質問:楽天モバイルとLINEMO(ラインモ)のどっちが良い?
回答:月1GB以下なら楽天モバイル、月1GB超〜20GB以下ならLINEMO、月20GB超なら楽天モバイルです!
ざっくり評価して4割の人は楽天モバイル、6割の人はLINEMOがおすすめです。
楽天モバイルとLINEMOは違いが結構ありますが、突き詰めてしまえば使うデータ量でどちらが良いかがほぼ決まります。
月1GB以下なら無料で使える楽天モバイル、月1GB超〜20GB以下なら安定して使えるLINEMO、月20GB超は無制限の楽天モバイルを試すのがおすすめです。
楽天モバイルとLINEMOの違いを、月額料金、通話料金、サービスエリアと速度、対応機種、キャンペーン、サポートに分けて徹底比較します。
楽天モバイルのデメリットとメリットを徹底解説&料金プランと総合評価
LINEMOのデメリットとメリットを徹底解説&料金プランと総合評価
比較まとめ
比較まとめ | 楽天モバイル | LINEMO | ||
---|---|---|---|---|
月額料金 | 1GB以下 | 0円 | 3GB (低速300kbps) | 990円 |
3GB以下 | 1078円 | |||
20GB以下 | 2178円 | 20GB (低速1Mbps) | 2728円 | |
20GB超〜無制限 | 3278円 | |||
データ繰越 | なし(段階制プラン) | なし | ||
LINEアプリ | 特典は特になし | LINEのデータ消費なし、20GBプランなら700万種類以上のLINEスタンプが無料 | ||
事務手数料 | 0円 | 0円 | ||
違約金 | なし | なし | ||
通話料金 | 楽天リンクを使えば無料 楽天リンクはたまに不安定 (楽天リンクを使わない場合は30秒22円で、10分かけ放題は月1100円) | 5分かけ放題:月550円(1年間無料) 24時間かけ放題:月1650円(1年間1100円) | ||
留守番電話 | 無料で対応 | なし | ||
人口カバー | 93%(2021年内に96%) | 99.9%以上 | ||
速度 | 電波が悪くなければ速い (パートナー回線エリアだと月5GBを超えると1Mbpsに制限) | いつでも速い | ||
5G | 対応 | 対応 | ||
eSIM | 対応 | 対応 | ||
対応機種 | iPhone6s以上なら使える、Androidスマホは対応機種が少ない | 基本的に何でも使える | ||
スマホ販売 | あり | なし | ||
キャンペーン | 最大4ヶ月無料+楽天ポイントたくさん | 最大1万円のPayPay (ソフトバンクとLINEモバイルからの乗り換えは対象外) | ||
キャリアメール | 2021年内に対応予定 ※今のキャリアメールは使えない | なし | ||
サポート | オンラインチャット/電話 | オンラインチャット | ||
契約 | 店舗/オンライン | オンライン | ||
支払い | クレジットカード/口座振替 | クレジットカード/口座振替 |
赤字が楽天モバイルとLINEMOの重要な違いです。
月額料金の違い
楽天モバイル | LINEMO | |||
---|---|---|---|---|
月額料金 | 1GB以下 | 0円 | 3GB (低速300kbps) | 990円 |
3GB以下 | 1078円 | |||
20GB以下 | 2178円 | 20GB (低速1Mbps) | 2728円 | |
20GB超〜無制限 | 3278円 | |||
データ繰越 | なし(段階制プラン) | なし | ||
LINEアプリ | 特典は特になし | LINEのデータ消費なし、20GBプランなら700万種類以上のLINEスタンプが無料 |
楽天モバイルは実際に使ったデータ量で料金が決まる段階制プランです。LINEMOは3GBまたは20GBのどちらかのデータプランを最初に選ぶ必要があります。
月1GB以下は楽天モバイルなら無料で使えるので、楽天モバイルがおすすめです。
月1GB超〜20GB以下は、人口カバー率99.9%以上でどこでも安定して使えるLINEMOがおすすめです。
月20GBを超える場合で、楽天回線エリアなら楽天モバイルを試すことをおすすめします。
LINEMOの20GBプランを使い切ると1Mbpsに制限されます。1Mbpsなら結構普通に使えますが、20GBを超える場合は、楽天回線エリアなら無制限に高速通信が使える楽天モバイルを試すのが良いです。
LINEMOならLINEアプリで特典あり
LINEMOならLINEをデータ消費なしに使えます。20GBプランなら700万種類以上のLINEスタンプが無料で使えます。
普通の使い方ならLINEのデータ消費は月1GBくらいです(もう少し少ないかも)
通話料金の違い
楽天モバイル | LINEMO | |||
---|---|---|---|---|
通話料金 | 楽天リンクを使えば無料 楽天リンクはたまに不安定 (楽天リンクを使わない場合は30秒22円で、10分かけ放題は月1100円) | 5分かけ放題:月550円(1年間無料) 24時間かけ放題:月1650円(1年間1100円) | ||
