ドコモ、au、ソフトバンクから格安SIMへMNPで乗り換える方法を説明します。格安SIMから他の格安SIMへの乗り換えも合わせて説明します。
MNPという手続きをすると、今のスマホの電話番号のままで格安SIMが使えます。
MNP = Mobile Number Portability:携帯電話番号ポータビリティ
ここでは格安SIMにMNPで乗り換えるのに必要なものと注意点を徹底解説します。
以前は、MNP予約番号が必要でしたが、MNPワンストップに対応している格安SIMならMNP予約番号なしに大手キャリアから乗り換えられます。
昔はMNP転出手数料(番号ポータビリティ手数料)で3300円かかりましたが、今は転出手数料もかかりません。違約金もほとんどの場合でかかりません。
MNPをせずに乗り換えることもできますが、今までの電話番号が使えなくなり新しい電話番号になります(新規契約)
ドコモから格安SIMへ乗り換え | auから格安SIMへ乗り換え | ソフトバンクから乗り換え |
格安SIMから他の格安SIMへ乗り換える方法 |
格安SIMに乗り換えで必要なものの目次
格安SIMにMNPするのに必要なもの
格安SIMにMNPで乗り換える場合は、下記の3点が必要です。
- ① MNP予約番号
- ② 本人名義のクレジットカード
- ③ 本人確認書類
ただし、乗り換え先によっては①②③が不要になるケースもあります。詳細を一つ一つ説明します。
① MNP予約番号 (MNPワンストップ対応同士なら不要)
今のスマホの電話番号のまま格安SIMに乗り換えたい場合、MNPという手続きが必要です。
MNPをするには以前はMNP予約番号が必要でしたが、MNPワンストップ同士の乗り換えならMNP予約番号なしに乗り換えられます。
MNPワンストップとは?MNPワンストップ対応同士ならMNP予約番号が不要
乗り換え元と乗り換え先の両方がMNPワンストップに対応している場合、MNP予約番号なしで今の電話番号のまま格安SIMに乗り換えられます。
MNPワンストップ対応の事業者:ドコモ / au / ソフトバンク / 楽天モバイル / ワイモバイル / LINEMO / UQモバイル / povo / ahamo / irumo / IIJmio / mineo / BIGLOBEモバイル / イオンモバイル / 日本通信SIM / NUROモバイル / LINEモバイル / センターモバイル / LPモバイル / ジャパネットたかた
例えば、ドコモを契約していて、楽天モバイルに乗り換える場合、両方ともMNPワンストップに対応しているので、MNP予約番号なしに乗り換えできます。
いずれかがMNPワンストップ非対応の場合はMNP予約番号を発行する
乗り換え元と乗り換え先のいずれかがMNPワンストップに対応していない場合、今のスマホ会社からMNP予約番号をもらう必要があります。
例えば、ドコモからLIBMOに乗り換える場合、LIBMOはMNPワンストップに対応していないので、ドコモに電話してMNP予約番号をもらいます。
・受付時間 9:00~20:00
・ケータイから151 / 固定電話から0120-800-000
au
・受付時間9:00~20:00
・ケータイ・固定電話から0077-75470
ソフトバンク
・受付時間9:00~20:00
・ケータイから*5533 / 固定電話から0800-100-5533
格安SIMから他の格安SIMへMNPする場合で、いずれかがMNPワンストップに対応していない場合、基本的にネット経由でMNP予約番号を発行します。
格安SIMはMNP予約番号の発行に最大4日かかると記載されていますが、実際は1日程度で予約番号が発行されます。
MNP予約番号には有効期限があるので、発行から5日以内に、MNP予約番号を使って音声通話プランがついた格安SIM(通話SIM)を申し込むのが無難です。
乗り換え元と乗り換え先で契約名義が異なる場合は注意
原則、今のスマホの名義と、格安SIMを契約する人の名義が同じである必要があります。子供名義のスマホ(ドコモ/au/ソフトバンク)を、父親名義の格安SIMに乗り換える等はできません。
ただし、IIJmioまたはmineoに乗り換える場合で同一住所の家族の場合は、例えば子供名義のスマホを父親名義として乗り換えることができます。
② 本人名義のクレジットカード
格安SIMの申し込みには、多くの場合で本人名義のクレジットカードが必要になります。楽天モバイル、povo、イオンモバイルだけ家族のクレジットカードでも大丈夫です。
クレジットカードを持っていない場合、口座振替やデビットカードでも申し込める格安SIMを下記でまとめているので参考にしてみてください。
クレジットカードなしで格安SIMを契約!口座振替やデビットカードは使える?
