格安スマホにすると今までのスマホ代が3分の1以下になると宣伝されていますが、盲目的にそれを信じて、月額料金の安さだけで格安スマホを選ぶと確実にゴミを掴みます。
ここでは安物買いの銭失いにならないように、格安スマホの選び方を詳しく説明します。
まず最初に格安スマホの大雑把な選び方を説明した後に、手っ取り早く選べる選択肢をあげて、その後に細かく選び方を説明していきます。
文章が長いので、時間があるときにでも地道に読んでみてください。
目次
格安スマホとは何?格安スマホの大雑把な選び方
格安スマホには下記の意味があります。
「格安SIMで使うSIMフリーのスマートフォン(端末)」
「格安SIMとSIMフリーのスマートフォンをセットにした料金プラン」
端末という意味での格安スマホは下記を参考にしてくてださい。
下記では料金プランという意味での格安スマホの選び方を説明します。
格安スマホの買い方、セットで買う/別々に買う
格安スマホの買い方は大きく分けて二通りあります。
一つは格安SIMとSIMフリーのスマートフォンをセットで買う方法、もう一つは格安SIMだけ申し込んでSIMフリーのスマートフォンはAmazonや大手家電量販店で買う方法です。
セットで買うメリット
格安SIMとスマホをセットで買うメリットは、間違えないこと、そしてキャンペーンで新しいスマホを割安に買えることです。
少しスマホに詳しければ別々に購入しても問題ないですが、スマホ初心者だとSIMサイズを間違えたり、au回線の格安SIMでは使えないスマホでau回線の格安SIMを間違えて選んでしまう場合もあります。
格安SIMと新しいスマホをセットで申し込めば安心です。
格安SIMによっては、SIMフリーのスマホを家電量販店で買うよりも大幅に安くなります。OCNモバイルONEのキャンペーン、UQ mobileのキャンペーン、BIGLOBEモバイルのキャンペーンで、格安SIMとスマホをセットに申し込むと大幅割引等があります。
格安スマホのキャンペーンのおすすめランキング、SIMとセットでスマホが安くなる
セットで買うデメリット
セットで買うデメリットは選択肢が少なくなることです。
格安SIMとセットで買える格安スマホやiPhoneは数機種に限られています。格安SIMのみ販売しているMVNOもあります。セットで申し込もうとすると、自分にとってベストな選択肢を選べない場合があります。
基本的にはセットで買うのがおすすめ
新しいスマホが必要な場合は、基本的には安さを重視して、格安スマホとセットで契約すると安くなる格安SIMがオススメです。
格安スマホの相場、平均的な月額料金
格安SIMの平均的な月額基本料金:1600円
今のスマホを使う場合
・月1600円
新しいスマホが必要な場合(3万円の格安スマホを購入)
・一括払い:初月は3万1600円、翌月から月1600円
・分割払い:2年間は端末の分割代込みで月3000円、2年後から月1600円
大手キャリアだとスマホ代込みで月々7000円の支払いが一般的なので、格安スマホの月額料金の安さが際立っています。
これに加えて通話料金がかかります。格安スマホの通話料金は格安SIMの通話料金の節約方法を参考にしてみてください。(格安SIMの管理人の通話料金は月100円くらい・・)
月額料金がもっと安い格安スマホもありますが、月額料金が安すぎるとスマホの性能が悪かったり、通信速度が遅かったりする場合があります。
格安スマホ本体の相場:2万円〜4万円
安いほど性能が悪くなり、高いほど性能が良くなります。よくわからなければ3万円前後の格安スマホが無難です。
スマホを普通程度に使う場合、2万円くらいの格安スマホで普通に使えて、3万円で満足する格安スマホが買えます。
カメラ性能やゲーム性能を重視する場合は、4万円以上の格安スマホがおすすめです。
注:格安スマホを分割払いにすると手数料で割高になる場合がある
格安SIMと格安スマホをセットで買う場合、分割払いで購入できる場合がありますが、15%くらいの分割手数料が発生する場合があります。一括払いを強くお勧めします。
