ワイモバイルとLINEMOを比較すると、どっちが良いの?
結論:SoftBank光契約者とその家族、または新しいスマホが必要ならワイモバイルが良いです。それ以外はLINEMOです。
Yモバイルもラインモもソフトバンクの電波を使っていて、両方とも同じサービスエリアでソフトバンクと同じ速い速度が出ます。
※ LINEMO運営の指摘による追記:「詳細はLINEMOの公式サイト(https://www.linemo.jp/)でご確認ください」
ここではワイモバイルとLINEMOの違いを徹底比較します。主な違いは料金プラン、データ繰越、取り扱い機種、キャンペーン特典、店舗サポートです。
ワイモバイルは4/20/30GBから選べて、余ったデータを翌月に繰り越せて、家族割引、SoftBank光割引、端末が大幅割引、店舗での対面サポートにも対応しています。
LINEMOは3GBと20GBのみ、余ったデータの翌月繰越は不可、LINEアプリはデータ消費なし、20GBプランなら1000万種類のLINEスタンプが無料、オンライン専用プランで端末販売なしです。
ワイモバイルとLINEMOの比較の目次
ワイモバイルとLINEMOの比較まとめ
ワイモバイルとLINEMOの主な違いをまとめた比較表は下記です。
比較表 | ワイモバイル | ラインモ |
---|---|---|
3GB | — | 月990円 |
4GB | 1回線目:月2178円 2回線目以降:月1078円 おうち割料金:月1078円 | — |
20GB | 1回線目:月3828円 2回線目以降:月2728円 おうち割料金:月2178円 | 月2728円 |
30GB | 1回線目:月4928円 2回線目以降:月3828円 おうち割料金:月3278円 | — |
データ繰越 | ◯ | × |
PayPayカード | PayPayカードで支払わないと月187円値上げ | PayPayカード不要 |
SoftBank光契約者 | おうち割料金で使える。SoftBank光のオプション料金が月1565円引き | なし |
通話料金 | 10分かけ放題:月880円 時間無制限かけ放題:月1980円(60歳以上は月880円) | 5分かけ放題:月550円(7ヶ月無料) 時間無制限かけ放題:月1650円(7ヶ月1100円) |
端末販売 | ありで大幅割引 (ただしソフトバンクまたはLINEMOから乗り換えは割引対象外) | なし |
キャンペーン | PayPay最大26,000円 (ただしソフトバンクまたはLINEMOから乗り換えはPayPay付与対象外) | PayPay最大20,000円(ただしソフトバンクまたはワイモバイルから乗り換えはPayPay付与対象外) |
LINEアプリ | データを消費する | データを消費しない |
LINEスタンプ | 特典なし | 20GBプランなら1000万種類以上が無料 |
Yahooプレミアム会員費 | 無料 | 月508円 |
キャリアメール | あり | なし |
留守番電話 | 基本料無料 | 月220円 |
シェアSIM | あり | なし |
契約方法 | オンライン/店舗 | オンライン |
事務手数料 | 無料(店舗契約だと3850円) | 無料 |
サポート | 店舗/オンラインチャット/電話 | オンラインチャット |
ワイモバイルとLINEMOの共通する点は、実際に出る通信速度がソフトバンクと同じ、データを使い切るとLINEMOの3GBとワイモバの4GBは最大300kbps、それ以外のプランは最大1Mbpsに制限されることです。
LINEMOは低速無制限で使えますが、ワイモバイルは低速で既定容量の半分(Sは2GB/Mは10GB/Lは15GB)を消費した場合は、当月中は最大128kbpsの超低速に制限されます。
対応機種は両方とも同じです。基本的に何でも使えますが、SIMロック解除が必要です。
両方ともLINEのID検索に対応していて、5GとeSIMにも対応、支払い方法はクレジットカードと口座振替に対応、いつ解約しても違約金なしです。
