ここではソフトバンクから格安SIMへMNP(乗り換え)する方法を説明します。
ざっくりとした流れ
スマホを使っている場合はSIMロックを解除します。
↓
ソフトバンクに電話をかけてMNP予約番号をもらいます。
↓
MNP予約番号を使って格安SIMを申し込みます。必要な場合は格安スマホも購入します。(スマホユーザは必要ない場合がほとんど)
↓
3日程度すると格安SIMが自宅に届きます。スマホやガラケーを使っている場合は、この間も普通に使えます。
↓
届いた書類に従って開通手続きをします(所要時間5分程度)。開通手続きをすると、少ししてソフトバンクのスマホやガラケーが使えなくなります。用意したスマホに届いた格安SIMを挿入して、届いた書類に記載されているAPNの設定を行います(所要時間3分程度)。
開通手続きから30分〜2時間ほどで手続きが完了して、スマホが普通に使えるようになります。
ソフトバンクから格安SIMへのMNP(乗り換え)の目次
ステップ0:MNPって何?+コジ割+違約金を確認
MNP(乗り換え)をするかどうかで手続きが少し変わる
MNP(乗り換え)は、今使っているスマホやガラケーの電話番号のままで、格安SIMに乗り換える手続きです。
ソフトバンクから格安SIMへ移るとき、大雑把に2つの方法があります。1つはMNPをする方法、もう1つはMNPをしないで格安SIMを使う方法です。
MNPをするとMNP転出手数料が3000円かかりますが、今まで使っていた電話番号を格安SIMでも使うことができます。MNPをしない場合は、MNP転出手数料はかかりませんが、今まで使っていた電話番号が失効され、格安SIMでは新しい電話番号を使うことになります。
一般的にはMNPをするのが多いので、ここではMNPをする前提で説明していきます。
MNPをしない場合は、ステップ3の「MNP予約番号をもらう」を飛ばして、ステップ5の「格安SIMを申し込む」でMNP予約番号を入力せずに、新規番号で申し込みます。ステップ6の「格安SIMを設定する」で、開通手続きなしで格安SIMを入れてAPNを設定するだけで使えるようになります。最後にソフトバンクで解約手続きすれば完了です。
その他の部分はMNPをする場合と同じです。
機種変の割引クーポン、コジ割にチャレンジする?
コジ割とは、乞食割引という身も蓋もない通称が付いていますが、ソフトバンクなどの大手キャリアから他社へMNPする場合に、ユーザを引き止めるためにもらえるかもしれないMNP引き止めポイントです。ポイントは機種変をするときに使うことができます(有効期限は数ヶ月くらい)。
ただ、以前はコジ割は結構もらえたようですが、最近はもらえなかったり、もらえる場合でも微妙なお得度になる場合が多いようです。
正直手間をかけてコジ割にチャレンジするのは微妙な感じになので、気が向いたらコジ割を検討してみてください。
ソフトバンク携帯電話から*5533(9:00~20:00)、または0800-100-5533をダイアルして問い合わせる必要があります。
オペレーターにつながったら、「auにMNPをしたいのでMNP予約番号をもらえますか?」と聞いてみてください。加えて、「まだ確実にはMNPをすることは決まっていないのですが、MNP予約番号を発行した場合、何かしらの契約内容の変更やペナルティーはありますか?」と聞いてみてください。
この過程で、オペレーターがMNPを引き止めるのにポイントについて何も言わない場合、「ちなみに、ネットでMNPを引き止めるためのポイントがあるらしいという情報が載っているのですが、そういうのはやってないのでしょうか?」とでも聞いてみてください。
格安SIMにMNPをすると言うと不利に働く可能性があるかもなので、とりあえずauを槍玉にします。この時点ではまだMNP予約番号をもらいません。
違約金を確認する
2年ごとにある3ヶ月間の更新月以外でMNPや解約をする場合、違約金がかかります。長期のソフトバンクユーザなら違約金がかからなかったり3000円くらいだったりしますが、基本的にスマホユーザの場合は1万円程度かかるのが普通です。
ソフトバンクのスマホ/ガラケーから157、または0800-919-0157(9:00〜20:00)へダイアルして、違約金と更新月の確認をしてください。
更新月まで1,2ヶ月だった場合は更新月まで待つのもありですが、3ヶ月以上先の場合は諦めて違約金を支払ってさっさと格安SIMへMNPしたほうがトータルでみると安くなったります。