格安スマホを買う場所、ネットで買う/実店舗で買う
格安スマホはネットや実店舗で買うことができます。
実店舗で買うメリットは、実店舗で実機を触ることができることです。
ただし、大きい家電量販店ではないと格安スマホを取り扱っていないのに加えて、置いてある格安スマホの機種も限られています。携帯ショップでも扱っている場合がありますが、変な勧め方をする場合が多いです。
加えて格安スマホの性能は、少し操作したくらいではほとんどわかりません。見た目と触り心地くらいしか判断できないです。スマホの性能はネットの評判や実機レビューを読んだ方が有用です。
格安SIMの管理人は30機種以上の格安スマホや白ロム、タブレットを購入していますが、全てネット経由で購入しています。(買う前に実店舗で実機を確認しに行ったこともありません・・、面倒で・・)
どの機種を選べばいいのかわからない場合は、格安スマホのおすすめ機種ランキングを参考にしてみてください。
格安スマホの種類、通話SIM/データSIM
格安スマホにはざっくり2種類あります。070や080、090の携帯番号で電話をすることができる格安スマホ(通話SIM)と、携帯番号では電話ができない格安スマホ(データSIM)です。
今のガラケーやスマホの電話番号をそのまま使い続けたい場合は通話SIMを選択します。初めてスマホを使う場合も通話SIMを選んだ方が良いです。
データSIMでもIP電話やLINEの無料通話ができますが、110や119などの緊急電話ができないので、よくわからない場合は選ばない方が良いです。
格安SIMの通話SIMとデータSIMの違いは何?携帯電話番号と緊急通報110番/119番
格安スマホを申し込むのに必要なもの、クレジットカードと本人確認書類
格安SIMや格安SIMとセットでSIMフリーのスマホを申し込む場合は、本人名義のクレジットカードが必要です。
すでに自分のクレジットカードを持っていればそれを使えばいいです。
クレジットカードがないと選べる格安スマホが極端に少なくなります。持っていない場合はクレジットカードを作ることを強くお勧めします。
何かしらの信念で作りたくない場合は、下記を参考にデビットカードや口座振替が可能な格安スマホを探してみてください。
格安SIM(格安スマホ)の支払い方法、口座振替ができる格安SIMとおすすめのクレジットカード
携帯番号で電話できる格安スマホは本人確認書類が必要
携帯番号で電話できる格安スマホ(音声通話SIM)を申し込む場合は、免許証、パスポート、保険証などの本人確認書類が必要です。
免許証ならどの格安スマホでも本人確認書類として有効です。免許証以外だと、使える本人確認書類が若干異なるので、通話SIMを申し込む前に確認してください。
データSIMは、多くの場合で本人確認書類は必要ないのですが、LINEモバイル、UQ mobile、LinksMateはデータSIMでも本人確認書類が必要です。
格安スマホのメリットとデメリット
格安スマホのメリットとデメリットは基本的に格安SIMと同じです。
一般的な使い方ならメリットの方が大きいですがデメリットも把握することをお勧めします。
格安スマホの大雑把な選び方のまとめ
圧倒的に安い月額料金でスマホを使うことができる、それが格安スマホです。
ただし、年々格安スマホの機種は増えているのに加えて、格安SIM事業者は利益を高めるために付加価値という建前の不要なもの付けて、より複雑なものになってきています。
数が少なかった数年前ならいざ知らず、数が多い現在では自分にとってベストな格安スマホを選ぶのには時間がかかります。
時間をかけて選ぶのが面倒な人用に、安くて簡単な格安スマホの選択肢を先に紹介します。そのあとに、より詳しく格安スマホの選び方を説明していきます。
安くて簡単な格安スマホの選択肢
格安スマホは相当あります。ある程度知名度のあるMVNOだけで30社くらい、SIMフリーのスマホも多数、そしてプランを含めると、選択肢は数百を超えてきます。
