格安スマホにするとスマホ代が大幅に安くなりますが、盲目的にそれを信じて、安さだけで格安スマホを選ぶと確実にゴミを掴みます。
格安スマホと言っても、本体価格によって性能が大きく変わります。安いほど低性能、高いほど高性能です。
格安スマホはやめとけ、格安スマホにしない理由などを挙げる人たちもいますが、安さだけで選んで後悔しているだけです。
格安スマホは、本体のみ購入する方法と格安SIMとセット(端末セット)で購入する方法があります。端末セットなら最大22,000円割引で格安スマホが買えます。
ここでは安物買いの銭失いにならないように、格安スマホの性能の見方と端末セットの購入手順を徹底解説します。
文章が長いので、時間があるときにでもざっくり確認してみてください。
目次
格安スマホの性能の見方
価格が高いほど各種性能が良くなる
格安スマホの端末代は2万円〜7万円です。10万円を超える機種もありますが、ほとんどの人は買わないので無視です。
格安スマホの性能は価格が高いほど良くなります。2,3万円の格安スマホでもそれなりに使えますが、4,5万円の格安スマホが性能的には無難です。
※ 格安スマホとセットに格安SIMを契約する場合は、端末代が最大22,000円割引
おすすめの格安スマホ
現在発売中の格安スマホは20機種前後あります。
一つずつ性能を比較するのは面倒なので、下記のおすすめ機種ランキングを参考にしてみてください。
CPU (プロセッサー/SoC)
格安スマホの性能で一番重要なのはCPUです。プロセッサー、SoCと呼んだりもします。
オクタコア、〇〇GHzなどの表示があるかもですが重要ではないです。下記の性能表でどれがより高性能か把握します。
2023年版:超ざっくりしたCPUの性能表(SoCの性能) | |
---|---|
超高性能 | Snapdragon:870、888、8 Gen1、8+ Gen1、8 Gen2 Google:Tensor、Tensor G2 iPhone:12シリーズ、SE 第3世代、13シリーズ、14、14Plus、14Pro、14Pro Max |
高性能 | Snapdragon:845、778G、780G、855、860、865 MediaTek:Dimensity 1200-Ultra(スナドラ865くらい) Galaxy:Exynos1280(スナドラ845くらい) iPhone:XR、XS、XS Max、SE 第2世代、11シリーズ |
比較的高性能 | Snapdragon:480、730、730G、690 5G、720G、732G、750G、695 5G、765G、835 MediaTek:Dimensity 700(スナドラ480くらい)、800U、Helio G99(スナドラ695くらい) iPhone:8、X |
普通性能 | Snapdragon:662、665、660、820、670、675、680、710 MediaTek:Helio G85 iPhone:7 |
低性能 | Snapdragon:630、632、650、636 MediaTek:Helio G35、G37 Galaxy:Exynos7904、Exynos7885 iPhone:6s、SE 第1世代 |
最底辺 | Snapdragon:450、625、439、460 MediaTek:Helio P35 Galaxy:Exynos7884B iPhone:5s、6 |
※ 右に行くほど高性能 (Snapdragon 480から732Gまではほとんど同性能)
一般的な使い方なら比較的高性能を選びます。これで十分動きます。重い3Dゲームが好きな場合は高性能以上を選びます。
スマホをたくさん使う場合で常にヌルヌルサクサク使いたい場合、またはゲーム性能を最重視する場合は超高性能を選びます。
CPUの性能が高いほど、価格も高くなりますが、より長く快適に使えます。普通性能でもそれなりに動きますが、比較的高性能以上が無難です。
RAM (メモリ)
RAM(ラム)の容量が大きいほど、重いアプリが素早く動きます。(CPUの性能が悪いとRAMが大きくてもあまり意味がないです)
RAMは4GB〜6GBが一般的です。普通程度に使う場合は4GBでも特に問題ないですが、ゲームが好きな人や余裕を使いたい場合は6GBが無難です。
