スマホのSoC性能(CPU/GPU)とAntutuスコアまとめ、Snapdragon、MediaTek等

格安スマホとiPhoneのSoC性能とAntutuスコアをまとめています。

SoCはスマホの脳みそです。SoCの中にCPUとGPU等が入っていて、スマホの性能を大きく左右します。SoCが高性能なほどスマホがサクサク動きます。

スマホのSoC性能(CPU/GPU)とAntutuスコア

SoCにはApple、Snapdragon、MediaTekのHelioとDimensity、Google Tensor、GalaxyのExynos、ファーウェイのKirinなどがあります。

SoCの性能について説明した後に、スマホの総合的な性能を表すAntutuスコアを掲載しています。格安スマホ、iPhone、iPadの性能を知りたい場合に参考にしてみてください。

てっとり早くスマホの性能を把握したい人向けの早見表

2022年版:超ざっくりしたCPUの性能表(SoCの性能)
超高性能
Snapdragon:870、888、8 Gen1、8+ Gen1
Google:Tensor、Tensor G2
iPhone:12シリーズ、SE 第3世代、13シリーズ、14、14Plus、14Pro、14Pro Max
高性能
Snapdragon:845、778G、780G、855、860、865
MediaTek:Dimensity 1200-Ultra(スナドラ865くらい)
Galaxy:Exynos1280(スナドラ845くらい)
iPhone:XR、XS、XS Max、SE 第2世代、11シリーズ
比較的高性能
Snapdragon:480、730、730G、690 5G、720G、732G、750G、695 5G、765G、835
MediaTek:Dimensity 700(スナドラ480くらい)、800U、Helio G99(スナドラ695くらい)
iPhone:8、X
普通性能
Snapdragon:662、665、660、820、670、675、680、710
MediaTek:Helio G85
iPhone:7
低性能
Snapdragon:630、632、650、636
MediaTek:Helio G35、G37
Galaxy:Exynos7904、Exynos7885
iPhone:6s、SE 第1世代
最底辺
Snapdragon:450、625、439、460
MediaTek:Helio P35
Galaxy:Exynos7884B
iPhone:5s、6

※ 右に行くほど高性能 (Snapdragon 480から732Gまではほとんど同性能)

一般的な使い方なら比較的高性能を選びます。これで十分動きます。重い3Dゲームが好きな場合は高性能以上を選びます。

スマホをたくさん使う場合で常にヌルヌルサクサク使いたい場合、またはゲーム性能を最重視する場合は超高性能を選びます。

SoCって何? CPUとGPUなどをまとめた脳みそ

SoCはSystem-on-a-Chipの略称です。ソックと呼びます。SoCは大きな集積回路です。その中にCPU、GPU、WiFi、チップセットなどが詰まっています。

CPUやGPUの性能が良いほどスマホがサクサク動いたり、ゲームが快適に動きます。高性能なCPUが入っているSoCには、同じように高性能なGPUが入っています。

  • 超高性能SoC = ハイエンド
  • 高性能SoC = ミドルレンジ(ミドルロー、ミドルハイ)
  • 普通性能SoC = ローエンド/エントリーモデル

性能が良いSoCを積んでいるスマホは価格も高くなります。同じSoCを積んでいる場合、スマホの性能も似たり寄ったりです。

代表的なベンチマークテストのAntutuスコアの詳細

Antutuスコアは総合的な性能スコア

スマホの性能はベンチマークアプリで計測できます。3DMark、Geekbench5、PCMarkなどのベンチテストがありますが、Antutuが一番有名です。

Antutuスコアの内訳
・CPU:全般的な処理性能
・GPU:グラフィック性能(ゲーム性能)
・MEM:RAMとROMの読み書き性能
・UX:操作性能

Antutuはv6、v7、v8、v9がありますが、最新版はv9です。バージョンによってスコアが大幅に変わります。今からだとv9を基準に考えてください。

  • 何でもサクサク使いたい:Antutuスコア600,000以上
  • スマホをたくさん使う:400,000以上
  • スマホを比較的多く使う:300,000以上
  • スマホを普通程度に使う:200,000以上
  • スマホをあまり使わない:120,000以上

