格安スマホにすると今までのスマホ代が3分の1以下になると宣伝されていますが、盲目的にそれを信じて、月額料金の安さだけで格安スマホを選ぶと確実にゴミを掴みます。
ここでは安物買いの銭失いにならないように、格安スマホの選び方を詳しく説明します。
まず最初に格安スマホの大雑把な選び方を説明した後に、手っ取り早く選べる選択肢をあげて、その後に細かく選び方を説明していきます。
文章が長いので、時間があるときにでも地道に読んでみてください。
格安スマホとは何?格安スマホの大雑把な選び方
格安スマホには下記の意味があります。
「格安SIMで使うSIMフリーのスマートフォン(端末)」
「格安SIMとSIMフリーのスマートフォンをセットにした料金プラン」
端末という意味での格安スマホは下記を参考にしてくてださい。
下記では料金プランという意味での格安スマホの選び方を説明します。
格安スマホの買い方:セットで買う/別々に買う
格安スマホの買い方は大きく分けて二通りあります。
一つは格安SIMとSIMフリーのスマートフォンをセットで申し込む方法、もう一つは格安SIMだけ申し込んでSIMフリーのスマートフォンはAmazonや大手家電量販店で買う方法です。
セットで買うメリット
格安SIMとスマホをセットで買うメリットは、間違えないこと、そしてキャンペーンで新しいスマホを割安に買えることです。
少しスマホに詳しければ別々に購入しても問題ないですが、スマホ初心者だとSIMサイズを間違えたり、Amazonだと海外版のスマホを間違えて選んでしまう場合もあります(海外版のスマホだと使えない格安SIMがあります)。
格安SIMと新しいスマホをセットで申し込めば安心です。
格安SIMとセットに新しいスマホを申し込めば、家電量販店でSIMフリーのスマホを買うよりも大幅に安くなります。OCNモバイルONEのキャンペーン、UQ mobileのキャンペーン、BIGLOBEモバイルのキャンペーン等で、格安SIMとスマホをセットに申し込むと大幅割引等があります。
セットで買うデメリット
セットで買うデメリットは選択肢が少なくなることです。
格安SIMとセットで買える格安スマホやiPhoneは数機種に限られています。格安SIMのみ販売しているMVNOもあります。セットで申し込もうとすると、自分にとってベストな選択肢を選べない場合があります。
基本的にはセットで買うのがおすすめ
新しいスマホが必要な場合は、基本的には安さを重視して、格安スマホとセットで契約すると安くなる格安SIMがオススメです。
格安スマホの相場:平均的な月額料金
格安SIMの平均的な月額基本料金:1500円
今のスマホを使う場合
・月1500円
新しいスマホが必要な場合(3万円の格安スマホを購入)
・一括払い:初月は3万1500円、翌月から月1500円
・分割払い:2年間は端末の分割代込みで月2900円、2年後から月1500円
大手キャリアだとスマホ代込みで月々7000円の支払いが一般的なので、格安スマホの月額料金の安さが際立っています。
これに加えて通話料金がかかります。格安スマホの通話料金は格安SIMの通話料金の節約方法を参考にしてみてください。(格安SIMの管理人の通話料金は月100円くらい・・)
月額料金がもっと安い格安スマホもありますが、月額料金が安すぎるとスマホの性能が悪かったり、通信速度が遅かったりする場合があります。
格安スマホ本体の相場:2万円〜4万円
高いほど性能が良くなります。よくわからなければ3万円前後の格安スマホが無難です。
スマホを普通程度に使う場合、2万円くらいの格安スマホで普通に使えて、3万円で満足する格安スマホが買えます。
カメラ性能やゲーム性能を重視する場合は、4万円以上の格安スマホがおすすめです。
注:格安スマホを分割払いにすると手数料で割高になる場合がある
格安SIMと格安スマホをセットで買う場合、分割払いで購入できる場合がありますが、15%くらいの分割手数料が発生する場合があります。一括払いを強くお勧めします。
格安スマホを買う場所:ネットで買う/実店舗で買う
格安スマホはネットや実店舗で買うことができます。
実店舗で買うメリットは、実店舗で実機を触ることができることです。
ただし、大きい家電量販店ではないと格安スマホを取り扱っていないのに加えて、置いてある格安スマホの機種も限られています。携帯ショップでも扱っている場合がありますが、変な勧め方をする場合が多いです。
加えて格安スマホの性能は、少し操作したくらいではほとんどわかりません。見た目と触り心地くらいしか判断できないです。スマホの性能はネットの評判や実機レビューを読んだ方が有用です。