③ 本人確認書類
格安SIMの契約には、運転免許証またはマイナンバーカードが必要です。
両方とも持っていない場合は、健康保険証と補助書類でもほとんどの場合で大丈夫です(補助書類;住民票など)
通常のSIMカードの場合は、事前にスマホやガラケーで本人確認書類の写真を撮っておきます。申込時に画像をアップロードします。
eSIMを選ぶ場合は、申込時に撮影画面が出てくるので、その指示に従って本人確認書類の写真を撮ります。
本人確認書類が不要な乗り換え
下記は本人確認書類なしで乗り換えられます。
- au → UQモバイルとpovo2.0
- ソフトバンク → ワイモバイルとLINEMO
- ドコモ → ahamoとirumo
ほとんどの場合で違約金はかからなくなった (短期解約や利用実態なしは要注意)
以前は2年間の更新月以外で他社に乗り換えると1万円程度の違約金がかかりましたが、今ではほとんどの場合でいつ乗り換えても違約金はかからなくなりました。
- ドコモ:2021年10月に違約金を廃止
- au:2022年4月に違約金を廃止
- UQモバイル:2022年4月に違約金を廃止
- ソフトバンク:2022年2月に違約金を廃止
- ワイモバイル:2022年2月に違約金を廃止
IIJmio、OCNモバイルONE、mineo、イオンモバイルなども違約金なしで乗り換えられます。
短期解約や利用実態なしで少額の違約金がかかるケース
LINEMOの2024年7月30日から始まったベストプラン/ベストプランVの場合、契約当月に解約すると契約解除料として990円がかかります。
UQモバイルとauは、2024年6月1日以降の契約で、 契約後1年以内に解約し、かつ通常の利用を目的とした契約でないとKDDIが判断した場合、契約解除料として990円がかかります。
楽天モバイルは、2024年2月21日以降の契約で、契約後1年以内に利用実態がない回線を解約すると契約解除料として1078円がかかる場合があります。(利用実態なし=ほとんどデータ通信をしていないなど)
LIBMOの音声プランは、契約から1年以内に解約すると月額料金の1ヶ月分の違約金が発生します。
BIGLOBEモバイルの音声プランは、契約から1年以内に解約すると契約解除料として1100円がかかります。
※ 解約は他社への乗り換えも含みます
メルアドの変更を検討する (継続してキャリアメールを使いたい場合は月330円)
キャリアメールを使っている場合は、格安SIMに乗り換えるとキャリアメールが使えなくなります。
ただし、乗り換えから31日以内にキャリアメール持ち運びサービスを契約すれば、再びキャリアメールが使えるようになります。
キャリアメールで月330円かかってしまうので、基本的にはGmailなどのフリーメールにメルアドを変更することをおすすめします。
ドコモからahamo、irumo、eximoへの変更は、プラン変更手続き時に持ち運びサービスへの申し込みが必要
例えば、ドコモからahamoにプラン変更した場合、プラン変更手続き時にドコモメール持ち運びサービスを同時に申し込む必要があります。
同時に申し込まなかった場合は、ドコモメールは使えなくなります。復元もできないので注意です。
※ ドコモからahamo、irumo、eximoに変更する場合、手続き中に分かりやすく「ドコモメール持ち運びサービス」の選択肢が出てきます。普通は間違えないです。
今のスマホは格安SIMでそのまま使える
ドコモのスマホを使っている場合は、ドコモ回線の格安SIMを使えば、今のスマホをそのまま使えます。写真や音楽、アプリのデータもそのままです。
