格安SIMの支払い方法には、クレジットカード、デビットカード、口座振替の三種類があります。
全ての格安SIMはクレジットカードでの支払いを受け付けていますが、デビットカードや口座振替を選べる格安SIMは少ないです。
クレジットカードなしで契約できる格安SIMは、ahamo(口座振替/デビットカード)、LINEMO(口座振替/デビットカード)、povo2.0(デビットカード)、UQモバイル(口座振替/デビットカード)、ワイモバイル(口座振替)、楽天モバイル(口座振替/デビットカード)などです。
ただし、デビットカードは種類がたくさんあり、格安SIMでは使えないデビットカードもあります。
口座振替は、LINEMOはゆうちょ不可、楽天モバイルは月110円の手数料、UQモバイルは店舗契約、OCNモバイルONEは時間がかかったり、細かい違いがあります。
ここではクレジットカードなしで、デビットカードや口座振替で申し込める格安SIMの情報をまとめています。
クレジットカードがあれば簡単
基本的に本人名義のクレジットカードがおすすめ
格安SIMは本人名義のクレジットカードと、免許証/マイナンバーカード/保険証等の本人確認書類があれば簡単に申し込めます。
MNPをする場合
今のスマホの名義 = 格安SIMの契約者 = クレジットカードの名義
すべて同じ名義に揃える必要があります。
※ 楽天モバイルとイオンモバイルだけ、本人名義以外のクレジットカードでも申し込めます。
18歳未満の未成年は基本的に親名義で契約
格安SIMは18歳未満の未成年の場合は、基本的に親名義で契約します。(17歳以下だと契約できない格安SIMがほとんど)
18歳以上になり子供名義に変更したくなった場合、名義変更が少し面倒ですが、下記の方法で名義変更ができます。
安く簡単に名義変更できる格安SIMの一覧、手数料無料でネット手続き
未成年でも親の同意書があれば契約できる格安SIMがいくつかあります。
- 楽天モバイル:親の同意書で未成年名義で契約できる(年令問わない)
- UQモバイル:中学生以上(実店舗に親同伴で来店が必要)
- ワイモバイル:12歳以上(実店舗に親同伴で来店が必要)
- LinksMate:14歳以上 (LP払いが可能)
楽天モバイルは本人名義以外のクレジットカードでも大丈夫です。UQモバイルとワイモバイルは口座振替、LinksMateはLP払いで支払えます。
それ以外の格安SIMは子供名義のクレジットカードが必要です。
※ 15歳以上ならみんなの銀行のデビットカードでも結構多くの格安SIMを契約できます
おすすめは楽天カード
すでにクレジットカードを持っている場合は、基本的にそれを使えばいいです。
クレジットカードを持っていない場合は、楽天カードがおすすめです。年会費が無料でポイント還元率が1%です。
特に楽天モバイルを契約する場合は、楽天カードは最優先の候補です。
デビットカードは使える?
格安SIMはクレジットカードで申し込むのが確実で簡単ですが、一部のデビットカードでも一部の格安SIMの申し込みに使えます。
メリット:審査なし/使いすぎを抑えられる
デビットカードのメリットは、原則審査なしで作れます。
デビットカードは銀行口座に入金した額までしか使えないので、クレジットカードのように使いすぎを防ぐことができます。
※ 過去にカードをたくさん発行していたり、支払いでトラブルを起こしたことがある場合は、デビットカードでの審査に落とされる可能性はあります
デメリット:選べる格安SIMが少なくなる/ポイント還元が悪い
デビットカードのデメリットは、選べる格安SIMが少なくなることです。デビットカードでの支払いを受け付けない格安SIMがそこそこあります。
格安SIMの申込時に、支払方法にデビットカードを選ぶと、審査で落ちて契約できない可能性があります。
また、クレジットカードのポイント還元は利用額の0.5%〜1.0%が一般的ですが、デビットカードのポイント還元は0.2%が一般的です。
みんなの銀行のデビットカード:結構いろいろな格安SIMで使える
みんなの銀行のデビットカードで使える格安SIM
UQモバイル、povo2.0、LINEMO、ahamo
ポイント還元:利用額の0.2%
年会費:無料
年齢:15歳以上
※ ワイモバイルは公式サイトでは使えないと記載していますが、実際には使えそうな感じがします。楽天モバイルやその他の格安SIMは未確認
みんなの銀行の紹介コードはここ!デビットカードで格安SIMが使える
格安SIMでデビットカードを使いたい場合は、みんなの銀行のデビットカードがおすすめです。20分くらいで作れます。