留守番電話 | 無料で対応 | なし |
楽天モバイルは楽天リンクを使えば、電話が無料でかけ放題です。携帯電話や固定電話へも無料でかけられます。
ただし、楽天リンクの通話はたまに不安定になります。家族・友人・知人とかなら気にしなければ良いですが、仕事で使う場合は楽天リンクでの通話は避けたほうが良いです。
LINEMOは、LINE間の通話なら無料になりますが、携帯電話番号や固定電話へは無料通話はできません。
留守番電話の違い
楽天モバイルは留守電話を無料で使えます。ただし、iPhoneの場合は留守電話の再生時に30秒22円の通話料金がかかります。
LINEMOは留守電話はありません。LINEMOで留守番電話を使いたい場合は、伝言メモ(簡易留守録)対応のAndroidスマホにする必要があります。
サービスエリアと速度の違い
楽天モバイル | LINEMO | |||
---|---|---|---|---|
人口カバー | 93%(2021年内に96%) | 99.9%以上 | ||
速度 | 電波が悪くなければ速い (パートナー回線エリアだと月5GBを超えると1Mbpsに制限) | いつでも速い |
楽天モバイルの人口カバー率は複雑です。
楽天モバイルの人口カバー率は2021年内に96%になるけど
楽天モバイルの楽天回線エリアの人口カバー率は93%です。2021年内に96%に拡大します。
カバーできていないエリアはパートナー回線(auの電波)でカバーしますが、パートナー回線で月5GBを超えると速度が1Mbpsに制限されます。
パートナー回線が使えるエリアは順次終了しているので、楽天回線でもパートナー回線でも繋がらない圏外になる可能性が少しあります。
楽天モバイルは8割くらいの人は気にせず使えて、1割は微妙、残り1割は不満で乗り換える感じのサービスエリア感です。
楽天回線で電波が悪くなければ、快適な速度で使えます。
※ 地下で使いたいとかだと、楽天モバイルはやめたほうが良いです。
LINEMOの人口カバー率は99.9%以上
LINEMOはソフトバンクの電波を使っていて、人口カバー率は99.9%以上です。速度もソフトバンクと同じです。
よっぽど辺鄙な場所(または運が超悪い場所)でなければ、いつでも快適な速度でスマホが使えます。
対応機種の違い
楽天モバイル | LINEMO | |||
---|---|---|---|---|
対応機種 | iPhone6s以上なら使える、Androidスマホは対応機種が少ない | 基本的に何でも使える | ||
スマホ販売 | あり | なし |
楽天モバイルで使えるAndroidスマホは少ない
楽天モバイルはiPhone6s以上なら使えますが、Androidスマホは使える機種が少ないです。
SIMフリーのAndroidスマホ、またはauのAndroidスマホなら、2019年以降の機種なら相当数が使えますが、2018年以前の機種だとほとんど使えません。
ドコモとソフトバンクのAndroidスマホのほとんどは楽天モバイルで使えません。
LINEMOならほとんどの機種が使える
LINEMOなら2016年以降に発売された機種なら、ほとんどの機種で使えます。おそらく95%以上で使えるので、運が超悪くなければ気にせず使えば良いです。
ただし、ドコモとauのAndroidスマホ、それと楽天モバイルのRakuten Hand/mini/BIG/BIG sはソフトバンクのプラチナバンド非対応なので、LINEMOで使うと電波が悪くなる可能性があります。
キャンペーンの違い
楽天モバイル | LINEMO | |||
---|---|---|---|---|
キャンペーン | 最大4ヶ月無料+楽天ポイントたくさん | 最大1万円のPayPay (ソフトバンクとLINEモバイルからの乗り換えは対象外) |
キャンペーンは楽天モバイルのほうがお得です。
楽天モバイルのキャンペーン
楽天モバイルのキャンペーンは、月額料金が最大4ヶ月無料、楽天ポイントが最大25,000ポイント、楽天モバイルのクーポン適用で楽天ポイント大幅増額、楽天市場のポイントが+1倍アップなど特典多数です。
楽天モバイルでは月1GB以下なら無料で使えるキャンペーンを行っています。
楽天モバイルなら事務手数料3300円も無料、SIM/eSIMのみなら20,000ポイント、端末とセットだと最大30,000円相当おトクに買えます。
- SIM/eSIMのみで新規:5,000ポイント
- SIM/eSIMのみで乗換:20,000ポイント
- Androidスマホとセット:5,000ポイント+最大20,000円割引
- iPhoneとセット:最大30,000ポイント
キャンペーン終了日は未定です。(※月1GBの無料キャンペーンはずーと適用)
キャンペーンの詳細を見る
LINEMOのキャンペーン