たくさんの中から選ぶのは面倒です。
そんな場合、多くの人が選んでいる安くて簡単な格安スマホ、UQ mobile、OCNモバイルONE、楽天モバイルから検討するのがおすすめです。
速度No.1&当サイトで一番人気、UQ mobileのスマホプランが最強
UQモバイルなら速度が超速いので、いつでもスマホを快適に使うことができます。
ワイモバイルも速度が超速いですが、強制的に10分かけ放題が付いてくるので、電話をあまりしない場合は料金が少し割高になります。
UQモバイルなら10分かけ放題を外すこともできるので、電話をあまりしない人にとっても割安です。
その他、余ったデータを繰り越すことができたり、300kbpsや1Mbpsの節約モードでデータ消費なしにネットができます。格安スマホやiPhoneを最大1万8000円引きで買えたりします。
格安スマホを選ぶのがよくわからなくなってしまった場合は、とりあえずUQモバイルで検討してしまって良い感じです。
UQモバイルを実際に使って徹底解説、料金プランと総合評価&速度が速くて満足度最高
UQモバイルを申し込むと、SIMのみの場合は最大1万円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンを行なっています。iPhoneや格安スマホとセットで申し込むとキャシュバックの代わりに最大1万9500円の端末割引で買えます。
UQモバイルは速度が超速いので、いつでも快適にスマホが使えます。
UQモバイルのキャンペーンの詳細 / UQモバイルの格安スマホのおすすめランキング
UQ mobileの公式サイト(最大1万円キャッシュバック/端末割引)
格安スマホ本体が超安い、OCNモバイルONEの格安スマホ
OCNモバイルONEは電話代を安くできる通話オプションが豊富で、格安スマホを大幅に割安に買えます。
格安スマホを安く買えるキャンペーンにも力を入れているので、新しいスマホが必要な場合にもオススメです。2019年11月から速度もかなり速くなっています。
OCNモバイルONEを実際に使って徹底解説、料金プランと総合評価&格安スマホを大幅割引
OCNモバイルONEのキャンペーンを徹底解説します。OCNモバイルONEでは格安スマホやiPhoneが大幅割引で買えるキャンペーンセールを行っています。
初期費用込み&税込みで・・
・Redmi 9T:3,734円
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・AQUOS sense5G:21,223円
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・OPPO Reno3 A:15,613円
・その他多数
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1年無料でギガ使い放題、楽天モバイルUNIMIT
楽天モバイルのUN-LIMITなら、楽天回線エリアだとギガ使い放題&電話は24時間かけ放題&1年間無料です。2年目以降は月2980円です。
※ パートナーエリア(楽天回線エリア外)だと高速データ通信は月5GBまでですが、ギガを使い切っても1Mbpsの速度が出ます。
1割くらいの人は電波が悪く後悔するかもですが、良い感じに使える場合はコスパ最高の通信サービスです。
楽天モバイルでは月3278円のギガ使い放題が3ヶ月無料で使えるキャンペーンを行っています。
楽天モバイルなら通常かかる事務手数料3300円が無料、さらにSIMのみなら楽天ポイントが5000ポイント、格安スマホとセットだと追加で最大2万ポイントもらえます。
3ヶ月無料キャンペーンと楽天ポイントのキャンペーン終了日は未定です。
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安くて簡単な選択肢のまとめ
