auのスマホを格安SIMで使うための詳細+auの白ロムとタブレットについて

最終更新日 / 作成日 2017年6月2日 / 作成者 格安SIMの管理人

auのスマホを持っている場合、ほとんどの場合でその端末で格安SIMを使うことができます。

ただし色々複雑な制限があるので、適当に格安SIMを契約すると、auのスマホでは使えなかったりするので、ここでauのスマホを格安SIMで使うための詳細を解説します。

複雑な話になってしまいますが、一読すれば、間違えて使えない・・という可能性はほとんどなくなります。

※ 最後の方にauから格安SIMへのMNPの仕方や、auの白ロムの購入とauのタブレットに関して記載しています。

auのスマホで使える格安SIM

auのスマホで使える格安SIMは、au系の格安SIM、UQ mobilemineoのauプラン、IIJmioのタイプAです。

auのスマホをau系の格安SIMで使う場合、対応バンドも万全で音声通話やSMSも普通に使うことができます。(※ごく一部のauのスマホは格安SIMでは使えませんが、後述します)

面倒な話になるのが、auのスマホをドコモ系の格安SIMで使おうとする場合です。

auのスマホでもドコモ系の格安SIMは使える?

“基本的”にはauのスマホでは、対応バンドの問題でドコモ系の格安SIMを使うことができないことになっています。

auのスマホはCDMA2000またはauのVoLTEで音声通話とSMSを行なっています。

au系の格安SIMはCDMA2000またはauのVoLTEに対応しているので、auのスマホでau系の格安SIMを使えば、音声通話とSMSを使うことができます。

ドコモ系の格安SIMではWCDMAまたはdocomoのVoLTEを使っているので、CDMA2000とauのVoLTEしか使えないauのスマホでは音声通話とSMSができません。

と言うのが原則なのですが、実は多くの場合でauのスマホでもドコモ系の格安SIMで音声通話とSMSが使えたりします。

auのスマホでもドコモ系の格安SIMで音声通話とSMSが使える場合がある

SIMロックを解除した多くのauのスマホで非公式ですがWCDMAに対応しています。そのためauのスマホでもドコモ系の格安SIMで普通に音声通話やSMSができたりします。

これは総務省の人がIIJmio meetingで言っていたのですが、スマホはできるだけ相互で使えるように要請しているためだと思われます。

実際に手持ちのSIMロックを解除したauのXperia Z4に、ドコモ系の格安SIM(IIJmioのタイプD)を入れて試したところ、普通に電話ができました。

auのXperia Z4の発売日が2015年6月なので、これ以降のauのスマホならかなり高い確率で、SIMロックを解除すればドコモ系の格安SIMで音声通話とSMSができると思われます。(SIMロックを解除しない場合、音声通話とSMSがどうなるのかわかりません)

ただし、auのスマホがdocomoのFOMAプラスエリア(WCDMAのバンド6)に対応しているかわかりません。FOMAプラスエリアに対応していない場合、山間部や郊外などで電波の受信が悪くなる可能性が高いです。

データ通信に関しても、auのスマホがdocomoのLTEバンドの19に対応しているかわかりません。電波の受信感度の観点から、auのスマホにはau系の格安SIMを使ったほうが良いです。

例外はSIMロックを解除したauのiPhoneです。iPhoneは対応バンドが万全なので、SIMロックを解除すればドコモ系の格安SIMでも対応バンドの問題なく使えます。

auのiPhoneは他のスマホとは説明が少し異なるので、iPhoneで格安SIMを使うための完全ガイド:auのiPhoneを持っている場合を参考にしてください。

ここでは、iPhone以外のauのスマホについて説明していきます。

auのスマホと対応する格安SIMとSIMの種類

ほとんどの場合で、auのスマホはau系の格安SIMを使うことができます。新しくスマホを買う必要がない可能性が高いです。そのまま使えば、今まで撮った写真や動画、アプリ(auの純正アプリ以外)もそのまま使えるので楽です。

ただし、au系の格安SIMを使うにはSIMロックを解除する必要があったりします。SIMの種類が複数あったり、場合によってはau系の格安SIMでは使えないスマホもあります。

SIMロックを解除したauのスマホなら、ドコモ系の格安SIMも高い可能性で使えますが、いくつか注意点があります。

これらをauのスマホの発売した年別にざっくり説明していきます。

2012年以前(2012年を含む)に発売されたauのスマホは捨てる

2012年以前(2012年を含む)に発売されたauのスマホを使っている場合は、諦めて捨ててください。

格安SIMで2012年以前(2012年を含む)に発売されたauのスマホを使うと電波が非常に悪く、ネットができない可能性が高いです。古すぎるスマホは捨てて、新しく格安スマホを購入してください。

