格安スマホのRAMとROMの適切な容量とマイクロSDカードの使い方

更新日 / 作成者 格安SIMの管理人 / コメント数 (1)

格安スマホの性能でRAM(ラム)とROM(ロム)があります。RAMはアプリなどが動く場所です。ROMはアプリや音楽、写真などのデータを保存する場所です。

例えるならRAMは机で、ROMは収納箱です。机が広ければ広いほど一度にいろんな作業(アプリを動かす)ができます。収納箱が大きければ大きいほどデータをたくさん保存できます。

ここではスマホのRAMとROMの適切な容量を解説した後に、保存できるデータ量を増やせるマイクロSDカードの使い方について説明していきます。

どのくらいスマホを使うかでRAMとROMの大きさが決まる

ざっくり評価するとスマホをどのくらい使うかで必要なRAMとROMが決まります。

※ RAMやROMの容量は買った後から増やすことはできません(マイクロSDカードで保存するデータ量を増やすことはできます)

スマホをあまり使わないライトユーザ

RAM3GB、ROM32GB (機種が少ない)
格安スマホの本体価格:1万円〜2万円

スマホをあまり使わないライトユーザならRAM3GBとROM32GBでも問題ないです。スマホをほとんど使わなければRAM2GBとROM16GBでも大丈夫ですが、入手困難でOSも古かったりするので、RAM3GBとROM32GB以上のスマホが無難です。

ただ、今ではRAM3GBとROM32GBの格安スマホの機種も少なくなり、標準はRAM4GBとROM64GBです。

スマホを普通程度に使う一般ユーザ

RAM4GB〜6GB、ROM64GB以上
格安スマホの本体価格:2万円〜4万円

スマホを普通程度に使う場合はRAMは4GB以上あれば十分です。RAM3GBでも大抵は大丈夫ですが、余裕を持って使いたい場合はRAM4GBがおすすめです。

ROMは64GBあれば、アプリをたくさんインストールできます。写真を動画をたくさん撮る場合はROMは128GBがおすすめです。

スマホをたくさん使うヘビーユーザ

RAM6GB以上、ROM128GB以上(UFS2.1推奨)
格安スマホの本体価格:5万円以上

スマホをたくさん使う場合は、起動しているアプリの数も増えてくるので、RAMは6GB以上がおすすめです。(スマホをたくさん使う場合でも、RAM8GB以上が必要かはかなり疑問です)

ヘビーユーザーはアプリもかなりたくさん入れることなるので、ROMは128GB以上がおすすめです。特にゲームアプリは1つで2GBくらいデータを使う場合があります。

ROMはデータの転送速度によってeMMC5.0やUFS2.0/2.1などの規格に分かれています。UFS2.0/2.1はeMMC5.0よりもデータの転送速度が最大2.5倍くらい速くなります。

普通の使い方ならeMMC5.0でも全然問題ないのですが、スマホをたくさん使う場合はデータの転送速度が速いUFS2.0/2.1対応のROMの格安スマホがおすすめです。特に重いゲームなどをする場合は、UFS2.0/2.1対応のスマホがおすすめです。

eMMC5.0:最大400MB/s
UFS2.0/2.1:最大1166MB/s

※ iPhoneのROMの速度は気にしなくていいです。スマホをたくさん使う場合でiPhoneを選ぶ場合は、iPhone 8以上のモデルがおすすめです。

年代別の一般的な格安スマホのRAMとROMのスペックの推移

3万円前後の格安スマホのスペックの推移

2015年 RAM1GB〜2GB / ROM8GB〜16GB
2016年 RAM2GB / ROM16GB
2017年 RAM2GB〜3GB / ROM16GB〜32GB
2018年 RAM3GB〜4GB / ROM32GB
2019年 RAM4GB / ROM64GB
2020年 RAM4GB〜6GB / ROM64GB〜128GB (※RAM6GBは予想)

年々スペックが少しずつ向上していっています。価格はそのままで性能だけがアップしていってます。

アプリと必要なRAMの容量の目安

かなりざっくりですが、RAMの容量で動かせるアプリの目安は下記になります。

※ iPhoneの場合はRAMはあまり気にしなくて大丈夫です。iPhoneを選ぶ場合で、普通程度に使う場合はiPhone 6s以上、たくさん使う場合はiPhone 8以上がおすすめです。

RAM1GB:まともに動かない

RAM2GB:1つのアプリを使う。ゲームアプリだと動くか怪しい。動きが悪くなるので、バックグランドのアプリは全て終了させる。

RAM3GB:1つのアプリを使う。バックグラウンドの複数のアプリをある程度スムーズに使える。たいていのゲームアプリは普通に動く。ゲームアプリを使うと、バックグラウンドで起動していたアプリが強制終了していたりする。