以上、長ったらしい説明をまとめると・・・
速度を最重視する場合、または迷ったらこれ
UQ mobileの格安スマホ(月3GB以上のプラン)
格安スマホ本体が超安い
OCNモバイルONEの格安スマホ(月1GB以上のプラン)
データをたくさん使いたい場合
楽天モバイルの格安スマホ (ギガ使い放題、または月5GB&低速1Mbps)
他には余裕があれば、ワイモバイル、LINEモバイル、BIGLOBEモバイルも検討してみると良いです。
この他にもいろんな格安スマホがありますが、中には割高だったり、スマホがクズ性能だったり、実際に出る速度がかなり遅かったりと、異常な契約内容だったりする場合もあります。
下記からそれらの地雷を避けるための説明をします。
自分に合ったよりよい格安スマホを見つけたい人は、長いですがじっくり読むことをおすすめします。
スマホと格安SIMを別々に買った方が自由に選べる
BIGLOBEモバイル、IIJmio、mineoなど多くの格安SIM事業者(MVNO)で格安スマホをセットで販売していますが、全機種を販売しているわけではありません。
主要なSIMフリーのスマートフォンは10機種以上ありますが、各MVNOではそのうち数機種のみ扱っているのが一般的です。
気に入った格安SIMのプランがあっても、好みのスマホを扱っていなかったりします。逆に気に入ったスマホがあってもそれとセットで申し込める格安SIMが気に入らなかったり・・。中には格安SIMしか提供しているMVNOもあります。
SIMフリーのスマホをAmazonや量販店で買えば、自分に合うスマホを自由に選ぶことができます。スマホを購入した後に、格安SIMのみを申し込めば自分にとってベストな組み合わせにできます。
多くの人が格安スマホセットでベストなプランを選べない理由
月額料金は安いけど、性能がかなり低い格安スマホがあったりします。
月額料金の安さで選ぶと失敗する理由
格安スマホの月額料金は、スマホの分割代金と格安SIMの月額料金の合計額で表示しているところが多いです。
月額料金の安さだけで選ぶと、低性能のスマホになるか、使えるデータ量の少ない格安SIM、もしくは通信速度がかなり遅い格安SIMになったりします。
このため月額料金の安さだけで決めると、後悔する可能性が高いです。
どうすれば良いのかというと、面倒でもスマホの性能、格安SIMの実際の速度、必要なデータ量、これらを分けて検討していく必要があります。
格安スマホの組み合わせは800以上!
格安スマホの組み合わせは800以上あるので、一つ一つ組み合わせを検討するのは現実的ではありません。
格安スマホの組み合わせ数(超ざっくり計算)
格安SIM20種類以上 x スマホ10機種以上 × 平均的な選べるデータ量4種類 = 組み合わせ800以上!
ごちゃまぜの800個以上の組み合わせから自分にあったベストな組み合わせを選ぶのは不可能です。そこで下記から、自分にとってベストな格安SIMとスマホ、そしてプランの組み合わせを選べるように、できるだけ最短ルートで格安スマホの選び方を紹介していきます。
最短と言っても、長いですが全て把握すれば怖いものなしです!
選ぶのに時間がかかるけど、ベストな格安スマホの選び方
ステップ0:ドコモ、au、ソフトバンクを使っている場合
ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアを使っている場合は、基本的にはMNPをして格安スマホを使い始めます。
MNPとは、スマホやガラケーを既に使っている場合で、格安SIM(格安スマホ)でも同じ電話番号を使い続けたい場合に行う手続きです。
大手キャリアから格安SIMへMNPをする場合は、下記のページの方がより詳しくなっているのでそちらを参考にしてください。
ステップ1:格安SIMで使えるスマホを用意する
ケース1:スマホを持っている場合
