データ量別の格安SIMの選び方とデータ消費量の確認方法

格安SIMを選ぶ上で重要なことは、事前に自分が使うデータ量を把握しておくことです。

簡単に思うかもですが、多くの人が実際に使うデータ量よりも大幅に多いデータ容量のプランを契約してしまっています。

3GBで十分なのに、なぜか20GBプランを契約したり・・

データ量別の格安SIMの選び方

ここでは使うデータ量を中心に、スマホのデータ消費量の確認方法と格安プランの選び方を解説します。

格安SIMにすれば、毎月のスマホ料金が大幅に安くなりますが、自分に合うデータ容量のプランを選べば、より節約できます。

格安SIMの選び方と必要な手続きをざっくり解説

どのくらいのデータ量が必要?

豆知識:20代以下はギガ、30代はデータ(データ量、データ容量)、40代以上はパケットと呼びます。同じ意味でも世代によって呼び方が変わります。

実際に使うデータ量が2GB以下の人が49.5%

スマホのデータ消費量の割合

総務省の携帯電話ポータルサイトによると、実際に使っているデータ量は月2GB未満が49.5%もいます。実際に使っているデータ量は下記です。

2GB未満49.5%
2GB以上〜5GB未満16.5%
5GB以上〜8GB未満8.7%
8GB以上〜10GB未満3.6%
10GB以上〜20GB未満10.4%
20GB以上10.4%

このグラフから言えることは、多くの人が実際に使うデータ量よりも大幅に多いデータ量を契約して、無駄にお金を払っています。

※ 上記の統計は2020年ごろの統計です。2024年現在は、2020年と比較してデータを1.5倍くらい使ってそうな感じです。

毎月のデータ消費量の確認方法

Androidスマホのデータ消費量

スマホ → 設定 → モバイルデータ → データ使用量 → モバイルデータ使用量

Androidスマホによって名前が少し変わりますが、大体こんな感じの場所で毎月のデータ消費量を確認できます。(※WiFiのデータ消費量は考えなくていいです)

iPhoneのデータ消費量

  • ドコモユーザ → My docomo → データ通信量 → 過去の利用データ通信量
  • auユーザ → My au → データ利用量 → 月間のデータ利用量合計の詳細
  • ソフトバンクユーザ → My SoftBank → 使用量の管理またはデータ量 → 過去の通信量

iPhoneは上記の操作で毎月のデータ消費量を確認できます。

自分のスマホのデータ消費量の把握はスマホ料金を節約でかなり重要なので、各自で確認することを強くおすすめします。

格安SIMの必要なデータ容量は何ギガ?半数は月3GB以下

自宅にWiFiがあるかで使うデータ量が大幅に変わる

自宅にWiFiがあるかどうかで、格安SIMで必要なデータ量が大きく変わります。自宅にWiFiがあれば、家にいる間はスマホはデータ消費なしに使えます。

自宅にWiFiがない場合、アプリのダウンロードやアップデート、動画の視聴などで、より多くのデータ量が必要になります。

自宅にWiFiがある場合

月2GB〜6GBが定番です。外でほとんど使わない場合は月1GBでも大丈夫です。外でも動画をよく見る場合は月10GB以上がおすすめです。

自宅にWiFiがない場合

月6GB〜20GBが定番です。スマホを最低限しか使わない場合は、月2GB〜3GBでもなんとかなります。

定額、従量制(段階制)、チャージ式の違い

格安SIMのデータ量は、定額プラン、段階制、チャージ式で選び方が変わります。

定額プラン ← 定番の一般的な料金プラン

定額プランは一般的な格安SIMの料金プランです。契約時に毎月使うデータ容量を選びます。

データ容量の範囲で高速データ通信でネットが使えます。月中にデータを使い切ると速度がすごく遅くなり、使い勝手が悪くなります。

必要に応じでデータをチャージできますが、割高なのでほとんどの人は我慢します。毎月データが足りなくなる場合は、データ容量の大きなものに変更できます(翌月に反映)

従量制プラン(段階制プラン)

