますが、対応バンドが完璧では無いので電波の受信が悪くなる可能性があります。基本的にはauのスマホはau系の格安SIMで使うのが無難です。
auのiPhoneについて
SIMロックを解除したauのiPhoneならIIJmio(タイプD/タイプA)で問題なく使うことができます。電波の受信も問題ないです。テザリングも使えます。
auのiPhone 8以上のモデルはSIMロックの解除の必要なくIIJmioのタイプAで使うことができますが、あとあとSIMロックの解除の必要が出てくる可能性があるので、SIMロックを解除してから使うことを強くお勧めします。
auのiPhone/スマホ/iPad/タブレットを格安SIMで使うための詳細+SIMロック解除の仕方
ソフトバンクのスマホは使える? ← 他の格安SIMが良い
ソフトバンクのAndroidスマホは、SIMロックを解除すればIIJmioのタイプDで使うことができます。
対応バンドの違いから電波の受信に少し問題がある可能性がありますが、郊外や山間部、もしくはかなり運が悪くなければ、割と普通に使うことができます。
ただ、ソフトバンク系の格安SIMなら対応バンドが同じなので、ソフトバンクのスマホはソフトバンク系の格安SIMで通信速度も結構速いLINEモバイルのソフトバンク回線を使うことをオススメします。
ソフトバンクのiPhoneについて
SIMロックを解除したソフトバンクのiPhoneならIIJmio(タイプD/タイプA)で問題なく使うことができます。電波の受信も問題ないです。テザリングも使えます。
ソフトバンクのiPhone/スマホ/iPad/タブレットを格安SIMで使うための詳細+SIMロック解除の仕方
いろいろ補足:店舗よりネットで申し込むのがお得 / 全てマルチSIM / テザリング対応
ここでは細かい点をいくつか補足していきます。
IIJmioは店舗よりネットで申し込むのがお得 (注意点あり)
IIJmioは大型の家電量販店などの店舗でも申し込むことができますが、ネットで申し込んだ方がお得に契約できるようになっています。
IIJmioでは2019年5月8日までに格安SIMを申し込むと通常3000円かかる初期費用が1円になり、データ量が12カ月間月1GB増量します。それに加えて音声通話SIMだと月額料金が3カ月間1300円引き、音声通話SIMとセットに格安スマホを申し込むと最大1万円分のギフト券(選べるe-GIFT)がもらえるキャンペーンを行っています。
さらに当サイト限定でデータ量が12カ月間さらに追加で毎月3GBもらえるキャンペーンも行っています。つまりこのサイト経由で申し込むと1年間、毎月4GB追加でもらえます!
キャンペーンの詳細を見る
店舗で申し込む場合でも、ある程度のキャンペーンを適用することができますが、サイト限定キャンペーンは適用できません。
店舗をいくつか回ってみましたが、店舗独自のキャンペーンも行っていないので、店舗で申し込むとサイト限定キャンペーンが適用できないだけ損になります。
他には、IIJmioは格安スマホとセットで申し込むと最大1万円のAmazonギフト券のプレゼントキャンペーンを行っていますが、店頭では適用できません。一部の家電量販店の場合は、もしかしたら何かしらの端末割引を適用できるかもですが、ネットで申し込むよりもお得度がだいぶ下がると思います。
基本的にはIIJmioは店舗よりもお得にネットで申し込むことをオススメします。昔はネットからだとパソコンから申し込む人がほとんどでしたが、今ではスマホ経由が半分、パソコン経由が4割、タブレット経由が1割くらいの感じで申し込まれています。
5分〜10分程度でネットで申し込むことができます。
IIJmioの申し込みはこちら → IIJmioの公式サイト
ネットで申し込む場合の注意点:届くのに3日程かかるけど、土日祝日を挟むと4〜5日かかる場合も
ネットで申し込む場合、基本的には3日ほどで格安SIMや格安スマホが届きますが、土日祝日を挟むと4〜5日かかる場合もあるので注意してください。
大手キャリアの更新月の期限が迫っていて、月末近くになっている場合は、ネットでの申し込みは諦めて店頭で即日で乗り換え手続きをすることをお勧めします。
※ 月末や土日は店舗での申し込みは混み合っているので、時間に余裕を持っていくことをお勧めします。
全てマルチSIMなのでSIMサイズを指定する必要はない
IIJmioのタイプDとタイプAのSIMはマルチSIMになっているので、SIMサイズを指定する必要はありません。
マルチSIMは、一つのSIMカードで標準SIM、マイクロSIM、ナノSIMに手で切り取れるようになっています。au回線のタイプAは昔からマルチSIMでしたが、ドコモ回線のタイプDは2018年10月からマルチSIMになりました。
タイプDとタイプAはテザリングに対応 (少し注意点あり)
IIJmioのタイプDとタイプAの両方でテザリングが使えます。
※ テザリングとは、例えばスマホをテザリングすると、そのテザリングを経由してノートパソコン等でネットができる機能です。スマホを使っている人の1〜2割くらいがテザリングを使っています。
2018年10月30日以前は、タイプAをiPhoneで使うとテザリングができなくなっていましたが、2018年10月31日からタイプAをiPhoneで使う場合でもテザリングができるようになりました。
一点だけ注意する点は、2015年4月以前に発売されたドコモのAndroidスマホは、テザリングができないので注意してください。
IIJmioの評判とTwitterでの満足度調査の結果
IIJmioの評判の歴史