ゲームをたくさんしたい場合は8GB以上が良いかもですが、こだわりがそんなになければ6GBで支障は特にないです。
ROMの領域を使ってRAMの容量を増やせる機種もある
ROMの領域から2GB借りて、RAMの容量を増やせる機種もありますが、どの程度の効果があるのかよくわかりません。ROMによるRAMの拡張はおまけ程度に考えるのが良いかもです。
ROM (メモリ):マイクロSDカード
ROM(ロム)の容量が大きいほど、アプリをたくさんインストールしたり、写真をたくさん撮ることができます。
ROMは64GB〜128GBが一般的です。スマホをあまり使わない人は64GB、普通程度または比較的よく使う人は128GBがおすすめです。
ROM256GB以上のスマホもありますが、特殊な人たちのスマホなので無視です。
マイクロSDカードで保存容量を増やせる
大半の格安スマホはマイクロSDカードに対応しています。2000円くらいで128GBの保存容量を増やせます。
ただ、最近はROMの容量が増えて、クラウドでバックアップを取る人も増えているので、マイクロSDカードを使う人は減っていっています。
※ マイクロSDカードに対応していない機種:iPhone、Pixelシリーズ、ごく一部の格安スマホ
画面:有機EL、リフレッシュレート、解像度など
画面サイズ
格安スマホの画面サイズは5.1インチ〜6.8インチです。一般的なサイズは6.0〜6.6インチです。
画面が大きいほど一度に表示できる情報が増えるので、大きめのサイズが人気です。ただし、大きすぎると持ちにくいため6インチ前半の画面も人気です。
画面比率
22〜18:9の画面比率です。
18:9だと縦に2、横に1の長さの比率の画面です。22:9だと縦長の画面です。TwiterなどのSNSで情報をたくさん表示できたりします。
有機EL
画面の有機EL(OLED)だと色の発色が良くなります。有機ELのスマホと、それ以外のスマホを並べて見比べないとイマイチわからない程度だったりします。
ただ、有機ELだと写真が綺麗に表示されたりします。
リフレッシュレート
格安スマホの画面のリフレッシュレートは60Hz〜144Hzです。標準は60Hzですが、最近は120Hz対応の機種が増えてきています。
リフレッシュレートが高いほど画面がスムーズに動きますが、普段から60Hzのスマホを使っているとその違いはよくわからない程度です。慣れれば120Hzの違いがわかるのかもです。
解像度
画面には高解像度のFHDと低解像度のHDがあります。(+がついているのは縦に画面が長いことを示します)
高解像度のFHDだと画像や写真が綺麗に表示されます。HDだとWebサイトの画像や撮った写真が少し荒く表示される場合があります。
画面サイズが6インチ未満ならHDでも特に支障はないです。6インチ以上でHDはやめた方が無難です。
強化ガラス
画面が強化ガラスに対応していると、落としても割れにくくなります。
強化ガラスはゴリラガラス(Gorilla Glass)が有名です。ゴリラガラス3、5、6、Victusの順により強靭な画面になります。
スマホのスペックに何も書いてなければ、ゴリラガラス3がほとんどだと思われます。保護ケースに入れて使えば、弱めの強化ガラスでも特に問題ないです。
ノッチ
画面上部にノッチと言う場所があります。ノッチにはインカメラやセンサー類が入っています。
パンチホール型、水滴型(しずく型)、ノッチレスなどがあります。ノッチが小さいほど画面を広く使えますが、あまり気にしなくていいです。
電池容量:急速充電、ワイヤレス充電など
格安スマホの電池容量は3600mAh〜6000mAhが一般的です。電池容量が大きいほど電池持ちが良くなりますが、本体が重くなる傾向があります。
最近は4200mAh〜5000mAhが一般的です。
急速充電
18W、33W、60W、120Wなどの急速充電があります。最近はW数の大きい急速充電に対応している機種が増えてきています。
W数が大きいほど早く充電できます。例えば、120Wの急速充電対応のXiaomi 11T Proなら17分で満充電できます。
18Wの急速充電だと2時間〜2時間半くらいかかったりします。W数が大きい急速充電は専用の充電器が必要な場合があります。