同じようにauのスマホも基本的にau回線の格安SIM、ソフトバンクのスマホもソフトバンク回線の格安SIMで使えます。
ほとんどの場合で今のスマホを格安SIMで使えますが、SIMロックの解除が必要になったり、使えないパターンもあります。自分のスマホが問題なく使えるか下記を参考にしてみてください。
ドコモのスマホを格安SIMで使う方法 | auのスマホを格安SIMで使う方法 | ソフトバンクのスマホを格安SIMで使う |
※ iPhoneならSIMロックを解除で全ての格安SIMが使えます(iPhone6s以降)
今のスマホを使えば、わざわざ新しい格安スマホを買う必要もなく、写真もそのまま、今まで使っているアプリもそのままで使えます。
iPhone 13以降ならSIMロック解除済みなので、全ての格安SIMでそのまま使えます。
古いスマホを使っている場合は端末セットがおすすめ!乗り換え時なら安く手に入る
古いスマホを使っている場合は、格安SIMに乗り換えるときに端末セットで申し込むのがおすすめです。乗り換え時ならスマホが大幅に安く手に入ります。
【12月最新】格安スマホの端末キャンペーンのおすすめ!1円スマホもある
【12月最新】iPhoneのキャンペーンのおすすめランキング!格安SIMとセットが安い
その他の注意点:乗り換え前にドコモ電話帳のクラウド同期をOFFにする
ドコモから格安SIMに乗り換える場合、乗り換え前にドコモ電話帳のクラウド同期をオフにする必要があります。
オンのまま格安SIMに乗り換えると、ドコモ電話帳が使えなくなります。
ドコモ電話帳アプリ→設定→クラウドメニュー → 同期の停止
格安SIMへのMNPは早ければ早いほど節約できる
早ければ早いほど、スマホ代の節約になります。
大手キャリアで支払っているスマホ代は月5000円〜7000円くらいですが、格安SIMなら月0円〜3278円です。
格安SIMは月額料金を4000円くらい安くすることができますが、格安SIMにもデメリットがあります。ただし、大多数の人にとって月額料金が安いメリットがデメリットを大きく上回る結果になります。
格安SIMのメリットとデメリットに関しては下記に詳しく記載しているので参考にしてみてください。
格安SIMのデメリットは?格安スマホはやめとけは本当か使って解説
大手キャリアから格安SIMへのMNPして少しすると、なんでもっと早く乗り換えなかったんだろうと思うと思います。
当サイトでイチオシの楽天モバイル!データ無制限・電話かけ放題で月3278円
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管理人 様
IIJmioがMNPワンストップに対応することとなりましたので、お手すきの際に、修正のほどお願いいたします。
MNPワンストップのお申し込み(MNP予約番号をお持ちでない場合) | 格安SIM/格安スマホのIIJmio(アイアイジェイミオ)
MNPワンストップ対応に、IIJmio、BIGLOBEモバイル、イオンモバイル、NUROモバイル、センターモバイル、LPモバイルを追加しました!
あと、短期解約または利用実態なしの解約の場合、契約解除料がかかる格安SIMが増えてきたので、それも追記しました
短期解約または利用実態なしで契約解除料がかかる格安SIM
楽天モバイル、UQモバイル、au、LINEMO、LIBMO、BIGLOBEモバイル
https://kakuyasu-sim.jp/mnp#Short-Term
他に短期契約または利用実態なしで契約解除料みたいなのを請求するところってありましたっけ?