ワイモバイルの評判とデメリット&料金プラン総まとめ【契約して徹底評価】
LINEMO(ラインモ)の実際の評判とデメリット&料金プラン総まとめ【契約して評価】
料金比較はソフトバンク光契約者とその家族ならワイモバイルが安い
比較表 | ワイモバイル | ラインモ |
---|---|---|
3GB | — | 月990円 |
4GB | 1回線目:月2178円 2回線目以降:月1078円 おうち割料金:月1078円 | — |
20GB | 1回線目:月3828円 2回線目以降:月2728円 おうち割料金:月2178円 | 月2728円 |
30GB | 1回線目:月4928円 2回線目以降:月3828円 おうち割料金:月3278円 | — |
データ繰越 | ◯ | × |
PayPayカード | PayPayカードで支払わないと月187円値上げ | PayPayカード不要 |
SoftBank光契約者 | おうち割料金で使える。SoftBank光のオプション料金が月1565円引き | なし |
LINEアプリ | データを消費する | データを消費しない |
事務手数料 | 無料(店舗契約だと3850円) | 無料 |
SoftBank光契約者とその家族なら、ワイモバイルがおすすめです。
ソフトバンク光契約者はワイモバイル一択
ソフトバンク光契約者とその家族なら、ワイモバイルは1回線目から4GB1078円、20GB2178円、30GB3278円です。余ったデータを繰越せます。
加えて、SoftBank光契約者がソフトバンクまたはワイモバイル以外を契約すると、SoftBank光のオプション料金が月1565円値上がりするので、SoftBank光契約者はワイモバイル一択です。
ソフトンバンク光を契約していない場合はLINEMOがおすすめ
ソフトバンク光を契約していない場合は、シンプルに安く使えるLINEMOがおすすめです。(ワイモバイルのプラン名はシンプル2ですが、実際はシンプルではないです)
ワイモバイルはソフトバンク光を契約していない場合でも、2回線目以降なら安く使えますが、1回線目が割高です。
通話料金の違いは、ワイモバイルだと10分、LINEMOなら5分かけ放題
ワイモバイルとLINEMOは通話料金は少し異なります。
- ワイモバイルの通話料金
- 通話オプションなし:30秒22円 ← GCallを使えば30秒8円
- 10分かけ放題:月880円、1回10分を超えると30秒22円
- 無制限かけ放題:月1980円 (60歳以上なら月880円)
- LINEMOの通話料金
- 通話オプションなし:30秒22円 ← GCallを使えば30秒8円
- 5分かけ放題:月550円、1回5分を超えると30秒22円 (7ヶ月は月550円が無料)
- 無制限かけ放題:月1650円 (7ヶ月は月1100円)
通話料金は似たり寄ったりですが、LINEMOなら通話オプションが7ヶ月間は割引価格で使えるのがお得です。
速度比較は互角だけど、ワイモバイルなら余ったデータの繰越に対応
ワイモバイルもLINEMOもソフトバンク回線を使っていて、同一ネットワーク同一品質なので、基本的には速度の違いはありません。
念の為、同じ端末2機種でワイモバイルとLINEMOの速度を測定して比較してみると・・
※ 2023年8月6日(日曜)午前6:56
LINEMOと比較してワイモバイルの速度の方が少し良い結果が出ましたが、誤差レベルです。
下記のサイトでLINEMOは4G端末、ワイモバイルは5G端末で速度計測しています。
余ったデータ量の翌月繰越の違い
ワイモバイルなら余ったデータを翌月に繰り越せるので、普段データを少し余らせておけば、たまにデータをたくさん使う月があっても速度制限にならずに快適に使えます。
LINEMOは余ったデータを翌月に繰り越せないので、普段より少し多く使うとデータを使い切って低速に速度制限になる可能性が高いです
データを使い切った後の速度制限の違い
