格安SIMのサイズを変更する方法は4つあります。
①マルチSIMでサイズ変更
②他の格安SIMへ乗り換える
③新しいSIMサイズの格安SIMを送ってもらう
④SIMカッターやSIMアダプターでSIMのサイズを自分で変える
ここでは格安SIMのサイズを変更する方法を徹底解説します。
今の格安SIM会社のまま、新しいSIMサイズを送ってもらう場合は、2200円〜3300円の変更手数料と数日スマホが使えなくなる期間が発生する場合があります。
SIMカッターでマイクロSIMをナノSIMに自分で変更できますが、解約時に損害金を請求する格安SIM事業者もあるので注意が必要です。
他社へ乗り換えればキャンペーンで実質無料でSIMのサイズを変更できます。
格安SIMの管理人の比較&口コミサイト2024年11月(毎日更新)
格安SIMのサイズ変更の目次
マルチSIMなら自分でSIMのサイズ変更ができる
格安SIMのマルチSIMなら自分でSIMのサイズを変更できます。
これが格安SIMのマルチSIMサイズです。最近の格安SIMのほとんどはこのタイプです。
SIMカード部分を拡大すると、うっすら切れ込みがあります。手で切り抜きます。
マルチSIMを全て切り離すと上記のようになります。
一番左がナノSIMです。真ん中の枠をはめるとマイクロSIMにサイズ変更できます。一番左の枠にはめると標準SIMのサイズに変更できます。
格安SIMのマルチSIMなら、白い枠を残しておけば自由にSIMカードのサイズを変更できます。
他社へ乗り換えれば実質無料でSIMサイズ変更
格安SIMのサイズを変更したい場合、SIMカードの再発行手数料で2200円〜3850円かかったり、新しいSIMが届くまでスマホが使えない期間が発生する場合があります。
他の格安SIMヘ乗り換えれば、キャンペーンで1万円〜2万円程度の特典をもらえて、指定のSIMサイズにすることができ、スマホが使えなくなる期間なしに手続きできます。
SIMカードのサイズを変更したい場合は、他の格安SIMへ乗り換えがおすすめです。
※ データSIMのSIMカードのサイズ変更は単に解約して、別の格安SIMを新規契約するだけです。通話SIMならお得に乗り換えてSIMカードのサイズが変更できます。
格安SIMのSIMサイズ変更でスマホが数日使えなくなる?
マルチSIMではない場合で、今の格安SIM会社のままSIMサイズを変更する場合、SIMカードの再発行が必要です。再発行中、大半の格安SIMはスマホが数日使えなくなります。
知らずにSIMサイズの変更手続きをして、新しいSIMが届くまでスマホ難民になる人がそこそこいます。(2,3日くらい難民に・・)
※ SIMカードの再発行の手数料は2200円〜3850円 (楽天モバイルだけ無料)
使えなくなる期間なしにSIMのサイズ変更ができる格安SIM
楽天モバイル、UQモバイル、mineoなら使えなくなる期間なしにSIMのサイズ変更ができます。
楽天モバイル
SIMカードの返却不要で罰金なし。無料でSIMカードのサイズ変更ができる
UQモバイル
SIMカードの返却不要で罰金なし。SIMカードの再発行手数料3850円
mineo
SIMカードの返却不要で罰金なし。SIMカードの再発行手数料2200円+SIMカード発行料440円
上記以外の格安SIMは、SIMカードのサイズを変更すると、新しいSIMが届くまでスマホが使えなくなります。(他にも使えなくなる期間なしにサイズ変更できる格安SIMがあるかも・・)
古い格安SIMを返却しないとSIM損害金?