ドコモやau、ソフトバンクのスマホ(iPhone含む)を使っている場合、ほとんどの場合でそのスマホのままで格安SIMが使えます。撮った写真や電話帳のデータ、ほとんどのアプリをそのまま使えるのでとても楽です。
格安スマホ本体を買う必要もなく、格安SIMだけ契約すれば大丈夫です。
今使っているスマホが格安SIMで使えるかどうかは、下記に詳しくまとめているのでそちらを参考にしてみてください。
ケース2:スマホを持っていない場合(格安SIMでは使えないスマホの場合)
スマホを持っていなかったり、格安SIMでは使えないスマホの場合は、SIMフリーのスマホを格安SIM事業者(MVNO)、ネットショップ、大手家電量販店、Amazonなどで購入します。
① 格安SIM事業者 → SIMフリーのスマホと格安SIMを一緒に申し込む
② ネットショップや家電量販店やAmazon → SIMフリーのスマホを購入して、MVNOで格安SIMのみを申し込む
①は格安SIMとスマホをセットに申し込めるので、間違えて使えないスマホを購入するリスクがないので安心です。
②のネットショップなどで購入すると、格安SIMは後で別に申し込む必要があるので、間違えて使えない組み合わせを選んでしまう場合があるので注意が必要です。
格安SIMは使う電波によって4種類あります。
ほとんどの格安スマホでドコモ回線とソフトバンク回線の格安SIMが使えます。
au回線の格安SIMを使うには、スマホがauのVoLTEに対応している必要がありますが、格安スマホの9割くらいはauのVoLTEに対応しています。楽天モバイルUNLIIMTで使える格安スマホは限られています。
格安スマホのおすすめ機種ランキングでは、どの格安SIMが使えるか記載しています。
ステップ2:格安SIMを選ぶ
スマホの用意ができたら、次に格安SIMを選びます。
※ 格安スマホと格安SIMをセットで申し込む場合は、ステップ5:格安SIMを申し込むで格安スマホをセットで申し込みます。
格安スマホ本体の購入はクレジットカード、代引き、銀行振込を受け付けているところがありますが、格安SIMの申し込みには本人名義のクレジットカードが必要です。
ごく一部のMVNOでは銀行振替も受け付けていますが、選択肢がかなり限られてしまいます。
格安SIM(格安スマホ)の支払い方法、口座振替ができる格安SIMとおすすめのクレジットカード
ドコモ回線の格安SIMを選ぶ場合
- OCNモバイルONE ← おすすめ
- BIGLBOEモバイルのタイプD ← おすすめ
- IIJmioのタイプD
- マイネオのドコモプラン
- エキサイトモバイル
- LINEモバイルのドコモ回線
- その他多数 → ドコモ回線の格安SIM
格安SIMのサイズはマイクロSIMかナノSIMです。SIMのサイズを間違えると面倒なことになります。
95%くらいのスマホはナノSIMです。2014年以前のかなり古いスマホだとマイクロSIMを使っています。
※ 最近はドコモ回線の格安SIMもマルチSIMになって、SIMサイズの指定が必要なくなってきています。(マルチSIMはナノSIM、マイクロSIM、標準SIMのサイズにすることができるSIMカードです)
ドコモ回線の格安SIMを選ぶ上で一番重要なのは実際の速度です。自宅にWiFiがあれば、格安SIMの通信速度はそんなに重視する必要はありませんが、自宅にWiFiがない場合は通信速度を重視してください。
格安SIMの実際に出る通信速度は、格安SIMの速度ランキングの記録を参考にしてみてください。
データをあまり使わない場合に安い格安SIM
OCNモバイルONE(特に月1GBも使わない場合にお勧め)
スマホが安く買える格安SIM
OCNモバイルONE、IIJmio、BIGLOBEモバイル
速度を重視する場合にオススメの格安SIM
OCNモバイルONE、BIGLOBEモバイル、LinksMate
YoutubeやAbemaTVをたくさん見る場合のオススメの格安SIM
BIGLOBEモバイル
au回線の格安SIMを選ぶ場合