※ 月末近くになると手続きに時間がかる場合があります。更新月の月末近くで手続きすると更新月を逃す恐れがあるので、更新月の場合はできるだけ早めに手続きをすることをオススメします。
ステップ1:必要に応じてポイントを使い切る
ソフトバンクからMNPする場合や解約する場合に、残っていたポイントも消滅するのでその前までに使い切ります。ポイントは機種変やケータイ料金の支払いに使うことができます。
ポイントを使い切って機種変をするかどうか
ポイントは機種変でも使うことができますが、基本的にソフトバンクでの機種変は面倒なことになります。面倒だと思う場合は、綺麗さっぱり飛ばしてもいいです。
機種変ポイント(コジ割)とTポイントの合計が少なくとも3万ポイント以上になった場合、機種変を検討してみてください。加えて、更新月あたりになると機種変用の割引クーポンが配布される場合があります。
これらのポイントは機種変で使うことができるのですが、注意点は引き止めポイントと割引クーポンで使える対象機種が不明な点です。加えて、引き止めポイントと割引クーポンを併用できるかどうかも不明です。実際にもらうまでわかりません。
機種変をする場合の注意点は、分割払いで機種変をすると、SIMロックの解除をするのに100日待たなくてはならなくなります。SIMロックの解除がすぐにできる一括払いで機種変することを強くお勧めします。
ちなみにソフトバンクからMNPしたり解約して90日以上経つと、端末のSIMロックを解除することができなくなるので注意が必要です。
月月割について
機種変をすると月月割の月額割引が復活しますが、ソフトバンクのスマホの月額料金自体が高額になっているので、機種変をした場合でもSIMロックの解除の目処が立ったらさっさと、さっさと格安SIMへMNPした方が良いです。
Tポイントを使い切る
ソフトバンクのガラケーやスマホを使っている場合、Tポイントが溜まっています。Tポイントは[Tポイント]通信料の割引に使う方法があるのでそれで使い切ってしまってください。
すでにTカードと連携している場合は、そのTカードのTポイントを引き続き使えますが、連携以前のTポイントはソフトバンクの解約とともに消失するらしいので、とりあえずソフトバンクに残っているTポイントはキレイさっぱり使い切ることをオススメします。
ステップ2:SIMロックを解除する
2015年5月以降に発売されたソフトバンクのスマホはSIMロックを解除します。
SIMロックの解除には条件があります。
・2015年5月以降に発売されたソフトバンクのスマホ
・購入者本人が手続き
・ソフトバンクユーザ、または少なくとも90日前までソフトバンクユーザ
・スマホを購入/機種変してから100日経過(一括払いの場合は、クレジットカードの決済をした日からSIMロック解除ができます)
これらの条件を全て満たす必要があります。
ソフトバンクユーザはMy SoftBankから無料でSIMロックの解除ができます。または90日前まではソフトバンクユーザだった場合は、ソフトバンクショップへ行って3000円支払ってSIMロックの解除を行うことができます。
ソフトバンクのiPhone6s以上のモデルはSIMロック解除を絶対行う
ソフトバンクのiPhone6s以上のモデルを使っている場合は、SIMロックの解除を行ってください。(ソフトバンクのiPhone 6以前のモデルはSIMロックの解除はできません)
iPhoneはSIMロックを解除しなくてもソフトバンク系の格安SIMで使うことができますが、SIMロックを解除すればドコモ系の格安SIMとau系の格安SIMでも使えるようになります。
ソフトバンクのAndroidスマホは、SIMロックを解除すればドコモ系の格安SIMで使えますが、電波の受信が少し悪くなる可能性があります。かなりの田舎や山間部の場合はソフトバンクのAndroidスマホでドコモ系の格安SIMは使わない方が良いです。都市部や少し田舎程度ならおそらく大丈夫です。
いずれにせよ、ソフトバンクのスマホやiPhoneはSIMロックを解除することを強くオススメします。
2015年5月以降に発売されたソフトバンクのAndroidスマホもSIMロック解除を絶対行う
SIMロック解除をしないと格安SIMで使えなくなったりするので、とにかくSIMロックを解除します。
ソフトバンクのiPhone/スマホ/iPad/タブレットを格安SIMで使うための詳細+SIMロック解除の仕方
ステップ3:ソフトバンクからMNP予約番号をもらう
ソフトバンクに電話をかけてMNP予約番号をもらう
