1Mbpsはどのくらい使える?
回答:スマホなら1Mbpsの速度制限でも結構普通に使えます。
LINEのトークや無料通話、メールの送受信、地図アプリとナビ、Twitterや軽めのWebサイト、動画も普通画質なら止まらずに再生できます。
ここでは1Mbpsの使い勝手と違い、おすすめの1Mbps使い放題の格安SIMを徹底解説します。
1Mbpsの最安はmineoの最大1.5Mbps使い放題で月990円です。他にも最大1Mbpsの低速は、UQモバイル、ワイモバイル、ahamo、LINEMO、NUROモバイルなどがあります。
格安SIMによっては、余ったデータの翌月繰越、データを消費しない低速切り替え、バースト転送で低速でも最初の1秒の高速データ通信などが使えます。
※ 1Mbps(読み方:1メガビーピーエス) = 1000kbps = 1秒で125KBのデータ量
格安SIMの1Mbpsの目次
1Mbpsは遅い?
1Mbpsでも結構いろいろ使える!
1Mbpsは普段使っている速度よりも少し遅いかな?くらいの速度です。
一般的なWebサイトや地図アプリ(ナビ)、LINE、Twitter、Facebookなど普通に読み込めます。メールの送受信も大丈夫です。音楽やラジオは余裕で聴けます。
画像が多いと読み込みが少し遅れますが、細かいことを言わなければ許容範囲です。
インスタグラムや漫画アプリだと読み込みが少し遅れる
インスタグラムなど画像がたくさんある場合は、1Mbpsだと画像の読み込みが普段よりも1〜2秒くらい遅れたりしますが、それなりに使えます。
漫画アプリやマッチングアプリなども画像が高画質なので、読み込みが数秒遅れる場合があります。
画像がたくさんある場合でもそれなりに使えますが、サクサク快適に使いたい場合は厳しいです。
スマホでYouTubeなどの動画を普通画質で見れる
スマホでYouTubeなどの動画を見る程度なら、1Mbpsでも十分楽しめる画質で、途中で止まらずに再生できます。
YouTubeの画質 | 必要な速度 |
---|---|
144p(最低画質) | 120kbps〜215kbps(平均180kbps) |
240p(低画質) | 235kbps〜350kbps(平均270kbps) |
360p(普通画質) | 330kbps〜680kbps(平均530kbps) |
480p(高画質) | 700kbps〜1.2Mbps(平均800kbps) |
720p(超高画質) | 1.4Mbps〜2.0Mbps(平均1.8Mbps) |
1080p(超絶画質) | 2.4Mbps〜3.8Mbps(平均3.0Mbps) |
1MbpsでもYouTubeの360pの普通画質なら止まらずに見れて、480pの高画質でも大体止まらづに見れます(480pは動画によってはたまに止まる)。
Netflix、Amazonプライムビデオ、Huluなども、スマホで普通画質なら再生途中でほとんど止まらずに楽しめます。
※ タブレット、パソコン、ネット対応テレビなどで動画を見る場合は、1Mbpsだと画質が荒くなるので難しいです。
1Mbpsだと厳しい用途
テザリングでパソコンを使う場合、スマホでアプリやゲームアプリの大きめの苦心データをダウンロードする場合、またはクラウドのバックアップや同期は、1Mbpsだと厳しいです。
50MBのアプリをダウンロードするのに約7分かかる
1Mbpsは1秒で125KB、1分で7.5MB、1時間で450MBのデータ通信量です。
50MBくらいのスマホアプリをダウンロードするだけでも、1Mbpだと約7分くらいかかります。
ゲームアプリだと初回に1GBくらいダウンロードする必要があり、その場合は1Mbpだと2時間くらいかかったりします。
Zoomなどのビデオ会議やオンライン授業で使える?