- UQ mobile ← おすすめ
- BIGLOBEモバイルのタイプA ← おすすめ
- マイネオのauプラン
- IIJmioのタイプA
- QTモバイルのAタイプ
- イオンモバイルのタイプ1のau回線
- LINEモバイルのau回線
au回線の格安SIMは7つあります。
au回線の格安SIMは、98%の人はVoLTE用SIMを選びます。VoLTE用SIMとマルチSIMは同じです。自分でSIMのサイズをマイクロSIMやナノSIMにできます。
mineoとQTモバイルだけLTE用SIM(非VoLTE用SIM)を選べますが、これは2014年秋以前に発売されたauのスマホ用のSIMなので無視です。
ソフトバンク回線の格安SIMを選ぶ場合
ソフトバンク回線の格安SIMは、LINEモバイルのソフトバンク回線を優先して検討することをおすすめします。速度も結構速く、料金が安く、SNS系アプリをデータ消費なしに使えます。
ワイモバイルはYahooショッピングで買い物をよくする場合におすすめです。
楽天回線の格安SIMを選ぶ場合
楽天回線の格安SIMは、楽天モバイルUNLIMITの一つだけです。
ステップ3:通話SIMまたはデータSIMを選ぶ
格安SIMには通話SIM(音声SIM)とデータSIMの2種類があります。
通話SIM(音声SIM) ← 一般的にはこちら
070や080、090の携帯電話の電話番号がほしい場合や、他社からの番号移行(MNP)をする場合に、通話SIMを選びます。音声通話SIMといったり、音声SIM、音声プラン、デュアルタイプといったりする場合があります。
データSIMよりも月700円くらい高くなります。一般的には格安スマホを選ぶ人は通話SIMを選んでいます。
申し込みには本人確認証が必要になります。(保険証などの本人確認証をスマホやガラケーまたはデジカメ等で撮って申し込み時に、その写真をアップロードします)
データSIM
データSIMは携帯番号で電話ができないネット専用の格安SIMです。携帯番号で電話ができないだけで、その他は通話SIMと同様に使えます。アプリやインターネット、LINEの無料通話や無料の050番号を使った通話などは問題なくできます。
携帯番号にこだわりがなければ、データ専用の格安SIMは月額料金が安く、手続きも簡単なのでお勧めです。本人確認証も必要ありません。ただしUQ mobile、LINEモバイル、OCNモバイルONE、LinksMateはデータSIMでも本人確認証が必要です。
データSIMは2台目のスマホに入れたり、モバイルルーターに入れたり、LTE対応のタブレットに入れるのが主な使い方です。
データSIMにはSMS機能ありとSMS機能なしがありますが、違いは「格安SIMのデータSIMにSMS機能を付けるべき?」を参考にしてくてみださい。
ステップ4:データ量を選ぶ(料金プランを選ぶ)
次に月に使えるデータ量を選びます。
データ量別の比較と格安SIMのデータ量の目安を参考に、月に使うデータ量を選んでください。選ぶのが面倒な場合は月3GBが一番無難です。スマホを使っている人の8割くらいは月3GBで足りています。
1GBと3GBの月額料金の差は200円くらいなので、とりあえず3GBを選んでおいてもほとんど損をしません。後からでもデータ量を簡単に変更できます。
ただし、月1GBや2GBを選べる格安SIMは少ないです。
自分が使うデータ量がイマイチわからない場合は下記を参考にしてみてください。
何ギガ必要?格安SIMのデータ容量は半数は月3GB以下、データ消費量の目安
その他のオプションは基本的に必要なし
端末補償やセキュリティアプリなどのオプションがある場合がありますが、これらは不要です。
端末補償はスマホが壊れた時に低料金で新しいスマホに交換してくれますが、保護カバーをつけておけば、故障原因の大半を占める落下による破損をかなりの割合で防いでくれます。
セキュリティアプリは、そもそも不要です。(参考:スマホのセキュリティアプリは無駄!)