2013年〜2014年秋の間に発売されたauのスマホは普通に使える

2013年〜2014年秋の間に発売されたauのスマホならau系の格安SIMで普通に使うことができます。SIMロックの解除はできませんが、SIMロックの解除なしに使えるので問題ありません。テザリングもできます。

ドコモ系の格安SIMはSIMロックを解除する必要があるので、SIMロックの解除ができない古いauのスマホは使えません。

au系の格安SIMは、UQ mobile、mineoのauプラン、IIJmioのタイプAがありますが、このうちIIJmioのタイプAはマルチSIMしか提供していないので使えません。

使える格安SIMはUQ mobileとmineoのauプランのLTE用SIMだけです。

LTE用SIMには、マイクロSIMとナノSIMのサイズがあります。自分の持っているスマホのSIMのサイズを確認してください。au Micro IC Card(4G LTE)だったら、選ぶのはマイクロSIMです。

2020年をめどにCDMA2000が停波するので音声通話とSMSが使えなくなる

2014年秋以前に販売されたauのスマホは音声通話とSMSにCDMA2000を使っています。このCDMA2000は2020年ごろに停波する予定です。停波すると、音声通話とSMSが使えなくなるので、2020年までに新しいスマホに買い換える必要があります。

2014年冬以降に発売されたauのスマホはSIMロック解除が必要

2014年冬以降(冬含む)、auのスマホはVoLTE対応機種になりました。VoLTEに対応すると、SIMロックを解除しないと格安SIMでは使うことができません。ただし、2014年冬から2015年3月に発売されたauのスマホの場合、SIMロックの解除ができません。

つまるところ、下記の5機種は格安SIMでは使えずゴミになります。

auショップでもSIMロック解除ができないVoLTE対応機種
AQUOS SERIE mini SHV31
isai vivid VL LGV31
INFOBAR A03、BASIO、URBANO V01
(上記の5機種は格安SIMでは使えません)

上記の5機種のauのスマホを使っている場合は、格安SIMでは使えないので、諦めて新しいスマホを購入してください。

SIMロックを解除すると使えるauのスマホ

上記の5機種以外の2014年冬以降(冬含む)に発売されたauのスマホは、auショップでSIMロックの解除をすると格安SIMで使うことができます。

SIMロック解除ができるVoLTE対応機種
Galaxy S6 edge SCV31、Galaxy A8 SCV32、Galaxy S7 edge SCV33
Xperia Z4 SOV31、Xperia Z5 SOV32、Xperia X Performance SOV33、Xperia XZ SOV34
AQUOS SERIE SHV32、AQUOS SERIE mini SHV33、AQUOS SERIE SHV34、AQUOS U SHV35、AQUOS U SHV37、AQUOS SERIE mini SHV38
isai vivid LGV32、isai Beat LGV34
URBANO V02、URBANO V03、TORQUE G02
HTC J butterfly HTV31、HTC 10 HTV32
DIGNO rafre KYV36
Qua phone、Qua phone PX
BASIO2
miraie f、rafre KYV40
(上記に記載がなくても、最新のauのスマホならSIMロックを解除ができます)

端末を購入してから180日経過したら、auショップで3000円払えばSIMロック解除してもらえます。auを契約中の場合はauお客さまサポートサイトで手続きすれば、無料でSIMロックを解除することができます。

SIMロックを解除したauのスマホで使える格安SIMの種類

SIMロックを解除したauのスマホの場合、au系の格安SIMとドコモ系の格安SIMで使うことができます。

au系の格安SIMには、LTE用SIM(マイクロSIM/ナノSIM)とVoLTE用SIM(マルチSIM)がありますが、SIMロックを解除したauのスマホの場合、VoLTE用SIMを選びます。

auのスマホをau系の格安SIMで使う場合、対応バンドも万全でテザリングも使うことができます。VoLTE用SIMはSIMのサイズを自由に変えられるので、SIMのサイズは気にする必要はありません。

auのVoLTE対応機種では、au系の格安SIMのLTE用SIMが使えない可能性が高いです。SIMロックを解除したauのXperia Z4にUQ mobileのLTE用SIMを入れたところ、APNの設定ができず使うことができませんでした。

おそらくSIMロックの有無に関わらず、auのVoLTE対応機種ではau系の格安SIMのLTE用SIMが使えなくなっている可能性が高いです。VoLTE用SIM(マルチSIM)を使いましょう。

ドコモ系の格安SIMを使う際の注意点

ドコモ系の格安SIMは、SIMロック解除したauのスマホなら使うことができます。全てのauのスマホで使えるかどうかはわかりませんが、2015年6月以降に発売されたauのスマホなら、かなり高い可能性でドコモ系の格安SIMが使えます。

