ここではソフトバンクからワイモバイルへMNPで乗り換える手順を徹底解説します。
※ MNP(番号移行)は今の電話番号のままでワイモバイルへ乗り換える手続きです。
SoftBankユーザなら、今のスマホのままでYmobileに簡単に乗り換えられます。LINE等のアプリもそのまま使えるので簡単です。毎月の料金だけが大幅に安くなります。
ソフトバンクの違約金を確認して最小化
↓
今のスマホのSIMロックを解除
↓
ソフトバンクのタブレット等を契約している場合は対応を考える
↓
ワイモバイルを申し込む(MNP予約番号不要&本人確認書類不要)
↓
1〜3日程度するとワイモバイルのSIMカードが届く。ソフトバンクのスマホはこの間も普通に使える。
↓
回線切替手続きをして、ワイモバイルのSIMを今のスマホに入れて少し設定する。スマホが使えなくなりますが、1時間ほどで再び電話やネットが使えるようになります。
これで毎月のスマホ料金がワイモバイルの格安プランで大幅節約です。ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるのに必要な手順を全部解説します。
ワイモバイルのデメリットとメリットを徹底解説&料金プランと総合評価
ソフトバンクからの乗り換え → 公式サイトのY!mobileオンラインストア
目次
- ステップ1:ソフトバンクの違約金を確認してゼロ円にする
- ステップ2:Tポイントを使い切る
- ステップ3:SoftBankメールを使っている場合はGmailに変更する
- ステップ4:SIMロックを解除する
- ステップ5:タブレット等を契約している場合は対処を考える
- ステップ6:ソフトバンクを請求書払いにしている場合は、口座振替もしくはクレジットカード払いに変更する
- ステップ7:ワイモバイルを契約する
- ステップ8:ワイモバイルを設定する
- ステップ9:ソフトバンク光契約者は「おうち割 光セット(A)」を再度適用
- ステップ10:ソフトバンクでの解約手続き
- ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えの口コミ(気軽に書き込んでいただければと)
ステップ1:ソフトバンクの違約金を確認してゼロ円にする
2019年10月以降にプラン変更をしたことがある場合は、ソフトバンクの違約金はゼロ円です。気にせずワイモバイルへ乗り換えです。
2019年9月以前の古いプランの場合
2019年9月以前の古いプランを使っている人の場合は、2年ごとの更新月以外に他社へ乗り換えると違約金が1万円程度かかります。
古いプランで更新月ではない場合は、ソフトバンクの新しいプラン(ミニフィットプラン等)に変更します。プラン変更すると翌月から違約金がゼロ円になります。
更新月の確認の仕方
My SoftBankにログイン → 右上のメニューバーをタップ → 「契約・オプション管理」→ 更新期間を確認
電話で問い合わせる場合(9:00~20:00)
・ソフトバンクのスマホから157
・0800-919-0157
2021年春からMNP転出手数料と違約金がゼロ円になる
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるのにかかる費用
ソフトバンク側
・MNP転出手数料:税込3300円
・違約金:事前にプラン変更すれば0円 (変更しないままだと税込10,450円の違約金)
ワイモバイル側
・特になし
2021年春からMNP転出手数料が無料、プラン変更なしでもソフトバンクの違約金は0円になります。無料化する正確な日にちはまだ決まっていません。
ステップ2:Tポイントを使い切る
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えると、そのままだとTポイントが消滅します。
Tポイントはソフトバンクの毎月の携帯電話料金に使うのがベストです。
ステップ3:SoftBankメールを使っている場合はGmailに変更する
SoftBankからワイモバイルに乗り換えると、SoftBankメール(キャリアメール)が使えなくなります。
既にSoftBankメールを使っていない人は問題ないですが、SoftBankメールを使っている人はGmailに変更してください。iCloudメールやYahooメール等でも良いです。
〇〇〇@i.softbank.jpや〇〇〇@softbank.ne.jp
↓
〇〇〇@gmail.com
SoftBankのメルアドでショッピングサイトやSNSを登録している場合は、Gmailのメルアドに変更します。必要に応じて、家族や知人などにもメルアドの変更をメールしておきます。
SoftBankに乗り換えるとSoftBankメールが見れなくなるので、必要に応じてSoftBankメールの中で大切なメールはGmailに事前に転送します。
キャリアメールが使えなくなる!フリーメールのデメリットとメリットを徹底解説
ワイモバイルのメールは使わないほうが良い
ワイモバイルにすると「@yahoo.ne.jp」というキャリアメールを使うことができますが、ワイモバイルのキャリアメールは使わないほうが良いです。
ワイモバイルのキャリアメールを使ってしまうと、もしまた他社に乗り換えたくなったときに、ワイモバイルのメールが使えなくなります。Gmailなどのフリーメールなら他社に乗り換えても、そのまま使い続けられます。
ステップ4:SIMロックを解除する
ソフトバンクのiPhoneやAndroidスマホをワイモバイル使うにはSIMロック解除が必要です。
SIMロック解除はネットで10分くらいでできます。下記を参考に、さっくりと解除してしまいましょう!