1MbpsでZoomなどのビデオ会議やオンライン授業ができるかというと、何とかなるレベルです。
720pや1080pの超高画質は無理ですが、高品質ビデオでやりとりできます。
1MbpsでもそれなりにZoomが使えますが、途切れる可能性もあるので、安定して使いたい場合は1.5Mbps以上が推奨です。
データを使い切ると最大1Mbpsに速度制限される格安SIM
最大1Mbpsが使える格安SIM
- UQモバイル:15GBと20GBプラン
- ワイモバイル:15GBと25GBプラン
- ahamo:20GBと100GBプラン
- LINEMO:20GBプラン
- NUROモバイルのNEOプラン/W:20GBと40GBプラン
- JCOMモバイル:10GBと20GBプラン
上記の格安SIMはデータを使い切ると速度が最大1Mbpsに制限されます。
mineoのマイそくなら月990円で最大1.5Mbpsが使い放題です(月〜金の昼12時台は32kbpsに制限)。
mineoのマイピタなら月2178円で20GBの高速データ通信が使えて、低速は最大1.5Mbpsで使い放題です。
※ mineoは3日間10GBを超えると翌日速度制限(32kbps)
最大1Mbpsに切り替えて、データ消費なしでネットが使える格安SIM
格安SIMの中には高速データ量が残っている状態でも、アプリで低速に切り替えることで、データ消費なしにネットが使える格安SIMがあります。
低速に切り替えてデータ消費なしに使える格安SIM (低速1Mbps以上)
- mineo:最大1.5Mbpsに切り替え可 (マイそくは常時最大1.5Mbps)
- NUROモバイルNEOプラン/W:20GBと40GBプランは最大1Mbpsに切り替え可
普段は高速データ通信で快適にネットを使って、YouTubeなどの動画を見るときは低速に切り替えてデータ消費なしに楽しむことができます。
ワイモバイル、UQモバイル、ahamo、LINEMO、JCOMモバイルは、自分で低速へ切り替えはできません。高速データを使い切ると低速に自動的に切り替わります。
最大1Mbpsということは、もっと遅くなったりしない?
最大1Mbpsの実際の速度は0.9Mbps〜1Mbpsくらいです。0.8Mbps以下の遅い速度になることはほぼありません。
※ mineoのマイそくは月〜金の昼12時台は32kbpsに制限、通常プランも混雑時は最大1.5Mbpsの実測は1Mbpsくらい(平日昼は0.5Mbpsくらいになることも)
データを使い切った後に1Mbpsを使いまくると料金が発生する?
1Mbpsを使いまくっても別途料金はかかりません。
例えば、ワイモバイルの15GBプランを契約して、月15GBを使い切ると最大1Mbpsに速度が制限されます。最大1Mbpsの状態でデータを使いまくっても、料金は追加で発生しません。
1Mbps 使い放題 最安の格安SIM
mineo:最大1.5Mbps使い放題で最安990円
データ量 | 料金 | 繰越 | 切替 | 低速 | 高速 |
---|---|---|---|---|---|
0GB | 月990円 | ✕ | ✕ | 1.5Mbps (昼12時32kbps) | ✕ |
1GB | 月1683円 | ◯ | ◯ | 1.5Mbps | △ |
20GB | 月2178円 |
mineoの低速1.5Mbpsは3日間で10GBまで使えます。
月990円は常時最大1.5Mbpsで月〜金の昼12時台は32kbpsに制限されます。月1683円と月2178円は高速データ通信と最大1.5Mbpsを切り替えて使えます。
mineoは混雑時は高速データ通信の速度が遅くなります。最大1.5Mbpsの実測は1Mbpsくらいなったりします。(月1683円と月2178円も平日昼12時台は0.5Mbpsになる場合も)
mineo(マイネオ)のデメリットと評判&新プランの総まとめ
NUROモバイル:データ消費なしの最大1Mbpsに切り替えできる
データ量 | 料金 | 繰越 | 切替 | 低速 | 高速 |
---|---|---|---|---|---|
実質25GB (NEOプラン) | 月2699円 | ◯ | ◯ | 1Mbps | ◎ |
NUROモバイルのNEOプランは月20GBプランですが、3ヶ月に1度、15GBもらえるので実質月25GBです。LINE、Twitter、インスタグラムがデータ消費なしです。
アプリで低速1Mbpsに切り替えて、データ消費なしにネットや動画が見れます。
NUROモバイルの評判は?キャンペーンと料金プラン解説【契約して使い勝手を評価】
ワイモバイル:余ったデータを繰越可
データ量 | 1回線目 | 2回線目以降 | 繰越 | 切替 | 低速 | 高速 |
---|---|---|---|---|---|---|
15GB | 月3278円 | 月2090円 | ◯ | ✕ | 1Mbps | ◎ |