楽天銀行デビットカード:楽天モバイル等で使える
楽天銀行デビットカードで使える格安SIM
楽天モバイル、LINEMO、povo2.0(JCB/Mastercard)、UQモバイル(JCB)、OCNモバイルONE(JCB)
ポイント還元:利用額の1.0%
年会費:無料
年齢:16歳以上
※ その他の格安SIMは未確認
J-Debit:おそらくほとんどの格安SIMで使えない
デビットカードも実は結構使えますが、デビットカードの中でもJ-Debitの場合は、使える格安SIMはほとんどないと思われます。
口座振替を選べる格安SIM
数は少ないですが口座振替を選べる格安SIMもあります。
ahamo
ahamoは口座振替でも申し込めます。口座名義はahamo契約者の本人名義に限ります。
口座振替の手数料はかかりません。ネットで契約できます。
LINEMO
LILNEMOは口座振替でも申し込めます。
口座振替の手数料はかかりません。ネットで契約できます。
※ ゆうちょ銀行の受付は一時的に停止しています
ワイモバイル
ワイモバイルは口座振替でも申し込めます。
口座振替の手数料はかかりません。ネットで契約できます。
UQモバイル:UQスポット契約のみ対応
UQモバイルはUQスポットという実店舗でなら口座振替で契約できます。オンラインでは口座振替は選べません。
口座振替の手数料はかかりません。
※ 店舗で申し込むと最大13,000円のキャッシュバックがもらえなくなります。機種代も高くなります。
楽天モバイル:手数料が月110円
楽天モバイルは月110円の手数料を支払えば、口座振替を選べます。ネットで契約できます。
格安スマホの端末代は口座振替で支払えませんが、3万円以内なら楽天ポイントで支払えます。(口座振替を選ぶ場合は端末の分割払いはできません)
【契約中】楽天モバイルのデメリットと評判&料金プラン総まとめ
OCNモバイルONE:契約に時間がかかる
OCNモバイルONEは口座振替を選べますが、電話で問い合わせて申し込み用紙を請求して申し込む必要があります。書類手続きなので、契約に時間がかかります。
口座振替で申し込めるのは格安SIMのみです。端末セットは申し込めません。
口座振替の手数料はかかりません。
特殊な方法で支払える格安SIM:リンクスメイト
リンクスメイトはLP払いを選ぶことができます。LPは銀行振込やコンビニで購入します。LPを購入したら、そのLPでリンクスメイトの格安SIMを申し込めます。
ただし手数料が3%かかり、最低限維持するLP(1万2000円相当)というのがあります。結構面倒くさい仕組みなので、知識の片隅に置くくらい無視したほうが良いです。
コメントを書き込む(口コミ19件)
クレジットカードでしか契約できない場合は,ペイディカードを使うとよいかもしれません。povoの公式サイトでは,クレジットカードを持っていない場合は,ペイディカードを作るように勧めています。私も試してみましたが,簡単に作れました。無職の人でも作れます。(その場合,利用可能金額は月3万円程度) 試しにG-Callの紹介キャンペーンに使ってみました。デビットカードでは契約できませんでしたが,ペイディカードではちゃんとできたのです。クレジットカードを作れない人もペイディカードで代用できるかもしれません。
口座振替前提できょうOCNのチャットと長々話してたんですが、
結論から言うと、ドコモショップでOCNの契約すればいい。口座振替でも一瞬で終わります。simもお持ち帰りです。
自己レス。
ツイッターみてると、PayPay銀デビットでも楽天銀デビットでもOCN通っちゃうからね。口座振替の話はもういらんね(笑)。
今日、楽天銀行デビットカード(JCB)でahamoを契約できました。これまで、同じデビットカードで契約できたのは、楽天モバイル、OCNモバイルONE、povo2.0、UQモバイル、LINEMO、ワイモバイル、そしてahamoです。結構、大きい所ならデビットカードでいけますね。
楽天銀行デビットカード(Mastercard)で楽天モバイルとpovo2.0を契約しています。記事に「ポイント還元:利用額の0.2%」とありますが、1%ではないかと思います。
楽天デビットカードの情報ありがとうございます。記事に追加しました。
ポイント還元間違えました。。スルガ銀行のデビットカードと取り違いました。。1%に修正しました。ご指摘ありがとうございます。
ワイモバイルは最近データ繰越に対応しましたよ。
ご指摘ありがとうございます。不要な記載だったので、削除しました!