格安SIMの管理人は30機種以上の格安スマホを購入していますが、全てネット経由で購入しています。(買う前に実店舗で実機を確認しに行ったこともありません・・、面倒で・・)
どの機種を選べばいいのかわからない場合は、格安スマホのおすすめ機種ランキングを参考にしてみてください。
格安スマホの種類:通話SIM/データSIM
格安スマホにはざっくり2種類あります。070や080、090の携帯番号で電話をすることができる格安スマホ(通話SIM)と、携帯番号では電話ができない格安スマホ(データSIM)です。
今のガラケーやスマホの電話番号をそのまま使い続けたい場合は通話SIMを選択します。初めてスマホを使う場合も通話SIMを選んだ方が良いです。
データSIMでもIP電話やLINEの無料通話ができますが、110や119などの緊急電話ができないので、よくわからない場合は選ばない方が良いです。
格安SIMの通話SIMとデータSIMの違いは何?携帯電話番号と緊急通報110番/119番
申し込むのに必要なもの:クレジットカードと本人確認書類
格安SIMや格安SIMとセットでSIMフリーのスマホを申し込む場合は、本人名義のクレジットカードが必要です。
すでに自分のクレジットカードを持っていればそれを使えばいいです。
クレジットカードがないと選べる格安スマホが極端に少なくなります。持っていない場合はクレジットカードを作ることを強くお勧めします。
何かしらの信念で作りたくない場合は、下記を参考にデビットカードや口座振替が可能な格安スマホを探してみてください。
基本的に本人確認書類が必須
格安SIMや格安SIMとセットでSIMフリーのスマホを申し込む場合は、免許証、マイナンバー、パスポート、保険証などの本人確認書類が必要です。
一番確実で簡単なのが免許証です。免許証以外だと、使える本人確認書類が若干異なるので、申し込む前に確認してください。
データSIMは、多くの場合で本人確認書類は必要ないのですが、LinksMateはデータSIMでも本人確認書類が必要です。
格安スマホのメリットとデメリット
格安スマホのメリットとデメリットは基本的に格安SIMと同じです。
一般的な使い方ならメリットの方が大きいですがデメリットも把握することをお勧めします。
格安スマホの大雑把な選び方のまとめ
圧倒的に安い月額料金でスマホを使うことができる、それが格安スマホです。
ただし、年々格安スマホの機種は増えているのに加えて、格安SIM事業者は利益を高めるために付加価値という建前の不要なもの付けて、より複雑なものになってきています。
数が少なかった数年前ならいざ知らず、数が多い現在では自分にとってベストな格安スマホを選ぶのには時間がかかります。
時間をかけて選ぶのが面倒な人用に、安くて簡単な格安スマホの選択肢を先に紹介します。そのあとに、より詳しく格安スマホの選び方を説明していきます。
安くて簡単な格安スマホの選択肢
格安スマホは相当あります。ある程度知名度のあるところだけで30社くらい、SIMフリーのスマホも多数、そしてプランを含めると、選択肢は数百を超えてきます。
たくさんの中から選ぶのは面倒です。
そんな場合、多くの人が選んでいる安くて簡単な格安スマホは、楽天モバイル、UQ mobile、OCNモバイルONE、IIJmioから検討するのがおすすめです。
楽天モバイル:月1GB以下なら無料&実質1円端末あり
楽天モバイルなら、月額料金が最大4ヶ月無料、無料期間後は実際に使ったデータ量に応じて月0円〜3278円の段階制です。月1GB以下ならずーと無料で使えます。
楽天リンクを使えば通話料金も無料になります。
さらに楽天モバイルとセットにスマホを申し込むと、実質1円で端末を買えるキャンペーンも行っています。
楽天モバイルでは月1GB以下なら無料で使えるキャンペーンを行っています。
楽天モバイルなら事務手数料3300円も無料、SIM/eSIMのみなら20,000ポイント、端末とセットだと最大30,000円相当おトクに買えます。
- SIM/eSIMのみで新規:5,000ポイント
- SIM/eSIMのみで乗換:20,000ポイント
- Androidスマホとセット:5,000ポイント+最大20,000円割引
- iPhoneとセット:最大30,000ポイント
キャンペーン終了日は未定です。(※月1GBの無料キャンペーンはずーと適用)
キャンペーンの詳細を見る
できるだけ安くスマホを使いたい場合や、データをたくさん使う場合に楽天モバイルがおすすめです。