RAM4GB:1つのアプリを使う。バックグラウンドの複数のアプリもスムーズに使える。ゲームアプリも普通に動く。ゲームアプリを使う場合でも、バックグラウンドで起動しているアプリもだいたいはスムーズに使える。

RAM6GB以上:ゲームアプリをじゃんじゃん使える。バックグランドのアプリもサクサク使える。

実際にはRAMの容量に加えて、CPUの性能も重要になってきます。RAMがたくさんあっても、CPUが低性能だとRAMを効率的に使えず重くなったり、電池をたくさん消費したりします。

たいていのスマホは、RAMの容量が大きいほどCPUの性能も良くなっているのですが、たまに微妙な性能のCPUに大容量のRAMを搭載しているスマホもあるので注意が必要です。

実際に使えるROMの空き容量の目安

スマホのROMには、システム(Android OS)と削除できないアプリにもROMの容量が使われているので、スペック上の表示と実際に使える空き容量には結構差があります。

それに加えて、空き容量全てをアプリのインストールに使うわけにもいきません。ファームウェア/セキュリティパッチ/アプリのアップデート、キャッシュなどを考えて、せめて1GB、もしくは1割くらいは空き容量を残しておく必要があります。

ROM空容量使える容量
8GB1.5GB0.5GB
16GB7.5GB6.5GB
32GB20GB18GB
64GB50GB45GB
128GB110GB100GB

例えばROMが64GBの場合、システムと削除できないアプリで14GBくらい使われて、アップデートやキャッシュや書き込み余裕分を考慮して5GBくらい確保する必要を考えると、実際に使える容量は45GBくらいになります。

一般的なアプリのデータ量は0.1GBくらい、ゲームアプリだと0.5GB〜1.5GBくらいです。これらのデータは基本的にマイクロSDカードに保存することができないので、ROMの空き容量を使う必要があります。

ゲームアプリを相当たくさん入れたり、動画をたくさん撮ったりしなければ、ROMは64GBで十分です。

ROMの容量は増やすことはできませんが、マイクロSDカードを使うことで、写真や動画、電子書籍のデータ、音楽などはROMの空き容量を使わずに、マイクロSDカードに保存することができます。

マイクロSDカードは必要?今はクラウドが良いかも・・

以前はスマホにマイクロSDカードを入れて、データはマイクロSDカードに保存することをお勧めしていましたが、今は少し微妙です。

その理由は最近のスマホはあまり壊れなくなったことと、ROMの容量が増えて、データをマイクロSDカードに保存するメリットが少なくなったことです。

それに加えて、スマホの信頼性は上がりましたが、マイクロSDカードの信頼性が正直微妙になってきました。マイクロSDカードも精密部品で消耗品です。それなりに運が悪いと壊れます。

最近はスマホにデータを保存した方が安全なんじゃないかと思うようになっています。

もしスマホに写真などのデータを保存しておくのが不安な場合は、クラウドに保存するのが今はベターです。

Google One (Androidスマホ用)
100GB:月額250円
200GB:月額380円

iCloud (iPhone用)
50GB:月額130円
200GB:月額400円

クラウドに写真データなどをバックアップしておけば、もしスマホが壊れた場合でもクラウドの写真データは無事です。それにクラウドの写真データは、パソコンやタブレットからでも容易にアクセスできて便利です。

Androidスマホなら月額250円で100GBの保存容量が使えるのでコスパが結構良いです。iPhoneだと月額130円で50GBがちょうど良い感じです。

今はマイクロSDカードよりもクラウドにバックアップするのがおすすめです。

マイクロSDカードの使い道:写真、動画、電子書籍、音楽を保存

クラウドにデータをバックアップする弱点は、自宅にWiFiがなければスマホのギガを消費することです。それと、マイクロSDカードを購入するのと比べて、クラウドの月額料金が長期的にみるとそこそこ高くなることです。

できるだけ安くデータを保存したい場合は、引き続きマイクロSDカードを使うことをおすすめします。

スマホにマイクロSDカードを入れると、マイクロSDカードに写真や動画、Kindleなどの電子書籍のデータ、音楽を保存できます。

マイクロSDカードは16GB、32GB、64GB、128GBのデータ容量を選ぶことができます。容量が大きいほど価格が高くなりますが、1500円くらいの64GBのマイクロSDカードを買うのがコスパが良いです。

マイクロSDカードの呼び方は、外部メモリ、外部マイクロSD、Micro-SD、microSD、microSDHC、microSDXCなどがありますが、一般的にはマイクロSDカードです。

マイクロSDカードを使う場合は、適度な感覚でパソコンへのバックアップも忘れずに

マイクロSDカードはそんなに壊れるものではありませんが、それでもスマホよりかは壊れやすい感じがします。

マイクロSDカードが破損して、大事な写真データが全て死んだら悲しみでしかないので、念のため最低でも半年に1回くらいはパソコンにバックアップするのがおすすめします。