更新
1年5ヶ月ぶりに更新・・。いつの間にやらデビットカードで申し込める格安SIMが結構増えていると思われます。
先月(2021年12月)、楽天銀行デビットカード(JCB)で、povo2.0、UQモバイル、LINEMOを契約できました。2021年2月にはOCNモバイルoneでも契約できました。今後、Yモバイルとahamoにも挑戦しようと思います。
情報ありがとうございます。記事に追加しました。
2,3年くらい前は、デビットカードだと契約できる格安SIMがかなり少なかったと思いますが、楽天銀行デビットカード等の有名どころなら、今は結構どれでも行けそうな感じがします。
今日、楽天銀行デビットカード(JCB)でYモバイルを契約できました!
3月にはahamoに挑戦しようと思います。
UQモバイルのくりこしプランに、公式オンラインショップからMNPで申し込んだところ、PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)のVisaデビットカードで契約できました。
UQモバイルの公式サイトには
「デビットカードが支払いに使えるかどうかは、発行している銀行によるので、銀行に問い合わせてください」
と書かれています。
https://www.uqwimax.jp/mobile/support/faq/pages/ka02j000000TOWiAAO/
また、PayPay銀行の公式サイトには月額料金も支払い可と書かれており、使えないお店一覧の中にUQは含まれていませんでした。
https://www.japannetbank.co.jp/service/payment/cardless/where.html
なので、おそらく大丈夫なはずだと判断し、クレジットカードの番号欄にデビットカードの番号を入力して申し込んでみたら、受理されました。
私が最初に格安simを家電量販店のカウンターで申し込もうとした時には、ここではクレジットカードしか受け付けていない、と言われました。
(今でも家電量販店ではそうなのかもしれません)
しかし、クレカは18歳や20歳からしか作れないので、支払い方法がクレカのみでは、代わりに払ってもらえるような人がいない高校生などは、格安simにしたくてもできない、ということになりますよね。
以前から思っていたのですが、若い人たちはお金がなくて当たり前なのだから、むしろ若い人ほど格安simが必要かもしれないのに、クレカしか受け付けない、というのはどうなのかと。
(私自身は若い人ではありませんが)
デビットカードは難しいとしても、せめて口座振替は受け付けてくれれば、と思うのですが。
三菱UFJデビットでも支払い可能でした。
使えるかどうかを判断するのは、UQモバイル(KDDI)側ではなく、デビットカードを発行している銀行側だと思います。
2014年ごろまでは格安SIMでもデビットカードを受け付けてましたね。。2015年以降くらいにほとんどのところがデビットカードが不可に。
格安SIMは薄利なのに、デビットカードや口座振替だと滞納が多く問題になったのかなと予想しています。
まっくさん
三菱UFJ-JCBデビットですね。
三菱UFJ-VISAデビットは不可だそうです。
https://www.bk.mufg.jp/tsukau/debit/howtouse.html
格安SIMの管理人さん
UQモバイルの場合は逆に、以前は
「デビットカードは使えません」
と書かれていたのが
「カードの種類によっては使えます」
に変わったんですよ。
使えないと書かれていた頃にも、私と同じように、クレカの番号欄にデビットの番号を入力して申し込んだら受け付けてもらえた、という人はいたようですが。
https://smappy-if.com/articles/uqmobile/432
近年は、銀行がコスト削減のために支店やATMの数を減らしていっているため、利用者には従来のキャッシュカードではなく、ブランドデビット機能付きのキャッシュカードを勧める傾向があるので、UQモバイルではそれに合わせて、デビット払いも公式に認めることにしたのではないかと思います。
https://news.hoken-mammoth.jp/debit/
デビットカードを使っている人=クレジットカードを持てない人、というイメージのある方もいらっしゃるかもしれませんが、今はもうそういう時代ではないんですよ。
山口銀行は公式にデビットカードでのUQモバイルの支払い対応を謳っているみたいです。
そのうえ、支払い指定で次年度年会費無料にもなるみたいです。
https://www.yamaguchibank.co.jp/personal/convenience/ym_debit/
今ではデビットカードで支払えるのは、楽天モバイルx楽天銀行デビットカードの組み合わせだけだと思っていました。
なんでできるのか不思議感がありますが、山口銀行、、うーん、謎なところで、力を入れているのかなとか思ったり。