ワイヤレス充電
充電ケーブルを繋げす、ワイヤレスで充電できる格安スマホもあります。
ただ、ワイヤレス充電だと充電中はスマホが使えず、充電時の発熱がそこそこ大きいので、あまり一般的な充電ではないです。
充電口
格安スマホの充電口はUSB Type Cです。2〜3年前くらいは充電口がmicroUSBの機種もありましたが、今の機種はUSB Type Cで統一されています。
連続待受時間
連続待受時間はスマホがスリープ時の電池持ちです。大して重要ではないです。
重さ
格安スマホの重さは130グラム〜230グラムの範囲です。平均180グラムです。200グラムを超えると重さを感じます。
ロック解除:顔認証、指紋認証
画面のロックを解除するのに、顔認証と指紋認証があります。
ほぼ全ての格安スマホに指紋認証が搭載されています。
指紋認証は、背面、側面(電源ボタンなど)、前面下部、ディズプレイ内蔵(画面内)のいずれかに配置されています。配置場所は個人差があるのでどこでも良いです。ディズプレイ内蔵の指紋認証は少し反応が鈍いかもです。
顔認証も大半の格安スマホに搭載されいています。PixelやXperiaスマホだと顔認証は非対応です。(Pixel7以降は顔認証対応)
Android OS
最新のAndroid OSは13です。
現状はAndroid11とAndroid12が多いです。ほとんどの格安スマホは発売から1回(多いところは2回)くらいはOSをアップデートしてくれます。
Android OSが多少古くても支障は特にないですが、今からAndroid 10の格安スマホは買うのはやめた方がいいです。
カメラ性能
格安スマホのカメラ性能は色々あるのでスペックだけでは判断しずらいですが、価格が高い格安スマホほど良いカメラを搭載しています。
カメラ性能のまとめ
スマホのカメラ性能は、普通の明るさの場所なら高額なスマホでも安い格安スマホでも大差ない写真が撮れます。
夜景などの暗い場所を綺麗に撮りたいとか、5倍以上の高倍率のズームで撮りたい、逆光など明暗の激しい場所で撮る場合は、高額なスマホほど画質が良くなります。
※ 個人的には、暗い場所が明るく撮れても実用性はあまりないと思ってます。普通の使い方ならズームも2〜3倍で十分だし。スマホのカメラ性能は実用性とは離れたところに進んでいる気がします。
背面カメラ
背面カメラは、スマホの背面にあるカメラです。風景などを撮るカメラです。
前面カメラ
前面カメラ(インカメラ)は、スマホの画面側にあるカメラです。自分自身を撮る自撮り用のカメラです。
画素数
格安スマホのカメラの画素数は1200万画素〜1億800万画素です。
画素数が大きいほど写真が綺麗に撮れるというわけではないですが、高倍率のズームをした場合は、画素数の大きいカメラの方が綺麗に撮れたりします。
4800万画素で撮ると、実際には4つの画素を自動的に1つにまとめて撮るので、実質1200万画素の写真になります。画素をまとめて撮ることで暗いところでより明るく撮れます。
高画素のカメラは若干有利かもくらいに考えるのが妥当です。(画素数が2倍になると、画質が2倍良いとかにはならないです)
F値
カメラのF値が小さいほどカメラ性能が良いです。メインカメラはF値1.5〜2.0くらいが一般的です。F値が小さいほど明るめに綺麗に撮れます。
ピクセル幅
カメラのピクセル幅が大きいほど、暗い場所でも明るい写真を撮れます。格安スマホのカメラスペックの記載にはピクセル幅(um)が記載されていることは少ないです。
センサーサイズ
カメラのセンサーサイズが大きいほど、暗い場所でも明るめに綺麗に撮ってくれます。
1/2.55インチ、1/2インチ、1/1.55インチなど。最近はセンサーサイズを記載する格安スマホも増えてきています。
光学手ぶれ補正
光学手ぶれ補正に対応していると、手がぶれている時でも、ぶれずに写真が撮りやすくなります。
光学手ぶれ補正に対応していない場合でも、ほとんどの場合で電子手ぶれ補正で手ぶれを抑えて写真を撮ってくれますが、夜景など暗い場所だと光学手ぶれ補正が強いです。
価格が高い格安スマホには光学手ぶれ補正が付いていることがほとんどですが、安いスマホだと光学手ぶれ補正非対応です。
広角カメラ