楽天モバイルのデメリットとメリットを徹底解説&料金プランと総合評価
UQ mobile:速度が速くてどこでも使える&乗り換えなら端末が安い
UQモバイルは3GBが月1628円、15GBが月2729円と他社の格安プランと比べて少し高いですが、速度が超速く、人口カバー率は99.9%超なので、いつでもどこでもスマホを快適に使えます。
今の電気会社をUQでんきに変更すると、3GBが月990円、15GBが月2090円で使うこともできます。その他にも節約モードでデータ消費なしにネットができます。
他社からUQモバイルに乗り換える場合、格安スマホやiPhoneを割安価格で購入できます。
UQモバイルを申し込むと、SIMまたはeSIMのみの場合は最大1万3000円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンを行なっています。iPhoneや格安スマホとセットで申し込むとキャシュバックの代わりに割引価格で端末が買えます。
UQモバイルは速度が超速いので、いつでも快適にスマホが使えます。
UQモバイルのキャンペーンの詳細 / UQモバイルのスマホおすすめ端末ランキング【2022年最新】
UQ mobileの公式サイト(最大1万円キャッシュバック/端末割引)
UQモバイルのデメリットとメリットを徹底解説&料金プランと総合評価
OCNモバイルONE;セール中の格安スマホが超安い
OCNモバイルONEなら1GBが月770円、3GBが月990円、6GBが月1320円の格安料金でスマホが使えます。
格安スマホのセールに積極的で、OCNモバイルONEとセットで契約すると格安スマホが大幅割引で買えます。
新しいAndroidスマホが必要な場合におすすめです。
OCNモバイルONEのキャンペーンとおすすめ機種を徹底解説します。
OCNモバイルONEでは人気スマホが大幅割引で買えるキャンペーンを行っています。
・OPPO Reno5 A:乗換11,660円
・AQUOS sense6の6GB/128GB:乗換18,260円
・Mi 11 Lite 5G:乗換17,540円
・AQUOS wish:乗換7,920円
・その他多数
この他に初期費用3733円がかかります。2022年4月26日までのキャンペーンです。
キャンペーンの詳細を見る
OCNモバイルONEのデメリットとメリットを徹底解説&料金プランと総合評価
IIJmio;他社からの乗り換えなら端末大幅割引&月額料金も安い
IIJmioなら2GBが月858円、4GBが月1078円、8GBが月1518円の格安料金でスマホが使えます。家族でデータをシェアすることもできます。
他社から乗り換える場合、格安スマホやiPhoneが大幅割引で買えます。
IIJmioではタイアップサイト限定特典で初期費用3300円が1100円、1年間1GB増量、そして乗り換えなら格安スマホとiPhoneが大幅割引のキャンペーンを行っています。
さらに今なら通話定額オプションが13ヶ月間410円割引です(10分かけ放題が月290円)。2022年5月31日までのキャンペーンです。
キャンペーンの詳細を見る
IIJmioのデメリットとメリットを徹底解説&料金プランと総合評価
スマホと格安SIMを別々に買った方が自由に選べる
基本的にはスマホは格安SIMとセットに申し込んだほうがお得ですが、全機種を販売しているわけではありません。
主要なSIMフリーのスマートフォンは10機種以上ありますが、格安SIM各社はそのうち数機種のみ扱っているのが一般的です。
SIMフリーのスマホをAmazonや量販店で買えば、自分に合うスマホを自由に選ぶことができます。スマホを購入した後に、格安SIMのみを申し込めば自分にとってベストな組み合わせにできます。
格安スマホとセットだとベストなプランを選べない?
月額料金は安いけど、性能が低い格安スマホがあったりします。
月額料金の安さで選ぶと失敗する理由
格安スマホの月額料金は、スマホの分割代金と格安SIMの月額料金の合計額で表示しているところがあります。
月額料金の安さだけで選ぶと、低性能のスマホになるか、使えるデータ量の少ない格安SIM、もしくは通信速度がかなり遅い格安SIMになったりします。
このため格安スマホとのセット料金の場合は、月額料金の安さだけで決めると後悔する可能性が高いです。
どうすれば良いのかというと、面倒でもスマホの性能、格安SIMの実際の速度、必要なデータ量、これらを分けて検討していく必要があります。
格安スマホの組み合わせは800以上!