LINEMOのキャンペーンは、5分かけ放題が1年間無料、3GBプランはPayPay3000円、20GBプランはPayPay1万円がもらえます。ただし、ソフトバンクとLINEモバイルからの乗り換えの場合はPayPay対象外です。
ここではLINEMOの最新のキャンペーンをまとめます。
- PayPayポイントあげちゃうキャンペーン
- ミニプラン半年実質無料キャンペーン
- FEVER TIMEでポイント増額(不定期)
- LINEスタンプ900万種類以上が実質無料
- 5分かけ放題が1年無料
- LINE MUSICが6ヶ月無料
サポートの違い
楽天モバイル | LINEMO | |||
---|---|---|---|---|
サポート | オンラインチャット/電話 | オンラインチャット | ||
契約 | 店舗/オンライン | オンライン | ||
支払い | クレジットカード/口座振替 | クレジットカード/口座振替 |
サポートはどうちらも期待しないほうが良いです。
一般的な質問だったら、楽天モバイルでもLINEMOでもオンラインチャットで普通に答えてくれると思いますが、少し難しくなるとオペレーターが間違える可能性が高くなります。
基本的には、わからないことがあったら、ネットで調べる人に楽天モバイルとLINEMOがおすすめです。
結論
楽天モバイルとLINEMOの違いは、月額料金、通話料金、サービスエリア、対応機種、キャンペーンです。
どっちが良いかまとめると、月1GB以下なら無料で使える楽天モバイルです。楽天モバイルはLINEMOよりもサービスエリアが狭く圏外になる可能性がありますが、月1GB以下なら細かいことは気にせず、無料の楽天モバイルです。
月1GB超〜20GB以下の場合はLINEMOです。楽天モバイルと料金的な差額が少なく、LINEOならどこでも安定して使えます。
月20GBを超える場合は楽天モバイルです。
楽天モバイルの電波が悪いと言う人もいますが、8割くらいの人は問題なくたくさん使えるので、最大4ヶ月無料で試せる楽天モバイルが良いです。もしうまく使えない場合は、povo2.0あたりに乗り換えるのがおすすめです。
この記事に関する口コミ
サブ回線として楽天アンリミットをパートナー回線で利用してます。 (1年無料)
私の住所地が楽天回線になるまでに、まだ時間がかかりそうです。
メイン回線は昨年契約したBIGLOBEモバイルのタイプA、3GBです。
自宅にWiFiがある上に楽天が5GB使えるので、データ容量は最少の1GBでも間に合いそうです。
楽天リンクからの通話発信だと物凄く通話品質の悪い場合が多く、無料だから仕方ないか…などと思うことも多いです。
ただ通話はほとんどしないので、楽天リンクで音声が悪くて通じない場合には、BIGLOBEで30秒で9.9円でかけるか、頻度に応じて通話オプションを選択するかになりますね。
こんばんは。
全く同じプランでやっていますが、来月からBIGLOBEモバイルを
3GBから1GBにする事にしました。
BIGLOBEモバイルから、10月中にアンケートに答えたら今後半年
月に550円引きのメールが来たので一応回答しましたが、来月か
再来月にはLINEMOに乗り換えそうな気がします。楽天アンリミットの無料期間が今年の12月までなので。
自分の自宅も公式上は楽天回線エリアながら実質パートナー回線
エリアですが、楽天リンクの通信音質は悪くないです。
教えていただきたいのですが
いつ頃メール来ましたか?
ドネドネに関するアンケートは来ました。
550円引きのものは見つからなかったです。
全員ではなく無作為に選んでるのでしょうか。
自分は10月2日に10月期間限定のアンケートに答えたら
今後半年間割引というメールが来ました。
BIGLOBEモバイルに乗り換えたのが去年の10月で、今月で
丁度1年になるので、引き留め目的かもしれません。
ありがとうございました。
1年、ですねおそらく。
サービスエリアの差が大きいです。
田舎によく行くのでSoftBank回線は選択肢に入れられないのが実情です。
SoftBankは人口カバー率99.9%以上と発表していますが、民家がそれなりにある場所でもSoftBankだけ圏外はかなり多いです。
たとえば宮崎県高千穂町では3大キャリアショップがそれぞれありましたが、SoftBankは町内で圏外エリアが多くユーザーが増えないので、SoftBankのみショップが撤退してしまったそうです。たしかに3キャリアのエリアマップを見比べると差は歴然です。
楽天モバイルは田舎でauのパートナー回線エリアを利用できる限り、5GB縛りはありますが現実的な選択肢です。
ただ楽天モバイルもパートナー回線エリアでauの全てのバンドを利用できるわけではないのと、パートナー回線エリア自体がいつ打ち切られるかわからないので、田舎に頻繁に行く人にはどちらもメイン回線の選択肢には厳しいです。
田舎に頻繁に行く場合は、楽天モバイルは避けた方が良いと思います。
田舎だとドコモ、au、ソフトバンクでも得て不得手が出てくるので、田舎に住んでいる人に聞くのが良いですね。。
宮崎県高千穂町のGoogleマップを見てみましたが、なかなかの場所ですね・・。