ゲームを暇つぶし程度にするならGPUスコアが40,000程度でも遊べます。ゲームをそこそこする場合はGPUスコアは80,000以上ほしいです。

ゲーム性能を重視する場合はGPUスコアは150,000以上ほしいです。150,000以上あると大抵の重いゲームも快適に遊べます。250,000以上だとほぼ無敵です。

ベンチマークブーストに要注意

スマホの中にはAntutuスコアを計測するだけ、発熱を度外視して性能を無制限に開放して、スコアを上げる機種があります。ベンチマークブーストと呼びます。

今でもベンチマークブーストをするスマホメーカーがそこそこ出てくるので、ベンチマークは絶対視しないほうが良いです。

ただ、ベンチマークブーストをしても、スコアは1割程度アップするくらいです。

GoogleのPlayストアからAntutuアプリが削除

2020年3月にGoogleがPlayストアからAntutuアプリを削除しました。正確な情報はわかりませんが、個人情報云々で削除されたのでは?という噂があります。

AndroidスマホでAntutuを計測したい場合は、Antutuの公式サイトから直接インストールする必要があります。

Apple AシリーズとMシリーズ

iPhoneやiPadの中に入っているSoCはアップルが設計しています。Apple A**という型番が付けられています。最新のiPadは、より高性能なApple Mシリーズを搭載していたりします。

日本でのiPhoneのシェアは50%ぐらいあるので、スマホゲームはiPhoneに最適化されています。GPU性能もかなり高いので、ゲームを快適にプレイできます。

iPhoneのAntutuスコアはかなり高いですが、負荷が高いゲームでは発熱しやすく、パフォーマンスが低下して、電池持ちは悪くなります。iPhoneは瞬発力は抜群で持久力は低めな感じです。

iPhoneとiPadのAntutuスコアのまとめv9

iPhoneAntutuスコアv9搭載端末
総合スコアGPUスコア
A16 Bionic960,000415,000iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Max
A15 Bionic(5コアGPU)840,000345,000iPhone 14、iPhone 14 Plus、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max
A15 Bionic(4コアGPU)785,000327,000iPhone 14、iPhone 13、iPhone 13 mini
A15 Bionic(4コアGPU)743,674295,006iPhone SE 第3世代
A14 Bionic700,000272,000iPhone 12 / mini / Pro / Pro Max
A13 Bionic645,000262,000iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max
A13 Bionic609,005250,007iPhone 11
A13 Bionic571,304224,098iPhone SE 第2世代
A12 Bionic534,000190,000iPhone XS、iPhone XS Max
A12 Bionic509,557181,705iPhone XR
A11 Bionic400,000126,000iPhone X、iPhone 8 Plus
A11 Bionic375,939117,180iPhone 8
A10 Fusion310,00097,000iPhone 7、iPhone 7 Plus
A9240,00072,000iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE 第1世代
iPadAntutuスコアv9搭載端末
総合スコアGPUスコア
M21,350,000730,000iPad Pro 12.9インチ 第6世代、iPad Pro 11インチ 第4世代
M11,200,000640,000iPad Pro 12.9インチ 第5世代、iPad Pro 11インチ 第5世代
M11,085,645573,873iPad Air 第5世代
A12Z Bionic856,285430,505iPad Pro 12.9インチ 第4世代
A12X Bionic836,291421,642iPad Pro 12.9インチ 第3世代
A15 Bionic(5コアGPU)797,764359,773iPad mini 第6世代
M1791,993402,668iPad Pro 11インチ 第3世代
A14 Bionic751,530307,547iPad Air 第4世代
A13 Bionic641,814270,464iPad 第9世代
A12 Bionic565,000220,000iPad Air 第3世代、iPad mini 第5世代、iPad 第8世代