格安スマホの組み合わせは800以上あるので、一つ一つ組み合わせを検討するのは現実的ではありません。
格安スマホの組み合わせ数(超ざっくり計算)
格安SIM20種類以上 x スマホ10機種以上 × 平均的な選べるデータ量4種類 = 組み合わせ800以上!
ごちゃまぜの800個以上の組み合わせから自分にあったベストな組み合わせを選ぶのは不可能です。そこで下記から、自分にとってベストな格安SIMとスマホ、そしてプランの組み合わせを選べるように、できるだけ最短ルートで格安スマホの選び方を紹介していきます。
最短と言っても、長いですが全て把握すれば怖いものなしです!
ベストな格安スマホの選び方
ステップ0:ドコモ、au、ソフトバンクを使っている場合
ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアを使っている場合は、基本的にはMNPで乗り換えをして格安スマホを使い始めます。
MNPとはスマホやガラケーを既に使っている場合、今の電話番号のまま使い続けたい場合に行う手続きです。下記に乗り換え手続きを詳しく記載しているので参考にしてください。
ステップ1:格安SIMで使えるスマホを用意する
ケース1:スマホを持っている場合
ドコモやau、ソフトバンクのスマホなら、ほとんどの場合でそのスマホのままで格安SIMが使えます。撮った写真や電話帳のデータ、ほとんどのアプリをそのまま使えるのでとても楽です。
格安スマホ本体を買う必要もなく、格安SIMだけ契約すれば大丈夫です。今のスマホが格安SIMで使えるかどうかは下記を参考にしてみてください。
ケース2:スマホを持っていない、または格安SIMでは使えないスマホの場合
スマホを持っていなかったり、格安SIMでは使えないスマホの場合は、格安SIM事業者、ネットショップ、大手家電量販店、AmazonなどでSIMフリーのスマホを購入します。
新しいスマホが必要な場合は、格安SIMとセットだと安くなるスマホを購入するのがおすすめです。
ネットショップなどで本体のみを購入すると、間違えて使えない組み合わせを選んでしまう場合があります。
格安SIMは使う電波によって4種類あります。
ほぼ全ての格安スマホ(99%)でドコモ回線とソフトバンク回線の格安SIMが使えます。
au回線の格安SIMを使うには、スマホがauのVoLTEに対応している必要がありますが、格安スマホの95%くらいはauのVoLTEに対応しています。楽天モバイルで使える格安スマホは限られています。
格安スマホのおすすめ機種ランキングでは、どの格安SIMが使えるか記載しています。
ステップ2:格安SIMを選ぶ
スマホの用意ができたら、次に格安SIMを選びます。
※ 格安スマホと格安SIMをセットで申し込む場合は、ステップ5:格安SIMを申し込むで格安スマホをセットで申し込みます。
格安スマホ本体の購入はクレジットカード、代引き、銀行振込を受け付けているところがありますが、格安SIMの申し込みには本人名義のクレジットカードが必要です。
ごく一部の格安SIMは口座振替も受け付けていますが、選択肢がかなり限られてしまいます。
格安SIM(格安スマホ)の支払い方法、口座振替ができる格安SIMとおすすめのクレジットカード
ドコモ回線の格安SIMを選ぶ場合
- OCNモバイルONE ← おすすめ
- IIJmioのタイプD ← おすすめ
- BIGLBOEモバイルのタイプD ← おすすめ
- ahamo ← 20GB必要な場合におすすめ
- マイネオのドコモプラン
- エキサイトモバイル
- その他多数 → ドコモ回線の格安SIM
格安SIMのサイズはマイクロSIMかナノSIMです。SIMのサイズを間違えると面倒なことになります。
98%くらいのスマホはナノSIMです。2014年以前のかなり古いスマホだとマイクロSIMを使っています。
※ 最近はドコモ回線の格安SIMもマルチSIMになって、SIMサイズの指定が必要なくなってきています。(マルチSIMはナノSIM、マイクロSIM、標準SIMのサイズにすることができるSIMカードです)