データを使い切るとLINEMOの3GBとワイモバの4GBは最大300kbps、それ以外のプランは最大1Mbpsに制限されます。
LINEMOは低速無制限で使えますが、ワイモバイルは低速で既定容量の半分(Sは2GB/Mは10GB/Lは15GB)を消費した場合は、当月中は最大128kbpsの超低速に制限されます。
速度制御の記載について
LINEMOとワイモバイルの両方の公式サイトには、混雑時の速度制御の記載があります。
「通信が混雑し、または通信の混雑が生じる可能性がある場合、ネットワーク全体の品質を確保するため、通信の種類及び内容にかかわらず、同じ設備を利用している通信量が多い回線から順に、通信速度を他の回線と同じ水準まで一時的に制御する場合があります。この通信速度制御は混雑が緩和されるとただちに解除されます。」
ワイモバイルとLINEMOの両方の速度を2021年3月から計測していますが、両方とも平日昼などの混雑時に低下したことはありません。速度の差異はほとんどないです。
取り扱い機種の違いは、ワイモバイルなら大幅割引 (LINEMOは端末販売なし)
ワイモバイルではスマホを販売していますが、LINEMOではSIMまたはeSIMのみの提供でスマホを販売していません。
ワイモバイルに乗り換えるなら最新のスマホが大幅割引で買えます。(ソフトバンク/LINEMO/LINEモバイルからの乗り換えた割引対象外)
新しいスマホが必要な場合はワイモバイルがおすすめです。ワイモバイルで購入したスマホをLINEMOで使うこともできます。
ワイモバイルのおすすめ機種ランキングと端末評価 [2024年4月最新]
キャンペーン比較は、LINEMOよりワイモバイルが少しお得
SIMまたはeSIMのみを申し込む場合、ワイモバイルでもLINEMOでもPayPayポイントがたくさんもらえますが、ワイモバイルのほうがたくさんもらえます。
ワイモバイルを契約するとPayPay最大26,000円、LINEMOだとPayPay最大20,000円相当がもらえます。申し込み時期によって付与額は変わります。
※ ソフトバンク/LINEMO/LINEモバイルからの乗り換えはPayPayポイント対象外
ワイモバイルのSIMまたはeSIMのみの申し込みはこちら (PayPayたくさん付与)
ワイモバイルの現金キャッシュバックまとめ[2024年4月最新]
LINEMOのキャンペーン
LINEMOはSIMまたはeSIMのみを申し込む場合は最大20,000円のPayPayがもらえます。
※ ソフトバンク/ワイモバイル/LINEモバイルからの乗り換えはPayPayポイント対象外
LINEMOの2024年4月最新のキャンペーン情報をまとめます。LINEMOはキャンペーン特典をコロコロ変えるので、過去に申し込んだ人用のキャンペーン情報も残しています。
LINEMOを2024年5月7日までに申し込めば、他社からの乗り換えならPayPay最大12,000円がもらえるキャンペーンをしています。
ただし、このキャンペーンはお得ではないです。Yahoo携帯ショップで申し込んだほうがお得です。
その他の特典の違い
LINEMOならLINEギガフリーで、20GBプランは1000万種類以上のLINEスタンプが無料
LINEMOならLINEアプリをデータ消費なし、20GBプランなら1000万種類以上のLINEスタンプを無料です(月240円相当の特典)。
LINEを結構使っている場合は、LINEMOがおすすめです。
LINEMOでLINEスタンプが無料で使い放題!設定と注意点
ワイモバイルなら月508円のYahooプレミアム会員費が無料
ワイモバイルなら月508円のYahooプレミアム会員費が無料です。Yahooプレミアム会員だとYahooショッピングでもらえるPayPayポイントが+2%アップします。
ワイモバイルならキャリアメール対応(メリット小)
ワイモバイルはキャリアメール(◯◯◯@ymobile.ne.jp)が無料で使えますが、使わない方が良いです。もしワイモバイルから他社へ乗り換えると、ワイモバイルのメールが月330円かかるようになります。