※ 参考:Antutu公式サイト

Snapdragon

アメリカのQualcomm(クアルコム)がSnapdragonを作っています。スナップドラゴン、スナドラなどと呼んだりします。

Androidスマホの大半はSnapdragonを搭載していて、Snapdragonは低性能〜超高性能と幅広いラインアップを提供しています。

Snapdragonは多くのスマホに搭載されているので、スマホのアプリも比較的安定して動作します。

SnapdragonのAntutuスコアのまとめv9

SoCAntutu総合スコア v9GPUスコア
Snapdragon 8+ Gen11,100,000470,000
Snapdragon 8 Gen11,000,000440,000
Snapdragon 888800,000300,000
Snapdragon 870700,000240,000
Snapdragon 865660,000220,000
Snapdragon 860600,000210,000
Snapdragon 855530,000195,000
Snapdragon 778G520,000160,000
Snapdragon 845420,000165,000
Snapdragon 695390,000100,000
Snapdragon 730G350,00095,000
Snapdragon 720G350,00090,000
Snapdragon 680275,00050,000

参考:SnapdragonのAntutuスコアv8

SoCAntutuスコア v8搭載端末
総合スコアGPU
Snapdragon 865+600,000230,000Xperia 1 II、ROG Phone3
Snapdragon 855+480,000180,000ZenFone 6、AQUSO Zero2、ROG Phone2、Xperia 1、Xperia 5、Galaxy S10、AQUOS R3
Snapdragon 845350,000140,000AQUOS R2 compact、AQUSO Zero、ROG Phone、Xperia XZ3、XZ2、Galaxy S9、Pixel 3、AQUOS R2
Snapdragon 765G320,00090,000
Snapdragon 720G280,00070,000Redmi Note 9S
Snapdragon 730G270,00070,000Pixel 4a、Xiaomi Mi Note 10 Lite、Mi Note 10 Pro
Snapdragon 730260,00065,000
Snapdragon 712230,00062,000
Snapdragon 835220,00066,000Xperia XZ1、XZ Premium、Galaxy S8、HTC U11、ARUOS R
Snapdragon 675210,00034,000
Snapdragon 710200,00054,000OPPO Reno A
Snapdragon 820180,00050,000Xperia XZ、X Performance、Galaxy S7 edge
Snapdragon 670180,00040,000
Snapdragon 660180,00036,000AQUOS R compact、ZenFone 4、ZenFone Max Pro M2、OPPO R17 Neo
Snapdragon 665170,00032,000OPPO Reno3 A、moto g8シリーズ、Xperia 10 II
Snapdragon 636140,00022,000ZenFone 5、ZenFone Max Pro M1、AQUOS sense3 plus
Snapdragon 650110,00020,000
Snapdragon 810110,00020,000Xperia Z4、Xperia Z5
Snapdragon 632110,00017,000ZenFone Max M2、moto g7
Snapdragon 630110,00017,000AQUOS sense3、Xperia 8、Xperia Ace、AQUOS sense plus
Snapdragon 808100,00020,000
Snapdragon 62590,00010,000ZenFone 3、nova
Snapdragon 43990,0009,000Rakuten Mini
Snapdragon 45080,0009,000AQUOS sense2、arrows M05、OPPO R15 Neo
Snapdragon 43070,0008,000AQUOS sense、ZenFone 3 Laser、ZenFone 4 Max、ZenFone Max M1、ZenFone Live L1

MediaTek HelioとDimensity

MediaTekは台湾の半導体メーカーです。昔はFREETELなどの安売り用の中華スマホに搭載されるのが多かったですが、今はローエンドからハイエンドまで幅広い性能のSoCを提供しています。

以前はSnapdragonが純正品、MediaTekは互換品のような感じですが、今はほぼ同等に近い性能を発揮する感じがします。

MediaTekのAntutuスコアのまとめv9

SoCAntutu総合スコア v9GPUスコア
Dimensity 90001,000,000385,000
Dimensity 8100800,000310,000
Dimensity 1200700,000240,000
Dimensity 1100650,000230,000
Dimensity 920480,000135,000
Dimensity 810400,00090,000
Helio G95360,000100,000
Dimensity 700330,00080,000
Helio G90T325,00090,000
Helio G96310,00080,000
Helio G88250,00060,000

