格安スマホのROMと外部SDカードの使い方、購入から設定まで

最終更新日 / 作成日 2015年9月14日 / 作成者 格安SIMとスマホ比較

格安スマホの性能の中でROM(ロム)とRAM(ラム)があります。ROMはアプリや音楽、写真などを保存しておく場所です。RAMはアプリなどが動く場所です。

例えるならROMは収納箱でRAMは机です。収納箱が大きければ大きいほどたくさん保存することができて、机が広ければ広いほど一度にいろんな作業(アプリを動かす)をすることができます。

RAMが1GBだと机は少し狭いですが一つ一つ作業をしていけば問題ありません。RAMが2GBあると机は十分な広さがあるのでいちいち整理しなくても複数の作業をすることができます。RAMが3GB以上だと単に無駄にでかいだけです。

RAMは大きくすることができませんが、ROM(収納箱)は外部SDカード(物置的存在)を使えば増やすことができます。ただし、外部SDカードに保存できるものは限られている場合があります。

ここでは主にROMの説明と外部SDカード(マイクロSDカード)の使い道を説明していきます。

格安スマホに必要なROMの大きさ

ROMはデータを保存する収納箱の役割をしていますが、格安スマホに必要なROMの容量はざっくり言うと、スマホのライトユーザなら8GB、一般ユーザなら16GB、ヘビーユーザなら32GB以上です。大きければ大きいほど良いですが、その分価格が高くなるので、自分にあった適度な容量のROMを選ぶのがおすすめです。

このライトユーザや一般ユーザ、ヘビーユーザの区分は主にスマホのゲームアプリのインストール数で区分されます。スマホにインストールしているゲームアプリが2つか3つくらいしかない場合はライトユーザです。4つ以上10個未満のゲームアプリをインストールしている場合は一般ユーザです。10個以上ゲームアプリをインストールしている人はヘビーユーザになります。

ゲームアプリによって多少変わりますが、ざっくり区分すると上記のようになります。アプリの大半はROMにしか保存できません。お役立ち系のアプリは容量はそんなにないので気にする必要はあまりないのですが、ゲームアプリは容量が大きいのでROMをたくさん使ってしまいます。

最新のAndroid 5系だとアプリの大半はROMではなく外部SDカードにも保存できるようになっているそうですが、格安スマホの大半はまだAndroid 4.4系なのでアプリの保存先がROMにほぼ固定されています。アプリ、特にゲームアプリを多くインストールするには大きなROMが必要になります。音楽や動画、写真などは外部SDカードに保存できるので、ROMのサイズは気にする必要ありません。

ごく一部の格安スマホは外部SDカードが使えないのがありますが、そういった格安スマホは選ばないほうが無難です。格安スマホの95%くらいは外部SDカードが使えるようになっています。

iPhoneやNexus 5/6は外部SDカードでROMの容量を増やすことができないので、iPhoneやNexus 5/6の場合は、ライトユーザで16GB、一般ユーザで32GB、ヘビーユーザで64GBみたいな感じになります。

どの外部SDカードを買うべきか? 購入先と価格

格安スマホでデータを保存する容量が少なくなったりなくなったら外部SDカードを買えと言うけど、どれを買えばいいのかわからない。

AmazonでマイクロSDカードを買うのが正解です。外部SDカードの正体はマイクロSDカードです。

Amazon: Transcend microSDHCカード 32GB Class10 UHS-I対応
【Amazon.co.jp限定】Transcend microSDHCカード 32GB Class10 UHS-I対応 (無期限保証) Newニンテンドー3DS 動作確認済み TS32GUSDU1E (FFP)

microSDメモリカードは容量によってmicroSD、microSDHC、microSDXCと分かれています。わざわざ区別する必要性もないし面倒なので、全部マイクロSDカードと呼んでいます。

上のを買っておけばまず間違いないです。間違いがあるとしたら、格安スマホにマイクロSDカードをつけるところがない機種だった場合です。95%の格安スマホでマイクロSDカードをつける場所があります。気になる場合は、格安スマホの取り扱い説明書を読みましょう。

マイクロSDカードの価格
16GB 900円
32GB 1400円
64GB 3180円

だいたいの格安スマホで最大32GBまでのマイクロSDカードに対応しています。一部の格安スマホは最大64GBまで対応しています。最大32GBまで対応している格安スマホでもたいていは64GBも読み込んだりします。

マイクロSDカードが必要な場合は、基本的に32GBを選ぶのが一番妥当です。16GBでも良いですが、コスパが一番いいのは32GBです。

64GBは写真を5000枚以上撮ったり、音楽を5000曲以上保存したい場合に使ったりしますが、一般的ではありません。超ヘビーユーザクラスの人が64GBを選ぶ感じです。普通は32GBを選んでおけばいいです。