ただし、FOAMプラスエリアやLTEのバンド19に対応しているかが不明なため、山間部や郊外などで電波の受信が悪くなる可能性が高いので、基本的にはauのスマホでドコモ系の格安SIMは使わないほうが良いです。

auから格安SIMへのMNPの仕方

auのスマホを使っていて、事前にどの格安SIMで使えるかどうか把握すれば、あとは簡単です。

次はMNPです。MNPの手続きをすることで、今使っている電話番号のままで格安SIMを使うことができます。

MNPの手続きは、auに電話をかけてMNP予約番号をもらって、格安SIMを申し込むときにMNP予約番号を入力するだけです。これで今使っている電話番号を格安SIMでも使えます。

格安SIMが届いたら、使っているスマホにSIMカードを入れて、チョチョっと設定して、開通手続きをするだけです。開通手続きをしたら、1時間程度で今まで通りスマホでネットや電話ができるようになります。

ちなみに、電話番号を持っていなかったり(auの契約を解除済み)、新しい電話番号でもいい場合は、MNPの手続きは必要ありません。新規で申し込むだけです。

格安SIMへのMNPの仕方の詳細は、下記に詳しく記載しているの参考にしてみてください。

auから格安SIMへのMNP(乗り換え)の仕方の詳細

auの白ロムの購入について

auの白ロムとは、auで販売していたスマホやタブレットのことです。

auで契約した人がauでスマホやタブレットを購入して、一部の人がその端末をAmazonやヤフオクに出品したり、中古ショップ等に買い取ってもらいます。そして主に格安SIMユーザがauの白ロムを購入します。

auの白ロムの購入する利点は、おサイフケータイに対応していて、大半の機種は防水とワンセグにも対応していることです。SIMフリーのスマホと比べて、性能が結構高くてそこそこ手軽な価格なので、スマホの中級者以上にそこそこ人気のジャンルです。

ただし、2015年から2016年夏ごろに発売されたauのスマホに問題点があります。それは電池持ちに問題(Snapdragon 810の発熱問題)を抱えていることです。その頃に発売されてたauのスマホだと電池持ちが悪いか、電池が消耗しているリスクが高いです。

2016年冬以降に発売されたauのスマホなら電池持ちも改善されているので、選ぶのも良いのですが価格がまだ高いです。手頃な価格で購入するには、2017年後半まで待つ必要があります。

このため現状では2014年以前に発売された電池交換できるauのスマホを狙うくらいしか、妥当な選択肢がありません。

※ 2014年以前に発売されたauのスマホは、2020年ごろに予定されているCDMA2000の停波後は、音声通話機能が使えなくなるので注意してください。とりあえず、2020年ごろまでは使える感じです。

auのスマホ、GALAXY S5 SCL23

Amazon: GALAXY S5 SCL23 ヤフオクだと1万3000円くらい、発売日2014年5月15日

GALAXY S5 SCL23 au チャコールブラック

GALAXY S5 SCL23の性能
5.1インチ、CPUクワッドコア2.5GHz、RAM2GB、ROM32GB、カメラ1600万画素、電池2800mAh、ワンセグ、防水、おサイフケータイ、重さ147グラム、電池交換可(替えの電池3000円くらい)、マイクロSIM

Galaxy S5 SC-04F / SCL23のスペックと格安SIMでの使い方とテザリングの設定

Amazonやヤフオクで買う際の注意点は、ネットワーク利用制限が〇になっているものを選んでください。あとできるだけ状態の良さそうなものを選ぶのがおすすめです。

GALAXY S5 SCL23で使える格安SIMは、au系の格安SIMのLTE用SIM、SIMのサイズはマイクロSIMです。SIMロックの解除は不要です。

関連記事:格安SIMに最適なスマホ、白ロムの購入ガイド

SIMフリーのスマートフォンの高性能化と防水・おサイフケータイ対応によりauの白ロムのニーズは減る

以前は比較的高性能でおサイフケータイと防水に対応していて割安なスマホは、大手キャリアの白ロムしかありませんでした。

ただし、今はSIMフリーのスマホでも、そういったスマホが出てきています。あえてauの白ロムを購入するメリットは少なくなっています。1年間のメーカー保証もつきませんし、電池の消耗リスクも少しありますし。。

白ロムのニーズが減ると、白ロムの価格も安くなるので、どこかでバランスが取れると思いますが、昔のように白ロムが最高の格安SIM用のスマホということにはならないと思います。