短期解約違約金、MNP移行手数料が発生する会社の考えは
「何もしないでお金が入ってきてラッキーまたどうぞ」
「違約金を払ってまでやめたいなんてうちに不手際が?」
「手間だけかかってこれっぽっちの違約金、ブラックの一歩手前だな。来てほしくないなぁ」
どれでしょうかね?
今は多くのMVNOや格安SIMもMNPワンストップに対応するようになって、もはや対応していないところを書いた方が早いくらいになりましたね。
乗り換え時の「MNP予約番号」というクソ面倒な手順もようやく過去のものになりそうです。
個人的にはMNP転出手数料がかかった頃の名残で、連絡用の電話番号をSMARTalkの050番号にして、アカウント登録などの電話番号はすべてそちらにしてありますので、MNPはしたことがありません。
自身ではMNP予約番号は1度も発行することなく人生が終わりそうです。(親がスマホとMVNOに移行した際にやっているのは目にしましたが)
かつては違約金とMNP転出手数料を含めて、他社へ乗り換えるのには今じゃ考えられないくらい結構な大金がかかっていましたね。
格安SIMの解約・乗り換えには要注意 手数料が1万円以上かかる場合も(2ページ目) | 日経クロステック(xTECH)
https://xtech.nikkei.com/it/atcl/column/14/255608/031600178/?ST=nnm&P=2
話の流れ的にはgokoさんの投稿に返信したほうがよいのですが、スマフォでポストすると、返信の度に記事の横幅がせまくなり読みにくくなるので、ここにポストします。
MNPワンストップ の恩恵をなかなか受けられない私です。
ahamo→IIJへのMNP時
IIJのサイトで手続き中、MNPの認証のためahamoサイトに一旦飛ばされました。そのときd会員のログイン名、パスワードなどがあいまいで、いろいろ探してるうちにタイムオーバーに。(戻ブラウザーの戻りボタンを押しておかしくなったかも。)
これに懲りて、今回、LINEMO→IIJにMNPしたときは、前もってLINEMOサイトでMNP転出番号を取ってから改めてIIJサイトでMNPを完了しました。LINEMOサイトでのログインがうまくいかずなんどもやり直したので、ワンストップで進めていたらまたはまってました。(同じ電話番号とパスワードで5回やり直してダメ、6回目にログインでき、原因全く不明です。)
MNPのための違約金などがなくなったことはとても嬉しいですが、ワンストップは失敗するとかえって手間がかかると思いました。
IDやパスワード管理はパスワードマネージャー(パスワード管理アプリ)が便利ですよ。
便利というか、ないとネットが一切できないレベルで、未成年だった頃に自分のPCを使い始めた時から使っています。
自分はあまりWebサービスには積極的に登録したりせず、アカウントの数は少ない方だと思いますが、現在KeePassXCのエントリーの数は200以上あります。(GoogleやYahooなどは複数のアカウントがあったり、カード類の情報なども管理しているのでエントリーの数 = 利用しているサービス数ではないですが)
暗記して覚えているのはマスターパスワードの1つだけで、他のパスワードは設定可能な最大桁数or32桁の乱数なので1つも覚えていません。(というか1つでも覚えられない)
まぁ、Wi-Fiの暗号化キーやZIPファイルのパスワードのようにローカルでいくらでも総当りできるものと違って、まともなWebサービスなら一定回数失敗するとロックされるので英数字記号の乱数であれば8桁もあれば十分だと思っていますが、問題は桁数よりもそれぞれ異なる強度の高いパスワードをいちいちすべて管理しなければならないことです。
ログイン時のIDやパスワードをすべて覚えておくのは到底不可能で、どっちにしろ何かに記録しておかなければならないので、それであればパスワードマネージャーで管理した方が圧倒的に楽です。
忘れたり、打ち間違えたり、探したりする必要もなく、多くの場合ですべて自動で入力されるのでログイン画面も1秒くらいで通過できます。
1つのサービスに対して複数のアカウントがある場合は入力したいアカウントを手動で選択する必要はありますが、それでも2,3秒で済みます。
AutoFill Improvements Come To iOS 12 and Android 9 | Bitwarden Blog
https://bitwarden.com/blog/autofill-improvements-ios12-android9/
パスワードを紙に書き出して保管したり、独自のパターンで色々と文字を入れ替えたりして使い回しを防いだりしている人も多いみたいですが、なんで自らそんな煩わしいことをしているのかずっと不思議に思っています。
パスワードを紙で保存するのは危険? Twitter上で賛否 安全な管理方法をIPAに聞いた – ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2211/08/news107.html?bpc=717524315f2e0d44ea8da418771e8c5c5ff6f5476baa1aec0e1f4da9db6b5b2f
記者たちはパスワードをどう管理しているのか? またはドクターフィッシュの秘密:記者トーーク!(1/4 ページ) – ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2211/15/news052.html