ドコモ回線の格安SIMを選ぶ上で一番重要なのは実際の速度です。自宅にWiFiがあれば、格安SIMの通信速度はそんなに重視する必要はありませんが、自宅にWiFiがない場合は通信速度を重視してください。
格安SIMの実際に出る通信速度は、格安SIMの速度ランキングを参考にしてみてください。
データをあまり使わない場合に安い格安SIM
OCNモバイルONE(特に月1GBも使わない場合にお勧め)
スマホが安く買える格安SIM
OCNモバイルONE、IIJmio、BIGLOBEモバイル
速度を重視する場合にオススメの格安SIM
ahamo(20GBのみ)、OCNモバイルONE、IIJmio、BIGLOBEモバイル
YouTubeがたくさん見る場合の格安SIM
BIGLOBEモバイル
au回線の格安SIMを選ぶ場合
- UQモバイル ← おすすめ
- BIGLOBEモバイルのタイプA ← おすすめ
- IIJmioのタイプA ← おすすめ
- povo ← 20GB必要な場合におすすめ
- マイネオのauプラン
- QTモバイルのAタイプ
- イオンモバイルのタイプ1のau回線
au回線の格安SIMは、速度を重視する場合はUQモバイルとpovo、月額料金の安さを重視する場合はIIJmio、格安スマホを安く買いたい場合はIIJmioとBIGLOBEモバイルがおすすめです。
ソフトバンク回線の格安SIMを選ぶ場合
ソフトバンク回線の格安SIMは、新しいスマホが必要な場合やYahooショッピングで買い物をよくする場合はワイモバイル、月3GBで十分な場合はLINEMOがおすすめです。
楽天回線の格安SIMを選ぶ場合
楽天回線の格安SIMは、楽天モバイルの一つだけです。
ステップ3:通話SIMまたはデータSIMを選ぶ
格安SIMには通話SIM(音声SIM)とデータSIMの2種類があります。
通話SIM(音声SIM) ← 一般的にはこちら
070や080、090の携帯電話番号がほしい場合や、他社からの番号移行(MNP)をする場合、通話SIMを選びます。
データSIMよりも月額料金が少しだけ高くなりますが、格安スマホを使う場合は、普通は通話SIMを選びます。
申し込みには本人確認証が必要です。免許証や保険証などの本人確認証をスマホやガラケーまたはデジカメ等で撮って申し込み時に、その写真をアップロードします。
楽天モバイル、ワイモバイル、UQモバイル、ahamo、LINEMO、povoは通話SIMのみを提供しています。
※ 通話SIM = 音声通話SIM = 音声SIM = 音声プラン = デュアルタイプ
データSIM
データSIMは携帯番号で電話ができないネット専用の格安SIMです。
携帯番号で電話ができないだけで、その他は通話SIMと同様に使えます。アプリやインターネット、LINEの無料通話や無料の050番号を使った通話などは問題なくできます。
データ専用の格安SIMは月額料金が安く、手続きも簡単です。データSIMは2台目のスマホに入れたり、モバイルルーターに入れたり、LTE対応のタブレットに入れるのが主な使い方です。
ステップ4:データ量を選ぶ(料金プランを選ぶ)
次に月に使えるデータ量を選びます。
データ量別の比較と格安SIMのデータ量の目安を参考に、月に使うデータ量を選んでください。
選ぶのが面倒な場合は月3GBが無難です。スマホを使っている人の6割くらいは月3GBで足りています。
不安な場合は5GB前後を選んでおけば、ほとんどの場合で十分です。後からでもデータ量を簡単に変更できます。
自分が使うデータ量がイマイチわからない場合は下記を参考にしてみてください。
何ギガ必要?格安SIMのデータ容量は半数は月3GB以下、データ消費量の目安
その他のオプションは基本的に必要なし
端末補償やセキュリティアプリなどのオプションがある場合がありますが、これらは不要です。
端末補償はスマホが壊れた時に低料金で新しいスマホに交換してくれますが、保護カバーをつけておけば、故障原因の大半を占める落下による破損をかなりの割合で防いでくれます。
セキュリティアプリは、そもそも不要です。(参考:スマホのセキュリティアプリは無駄!)