必要に応じてポイントを処分して、ソフトバンクのスマホを持っている場合はSIMロックの解除をして、次にソフトバンクでMNP予約番号をもらいます。
MNP予約番号を使えば、同じ電話番号を格安SIMで引き続き使うことができます。MNPをせずに新しい電話番号でもいい場合は、MNP予約番号をもらう必要はありません。(MNPをする場合は、追加でMNP転出手数料3000円がかかります)
MNP予約番号はソフトバンクへ電話するか、ソフトバンクショップへ行くか、またはガラケーユーザの場合はネットからでももらうことができます。
電話をしてMNP予約番号をもらう (おすすめ)
オススメの方法が電話をしてMNP予約番号をもらうことです。
ソフトバンク携帯電話から:「*5533」(通話料無料)
一般電話から:「0800-100-5533」(通話料無料)
受付時間は9時から20時までになります。
ソフトバンクショップでMNP予約番号をもらう
近くのソフトバンクショップの受付時間を確認してからソフトバンクショップへ行きます。本人確認があるので契約者本人が身分証明書を持って行きます。正直待ち時間もあり面倒なので、ソフトバンクに電話をしてもらった方が良いです。
ガラケーユーザはネットからMNP予約番号をもらうことができる
Yahoo!ケータイから: TOP → 設定・申込(My SoftBank) → 各種変更手続き → MNP予約関連手続き (受付時間は9時から21時30分まで)
MNP予約番号の有効期限は予約番号発行日を含めて15日間になります。
MNP予約番号をもらうときの注意点
ソフトバンクに電話をかけて、MNP予約番号をもらうとすると、オペレーターから引き止められる場合があります。
ソフトバンクの月額料金の割引やら、お得に機種変できる特典を提示されたりとか・・。最近では、ソフトバンクの大規模障害が起きて、それを理由に乗り換えようとすると、結構な額の月額料金の割引がもらえたそうです。
うまい話には裏がある場合と、裏がない場合があります。オペレーターの口車に乗らずに慎重に判断してみてください。
基本的にはソフトバンクの料金はかなり割高なので、何を言われてもさっさとMNP予約番号をよこしやがれで良いと思います。
ワイモバイルを契約させようとする場合
ソフトバンクとワイモバイルは同じ会社なので、MNP予約番号をもらおうとすると、その場でワイモバイルを直接契約させようとする可能性があります。
基本的にはそういうのは公平な競争上問題があり、してはいけないのですが、ソフトバンクなので・・。そもそもソフトバンクからの乗り換え先で、ワイモバイルはそんなおすすめではないので、口車に乗らずに、自分でよく考えてからワイモバイルを検討することをおすすめします。
ワイモバイルはネット経由で申し込む場合でも簡単に申し込めます。
LINEモバイルを契約させようとする場合もあるそうな
最近ではソフトバンクでMNP予約番号をもらおうとするとワイモバイルに加えて、LINEモバイルへの勧誘も受ける場合があるらしいです。
LINEモバイルはオンライン経由で申し込むと、お得な特典がもらえたりするので、ソフトバンクのオペレーターの勧誘があった場合でも無視してMNP予約番号だけもらうことをおすすめします。
LINEモバイルの3GB以上の通話SIMを申し込むと初月は全プラン600円、そして翌月から月額料金が4ヶ月間、半額になるキャンペーンを行なっています。
さらに月額料金の支払いにも使える5000円相当のLINEポイントまたはLINE Pay残高が追加でもらえるキャンペーンも行っています。キャンペーンの終了日は未定です。
キャンペーンの詳細を見る
MNP予約番号を発行してから2日以上経過すると何かしらの問題が発生する可能性があります。MNP予約番号は格安SIM/格安スマホを申し込む直前に発行することをおすすめします。
すでに発行してしまって2日以上経過してしまっている場合は、ソフトバンクに電話をかけて再発行してもらいましょう。
ステップ4:格安SIMを選ぶ、スマホは必要に応じて購入する
MNPする場合や新規番号で申し込む場合は、音声通話機能つきの格安SIMを選びます。
音声通話機能つきの格安SIMの呼び方には、音声SIM、通話SIM、音声通話SIM、デュアルタイプなどがあります。違いはありません。
ソフトバンクのiPhoneを使っている場合
ソフトバンクのiPhone6s以上のモデルなら、SIMロックを解除すると全ての格安SIMで使うことができるようになります。そのためステップ2:SIMロックを解除するを参考にSIMロックを解除してください。