月300円で留守番電話のオプションをつけることもできますが、無料で留守番電話を設定することもできます。
その他にも、なんちゃらサポートやら安心やらのオプションサービスがあったりしますが、無視です。
ステップ5:格安SIMを申し込む(必要に応じて格安スマホをセットにする)
格安SIMのサイズはナノSIM、またはマルチSIMです。
2014年以前のスマホだとマイクロSIMの場合がありますが、そんな古いスマホは捨てて新しいスマホを買ってください。
※ au回線の格安SIMはマルチSIM(VoLTE用SIM)です。
格安SIMを申し込むのに必要なもの
- 本人名義のクレジットカード (ごく一部の格安SIMは口座振替でも可能)
- 通話SIMの場合は本人確認書類 (免許証があると簡単)
- 他社からMNPで乗り換える場合はMNP予約番号
本人確認書類は、運転免許証をスマホで写真を撮ってアップロードします。
運転免許証がない場合は、健康保険証やパスポート等でも大丈夫ですが、住民票などの補助書類が必要になる場合があります。
ステップ6:格安SIMが届いたらスマホに入れて設定して使い始める
格安SIMは申し込みから2日〜5日程度で届きます。
格安SIMが届いたら、用意したスマホに格安SIMを挿入して、格安SIMと一緒に届いた用紙に従って設定してあげれば、スマホが使えるようになります。
格安SIMとスマホをセットに申し込んだ場合は、格安SIMとスマホが一緒に届きます。すでに設定されている場合がほとんどなので、格安SIMを格安スマホに挿入するだけで使えるようになります。
他社からMNPで乗り換えている場合
MNPの場合は、回線の切り替え手続きが必要です。同封されている用紙に回線の切り替え手続きのやり方が載っているので、それに従って回線の切り替えを行います。
以前はMNPすると格安SIMが届くまでスマホが使えない期間がありましたが、今ではスマホが使えない期間なしでMNPできます。
新規契約やデータSIMの場合は、回線の切り替え手続きは不要です。格安SIMをスマホを挿入して少し設定するだけで使えるようになります。
以上で、格安スマホとプランの選び方の詳細ガイドは完了です。何か疑問や不安がありましたら、コメントで質問してくれれば回答します。(回答に2〜3日かかるかもですが・・)
おすすめの格安スマホ
- AQUOS sense4
- 防水とおサイフケータイ対応で電池持ちが超良く高性能です。36,000円、5.8インチ、CPU SDM720G、RAM4GB、ROM64GB、カメラ1200万画素(F値2.0)+超広角1200万画素(F値2.2)+望遠800万画素(F値2.4)、重さ176g、電池容量4570mAh
- Redmi 9T
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- OPPO Reno3 A
- コスパの良い比較的高性能な防水・おサイフケータイ対応スマホです。電池持ちもかなり良く、カメラ性能も良いです。29,000円、6.44インチ、CPU SDM665、RAM6GB、ROM128GB、カメラ4800万画素(F値1.7)+超広角800万画素(F値2.2)+ポートレート200万画素+200万画素、重さ175g、電池容量4025mAh
- iPhone SE 第2世代
- 49,280円で買える超高性能なiPhoneです。コンパクトで防水・おサイフケータイに対応。4.7インチ、CPU A13 Bionic、RAM3GB、ROM64GB(128GB版は54,780円)、カメラ1200万画素(F値1.8)、重さ148g
おすすめの格安SIM
- UQ mobile
- au回線の格安SIM。速度が超速く、いつでも快適に使えます。余ったギガの繰越可、ギガを消費しない節約モード(プランSは300kbps、プランMは1Mbps)が使い放題です。10分かけ放題などの通話オプションを付けたり外したりできます。
- ワイモバイル
- ソフトバンク回線の格安SIM。UQ同様に速度が超速く快適に使えます。2回線目以降は3GBは月990円。余ったデータの繰越不可、節約モード不可ですが、ヤフーショッピングと組み合わせるとネットの買い物が最安値になり、コスパが最高になります。
- 楽天モバイルUNLIMIT
- 2021年4月7日までに申し込むと1年無料でギガ使い放題(2年目以降は月0円〜3278円)。楽天リンクを使えば国内通話も無料で時間無制限でかけ放題です。速度は速いですが、場所によって電波が弱くなる場合があります。パートナーエリアだと月5GBを超えると1Mbpsに制限
- OCNモバイルONE
- ドコモ回線の格安SIMです。新しい格安スマホが超安く買えます。通信速度はドコモ回線の中で一番速いです。月1180円の1GBプランもあります。
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