その他にも、なんちゃらサポートやら安心やらのオプションサービスがあったりしますが、無視です。
ステップ5:格安SIMを申し込む(必要に応じて格安スマホをセットにする)
格安SIMのサイズはナノSIM、またはマルチSIMです。
2014年以前のスマホだとマイクロSIMの場合がありますが、そんな古いスマホは捨てて新しいスマホを買ってください。
格安SIMを申し込むのに必要なもの
- 本人名義のクレジットカード (ごく一部の格安SIMは口座振替でも可能)
- 通話SIMの場合は本人確認書類 (免許証があると簡単)
- 他社からMNPで乗り換える場合はMNP予約番号
本人確認書類は、運転免許証をスマホで写真を撮ってアップロードします。
運転免許証がない場合は、格安SIM事業者によって必要な書類は変わりますが、マイナンバー、健康保険証、パスポート等を受け付けているところが多いです。
運転免許証やマイナンバーがない場合は、住民票などの補助書類が必要になる場合があります。
ステップ6:格安SIMが届いたらスマホに入れて設定して使い始める
格安SIMは申し込みから2日〜5日程度で届きます。
格安SIMが届いたら、用意したスマホに格安SIMを挿入して、格安SIMと一緒に届いた用紙に従って設定してあげれば、スマホが使えるようになります。
格安SIMとスマホをセットに申し込んだ場合は、格安SIMとスマホが一緒に届きます。すでに設定されている場合がほとんどなので、格安SIMを格安スマホに挿入するだけで使えるようになります。
他社からMNPで乗り換えている場合
MNPの場合は、回線の切り替え手続きが必要です。同封されている用紙に回線の切り替え手続きのやり方が載っているので、それに従って回線の切り替えを行います。
以前はMNPすると格安SIMが届くまでスマホが使えない期間がありましたが、今ではスマホが使えない期間なしでMNPできます。
新規契約やデータSIMの場合は、回線の切り替え手続きは不要です。格安SIMをスマホを挿入して少し設定するだけで使えるようになります。
以上で、格安スマホとプランの選び方の詳細ガイドは完了です。
おすすめの格安スマホ
- Mi 11 Lite 5G
- 薄型軽量で高性能。40,000円、6.55インチ、CPU Snapdragon 780G、RAM6GB、ROM128GB、カメラ6400万画素(F値1.79)+超広角800万画素(F値2.2)+テレマクロ500万画素、重さ159g、電池容量4250mAh、おサイフケータイ
- OPPO Reno5 A
- コスパの良く高性能。カメラ性能も良い。35,000円、6.5インチ、CPU Snapdragon 765G、RAM6GB、ROM128GB、カメラ6400万画素(F値1.7)+超広角800万画素(F値2.2)+マクロ200万画素、重さ182g、電池容量4000mAh、防水、おサイフケータイ
- AQUOS sense6
- 長く使える。40,000円、6.1インチ、CPU Snapdragon 690、RAM4GB、ROM64GB、カメラ4800万画素(F値1.8)+超広角800万画素(F値2.4)+望遠800万画素(光学2倍)、重さ156g、電池容量4570mAh、防水、おサイフケータイ、耐衝撃
- AQUOS sense4
- 電池持ちが超良い。30,000円、5.8インチ、CPU Snapdragon 720G、RAM4GB、ROM64GB、カメラ1200万画素(F値2.0)+超広角1200万画素(F値2.2)+望遠800万画素(光学2倍)、重さ176g、電池容量4570mAh、防水、おサイフケータイ、耐衝撃
おすすめの格安SIM
- UQ mobile
- au回線の格安SIM。速度が超速く、いつでも快適に使えます。余ったギガの繰越可、ギガを消費しない節約モード(プランSは300kbps、プランMは1Mbps)が使い放題です。auひかり/JCOM/BIGLOBEひかり/auでんき契約者なら3GBが月990円
- ワイモバイル
- ソフトバンク回線の格安SIM。UQ同様に速度が超速く快適に使えます。2回線目以降は3GBは月990円。節約モード不可ですが、ヤフーショッピングと組み合わせるとネットの買い物が最安値になり、コスパが最高になります。
- 楽天モバイル
- 月1078円〜3278円の段階制。データを無制限に使っても月3278円です。楽天リンクで電話が24時間無料でかけ放題。速度は速いですが、場所によって電波が弱くなる場合があります。パートナーエリアだと月5GBを超えると1Mbpsに制限
- OCNモバイルONE
- ドコモ回線の格安SIMです。新しい格安スマホが超安く買えます。通信速度はドコモ回線の中で一番速いです。月770円の1GBプランもあります。
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