SIMロックを解除した場合、おすすめの格安SIMは、SNS系アプリをデータ消費なしに使えるLINEモバイルのソフトバンク回線、通信速度最速のUQモバイル、Youtubeが見放題のBIGLOBEモバイルなどです。
ソフトバンクを使っている人はワイモバイルを選ぶ傾向が高いですが、ワイモバイルのオススメ度は低いです。
そのほか、音声通話プランのある格安SIMの比較を参考に自分にあった格安SIMとプランを選んでみてください。
ソフトバンクのiPhone6以下のモデルを使っている場合
ソフトバンクのiPhone 6以下のモデルを使っている場合は、SIMロックを解除することはできません。ソフトバンク系の格安SIMのみ使うことができます。LINEモバイルのソフトバンク回線がおすすめです。
2015年5月以降に発売されたソフトバンクのAndroidスマホの場合
2015年5月以降に発売されたソフトバンクのAndroidスマホは、SIMロックを解除すればLINEモバイルのソフトバンク回線で使うことができます。
他のソフトバンク系の格安SIMは少し微妙ですが、LINEモバイルのソフトバンク回線はかなり優秀です。ソフトバンク系の格安SIMはLINEモバイルのソフトバンク回線を選ぶことを強くオススメします。
※ 2017年8月以降に発売されたソフトバンクのAndroidスマホならSIMロック解除なしにLINEモバイルのソフトバンク回線で使えますが、いろいろごちゃごちゃするので、とりあえずSIMロックを解除することをおすすめします。
SIMロックを解除すれば、ソフトバンクのAndroidスマホでもドコモ系の格安SIMである程度使うことができます。
ただ、ソフトバンクのAndroidスマホをドコモ系の格安SIMで使うと、対応バンドの違いから、電波が少し悪くなる可能性があります。
ワイモバイルなら電波的に問題なく使えるけど・・
ソフトバンク系の格安SIM、ワイモバイルもSIMロックを解除したソフトバンクのスマホが使えます。電波も問題ないです。
ただし2年縛りで、強制的に10分かけ放題が付いてきます。余ったデータの繰り越しもできず、データを使い切ると128kbpsの低速に制限されてしまいます。普通の格安SIMなら2年縛りなしで、強制的なかけ放題も付いてきません。余ったデータの繰り越しおできて、データを使い切った場合でも200kbpsで使うことができます。
ワイモバイルは電波の問題を解消するために使うのではなく、ヤフーショッピングでもらえるポイントを増やすために選ぶ感じが無難です。基本的にはLINEモバイルのソフトバンク回線を選んだ方が良いです。
ガラケーユーザ、スマホを持っていない人、2015年4月以前のAndroidスマホを使っている場合
ガラケーユーザ、スマホを持っていない人、2015年4月以前のAndroidスマホを使っている場合は、新しいスマホを買います。
ドコモ系の格安SIMを選ぶ場合
どれがドコモ系の格安SIMなのかは、ドコモ系の格安SIMの一覧を参考にしてみてください。
ドコモ系の格安SIMは、ほぼ全てのSIMフリーのスマートフォンで使うことができます。ただし、au系の格安SIMと比べると通信速度が少し遅くなりがちです。特に平日の昼はドコモ系の格安SIMはストレスになるくらい遅くなるのに対して、au系の格安SIM、UQ mobileなら平日の昼でも快適に使える通信速度が出ます。
平日の昼でも快適に使いたい場合は、基本的にUQ mobileが唯一の選択肢になります。平日の昼の時間帯くらい少し我慢できる場合に、ドコモ系の格安SIMを選んでください。
ドコモ系の格安SIMを選ぶ場合、おすすめは格安スマホが安く買えるOCNモバイルONEのキャンペーン、IIJmioのキャンペーン、BIGLOBEモバイルのキャンペーンです。
どんなスマホがあっているかは格安スマホのおすすめ機種ランキングを参考にしてもらえれば、だいたいわかるかと思います。
au系の格安SIMを選ぶ場合
au系の格安SIM
・UQ mobile ← おすすめ
・BIGLOBEモバイルのタイプA ← おすすめ
・mineoのauタイプ
・IIJmioのタイプA
・その他:au系の格安SIMの一覧
au系の格安SIM、特にUQ mobileは通信速度は大手キャリア並みです。全ての格安SIMで一番速度が出ます。au系の格安SIMを選ぶメリットは通信速度が超速いUQ mobileを選ぶことができることです。BIGLOBEモバイルのタイプAの通信速度も結構速いです。