ステップ5:タブレット等を契約している場合は対処を考える
ソフトバンクでiPadなどのタブレットを購入している場合、データシェアを使っている可能性が高いです。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えると、スマホの契約は自動解約になりますが、タブレットのデータシェアが自動的にデータ契約に変更になってしまいます。
データシェアだと月500円だったのが、タブレットだけで最大で月7480円になる可能性があります。
ソフトバンクでiPad等のタブレットを購入した場合は、My SoftBankにログインしてタブレット契約の解約も忘れないようにしましょう。
電話で問い合わせる場合(9:00~20:00)
・ソフトバンクのスマホから157
・0800-919-0157
タブレットの場合もSIMロック解除を忘れずにしておきます。SIMロックを解除すればワイモバイルのシェアプランで使えます。(WiFiでも使えますが・・)
ステップ6:ソフトバンクの支払いが請求書払いの場合は、支払い方法を変更する
ソフトバンクの支払い方法が請求書払いの場合は、口座振替もしくはクレジットカード払いに変更する必要があります。
ワイモバイルには請求書払いがないので、そのままだとワイモバイルに乗り換えることができません。
支払い方法はMy SoftBankから変更できます。
ステップ7:ワイモバイルを契約する
月末近くになると手続きに時間がかる場合があります。当月中に乗り換えたい場合は、25日までに申し込むことをおすすめします。
ちなみに乗り換える時のワイモバイルのSIMのサイズはnanoです。microではありません。
オンラインで契約、それとも店舗で契約したほうが良い?
ワイモバイルはオンラインストア、またはワイモバイルショップ(店舗)でも申し込めます。
ただし、オンラインで申し込めば事務手数料の税込3300円が無料です。
それとオンラインで申し込めば、手続きの仕方がわかるようになるので、その後に自分でプラン変更やオプション変更、他社への乗り換えもオンラインで簡単にできるようになります。
店員さんに全部任せると、その時は簡単でも後でプラン変更やオプション変更をしたくなっても、自分でできない人が結構出てきてしまいます(店舗は新規契約のみサポートなので・・)
ワイモバイルはは基本的にオンラインの公式サイトで申し込むことをおすすめします。即日で乗り換えたい場合や未成年名義で契約したい場合は、ワイモバイルショップで申し込むことをおすすめします。
PayPay3000円相当プレンゼントにエントリーする
ワイモバイルを申し込む前に「どこでももらえる特典」のPayPay3000円相当にエントリーします(Yahoo! JAPAN IDが必要)。
Yahoo! JAPAN IDを持っていない場合、前月までに作成したYahoo! JAPAN IDが必要です。つまり、今Yahoo! JAPAN IDを作った場合はエントリーできるのは翌月からです。
ワイモバイルを申し込んだ後だと、どこでももらえる特典はエントリーできません。PayPayは申込日の翌々月の月末にもらえて、有効期限は60日間です。
PayPay特典にエントリーしたら、下記の公式サイトのY!mobileオンラインストアでワイモバイルを申し込みます。
ワイモバイルを申し込むのに必要なもの
必要なものは特にありません。
ワイモバイルの申込み画面で「My SoftBankログイン」という箇所が出てくるので、そこからログインすれば「MNP予約番号」や「本人確認書類」なしで、簡単にワイモバイルへ番号移行ができます。
申し込みはこちら → 公式サイトのY!mobileオンラインストア
※ ヤフー店では申し込まない
ワイモバイルはヤフー店のY!mobileオンラインストアでも申し込めますが、MNP予約番号と本人確認書類が必要になるのに加えて、税込3300円の事務手数料がかかります。
公式サイトのY!mobileオンラインストアなら、MNP予約番号と本人確認書類も不要、事務手数料も無料なので、ソフトバンクから乗り換える場合は公式サイトで申し込むことをおすすめします。
ワイモバイルを申し込んだら2〜4日程度待つ
ワイモバイルは申し込みから2〜4日程度で届きます(平均3日)。
申込み後も今のスマホはそのまま使えます。電話もネットもできます。
ステップ8:ワイモバイルを設定する
ワイモバイルのSIMカードが届いたら回線の切り替え手続きをします。
回線切替の受付時間 10:00〜19:00
電話番号:0800-919-9809
回線の切り替え手続きをすると、1時間ほどでワイモバイルのSIMカードが使えるようになります。
ワイモバイルのSIMカードを入れてAPN等を設定する
回線の切り替え手続きをしたら、ワイモバイルのSIMカードをスマホに入れます。新しい格安スマホやiPhoneを買った場合は、そのスマホにSIMを入れます。