広角カメラは、風景などを撮る背面カメラのメインカメラです。主に広角カメラで写真を撮ります。
スマホで写真を撮る場合、ほとんどの場合で広角カメラで撮ります。
超広角カメラ
超広角カメラは、広角カメラの2倍の広さの写真を撮ることができます。
ただし、画質が広角カメラよりも低下します。暗い場所の撮影は超広角カメラは苦手です。
広い風景を撮りたい場合は、1200万画素の超広角がおすすめです。800万画素の超広角だと画質が結構まずいです。
望遠カメラ
望遠カメラに対応していると、高倍率のズームをした場合でも、画質があまり劣化せずに写真を撮ることができます。
2〜3倍くらいのズームなら広角カメラで十分ですが、5倍以上のズームになると望遠カメラがほしいです。(一般的な写真を撮る場合、2〜3倍にズームで十分です)
マクロカメラ
マクロカメラなら数センチの近さまで近づいて写真を撮ることができます。
ただし、20センチくらい離れて2〜4倍のデジタルズームで撮っても十分な画質になるので、マクロカメラの必要性は少ないです。
深度カメラ
深度カメラでカメラのボケを演出できますが、深度カメラがなくてもボケありで写真を撮れるので、特になくても問題ないです。
通信:eSIM、5G、デュアルSIMなど
eSIM
eSIMに対応していると自宅にいながら即日で格安SIMに乗り換えられます。
ただし新しいスマホに変更したくなった場合、eSIMを再発行して設定し直す必要があるので、eSIMの利便性は微妙なところです。
5G
格安スマホが5Gに対応していれば、5Gエリアで超高速のデータ通信ができますが、データ無制限プランにでも加入していなければ恩恵は少ないです。
5G対応の機種でもドコモのn79の5Gバンドには対応していない機種がほとんどです。ドコモ回線の格安SIMで5Gが実際に使える場所はかなり少ないです。
デュアルSIM
デュアルSIM対応の格安スマホなら、SIMカードを2枚使えます。デュアルSIMは電話番号を2つ持ちたい場合や、通信障害対策です。
デュアルSIMで格安SIMを2社契約していれば、1社が通信障害で使えなくなっても、残りのSIMカードでネットや電話が使えます。
eSIMに対応していれば、物理SIM+eSIMのデュアルSIMにできます。Rakuten Hand 5GなどeSIM+eSIMのデュアルeSIM対応の格安スマホもありますが、eSIM同士の相性に要注意です。
発売日
発売日が直近のものほど良いわけでもないです。発売日が直近1年以内なら特に問題ないです。
ただし、発売から1年半くらい経過している場合でも、やたら安く販売している格安スマホが人気だったりもします。最近発売された機種でも低性能でおすすめできない機種もあります。
発売日は少しだけ目安にするくらいがちょうど良いです。(発売から2年以上経過している格安スマホは買わないほうが良いです)
その他:防水、おサイフケータイなど
防水
IPX7とIPX8が一般的な防水レベルです。IPX4は防水ではないですが、水がかかったくらいでは壊れない防滴レベルです。
おサイフケータイ
最近の格安スマホはおサイフケータイに対応している機種が増えています。おサイフケータイの利用率は20%〜30%です。
おサイフケータイは原価8000円くらいするので、おサイフケータイを使わない場合は、おサイフケータイなしのスマホを選んだ方がコスパが良いです。
デュアルスピーカー
デュアルスピーカー(ステレオスピーカー)に対応していると、格安スマホの上下で音が出ます。
スマホを横にして、YouTubeなどを見る場合は、デュアルスピーカーだと左右で音が出てくるので良い感じです。
イヤフォンジャック
イヤフォンジャック対応だと線付きのイヤフォンを挿して使えます。
最近はワイヤレスイヤフォンを使う人がほとんどですが、イヤフォンで音が途切れるのが嫌な人はイヤフォンジャック搭載か確認します。
付属品
格安スマホは本体と一緒に、付属品として充電器(ACアダプタ)、充電ケーブル、SIM取り出し品、保護ケース、保護フィルム(貼り付け済み)が入っています。
ただ、最近は充電器や保護ケース、保護フィルムなしの格安スマホも多くなっています。持っていない場合は、Amazonなどで充電器は1000円くらいで買えます。
格安スマホのデメリット、やめとけ、格安スマホにしない理由とは?