ソフトバンク系の格安SIMを選ぶ場合
ソフトバンク系の格安SIMを選ぶ場合は、通信速度が速く、月額料金が他のソフトバンク系の格安SIMより安く、SNS系アプリをカウントフリーで使えるLINEモバイルのソフトバンク回線を最優先に検討することを強くオススメします。
格安スマホのおすすめ機種ランキングに掲載している格安スマホならソフトバンク系の格安SIMで使えます。
ステップ5:格安SIMを申し込む
格安SIMを申し込む前に、まず最初に下記を確認してください。
格安SIMを申し込むのに必要なもの
・Gmailを作る
・クレジットカード(本人名義)を用意する
・MNP予約番号を発行する (発行から2日以内、過ぎていれば再発行)
・本人確認書類を用意する (名前と住所は格安SIMの申込みと同じにする必要あり)
① キャリアメールが使えなくなるのでGmailを作る
格安SIMを購入するとキャリアメールが使えなくなります。そのため、購入前にGmailで新しくメールアドレスを作成して、メールアドレスの変更を家族や友人に知らせましょう。
Gmailのメルアドでガラケーユーザへメールするとブロックされる場合があるので、キャリアメールが使えなくなる前に、キャリアメールからメルアドの変更を家族や友人に知らせるのが無難です。相手がガラケーの場合は受信許可アドレスに追加してもらえるように連絡しておくと完璧です。
② 本人名義のクレジットカードを用意する
格安SIMや格安スマホを申し込むには本人名義のクレジットカードが必要です。親兄弟のクレジットカードでもダメです。本人名義が必要です。
すでに自分のクレジットカードを持っていればそれを使えばいいです。持っていない場合はヤフーカードがオススメです。年間費無料で100円の支払いにつき1ポイントのTポイントがもらえます。
口座振替に対応している格安SIMも極少数ですがありますが、選択肢が大幅に少なくなるので、基本的にはクレジットカードを使って支払ったほうが良いです。
格安SIMや格安スマホの支払いにオススメのクレジットカードと口座振替できるMVNO
本人名義のクレジットカードではないクレジットカードを使ってしまった場合、申し込み自体ができないか、申し込みが一応完了しても、審査時に申し込みがキャンセルになります。
③ MNPをする場合の注意点
MNPをする場合は、格安SIM/格安スマホを申し込むときにMNP予約番号を入力する箇所が出てくるので、用意しておきます。
MNP予約番号をもらったらすぐに格安SIMの申し込み手続きを行う
MNP予約番号の有効期限は15日ですが、格安SIMの多くはMNP予約番号の発行から3日以上経つと、申し込みを受け付けなくなります。MNP予約番号を発行した日、もしくは翌日には格安SIMの申し込み手続きを行うことを強くオススメします。
月末近くは要注意
月末近くになると手続きに時間がかる場合があります。更新月の月末近くで手続きすると更新月を逃す恐れがあるので、更新月の場合はできるだけ早めに手続きをすることをオススメします。
極一部の格安SIMで1〜2日電話やネットが使えなくなる
ほとんど全ての格安SIMはスマホやガラケーが使えなくなる期間なしに手続きができますが、TONEモバイルとイオンモバイルだけ1〜2日電話やネットが使えなくなります。
④ 本人確認書類を用意する
格安SIMや格安スマホの申し込みには、免許証、パスポート、健康保険証、個人番号カードなどの本人確認書類1点が必要です。免許証を持っている場合は、それを使ってください。免許証がない場合、格安SIMごとに必要な本人確認書類が若干異なる場合があるので、申し込みを検討するときに事前に必要な本人確認書類を確認してください。
本人確認書類をスマホやガラケー、デジカメで撮って(またはスキャナーでスキャンして)、その画像を格安SIMの申し込み時にアップロードします。あまり高画質で撮ると容量をオーバーして申し込み時にエラーが出るので、低画質で撮りましょう。
本人確認書類の住所と格安SIMの申込者の住所も一致させておく必要があります。何かしらの理由で住所が一致していない場合は、住民届けや公共料金の領収書などの追加書類が必要になります。
クレジットカードの名義、今使っているスマホやガラケーの名義、本人確認書類の名前、格安SIMの申込者の名前が全て一致している必要があります。このうちどれか違うと、MNPは失敗します。(MNPをしない場合は、今使っているスマホやガラケーの名義は関係ありません)
準備完了、格安SIM・格安スマホを申し込む!