自分は昔からPC偏重なのと乗り換えるのが面倒で惰性でKeePassを使っていますが、特にローカル(オフライン)で使いたいわけじゃなければBitwardenがおすすめです。
クラウド型は怖いし、「パスワードは大事なものだからローカルで保存したい」ということであればKeePassです。(初心者にはあまりおすすめしない)
もし自分がこれから新しく使いだすなら恐らくBitwardenを選択します。
以下のページに詳しい説明や使い方が解説されています。
【比較】KeePassガチ勢から見たbitwardenの魅力
https://excesssecurity.com/keepass-vs-bitwarden/comment-page-1/
【SSS】Bitwardenのダウンロードと自動入力の使い方
https://excesssecurity.com/how-to-use-bitwarden/
私は昔からID Managerというフリーソフトを使っていましたが、1passwordの無料試用を経てBitwardenを使っています。
PCでしかログインすることがないアカウントは乗り換えるのが面倒でID Managerから移行していませんが(バックアップは取っています)…。
KeePassも併用していますが、UIが初心者向けではないですね。
> 私は昔からID Managerというフリーソフトを使っていましたが、1passwordの無料試用を経てBitwardenを使っています。
同じです!
KeePassを知るまでは最初の2,3年はID Managerを使っていました。
ID Manager懐かしい~。
KeePassはブラウザの拡張機能を使わないと自動入力は遅いですが、それでもID Managerよりは早く、ID ManagerからKeePassに乗り換えた時は自動入力の速さに感動した記憶があります。
今はBitwardenやKeePassXC-Browserだと入力は一瞬で、KeePassがめっちゃ遅く感じるくらいですが。
> KeePassも併用していますが、UIが初心者向けではないですね。
本家のKeePassはUIが古いままですが、KeePassXCならUIがかなり簡素化されていてシンプルでスマートになっていますよ。
KeePassXC-Browserを使うと、自動入力もBitwardenとそこまで変わらないくらい一瞬で入力されます。(KeePassあるあるの自動入力の暴発なし)
あと個人の場合ではないですが、業務用途だと外部のパスワード管理サービスを社内で利用できないケースでは、KeePassのローカル性がいきることもありそうです。(実際のリスクというよりも規則や許可取りの問題でしょうけど)
KeePassXC で AWS アカウントを便利に運用する #AdventCalendar2022 – Qiita
https://qiita.com/kwc_takemori/items/027492b9cea33e364e72
KeePassXCは最近パスキーにも対応したので、AppleやGoogleやMicrosoftに依存しなくてもアカウント管理ができるようになったようです。(恐らくほとんどの人がビックテックのアカウント経由での利用になるでしょうけど)
実装に1年、「KeePassXC」が待望の「パスキー」対応 ~フリーのパスワード管理アプリ – 窓の杜
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1575337.html
スマホの新認証方式「パスキー」を徹底解説 今後は“パスワードレス”が当たり前に?(1/3 ページ) – ITmedia Mobile
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2403/04/news027.html
「パスキー」って一体何だ? パスワード不要の世界がやってくる(3/4 ページ) – ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2301/23/news086_3.html
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2301/23/news086_4.html
パスキーでパスワードレスが実現することはいいことですが、パスキーのデバイス間での同期はビックテックのアカウントに紐付けてそのアカウント経由で利用する人が多くなると思うので、なんか益々ビックテック依存が強固なものになりそうが予感がします。
KeePassXCや1Passwordのような外部のパスワード管理サービスを使えば別にビックテックのアカウントに依存する必要はありませんが、現時点ではパスワードマネージャーを使っている人自体が割合的にはまだかなり少なめのようなので、
「○○にパスキーを保存しているからやめられない」
「やめるとログインできなくなるし、移行が面倒」(ビックテック以外の手段を取り入れるのが面倒)
というような形で、実質的なビックテックアカウントの縛りに囚われそうな気がします。
Bitwardenはアップデートで単体でパスキー管理ができるようにはなったのかな?