格安SIMの多くは2015年ごろに参入してきましたが、IIJmioは2012年から格安SIMのサービスを提供している老舗です。IIJmioの評判は派手さこそありませんが、昔から地道に良い評判を積み重ねています。
IIJmioの実際に出る通信速度は超速いというわけではありませんが、他のユーザを多く抱える格安SIMと比べると善戦しています。8割くらいのIIJmioの契約者は通信速度に特に不満なく使っている感じです。
IIJmioはテレビCMなど一般受けするお金のかかる宣伝はしていません。IIJは技術志向の会社で、IIJの技術を信頼してITリテラシーの高い人がIIJmioを契約する傾向が高いです。
リテラシーの高い人が契約して、その人の影響で一般的な人も契約している、そんな感じになっています。
IIJmioで我慢できない場合、ほとんど全ての独立系MVNOの格安SIMが全滅します。(平日の昼を除けば、基本的には普通に使える速度はほとんどの時間帯で出ているはずですが・・)
IIJmioを除いてしまうと、残された選択肢はUQ mobile、BIGLOBEモバイルのタイプA、LINEモバイルのソフトバンク回線、それと大手キャリアくらいになります。
※ BIGLOBEモバイルとLINEモバイルの通信速度の信頼性はUQ mobileよりも落ちます。
IIJmioはIIJという技術系会社への信頼と安定した比較的速い通信速度が評判の土台になっていますが、この他にもIIJmio meetingというトークイベントもIIJmioの評判を支える一つになっています。
IIJmio meeting ARCHIVE (トークイベントの資料)
IIJmio meetingでは格安SIMや格安スマホの情報共有を行なっています。トークイベントの当日はライブ映像を流してくれて、疑問に思っていることや、普通じゃ答えてくれないざっくばらんな質問にも答えてくれています。トークイベントの資料だけでも目を通してみると、結構役立つ情報が載っていたりします。
信頼性の高い通信品質と情報共有の姿勢が、IIJmioの特徴であり強みになっています。
2018年のTwitterでの満足度調査の結果
格安SIMはどこもかしこも何かの調査で満足度1位を掲げていたりしますが、胡散臭いことこの上ないです。
そこで、このサイトでは2018年5月にTwitterで格安SIMの満足度の投票を行いました。MVNOごとの満足度の投票も行い、IIJmioの投票結果は・・・
IIJmioを使っている人や使ったことのある人に質問です。料金とサービス内容を考慮して、投票していただけると助かります。#格安SIM投票 #MVNO #格安スマホ #格安SIM #IIJmiohttps://t.co/tYxkFQm4c5
— 格安SIMの管理人 (@kakuyasu_sim_jp) 2018年5月14日
投票結果だけ見るを除いたIIJmioの2018年の満足度の結果
64.4%が満足
8.9%が不満
26.7%がやめた
2019年のTwitterでの満足度調査の結果
2018年に続いて、2019年も同じ満足度調査を行いました。
IIJmioを使っている人や使ったことのある人に質問です。料金とサービス内容を考慮して、投票していただけると助かります。#2019年 #格安SIM投票https://t.co/9XI8wEFHXW
— 格安SIMの管理人&WiMAX (@kakuyasu_sim_jp) 2019年1月30日
投票結果だけ見るを除いたIIJmioの2019年の満足度の結果
60.5%が満足
9.3%が不満
30.2%がやめた
2018年と比べて少し満足度が減って、やめた人の割合が増えてしまいましたが、それでも格安SIMの中では満足度が比較的高いMVNOです。
満足度の上位陣はUQ mobile、BIGLOBEモバイル、LINEモバイルになっています。逆に満足度が低いのはワイモバイル、OCNモバイルONE、楽天モバイルといった具合になっています。
IIJmioの口コミと質問は下記から
このサイトではユーザ参加型の格安SIMと格安スマホの口コミサイトも運営しています。IIJmioも下記で口コミや質問を受け付けているので、何か質問や口コミがあれば書き込んでいただければと思います。
IIJmioの関連情報
IIJmioの口コミと質問はこちら
→ 格安SIMとスマホの口コミ:IIJmioの口コミ
IIJmioのリアルタイムの実際に出る通信速度はこちら
→ IIJmio タイプDの通信速度(リアルタイム)
→ IIJmio タイプAの通信速度(リアルタイム)
その他のおすすめの格安SIM
- UQ mobile
- UQ mobileはau系の格安SIMを提供しています。通信速度が格安SIMの中でダントツに一番速く、そして安定しています。auのスマホユーザや通信速度を重視する人におすすめの格安SIMです。
- BIGLOBEモバイル
- BIGLOBEモバイルはYoutubeやAbemaTVをたくさん見たい場合に、最もオススメの格安SIMです。BIGLOBEの3GB以上のプランだと、通話SIMなら月額480円のオプション料金でYoutubeやAbemaTVをデータ消費なしに無制限で見ることができます。割安に使えるキャンペーンも積極的です。
- DMMモバイル
- DMMモバイルの月額料金は他のMVNOの中で最安値水準でプランの数もMVNOで最多です。特に月1GBもデータを使わない場合は、DMMモバイルならかなり安く使い続けることができます。実際に出る通信速度も他の格安SIMと比較して速く安定しています。
- mineo
- ドコモ系、au系、ソフトバンク系の格安SIMを提供しています。家族割(月50円引き)や複数回線割(月50円引き)、パケットシェアやパケットギフトなど、複数人で使う場合に便利なオプションが揃っています。