上記のことを確認して準備ができたら、さっそく格安SIMの購入手続きに進みましょう! 格安スマホが必要な場合は忘れずに購入しましょう。
格安SIMを申し込んだら3日程度待つ
格安SIMを申し込んだら、あとは待つだけです。だいたい申し込みから3日程度で届きます。ただし、状況によっては少し届くのが遅れる場合もあります。
大半の格安SIMは、格安SIMが届くのを待っている期間でも今使っているスマホやガラケーはそのまま使うことができます。電話もネットもできます。イオンモバイルとTONEモバイルだけ、MNPをする場合にスマホが使えなくなる期間が発生します。
ステップ6:格安SIMを設定する
格安SIMが届いたら同封されている書類に従って設定を行います。MNPの手続きをした場合と、新規番号での手続きとではやり方が少し異なります。
MNPの場合の設定の仕方
1. 回線の切り替え手続き
MNPの手続きをした場合、まず最初にやるのは回線の切り替え手続き(開通手続き)です。格安SIMのコールセンターやマイページから回線の切り替え手続きをすることができます。
※ イオンモバイルとTONEモバイルは回線の切り替え手続きが済んだ状態で届くので、切り替え手続きは必要ありません。
回線の切り替え手続きはSIMカードに同封されている用紙に記載されています。たまに、この回線切り替え手続きをせずに、APNの設定だけして、ネットが繋がらないと悩む人がいるので気をつけてください。
回線の切り替え手続きをして、少しすると今使っているスマホやガラケーで電話やネットが使えなくなります。格安SIMによって違うのですが、回線の切り替え手続きをして数分〜1時間程度で新しく届いた格安SIMが使えるようになります。
2. 格安SIMをスマホに挿入する
回線の切り替え手続きをしたら、格安SIMをSIMロックを解除したソフトバンクのiPhone/スマホ、または新しく用意したスマホに挿入します。
スマホからSIMカードを取り出して格安SIMに入れ替えたいけど、入れ替え方がわからない!といった場合は、ネットで調べればやり方が載っています。調べるのを含めても、数分あれば入れ替えられると思います。
格安スマホを買った場合は、ちっこい説明書にSIMカードの取り出し方くらい書いてあります。ネットで調べてもやり方は載っていると思います。
3. APNの設定をする
格安SIMを挿入したら、APNの設定を行います。自動的にAPNの設定をしてくれるスマホもありますし、手入力で設定する場合もあります。
手入力で設定する場合でも、APNの設定は1分くらいでできます。届いた格安SIMの説明書を見ながらやってもいいですし、気になる場合は、事前にネットで調べてもやり方は載っていると思います。
これで準備完了です。あとは、回線の切り替え手続きの完了を待つだけです。だいたい切り替え手続きをしてから1時間くらいすると格安SIMを入れたスマホで電話やネットが使えるようになります。
楽天モバイルだと遅い場合があるので、切り替え手続きにどのくらい時間がかかるかはMNPで自宅で回線切り替え手続きができるMVNOを参考にしてみてください。
※ 真夜中に切り替え手続きをすると、翌日の午前中に切り替え手続きが完了します。
回線の切り替え手続きの完了とともに、ソフトバンクの契約は自動的に解約になります。わざわざソフトバンクへ行って解約手続きをする必要はありません。
何もしない場合は、1週間程度で自動的に回線の切り替わってソフトバンクの契約も解約になります。
新規番号で申し込んだ場合の設定の仕方
新規番号の場合は、回線の切り替え手続きは必要ありません。届いた格安SIMをスマホに挿入して、APNの設定をすれば格安SIMを入れたスマホで使えるようになります。(ごく一部の格安SIM/格安スマホに、到着1日後に使えるように設定されている場合があります。その場合は、申し込みメールや届いた書類等にその旨が記載されています)
1. 格安SIMをスマホに挿入する
格安SIMをSIMロックを解除したソフトバンクのiPhone/スマホまたは新しく用意したスマホに挿入します。
SIMカードの入れ替え方がわからない場合は、ネットで「機種名 SIMカード 入れ替え」と調べればやり方が出てきます。調べるのを含めても、数分あれば入れ替えられると思います。
2. APNの設定をする
格安SIMを挿入したら、スマホでAPNの設定を行います。自動的にAPNの設定をしてくれるスマホもありますし、手入力で設定する場合もあります。