従量制プラン(段階制プラン)は、実際に使ったデータ量に応じて料金が変わるので、契約時にデータ容量は選ぶ必要はありません。

従量制プランを提供している格安SIMは、楽天モバイル日本通信SIMLINEMO、HISモバイル、エキサイトモバイルなどです。数は多くないです。

データ残量を気にせず使えます。使いすぎても、格安SIMの料金は安いので大したことにはなりません。日本通信だと使える最大データ量を設定することもできます。

チャージ式プラン

チャージ式プランとは、データ容量をその都度購入してチャージして使う料金プランです。

チャージ式プランを提供している格安SIMは、povo2.0だけです。チャージなしだと基本料金は0円ですが、実測60kbpsの超遅い速度です。

例えば3GB990円をチャージすると、3GBの範囲内で高速データ通信で30日使えます。3GBを使い切るか、チャージしてから30日を超えると速度が再び超遅くなります。

使うデータ量ごとのスマホの格安プラン

月2GB以下はライトユーザと節約志向のデータ量

月2GB以下の格安プラン向けの人
・自宅にWiFiがあるけど、外でスマホをあまり使わない人
・自宅にWiFiがないけど、スマホ自体をほとんど使わない人

料金:月0円〜1300円

月1GBと2GBの格安SIMおすすめランキング(最安の小容量プラン)

月3GB〜9GBは一般ユーザ向けで定番のデータ量

月3GB〜9GBの格安プラン向けの人
・自宅にWiFiがあるけど、外でも普通程度にスマホを使う人
・自宅にWiFiがないけど、スマホをそこそこ使う人

料金:月700円〜2200円

月3GB〜9GBの格安SIMおすすめランキング(スマホの中容量)

月10GB〜30GBはスマホをたくさん使う人のデータ量

月10GB〜30GBの格安プラン向けの人
・自宅にWiFiがあるけど、外でもスマホをかなり使う人
・自宅にWiFiがないけど、スマホを比較的よく使う人

料金:月1400円〜4200円

10GB/15GB/20GB/30GBの格安SIMおすすめランキング(大容量プラン)

データ無制限は動画をたくさん見る人の料金プラン

データ無制限向けの人
・自宅にWiFiがあるけど、外でも動画をたくさん見る人
・自宅にWiFiがないけど、動画をたくさん見る人

料金:月1000円〜7200円

データ無制限の格安SIMおすすめランキング(スマホの格安プラン)

月額料金で選ぶ場合

月1000円前後はライトユーザと一般ユーザ向け

スマホを使っている人の6割は、月1000円前後の格安SIMで十分です。

月1000円前後の格安SIMおすすめランキング(スマホ用の最安プラン)

月2000円以上はスマホをたくさん使う人向け

スマホを使っている人の4割は、月2000台以上の格安SIMが必要です。

※ 月1000円前後と月2000円以上の格安プランの違いは、使えるデータ量が単純に数倍になることです。

月2000円以上の格安SIMおすすめランキング(スマホ用の格安プラン)

この記事の最終更新日 2024年8月18日 / 作成日 2015年3月17日
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4 の口コミとコメントと実体験
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goko
2023年8月4日 8:21 PM

管理人さんへ

こちらのページにあったコメントが全部ごっそりなくなってしまっていますが、操作ミスか何かでしょうか?
何か理由があって意図したものであればいいのですが。

goko
  格安SIMの管理人
2023年8月5日 7:08 PM

申し訳ありません。
ご指摘の通り、そのページと完全に混同していました…。
大変失礼しました。

そういうことでしたか…。
投稿されたコメントのリンク(URL)先が消えていたので、そのままWayback Machineの「Newest」から最新のキャッシュに飛んだら、以下のページが表示されました。(下までスクロールすると、実際に過去にしたコメントが表示されました)

https://web.archive.org/web/20230803112925/https://kakuyasu-sim.jp/data#comment-25750

comment image

実際には、こちらの楽天のページのコメントのようですが、このページのコメントだと誤認していました…。

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