おサイフケータイ対応のSIMフリーのスマホの例

NuAns NEO Reloaded
高性能、防滴、電池持ちよし、au系とドコモ系の格安SIMで使用可能

AQUOS SH-M04
そこそこの性能、防水、電池持ちよし、ドコモ系の格安SIMで使用可能

arrows M03
低性能、防水、電池持ちよし、au系とドコモ系の格安SIMで使用可能

2017年夏頃から、おサイフケータイ対応のSIMフリーのスマホが増えていくと思われます。

おまけ:auのタブレットについて

基本的にはSIMフリーのタブレットを選んでおけば良いのですが、auのタブレットの場合、同じような価格で防水とワンセグ、フルセグに対応している場合があります。

防水とワンセグ、フルセグに対応したタブレットを探している場合に検討してください。

auの中古のタブレットは、Amazonやヤフオク、Bookoffなどで購入することができます。auの白ロムのタブレットは音声通話には対応していないのでデータSIMを使います。

VoLTE対応の白ロムを格安SIMで使うにはSIMロック解除がおそらく必須

WiFiだけでタブレットを使う場合はSIMロックの解除は必要ないのですが、格安SIMを入れて使おうと思っている場合、auのVoLTE対応の白ロムタブレットは、SIMロック解除がおそらく必須です。

タブレットではありませんが、SIMロックを解除したauのXperia Z4にLTE用のSIMを入れたところ、APNの設定ができず使うことができませんでした。VoLTE用のSIM(マルチSIM)を入れる場合は、APNの設定ができて格安SIMでも使えました。

SIMロック中のauの白ロムは、VoLTE用のSIMは使えないのは知られていますが、LTE用のSIMもおそらく使えなくなっています。SIMロックを解除した場合にだけ、VoLTE用のSIMが使えます。

手持ちの一機種しか調べていないので、全ての機種がどうなっているのかわかりませんが、基本的にはVoLTE対応の白ロムはSIMロックを解除して、VoLTE用のSIMを使うのが無難です。

auの白ロムはネットワーク利用制限は○になっているもので、SIMロック解除の可否判定ですでにSIMロックが解除されているもの、もしくは何日かすればSIMロックの解除がでできるものを選んでください。

au:ネットワーク利用制限携帯電話機照会
au:SIMロック解除の可否判定

※ IMEI番号はヤフオクやAmazonの商品情報に記載されている場合が多いです。記載がない場合は避けた方が良いです。

SIMロック解除はauショップで行うことができます。ロック解除の手数料は3000円程度です。

auのタブレット、Qua tab PZ、10.1インチ、防水・ワンセグ・フルセグ対応

Qua tab PX

Qua tab PZ
ヤフオクの平均落札価格 2万円

SIMロックを解除すると、au系の格安SIM(VoLTE用SIM/マルチSIM)で使用可能

性能 10.1インチ、CPUオクタコア1.5GHzx4/1.2GHzx4、RAM2GB、ROM16GB、カメラ500万画素、重さ486グラム、電池容量7000mAh、連続待受930時間、VoLTE用SIM、Android 6.0

auのタブレット、Qua tab PX、8インチ、防水対応

Qua tab PX

Qua tab PX
ヤフオクの平均落札価格 1万2000円

SIMロックを解除すると、au系の格安SIM(VoLTE用SIM/マルチSIM)で使用可能

性能 8インチ、CPUオクタコア1.5GHzx4/1.2GHzx4、RAM2GB、ROM16GB、カメラ500万画素、重さ310グラム、電池容量4800mAh、連続待受800時間、VoLTE用SIM、Android 6.0

auのタブレット、ASUS MeMO Pad 8 AST21、とにかく安い

SUS MeMO Pad 8 AST21

ASUS MeMO Pad 8 AST21
ヤフオクの平均落札価格 6000円

SIMロックの解除不要、UQ mobileとmineoのauプランのLTE用SIM(マイクロSIM)で使用可能

性能 8インチ CPUクワッドコア2.3GHz RAM2GB ROM16GB 重さ301g Android 4.4 カメラ500万画素 電池4000mAh マイクロSIM

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格安SIMのSNS:白ロムのタブレットの口コミ
格安タブレットという選択肢

au系の格安SIM

  • UQ mobile
    • UQ mobileはau系の格安SIMです。全ての格安SIMの中で圧倒的に通信速度速くて安定しています。基本的に選べるデータ量は月3GBだけですが、月3GBで大丈夫な場合は、最優先で検討してみてください。
  • mineoのauプラン
    • mineoはau系の格安SIMとドコモ系の格安SIMの両方を提供しています。通信速度はUQ mobileよりも遅いですが比較的速い格安SIMです。音声SIM(デュアルタイプ)をすぐに解約しても違約金がかからないので、格安SIMをちょっと試してみたい場合にもおすすめです。
  • IIJmioのタイプA
    • IIJmioはau系の格安SIMとドコモ系の格安SIMの両方を提供しています。au系の格安SIMはマルチSIM(VoLTE用SIM)のみです。信頼性が高く、通信速度も比較的速く安定しています。10分かけ放題もあります。

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