参考:MediaTekのAntutuスコアv8

SoCAntutuスコア v8搭載端末
総合スコアGPUスコア
Helio P65170,00033,000Galaxy A41
Helio P2290,00010,000moto e6s
Helio A2280,0008,000BASIO 4、かんたんスマホ2

Google Tensorシリーズ

Google Tensorシリーズは、Google Pixelシリーズ用の高性能SoCです。

CPUやGPUも高性能ですが、TensorシリーズはAI性能を重視している感じです。高性能なAI性能でカメラをより良く撮れたりします。

Google TensorsシリーズのAntutuスコアのまとめv9

SoCAntutu総合スコア v9GPUスコア
Google Tensor G2780,000300,000
Google Tensor725,000285,000

その他のSoC

GalaxyのExynosシリーズ

Exynosはサムスンが作っているSoCです。一部のGalaxyスマホに搭載しています。

SoCAntutu総合スコア v9GPUスコア
Exynos 2200860,000350,000
Exynos 2100670,000265,000
Exynos 990620,000225,000
Exynos 9825540,000185,000
Exynos 9820485,000175,000
Exynos 1280430,000125,000
Exynos 9810370,000120,000
Exynos 9611230,00060,000

参考:ExynosのAntutuスコアv8

SoCAntutuスコア v8搭載端末
総合スコアGPUスコア
Exynos 7885140,00025,000Galaxy A7
Exynos 7885125,00020,000Galaxy A30
Exynos 7884B110,00015,000Galaxy A20

ファーウェイのKirinシリーズ

ファーウェイの子会社のHiSiliconがKirin(キリン)を作っていましたが、米国の制裁により全滅状態です。

復活の見込みは当分の間ないので、説明を省略します。

参考:KirinのAntutuスコアv8

SoCAntutuスコア v8搭載端末
総合スコアGPUスコア
Kirin990480,000170,000Mate 30 Pro、P40 Pro 5G
Kirin980400,000130,000Mate 20 Pro、P30 Pro、P30、nova 5T
Kirin820370,000110,000P40 lite 5G
Kirin810300,00085,000
Kirin970250,00080,000Mate 10 Pro、P20、nova 3
Kirin960200,00055,000Mate 9、P10、P10 Plus、honor 9
Kirin710 (710F)165,00025,000P40 Lite E、P30 lite、nova lite 3、Mate 20 lite
Kirin659110,00010,000P20 lite、nova lite 2、nova2
Kirin658110,00010,000P10 lite

格安スマホ関連の情報

格安スマホのおすすめ機種ランキングでは、主に端末の選び方(スマホの性能や評価)を中心に説明しています。

  • OPPO Reno7 A
    • 見た目が良くて、電池持ちも良い。40,000円、6.4インチ、CPU Snapdragon 695 5G、RAM6GB、ROM128GB、カメラ4800万画素(F値1.7)+超広角800万画素(F値2.2)+マクロ200万画素、重さ175g、電池容量4500mAh、防水、おサイフケータイ
  • OPPO Reno5 A
    • コスパが良く高性能。カメラ性能も良い。35,000円、6.5インチ、CPU Snapdragon 765G、RAM6GB、ROM128GB、カメラ6400万画素(F値1.7)+超広角800万画素(F値2.2)+マクロ200万画素、重さ182g、電池容量4000mAh、防水、おサイフケータイ
  • AQUOS sense7
    • カメラ性能重視。55,000円、6.1インチ、CPU Snapdragon 695 5G、RAM6GB、ROM128GB、カメラ5030万画素(F値1.9)+超広角800万画素(F値2.4)、重さ158g、電池容量4570mAh、防水、おサイフケータイ、耐衝撃
  • AQUOS sense6
    • 長く使える。40,000円、6.1インチ、CPU Snapdragon 690、RAM4GB、ROM64GB、カメラ4800万画素(F値1.8)+超広角800万画素(F値2.4)+望遠800万画素(光学2倍)、重さ156g、電池容量4570mAh、防水、おサイフケータイ、耐衝撃
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最終更新日 2022年11月19日 / 作成日 2017年12月19日
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