格安SIMの中には、SIMサイズを変更した場合、古いSIMの返却を要求するところがあります。
ほとんどの格安SIMは返却しなくても問題ないですが、中には返却しないとSIM損害金を請求する格安SIMもあります。
返却しないとSIM損害金を請求する格安SIM:y.u mobile、U-mobile、DTI SIM、ロケットモバイル、ServersMan SIM、TONEモバイル
SIMカードはレンタル品なので、返却しないと罰金をとるというのが名目ですが、返却したところで返却先でゴミに捨てるだけです。
多くの格安SIMは返却しなくても罰金などはありませんが、中にはゴミに対して罰金を取る格安SIM事業者もいるので注意してください。
SIMカッターとSIMアダプターでSIMカードのサイズ変更
SIMカッターを使うとSIM損害金を請求する場合がある格安SIM
マイクロSIMをSIMカッターで切断してナノSIMにすることができますが、SIMカッターを使うとSIM損害金を請求してくる格安SIMもあるので注意してください。
楽天モバイルMVNO(旧プラン)
担当者の判断で、SIMカッターを使った場合はSIM損害金を請求する場合がある。
U-mobileとy.u mobile
SIMカッターなどでサイズ変更していた場合、2200円のSIM損害金が発生する。
ロケットモバイル
SIMカットをした場合、SIMカード損害金として3300円を請求する場合がある。
ナノSIMからマイクロSIMに変える場合、SIM変換アダプターを使う
ナノSIMからマイクロSIMにサイズを変える場合はSIM変換アダプターを買うだけです。
Amazon: Ciscle Nano SIM MicroSIM 変換アダプター 4枚セット
SIM変換アダプターを取り付けることで、ナノSIMをマイクロSIMとて使うことができます。
100円程度で買える安いSIM変換アダプターもありますが、SIMカードが厚くなり、スマホに入らなくなる場合があるので注意してください。
マイクロSIMからナノSIMに変える場合、SIMカッターを使う
マイクロSIMをハサミやニッパーでマイクロSIMを切ってナノSIMにすることもできますが、切りすぎたりして失敗することもあるので、マイクロSIMをナノSIMに切り抜くSIMカッターを使うのがおすすめです。
ただし、格安SIMの事業者の中には格安SIMを切り抜いたりするとSIMカード損害金を請求する場合があるので注意してください。
加えて自分でハサミで切ったり、SIMカッターで切り抜くと、場合によってはSIMカードが接触不良を起こす場合があります。
大体は問題なく使えますが、若干うざいことになる可能性があるので、自分でSIMのサイズを小さくする場合は自己責任でお願いします。
Amazon:i-Plus Company Tech SIMパンチ (micro/nano対応SIMカッター)
実物
とりあえず標準SIMを取り出して試してみました。(マイクロSIMの人は飛ばしてください)
左側がマイクロSIMをナノSIMにする穴、右側が標準SIMをマイクロSIMにする穴です。標準SIMをSIMパンチ(右側)にセットします。
方向を間違えることはまずないと思いますが、念のため気を付けてください。 SIMカードを入れたら、思いっきりベキッと切り抜きます。SIMカードが動かないように軽く押し込んだ状態にして、SIMカードがずれていないか確認して、一気にベキッとやっちゃいます。
標準SIMがマイクロSIMになりました。この切り抜いたマイクロSIMをマイクロSIM用のスマホに入れるとSIMカードは普通に認識してくれました。
切り抜いたところが汚いので気になる人は付いてきたヤスリを軽くかけます。もしくは、切り抜いたマイクロSIMが少しだけ大きい場合があるので、周りにヤスリをかけて少しだけ小さくしたりします。
次にマイクロSIMをナノSIMに切り抜きます。先ほど切り抜いたマイクロSIMを下のようにSIMパンチにセットします。
入れるところを見れば入れる方向がわかるので、間違える人はいないと思いますが、念のため注意します。切り抜く際に位置がずれないように、SIMカードが動かないように軽く押し込んだ状態にして、SIMカードがずれていないか確認してから、一気に全力でベキッとやります。
一番右側にあるやつが、今回切り抜いたナノSIMです。切り抜いたところが汚いので付属のヤスリを軽くかけます。切り抜いたナノSIMが少し大きい場合があるので、その場合はヤスリで周りを少し削ります。
iPhoneに入っていたナノSIMと比較してみます。
切り抜いたナノSIMは汚いですが、iPhoneに入れると普通に使うことができました。切り抜いたナノSIMをマイクロSIMにすることもできます。SIMパンチについてきたSIM変換アダプターを使って、切り抜いたナノSIMをマイクロSIMにしてみます。
こんな感じになりました。マイクロSIMに変換したSIMをスマホに入れると普通に認識してくれました。
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