※ ソフトバンク光契約なら1回線目も月2090円
ワイモバイルは月15GBのデータを使い切ると最大1Mbpsの低速になります。
ワイモバイルは余ったデータを翌月に繰り越すことができますが、データが余っている状態では低速に切り替えはできません。
ワイモバイルの評判とデメリット&料金プラン総まとめ【契約して評価】
UQモバイル:余ったデータを繰越可
データ量 | 通常料金 | 自宅セット料金 | 繰越 | 切替 | 低速 | 高速 |
---|---|---|---|---|---|---|
15GB | 月3278円 | 月2178円 | ◯ | ✕ | 1Mbps | ◎ |
20GB+10分かけ放題 | 月3278円 | —- |
※ 15GBプランは、au Payカード払いで支払わなければ月187円高くなります。
※ 15GBプランは、auひかり/JCOM/BIGLOBEひかり/auでんき契約者は自宅セット割で安く使えます。
UQモバイルの15GBと20GBはデータを使い切ると最大1Mbpsの低速になります。
UQモバイルは余ったデータを翌月に繰り越すことができますが、データが余っている状態では低速に切り替えはできません。
【契約中】UQモバイルのデメリットと実際の評判&料金プラン総まとめ
LINEMO:使い切ると最大1Mbpsに制限
データ量 | 料金 | 繰越 | 切替 | 低速 | 高速 |
---|---|---|---|---|---|
20GB | 月2728円 | ✕ | ✕ | 1Mbps | ◎ |
LINEMOは月20GBのデータを使い切ると最大1Mbpsの低速になります。LINEアプリはデータ消費なしに使えます。
データが余っている状態では低速に切り替えはできません。余ったデータの翌月繰越も非対応です。
LINEMOベストプランの評判とデメリット&料金プラン総まとめ【契約して評価】
ahamo:使い切ると最大1Mbpsに制限
データ量 | 料金 | 繰越 | 切替 | 低速 | 高速 |
---|---|---|---|---|---|
20GB+5分かけ放題 | 月2970円 | ✕ | ✕ | 1Mbps | ◎ |
100GB+5分かけ放題 | 月4950円 |
ahamoは月20GB/100GBのデータを使い切ると最大1Mbpsの低速になります。
データが余っている状態では低速に切り替えはできません。余ったデータの翌月繰越も非対応です。
ahamo(アハモ)の評判はデメリットだらけ?契約して料金プランと使い勝手を解説
UQ、ワイモバ、ahamo、LINEMO、NUROモバイルの1Mbpsの違い
UQモバイル、ワイモバイル、ahamo、LINEMO、楽天モバイルの1Mbpsの違いをまとめると下記になります。
UQ | ワイモバ | ahamo | LINEMO | NURO | |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 15GB 月3278円 (自宅セット割で2178円) | 15GB 月3278円 (2回線目は2090円) | 20GB 月2970円 | 20GB 月2728円 | 20GB 月2699円 |
データ繰越 | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ◯ |
切替 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ◯ |
低速 | 1Mbps | 1Mbps | 1Mbps | 1Mbps | 1Mbps |
データ繰越は余ったデータを翌月に繰り越せる機能です。切り替えは、高速データ通信とデータを消費しない低速に切り替えられる機能です。
バースト転送で1Mbpsがより快適に使える格安SIM
格安SIMの中にはバースト転送が使える格安SIMがあります。
バースト転送は、最大1Mbpsの低速状態でも最初の1秒くらいは高速データ通信が使えるサービスです。
Webサイトなどのデータ量が軽いものなら最初の1秒で全て読み込んだりもできるので、低速でもバースト転送で高速同等の使い勝手になります。
バースト転送が使える格安SIM (低速1Mbps以上)
- mineo
- NUROモバイルのNEOプラン/W
低速1Mbps以上でなおかつバースト転送も使える格安SIMは上記の2つだけです。
以前はUQモバイルもバースト転送が使えましたが、今はバース転送が使えなくなりました。
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コメントと実体験を書き込む(口コミ20件)
各社の1Mbpsの違いの欄、UQモバイル15GBプランですが、自宅セット割後の金額2090円の誤りでは?
UQモバイル単体記載での金額は2090円になっています。
修正しました。ご指摘ありとうございます!