手入力で設定する場合でも、APNの設定は1分くらいでできます。届いた格安SIMの説明書を見ながらやってもいいですし、気になる場合は、事前にネットで調べてもやり方は載っていると思います。
APNの設定が完了したら、数秒くらいでスマホでネットが使えるようになります。(電話はAPNの設定をしなくてもできるはずです)
3. ソフトバンクショップへ行って解約する
MNPの場合は、回線の切り替えとともに契約は自動的に解約になるのですが、新規番号で手続きした場合は、ソフトバンクの契約は自動で解約になりません。
ソフトバンクを解約したい場合は、ソフトバンクショップへ行って解約手続きをとる必要があります。
これで完了です!
ソフトバンクから乗り換えるのにオススメの格安SIM
おすすめ1位、LINEモバイル:ソフトバンクの料金の3分の1!SNS系アプリをデータ消費なしに使えて、速度も結構速い
LINE、Twitter、Facebook、インスタグラムをデータ消費なしで使えます。LINEの年齢認証もできるのでLINEのID検索が使えます。LINEモバイルのソフトバンク回線は通信速度も結構速く、料金はワイモバイルと比べると3分の1くらいになります。
ソフトバンクから格安SIMへ乗り換える場合は、LINEモバイルが一番おすすめです。
LINEモバイルの3GB以上の通話SIMを申し込むと初月は全プラン600円、そして翌月から月額料金が4ヶ月間、半額になるキャンペーンを行なっています。
さらに月額料金の支払いにも使える5000円相当のLINEポイントまたはLINE Pay残高が追加でもらえるキャンペーンも行っています。キャンペーンの終了日は未定です。
キャンペーンの詳細を見る
ワイモバイル:ソフトバンクからの乗り換えの定番、ヤフーショッピングをよく使う場合にオススメ
ソフトバンクからの乗り換え先の定番はワイモバイルです。
ソフトバンクの料金と比べて半額くらいで使うことができます。ワイモバイルの実際に出る通信速度はソフトバンク並みに速いです。
ただ、LINEモバイルのソフトバンク回線と比べると、料金が少し高く、余ったデータの繰り越しもできず、データを使い切ると128kbpsの低速に制限されてしまいます。データの使い勝手は悪いです。
基本的にはLINEモバイルのソフトバンク回線を使ったほうがいいですが、ヤフーショッピングでもらえるポイントが増えるので、ヤフーショッピングでよく買い物をする場合にワイモバイルを検討してみてください。
UQモバイル:SIMロックを解除したソフトバンクのiPhoneに最適、通信速度が超速く満足度も高い
UQモバイルのおしゃべりプランは、通信速度最高のUQモバイルに5分かけ放題がついたプランです。ぴったりプランは5分かけ放題の代わりに、月60分〜180分の無料の通話時間がもらえます。
ソフトバンクの料金の半額くらいで使うことができます。余ったデータの繰越ができて、データを消費しない300kbpsの低速モードも便利に使えます。
通信速度が大手キャリア並みに速いので、いつでも快適に使うことができます。au系の格安SIMなので、SIMロックを解除したソフトバンクのiPhoneに最適です。
UQモバイルの通話SIMを申し込むと5000円のキャッシュバック、おしゃべりプランとぴったりプランを申し込む場合は最大1万3000円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンを行なっています。UQモバイルは通信速度が超速いので、いつでも快適にスマホを使いたい場合におすすめです。
UQ mobileのキャンペーンの詳細を見る
UQモバイルの最大1万3000円のキャッシュバックの申し込みサイト
ソフトバンクと格安SIMの関連情報
- ソフトバンクのiPhone/スマホ/iPad/タブレットを格安SIMで使うための詳細
- LINEモバイルの詳細評価と評判&実際に使った結果とソフトバンクと他の格安SIMとの比較
- ワイモバイルの料金プランの詳細と評判&ソフトバンクからの乗り換えが続出
- 格安SIMと格安スマホのメリットとデメリットの詳細
- 格安スマホとプランの選び方の詳細ガイド
- 通話料金をできる限り抑える方法
- 格安スマホのおすすめ機種ランキング&性能比較と詳細レビュー
- 格安SIMとWiMAX 2+の通信速度の記録
こんにちは!