LINEMOはキャリアメールの提供はなしです。
ワイモバイルなら留守番電話の基本料金が無料、LINEMOは月220円かかる
- ワイモバイル
- 留守番電話サービス:基本料金0円、メッセージ再生時に30秒22円、保存期間72時間
- 転送電話:利用可能。転送時に30秒22円の通話料金が発生する
- LINEMO
- 留守番電話パック:基本料金が月220円、メッセージ再生時に30秒22円、保存期間72時間
- 転送電話:留守番電話パック加入なら利用可能。転送時に30秒22円の通話料金が発生する
かけ放題に加入している場合でも、留守番電話は再生料金、転送電話は通話料金が発生します。
基本的には留守番電話も転送電話も使わない方が良いですが、ワイモバイルなら留守番電話の基本料がかからない分だけ少し安くなります。
サポート比較は、ワイモバイルなら店舗で対面サポート対応
- ワイモバイルのサポート
- オンラインチャット
- 電話
- 全国2600店舗のワイモバイル・ソフトバンクショップ
ワイモバイルなら電話や店舗でもサポートを受けることができます。LINEMOはサポートはオンラインチャットのみです。
高齢者は対面サポートを受けられるワイモバイルショップがおすすめ
高齢者で身近に子供がいない場合は、対人サポートなしだとスマホが使えなくなったりするので、店舗で対人サポートを受けられるワイモバイルが安心です。
どちらが良い?知名度は圧倒的にワイモバイルが上
知名度は圧倒的にワイモバイルが上ですが、知名度で決めない方が良いです。格安SIMは知名度が高いほど、良いサービスになるわけではないです。
ワイモバイルとLINEMOを比較して、どちらが良いかはソフトバンク光と端末と対面サポート次第です。
ソフトバンク光を契約している場合は、問答無用にワイモバイル一択です。LINEMOにする必要はないです。
ワイモバイルの評判とデメリット&料金プラン総まとめ【契約して徹底評価】
ソフトバンク光を契約していない場合でも、端末と対面サポート次第
ソフトバンク光を契約していない場合に、LINEMOが良いケースが出ています。
- 新しいスマホは不要 → LINEMOにする
- 対面サポートは不要 → LINEMOにする
- 新しいスマホが必要 → ワイモバイルにして割安なスマホを購入して、しばらくしたらワイモバからLINEMOに乗り換え
店舗での対面サポートが必須な場合は、ワイモバイルにします。ただし、店舗サポートは主に高齢者向けです。
LINEMO(ラインモ)の実際の評判とデメリット&料金プラン総まとめ【契約して評価】
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コメントと実体験を書き込む(口コミ4件)
いつも楽しく拝見させて頂いてます。
改めて比較すると確かに使い方によってはYモバの優位性が見えてきますね
でも一番気になったのは「本田翼さんが怖い・・」って、まぁ好みの問題なので(^_^;)
時折管理さんの素が見えるこう言った発言をブッ込んでくるところが魅力ですね。
ところで、一つだけ細かいところですがYモバの3GBは低速確か300kbpsだったかと
もはや頭が回らないそうです。300kbpsのことを忘れていました。追記しておきました。ご指摘ありがとうございます。
(本田さんは踊りながらデンプシーロールを撃ってきそう)
この記事を読むと、本当にLINEMOの存在価値が見い出せなくなりますね。
圧倒的にワイモバイルのほうが優れている。
なぜわざわざワイモバイルとラインモの2つをリリースしたのか理解に苦しみます。
子会社がどうのこうのとか経営的な要素があるんですかね。
販路を増やした方がユーザ数を増やしやすいとかでしょうかね・・?
CMのイメージでLINEMOを選ぶ人が結構いそうな気がします。LINEMOなら1プランなので考えずにすむとか。考えたくない人が世の中たくさんとか。