格安スマホは、低性能な機種から超高性能な機種まで色々あります。
2万円くらいの低性能で安い格安スマホを買って、ゲームがまともにできない、これだから格安スマホはだめだと言う馬鹿な人もいます。
格安スマホはやめとけ、格安スマホにしない理由というのは、自分でまともにスマホを選べない人に起きます。
格安スマホの性能の見方をざっくり確認してから格安スマホを選べば、格安スマホの性能で後悔することはほとんどないです。
格安SIMのデメリットは?格安スマホはやめとけは本当か使って解説
格安スマホ本体のみ買う、または端末セットを契約する
格安スマホは本体のみ購入する方法と、格安SIMとセット(端末セット)に購入する方法があります。
本体のみ購入する場合
格安スマホ本体のみは、Amazon、ネットショップ、大手家電量販店などで購入します。格安SIMを契約している場合は、格安SIM事業者の公式サイトで機種変更できる場合もありますが、特にメリットはありません。(IIJmioだと少し割安かも)
今のスマホからSIMカードを抜き取って、購入した格安スマホにそのSIMカードを入れて、必要に応じてAPNを設定します。
これで新しい格安スマホでネットや電話が使えます。設定でデータ移行できたりもしますが、移行しきれなかったアプリなどは手作業で設定しなおします。
※ eSIMを使っている場合はeSIMの再発行手続きをします
端末セットを購入する場合
端末セットは、IIJmio、楽天モバイル、UQモバイル、ワイモバイル、OCNモバイルONEなどの格安SIM事業者の公式サイトで申し込みます。
格安SIMとセットに格安スマホを購入すると、最大22,000円割引で格安スマホが買えます。
ドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイル/その他の格安SIMから、格安スマホが安く買える格安SIMに乗り換え手続きをします。
初めてスマホを使う場合(ガラケーもなし)
初めてスマホを使う場合は、端末セットを選びます。(本体のみ購入しても使えません)
新規契約の場合は、OCNモバイルONEなら割安に端末セットが買えます。(セール限定)
格安スマホの端末セットの料金プラン
格安スマホを格安SIMとセットに契約した場合、実際にかかる料金は下記になります。
・格安スマホの本体代 (最大22,000円割引)
・毎月のデータ通信料金 (4GB990円など)
・電話代 (30秒11円など)
月550円〜750円程度の端末補償に加入することもできますが、格安スマホで端末補償に加入する人は2割くらいです。
本体代は一括払い、格安SIM事業者によって24回、36回、48回払いを選べる場合があります。格安スマホは比較的安いので一括払いを選ぶ人が多いです。
購入場所はネットか実店舗
格安スマホはネットまたは大手家電量販店などの店舗で購入できます。
私は100台くらい格安スマホを購入していますが、店舗で買ったのは1台だけです。店員さんがワイモバイルへ乗り換えろとか、光回線の勧誘がうるさかったです・・。
店舗だと実機を触ることができますが、手触りがわかるくらいで、使い勝手などはさっぱりわかりません。
ただし、折りたたみスマホなど、俗にいう変態スマホを検討している場合は、実機を確認してから買うのがおすすめです。
人気の格安スマホの端末セット
※ 端末セットには最低利用期間と違約金はありません
IIJmioの端末セット
IIJmioは他社からの乗り換えなら、Androidスマホと中古iPhoneを大幅割引で買えます。
他社からIIJmioに乗り換える場合、格安スマホが大幅割引で買えますが、在庫切れになっている場合があります。
在庫切れの場合、朝10時から昼12時の間に入荷することが多いです。
事務手数料(初期費用):1,650円+SIM発行手数料433円 (au回線は+13円)
2GB:月850円 / 4GB:月990円 / 8GB:月1,500円 / 15GB:月1,800円 / 20GB:月2,000円
IIJmioのデメリットとメリット&ギガプランの料金の総まとめ
楽天モバイルの端末セット
楽天アンリミットを初めて契約する人なら、iPhoneとセットで最大2万4000ポイント、Androidスマホとセットだと1万6000円割引と3000ポイントがもらえます。
楽天モバイルのAndroidスマホ:最大19,000相当お得に買える
楽天モバイルをすぐ解約した場合でもポイントは付与されます。(楽天会員を解約するとポイントはもらえなくなります)