「1000kbs = 1秒で25KBのデータ量」
↓
「1000kbps = 1秒で “125KB” のデータ量」
が正しいですかね?間違ってたらすみません。
1Bite = 8bit
の認識でした。
1秒で25KBは遅すぎ。。どこかで1を落とした模様です・・。ご指摘ありがとうございます。修正しました。
項目「データを使い切ると最大1Mbpsに速度制限される格安SIM」の
mineoの低速通信3日10GB超過後速度制限についてですが
マイそくが32kbps
マイピタのパケット放題プラスは200kbps
と差異がありますとお知らせしておきます
いつになったら自宅が楽天エリアになるのか全く分かりませんが、5GBまたは1Mbpsの条件でも無料なので万々歳です。
これとIIJmio(100円novalite3入手)の3GBの通話SIM計2枚をDSDVスマホに挿して利用中で、キャンペーンのおかげで10分かけ放題が無料になってるし、利用料金はたったの1600円(税別)です。
アンリミットでの通話だと「聞き取りにくいのですが…」と相手に言われる場合もあるので、電話回線も利用できるのは大きなメリットです。
そして楽天ひかりも契約しました。
屋内配線は既にあるので、登録費と無派遣工事費だけの2800円で高速ひかり回線が1年間無料で使えます。
アンリミットが楽天エリアになってくれたなら楽天ひかりは解約しようかなとも思っており、「こんなに得していいのかしら?」という恩恵を享受してます。
これも管理人Sさんのおかげです、これからも宜しくお願い致します。
楽天ひかりの速度がどのくらい出るか試してくれると嬉しいです。IPv6対応なので、ひどい速度はでないとは思います。
楽天電波が普通に入るようになったら、楽天ひかりは引退な感じがします。
ただ、場所によっては屋外は楽天電波が強いけど、屋内だと結構弱いとかもです。いずれにせよ1年経ったら考える感じですね。
※ 1Mbps(読み方:1メガビーピーエス) = 1000kb/s
これ間違い
bpsはbit per secondの略
つまり毎秒1メガbit
そしてKB/sはKilo Byte per second
1Byte = 8bitなので、1000Kbit÷8=125KB/sとなる
よって、以下のように記述するのが正解
※ 1Mbps(読み方:1メガビーピーエス) = 125KB/s
1Mbps = 1000Kb/sも正解なのでしょうか?
125KByte x (8bit/1Byte) = 1000Kb/s?
Kとkの違いがイマイチわかりません・・。
kは大きさの単位『キロ』で、Kは2進数で2の10乗「1024」だそうです。
因みに「K」の読み方は、指摘にあった「kiro(キロ)」は間違いで、「Kibi(キビ)」が正解です。
なので指摘のように、Mbps(メガピットパーセカンド)をKBps(キビバイトパーセカンド)にしようと思ったら、
1Mbps=1,000,000bps
1Kbps=1,024bps
1B=8b
なので
1,000,000÷1,024÷8= 122.0703125KBps
という面倒臭い事になります。
記事にある1Mbps(メガピットパーセカンド)=1000kbps(キロビットパーセカンド)は、
1Mbps=1,000,000bps
1kbps=1,000bps
なので
1,000,000÷1,000=1,000kbpsで間違いありません。
単位って面倒臭いっす・・・。
保存容量だと
1MB = 1024KB = 1024x1024B
面倒なので全員1000だと思って生きていきます。
kBpsではなく、しっかりkbpsと記載してありますので、1Mbps=1000kbpsで間違いないですよ。
bpsとBpsでは意味が変わってしまいますので、勝手に読み替えてはいけません。
bpsをボーと読んでしまうのは世代の差ですね。
楽天モバイル利用しております。
当方は自宅周辺はパートナーエリアで、20日程で5GB使ってしまい、今は低速1Mbps制限を受けております。
しかしながら昼間でも契約者が少ないからか?列車移動中で有っても3~6Mbps出ていて、個人的にはデータ制限モードで切替などせず快適にYouTubeでも720Pで視聴しております。
mineoも契約しておりますが、お昼休みに1Mbpsまで下がる事を思えば、当方は楽天モバイルUN-LIMITで十分満足です。
おそらく列車移動中は楽天回線エリアで楽天電波を掴んでいるんだと思います。
楽天電波を掴んでいる場合は、パートナーエリアで5GBを使い切っていても、高速データ通信になるはずなので。。
データ制限モードをオンにしておくと、パートナーエリアだけ低速1Mbpsになって、楽天回線エリアで楽天電波を掴んでいると、データ制限モードをオンにしていても高速データ通信が適用です。
こんにちは。
楽天UNLIMITはそもそも低速時3Mbpsなんですけど・・
>低速時3Mbpsなんですけど・・
それは楽天エリアでの通信速度です。
ですね・・。勘違いする人が多いかもなので、楽天回線エリアでの速度制限についても追加しておきました。