iPhoneの場合は、側面に小さな穴が空いているので、その穴にクリップを差し込むと、SIMスロットが出てきて、SIMカードを入れ替えることができます。
※ SIM取り出し品でも、100円ショップのクリップでも何でも可
Androidスマホは、側面に穴が空いているタイプと、爪で引っ掛けて取り出すタイプがあります。
入れ方がわからない場合は、ネットで調べればやり方が載ってあります。
iPhoneの場合は構成プロファイルをインストールする
ワイモバイルSIMカードをiPhoneに入れたら、WiFiに接続して構成プロファイルをダウンロードしてインストールします。
※ WiFiがない場合は、事前にワイモバイルの構成プロファイルを、iPhoneにダウンロードだけしておくことをおすすめします。
回線の切り替え手続きをしてから1時間ほどで、ワイモバイルのSIMカードを入れて構成プロファイルをインストールしたiPhoneが使えるようになります。
Androidスマホの場合はAPNを設定する
ソフトバンクのAndroidスマホの場合は、ワイモバイルのSIMカードをスマホに入れて電源を入れます。SIMネットワークロック解除PINというのが表示されるので、そこに解除コードを入力して、ロック解除をタップします。これでSIMロックの解除は完了です。
※ Android端末によっては「設定」→「端末情報」→「SIMカードの状態」→「SIMカードの状態を更新」が必要な場合があります。
SIMフリーやSIMロックを解除したAndroidスマホにAPNを設定します。
Androidスマホ → 設定 → 無線とネットワーク → モバイルネットワーク → アクセスポイント名 → 右上の「︙」より新しいAPNを作成
ワイモバイルのAPNの設定項目
・名前:ymobile
・APN:plus.acs.jp
・ユーザー名:ym
・パスワード:ym
・認証タイプ:CHAP
必要に応じて下記も設定します(必須ではないです)。
・MMSC http://mms-s
・MMSプロキシ andmms.plusacs.ne.jp
・MMSポート 8080
・APNタイプ default,mms,supl,hipri
APNを保存して、アクセスポイントにymobileを選択すれば完了です。
回線の切り替え手続きをしてから1時間ほどで、ワイモバイルのSIMカードを入れてAPNを設定したAndroidスマホが使えるようになります。
その他の設定
ワイモバイルはそのままだとデータ増量分が反映されないのでもったいないです。Y!mobileサービスの初期登録とオートチャージの設定は必須です。
My Y!mobileの初期登録、Y!mobileサービスの初期登録、PayPayアプリ登録
ワイモバイルの無料のデータ増量のためのオートチャージの設定方法、Enjoyパックで月0.5GB増量
ステップ9:ソフトバンク光契約者は「おうち割 光セット(A)」を再度適用
SoftBank光を契約している場合、「おうち割 光セット」を再適用する必要があります。
ワイモバイルの名義とSoftBank光の名義が同じ場合は、上記のサイトから再適用できます。
名義がそれぞれで異なる場合、ワイモバイルショップで再適用の手続きが必要になります。
ステップ10:ソフトバンクでの解約手続き
ソフトバンクからワイモバイルへ番号移行した場合は、乗り換えが完了してワイモバイルが使えるようになった時点でソフトバンクのスマホ契約は自動的に解約になります。
ソフトバンクで解約手続きは不要です。
ソフトバンクのSIMカードはハサミで切ってゴミ箱に捨てれば大丈夫です。ソフトバンクのSIMカードの返却は不要です。
スマホの分割払いが残っている場合は、そのまま分割が継続される
スマホの分割払いが残っている場合は、格安SIMに乗り換えた場合でも、ソフトバンクの分割払いはそのまま継続されます。
残高を一括で支払いたい場合は、ソフトバンクに問い合わせれば一括に変更できます。
ソフトバンクのタブレット契約は残るので要注意
MNPで乗り換えると、ソフトバンクのスマホ契約は自動的に解約になりますが、ソフトバンクでタブレットを契約している場合は、タブレットの契約は自動解約にはなりません。
タブレットをデータシェアで契約している場合、スマホが自動解約になると、タブレットはデータシェアから通常のデータプランに変更になります。
タブレットの通常のデータプランはかなり高額なので、ソフトバンクでiPad等のタブレットを購入した人は、事前にタブレットを解約しておくことをおすすめします。あと、もし体組成計やフォトビジョン等の謎の商品を買った場合は、それらも解約しておく必要があります。
※ タブレットを解約しても、タブレットはWiFiでネットが使えます。
長くなりましたが、これで完了です!
この記事に関する口コミやコメントをする
Tポイントが無くなるのは回避できないのでしょうか?
Tカードと連携すれば、Tポイントがなくなるのは回避できます。
https://www.softbank.jp/support/faq/view/12120