※ 過去に楽天アンリミットで端末セットを申し込んでいた場合は、iPhoneのポイント還元対象外
事務手数料(初期費用):0円
3GB:月1,078円 / 20GB:月2,178円 / 無制限:月3,278円
楽天モバイルは実際に使ったデータ量で料金が変わる段階制プランです。楽天リンクを使えば、国内通話が無料でかけ放題です。
UQモバイルの端末セット
UQモバイルに乗り換える場合、格安スマホとiPhoneが大幅割引で買えます。特に中古のiPhoneがすごくお得に買えます。
※ auから乗り換えは、端末割引なし
事務手数料(初期費用):3,300円
3GB:月1,628円(自宅セット割で月990円)
15GB:月2,728円(自宅セット割で月2.090円)
※ 自宅セット割:auひかり、JCOM、BIGLOBEひかり、auでんき契約者なら適用できる割引
ワイモバイルの端末セット
ワイモバイルに乗り換えるなら格安スマホやiPhoneが大幅割引で買えます。
※ ソフトバンク、LINEMO、LINEMOモバイルなどのソフトバンクMVNOから乗り換えは、端末割引なし
事務手数料:0円
3GB:月2,178円(2回線目は月990円)
15GB:月3,278円(2回線目は月2.090円)
OCNモバイルONEの端末セット
OCNモバイルONEは端末セール時なら新規契約でも格安スマホが大幅割引で買えます。
OCNモバイルONEなら人気のスマホセールで、新規契約でも乗り換えでも対象端末が大幅割引で買えるキャンペーン中です。
セール価格
・OPPO A55s 5G:1,100円
・Redmi Note 11:1,100円
・Pixel6a:22,440円
・AQUOS sense6:14,300円
・その他多数
初期費用3733円が別途かかります。2023年6月12日午前11:00までのキャンペーンです。
事務手数料(初期費用):3,740円
1GB:月770円 / 3GB:月990円 / 6GB:月1,320円 / 10GB:月1,760円
OCNモバイルONEのデメリットとメリット&料金プラン総まとめ
格安スマホの端末セットの購入手順
※ ドコモ、au、ソフトバンクユーザーは今のスマホやiPhoneが使える
ドコモ、au、ソフトバンクユーザーは今のスマホやiPhoneが使えます。
初めてスマホを使う場合、今のスマホが古い場合、予備のスマホがない場合は、端末セットで申し込むのがおすすめです。
手順1:格安スマホと料金プランを選ぶ
まずは格安スマホと料金プランを選びます。
例えば、IIJmioにする場合は、IIJmioのおすすめ機種から格安スマホを選んで、IIJmioの料金プランを選びます。
IIJmioならデータ通信量が2G月B850円、4GB月990円、8GB月1500円などです。通話料は30秒11円、10分かけ放題は月700円です。
格安スマホのキャンペーンのおすすめ、SIMとセットで安くなる
毎月のデータ通信容量の選び方
データ量別の比較と格安SIMのデータ量の目安を参考に月に使うデータ量を選びます。
スマホを使っている人の6割くらいは月3GBで足りています。不安な場合は5GB前後を選んでおけば、ほとんどの場合で十分です。後からでもデータ量を簡単に変更できます。
音声通話プラン(通話SIM)とデータ専用プラン(データSIM)の違い
IIJmioとOCNモバイルONEはデータ専用プランを選ぶこともできますが、端末割引の対象外になるので選ばない方がいいです。
※ 楽天モバイル、UQモバイル、ワイモバイルは音声通話プランのみ提供
通常のSIMカードとeSIMの違い
端末セットは通常のSIMカードを選ぶのがおすすめです。eSIMを選んでも即日開通にならないので、eSIMを選ぶ意味はほとんどないです。
※ IIJmioのeSIMはデータ専用プランです
手順2:今の電話番号のまま乗り換えならMNP予約番号を用意する
今のスマホの電話番号のまま、格安スマホに乗り換えたい場合は、今のスマホ会社に電話をかけてMNP予約番号を発行してもらいます。
・受付時間 9:00~20:00
・ケータイから151 / 固定電話から0120-800-000
au
・受付時間9:00~20:00
・ケータイ・固定電話から0077-75470
ソフトバンク
・受付時間9:00~20:00
・ケータイから*5533 / 固定電話から0800-100-5533