以下のページだと昨年の時点ではGoogleとかのアカウントのログイン情報と紐付ける形のようですが。
Bitwardenブラウザ拡張がPasskeyに対応したので試してみた – Sogo.dev
https://sogo.dev/posts/2023/11/bitwarden-passkey
そのうちBitwardenに移行する予定ですが、気力が湧かなくて先延ばしになっています…。
会社共用のシステムアカウントのパスワードもSharePointに置いたExcel管理なので、公式のパスワードマネージャーを導入すべきだと思っています(ブラウザ管理任せにするのも企業のセキュリティ管理規定としてはふさわしくないですし)。
私は弊社のシステム管理者権限を持っているので、提案をすることはできますが、他タスクのほうが優先なのでなかなか提案できずにいます。
弊社も多くの中小企業と同様ギリギリの人員で回しており、特に私が休むとどうしようもなくなる業務が多いです…。
Microsoftアカウントを複数持っていますが、Microsoft Authenticatorでパスワード認証を利用を推奨していますしね。
ちなみに認証アプリはMicrosoftアカウント以外はAegisを使っています。
無料で二要素認証のワンタイムパスワードを発行可能&デバイス間エクスポートもできるオープンソースアプリ「Aegis Authenticator」、特定の企業に依存する危険性がなくなり安全 – GIGAZINE
無料で二要素認証ができ安全にバックアップ&デバイス間でエクスポートもできるオープンソースアプリ「Aegis Authenticator」レビュー – GIGAZINE
当初はAuthyを使っていましたが、以下の理由で乗り換えました。
電話番号登録が必要ログインの操作が複雑電話番号流出騒動があったAegisはAndroidでしか使えないのが難点ですが、それ以外は良いと思いました。
Amazonアカウントでパスキーを使っていますね。
複数端末で利用できるのか確認してみます。
AWSアカウント(ほとんど使っていませんが…)でも二要素認証でパスキーを使っていてBitwardenに登録していたので、試してみたら使えました。
こちらで返信をしました。
ちなみに「ハッカーがデータベースからパスワードのハッシュを盗んだ場合」というような場合は、オフライン攻撃ができますが、適切なハッシュ関数が用いられていれば多分8桁でも大丈夫です。
ハッカーが企業から大量に盗み出したパスワードの中から、高価なGPUを使って自分のパスワードのみに対して狙い撃ちして時間をかけて攻撃して解読を行うくらいの企業秘密や国家機密を持っていないのであれば、ほとんどの人はそれだけコストをかけて解読するほどの価値のあるパスワードや情報ではないので、あまり気にしなくていいです。(理屈的には1年かかる解読でも365台のPCでやれば1日で終わりますが、ほとんどの人のパスワードにはそんなコストをかける価値はないので)
ハッカーに名前が知られていて、そのアカウント情報で何百,何千万円も盗めると知って狙われるような、ルフィ事件みたいな明らかに金持ちやタワマン住民が狙い撃ちされる闇バイト強盗のようなことが起これば可能性はゼロではないですが、確率的には家に空き巣が入るよりも遥かに可能性が低いのではないかと思います。(多分限りなく0に近い)
以下のページを読めば8桁でもそんなに危険性が高いわけではないのがわかると思います。
難しい部分やコードは読み飛ばしても、8桁のパスワードの総当たり攻撃にざっくりと大体どれくらいかかるのかわかります。
パスワードハッシュの安全性 #Security – Qiita
https://qiita.com/ob_nullpo/items/941385d0a603e6a4386c