先日、お礼のメールをさせていただいた者です。
今回、LINEモバイルを契約するにあたって、ソフトバンクの事で告げ口したいことがあったので、参考になればと思いご連絡いたしましたwww
本日ソフトバンクにMNP予約番号を発行してもらおうと電話した時のことなのですが、案の定、どこの電話会社にするのかいくらくらいのプランにするのか、お得な情報があるけどいいのか、解約するとオプション割引が無効になるがいいのか、など延々とまくしたてられなかなか番号を発行してくれませんでした。ずっとこちらからは詳しいことは話さず(あまり情報を提供したくなかったので)ただ、はい、か、いいえで受け答えしてたのですが、あまりにも長かったので「とりあえず、もう決めているので番号を発行してもらえませんか?」と少しイライラ気味に言ったら、慌てて「ソフトバンク経由で「Y!mobile」か「Lineモバイル」をご契約なら1万6千円割引になるお得なプランがありますが、、」と言ってきました。でもちょっとウンザリしていたので「結構です。番号の発行をお願いします」と言って発行してもらい、電話を切りました。
少し経って、1万6千円ってどんな割引なんだろうと気になったので、もう一度電話して聞いてみたら、「MNP予約番号を発行したお客様には情報は教えられません」と言われ、では、予約番号をキャンセルしたら教えてもらえるのか?と聞いたところ「そういう問題ではありません」と言われました。
なんともいやらしい商売をしてるんだなあと、嫌な気分になり、ソフトバンクとトットと手を切りたくなりました。
こんなことがあったというネタに使ってくだされば幸いです。
あっ!!後、管理人さん!!!!
このサイト経由で電話会社に申し込んだら管理人さんに紹介料が入るなんて今知りましたよ!!!
なんでもっと上の方に大きく書いといてくれなかったんですか!!
わかってたら、ここから申し込んだのに、、、、、、、、、
何かお礼をしたかった、、、、、、
多分私みたいに気がつかずに別から申し込んでる人はいっぱいいると思いますよ。
ぜひ上の方に書いておいてください!!
こんなに助けてもらったのに、本当に申し訳ない、、、、
アフリエイトの事よく理解してなかったので、すみません、、、、
本当にごめんなさい!!!!
告げ口大好きです!
メモメモ:「MNP予約番号を発行したお客様には情報は教えられません」
1万6000円ですが、おそらくソフトバンク側のMNP転出手数料3000円が無料、LINEモバイル側の初期費用3000円が無料、それとLINEモバイルの月額料金の1万円引きの合計だと思われます。(違うかも・・)
ソフトバンクは他社へ乗り換え時に結構暗躍していますね・・。auも若干している可能性があり、ドコモは何もない感じ。
とにもかくにも、サイトが参考になって良かったです。
いつかまた他社へ乗り換えるときがきたら思い出してくれるだけで大丈夫です。格安SIMに乗り換えた人の7〜8割くらいは、そのままずーと契約を続けたりですけど・・。
アフィリエイトを敵視する人もいて、あまり目立つところに記載すると、あまり良くないことが起きそうなので、下の方にこそっと書いてあったりします。。
ともあれ、ソフトバンクの情報提供ありがとうございました。