MNP予約番号には有効期限があるので、MNP予約番号を発行してから3日以内に端末セットを申し込んでください。
手順3:本人確認書類を用意する
端末セットの申し込みには本人確認書類が必要です。
運転免許証、またはマイナンバーを用意します。運転免許証は両面、マイナンバーカードは顔写真の面を写真に撮っておきます。
両方ない場合は、必要な本人確認書類が異なるので、格安SIM事業者の公式サイトを確認して用意します。
※ ほとんどの場合で健康保険証+補助書類(住民票または公共料金領収書)が使える
手順3:申し込む
端末セットを申し込むのに必要なもの
- 本人名義のクレジットカード (楽天モバイルは口座振替でも可能)
- 本人確認書類 (運転免許証またはマイナンバーカードなど)
- 今のスマホの電話番号のまま乗り換えはMNP予約番号
必要なものが揃ったら、端末セットを申し込みます。
余計なオプションは不要
格安SIM事業者は無駄に余計なオプションをたくさん用意していたりします。ほとんど不要なので無視します。
手順4:届いたらSIMカードを格安スマホに入れて設定
端末セットを申し込むと3日程度で届きます。(遅い場合でも5日程度)
格安スマホが届いたら、一緒に届いた格安SIMカードをスマホに挿入します。
必要に応じてAPNを設定して、他社からの乗り換えなら回線の切り替え手続きをすると、30分程度で格安スマホでネットや電話が使えるようになります。
※ 同封してある用紙やメールの注文完了メールなどに設定の仕方が記載されています
以前のスマホ会社は自動解約、SIMカードの返却は不要
他社からMNPで乗り換えた場合は、格安スマホでネットが使えるようになった時点で、以前おスマホ会社の契約は自動的に解約になります。
キャリアショップなどへ行って解約手続きなどは不要です。ほとんどの場合でSIMカードの返却も不要です。
以上が、格安スマホの選び方と端末セットの購入手順です。
おすすめの格安スマホ
- OPPO Reno7 A
- 見た目が良くて、電池持ちも良い。40,000円、6.4インチ、Snapdragon 695 5G、RAM6GB、ROM128GB、カメラ4800万画素(F値1.7)+超広角800万画素(F値2.2)+マクロ200万画素、重さ175g、電池容量4500mAh、防水、おサイフケータイ
- Google Pixel6a
- コスパが良く超高性能。カメラ性能も良い。53,900円、6.1インチ、Google Tensor、RAM6GB、ROM128GB、カメラ1220万画素(F値1.7)+超広角1200万画素(F値2.2)、重さ178g、電池容量4410mAh、防水、おサイフケータイ
- AQUOS sense7
- 自称ハイエンド並みのカメラ。55,000円、6.1インチ、Snapdragon 695 5G、RAM6GB、ROM128GB、カメラ5030万画素(F値1.9)+超広角800万画素(F値2.4)、重さ158g、電池容量4570mAh、防水、おサイフケータイ、耐衝撃
- AQUOS sense6
- 長く使える。40,000円、6.1インチ、Snapdragon 690、RAM4GB、ROM64GB、カメラ4800万画素(F値1.8)+超広角800万画素(F値2.4)+望遠800万画素(光学2倍)、重さ156g、電池容量4570mAh、防水、おサイフケータイ、耐衝撃
コメントを書き込む(口コミ2件)
超個人的な選び方ですが、中華スマホはバッテリー重視過ぎてアプリというかプロセス殺しにくるので、コスパよく性能高くても不満が少しずつ大きくなってきます
最近ついに中華を卒業してみたら、ラインの通知なんかがなんの問題もなく来て、非常に大きな開放感を得ました
そういった観点で選ぶのも、ある意味においては有用なのかもしれません
そして結局、自分の使い方ではバッテリーが微妙に足りないので少し不満が溜まっているので、自分の使い方で必要な性能を把握することが一番なのだと思い知りましたね…
改めて考えると、iPhoneって深く考えず、万人向けに無難に使える
スマホを求めるなら、やっぱり非常に良い選択なんだと思います。
5年前に出た8ですら性能面では比較的高性能。
中古市場で性能十分な機種が手に入るし、自分でバッテリー交換も
比較的やり易い。
勿論お金に余裕があるならハイエンドも求められる。
5Sをバッテリーを自分で2回交換しながら6年間使っていました。
さすがに今の使い方だと5Sでは色々な意味で無理ですが。