普通のデスクトップでハッシュを普通に総当たりで突破するのに、どれくらい時間がかかるのか調べてみた #Security – Qiita
https://qiita.com/gakuri/items/89ddc4fd9b39a884a305
総当たり攻撃時のパスワード最大解読時間の表(by 上野宣)について分析した #Security – Qiita
https://qiita.com/ockeghem/items/5a5e73528eb0ee055428
オンライン攻撃だけに限れば、間違えが許容される回数は多くても1日10~20回くらいが限度でしょうから、6桁くらいでも大丈夫な気がします。
仮に1日50回間違えてもOKで、かつ一定時間が経つと解除されて永遠に試行し続けられたとしても1年に18,250パターンしか試せないので。
6桁(英数字) ⇒ 26(大文字) + 26(小文字) + 10(数字) = 62文字 ⇒ 62^6 = 56,800,235,584通り
しかし、パスワードマネージャーを使うなら8桁でも32桁でも、極端に言えば64桁でも手間は一緒で入力時間に差はないので、精神衛生上満足して心置きなく納得できる16桁以上にすることをおすすめします。
Bitwardenでパスワードを生成して登録していますが、サービスごとにパスワードの要件が異なっていて面倒なのがネックです…。
こちらで返信をしました。
MNPワンストップの情報を追加して、その他の細かい点も修正しました。
主な格安SIMでMNPワンストップに対応していないのは、IIJmioだけなのです。(新規受付終了したOCNはスルーで・・)
目障りなのでIIJmioもさっさとMNPワンストップに対応しろなのです!
いつも利用させていただいております。
2023年3月4日の記事で5月頃からMNP予約番号が不要になる見込みらしいですね。
より格安SIMに乗り換える人が増えそうな気がします。
携帯乗り換え手続き簡単に 5月下旬、移転先で完結(共同通信) – Yahoo!ニュース
楽になっていいですね!
とりあえずは大手3キャリア+楽天モバイル+一部のMVNO(?)へ乗り換える時だけMNP予約番号が不要になるみたいなので、影響は少なそうですが、徐々に全社対応みたいになるのかなと思ったりです。
高いスマホ料金を支払っている人たちも移行しやすくなると思っておりましたが、とりあえずは一部のみMNP番号が不要なんですね!
すべてに影響するものかと勝手に勘違いしておりました。
ありがとうございます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4de639d8c7809daaf1fc856fda3e5677c404d9bf
なんか問題になりそうな気配が…。
読み飛ばす人が続出しなければいいけど。
goko様
最近契約したものはおそらく大丈夫かと思いますが、昔に契約したものであれば、高額な違約金が発生することもあるので、注意が必要ですね(”◇”)ゞ
更新
1年1ヶ月ぶりに更新しました。。MNP転出手数料がなくなり、キャリアメールも(有料ですが)継続して使えるようになりました。
ソフトバンクとauは違約金がかかるパターンがありますが、ソフトバンクは2022年2月1日、auは2022年4月1日から違約金が完全に廃止になります。
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban03_02000901.html
2023年12月27日時点では、
MNP転出手数料の上限が「0円(ネット) or 1000円(電話・店舗)」
違約金の上限が指定事業者(MNO、MNO傘下のMVNO)の場合は「1000円 or 月額料金の低いほう」で、それ以外の事業者(その他のMVNO)の場合は「月額料金」
となっています。実際には無料に設定している事業者がほとんどです。