マイクロSDカードの注意点

iPhoneと一部のAndroidスマホはマイクロSDカードが使えない

iPhoneと一部のAndroidスマホ(Pixelやファーウェイのハイエンド機種等)はマイクロSDカードを入れるところがないので、マイクロSDカードを使うことはできません。

スマホのデータをマイクロSDカードに移動する場合の注意点

今使っているスマホに新しくマイクロSDカードを入れて使う場合、スマホに保存している写真や動画のデータは、パソコンにバックアップすることをおすすめします。

一度だけですが、フォーマットが不完全なマイクロSDカードをスマホに挿入してしまい、スマホの写真のデータをマイクロSDカードに移動したら、写真データが壊れて、写真データがなくなってしまったことがあります。

オススメのマイクロSDカード

マイクロSDカードの容量は64GBがおすすめです。

とりあえず下記の2つのうちのどれかを選んでおけば良いです。どれ選んでも基本的に同じです。スマホで4Kビデオを撮るか撮らないかで決めてみてください。(普通はスマホで4Kビデオは撮らないのですが・・)

Amazon:Samsung microSDカード 64GB EVOPlus Class10 UHS-I U3対応

4Kビデオを撮影したい場合はU3対応のEVOPlusがおすすめです。

スマホで4Kビデオを撮影しそうもない場合は、少し安く買えるSanDiskがおすすめです。

最高品質のマイクロSDカード

基本的にはマイクロSDカードは上記の2つから選べば良いのですが、最高品質のマイクロSDカードならサンディスクのExtreme Pro A2です。

通常のマイクロSDカードよりも高いですが、読み込み速度や書き込み速度が通常のマイクロSDカードよりも速くなります。

普通の利用なら少し速くなったところでほとんど変わらないのですが、4Kの動画を快適に撮りたい場合は、書き込み速度が速いSanDisk Extreme Proがオススメです。

4Kの動画はかなり大きなデータ量になるので128GBのマイクロSDカードがおすすめです。

格安スマホで使うためのマイクロSDカードの設定の仕方

Amazon等でマイクロSDカードを購入して届いたら、マイクロSDカードを格安スマホに入れます。入れ方は格安スマホのマニュアル等にも載っていると思います。

ここではP20 liteを例にマイクロSDカードを格安スマホに入れて使えるように設定してみます。(他の格安スマホでも似たり寄ったりです)

P20 liteの内部ストレージ(ROM)の状態

AmazonでマイクロSDカードを購入する

届く

P20 liteの側面の小さな穴に、SIMカード取り出しピンをぶっ刺して、SIMカードスロットを取り出す。(SIMカード取り出しピンがなければ、クリップなど先の尖ったもので代用できます)

こんな感じになります。

マイクロSDカードをSIMカードスロットに載せて元に戻します。

これで、外部ストレージにSDカードの表示が出てきます。

対応していませんという表示が出てくるのでタップします。

消去してフォーマットをタップします。これをすると、マイクロSDカードのデータは全て失われます。既存のマイクロSDカードを使う場合は、マイクロSDカードのデータをパソコンに保存してください。新しく買ったマイクロSDカードなら気にせずフォーマットです。

完了をタップします。

これでマイクロSDカードが使える状態になりなっていますが、デフォルトで保存する場所が内部ストレージ(ROM)になっています。

保存場所をマイクロSDカードに変更するために、デフォルトの保存場所をタップします。

SDカードをチェックします。

OKをタップします。

OKをタップします。

これで、写真や動画、電子書籍のデータなどは自動的にマイクロSDカードに保存されるようになります。

とりあえず、スマホで写真や動画を撮ってみて、内部ストレージや外部ストレージの空き容量がどう変化している確認してみてください。

ちなみにKindleの場合、電子書籍をダウンロードしてみると外部ストレージの空き容量だけが減っていきました。

写真や動画の保存先の確認

デフォルトのカメラアプリを起動して、写真や動画を保存する場所を確認してみる。

P20 liteの場合、特に何もせずにSDカード内(マイクロSDカード)に保存に切り替わっていました。

Netflixの動画の保存先の確認

Netflixも動画の保存先はSDカードになっていました。

アプリの設定によっては、データの保存先が内部ストレージになっている場合があるので、その場合はSDカードへ変更しておくことをオススメします。

格安SIMと格安スマホ関連のお役立ち情報

最終更新日 2020年2月5日 / 作成日 2015年9月14日 / 作成者 格安SIMの管理人
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1 の口コミとコメント
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ひよこ
ひよこ
2020年2月5日 4:10 PM

>マイクロSDカードを使う場合は、適度な感覚でパソコンへのバックアップも忘れずに
↑感覚⇒間隔

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