最高品質のマイクロSDカード

最高品質のマイクロSDカードならサンディスクのExtreme Proです。

SanDisk/サンディスク Extreme Pro UHS-I(U3)対応 microSDカード 64GB 633倍速(95MB/s) SDSDQXP-064G-G46A
SanDisk/サンディスク Extreme Pro UHS-I(U3)対応 microSDカード 64GB 633倍速(95MB/s) SDSDQXP-064G-G46A

価格が64GBで6000円くらいしますが、書き込み速度が90MB/sぐらいでて、通常の倍の書き込み速度が出ます。その分、お値段も通常の倍くらいになります。

4Kの動画を取る場合にサンディスクのExtreme Proがおすすめです。4Kの動画を取らなければ、普通のClass10のマイクロSDカードで十分です。

マイクロSDカードを格安スマホに入れる方法

Amazon等でマイクロSDカードを購入して届いたら、マイクロSDカードを格安スマホに入れます。入れ方は格安スマホのマニュアルに載っていると思いますが、ここではZenFone 5を例にマイクロSDカードを格安スマホに入れて使えるように設定してみます。

AmazonでマイクロSDカードを購入する

届く

格安スマホ(ZenFone 5)のカバーを取る。(カバーを取らなくてもいい格安スマホもあると思います)

右側のがマイクロSDカード。
マイクロSDカードを入れるところにシールがあったのでそれをはずして挿入する。

押し込むとカチっとはまります。

これで完了です。設定の必要もありません。

マイクロSDカードをフォーマットしたり別途設定の必要がある格安スマホがあるかもしれませんが、基本はAmazonで買ったのをそのまま入れれば特に何もせずに使えるようになっています。

実際に使えるROMの容量

まず最初にAndroid OSに4.72GBほど必要になります。

ROMが8GBあったとしても8GB全部をアプリや写真や音楽などの保存容量として使えるわけではありません。まず最初にAndroid OSというスマホを動かすための基本ソフトのために、4.72GBが使われます。つまりROMが8GBなら3.28GBが空き容量になります。

さらに、Android OSだけでは済みません。キャッシュに500MBから1GBくらい使います。キャッシュはアプリやネットを円滑に使うために必要なやつです。そんなに使っていないZenFone 5のキャッシュを見てみたら505MBになっていたので、とりあえず最大1GBあれば大丈夫だろうと思います。これで、ROMが8GBなら2.28GBが空き容量になります。

あと容量一杯一杯で使うとROMにとってよくないので、ROMの容量に対して10%くらいは使わない容量を残しておいたほうがいいです。8GBなら800MBくらいの空き容量を確保するとして、ROM8GBで実際に使える容量は1.48GBです。

ROMが8GBなら1.48GBくらいアプリに使える。
ROMが16GBなら9.48GBくらいアプリに使える。
ROMが32GBなら25.48GBくらいアプリに使える。

1.48GBで何ができるかと言うと、わりといろいろできます。LINEとTwitterとFacebook、050アプリも入れて、各種お役立ち系アプリを全部入れても基本的に大丈夫です。ただし、TwitterやFacebookの場合、数ヶ月使っているとキャッシュを溜め込むことになります。たまにキャッシュをクリアしてあげる必要があります。地図系アプリの場合GB単位の容量が必要なアプリもあるので注意が必要です。Googleマップなら大丈夫です。

各種お役立ちアプリを入れたら残りは500MBくらいです。ツムツム、パズドラ、モンストの中から2つくらいならインストールしても大丈夫です。3つ全部入れるとヒーヒーいうようになると思います。

3Dで動くゲームなんかはデータをたくさん使います。一つ入れて満杯になったりするので、ROM8GBの場合は基本的に3Dで動くゲームはあきらめましょう。

ROMが16GBの場合、アプリで使える容量が一気に6倍以上になります。3Dで動くゲームなんかも気にせずインストールできます。ただし、ゲームアプリは10個ぐらいがROMの容量的に限界になると思います。たくさんゲームをやりたくて、たくさんゲームデータを保存しておきたい場合はROM32GBが必要になります。

SDカードへの移動の仕方とデータ量の変化

ROMの容量が少なくてもマイクロSDカードをスマホにさして、アプリのデータをマイクロSDカードへ移動することで、ROMの容量が少なくてもアプリをたくさんインストールできる場合があります。

ただしSDカードへの移動の仕方は非常にやっかいです。Android OSのバージョンごとに話が異なったり、格安スマホの機種ごとにも話が違ったりします。

パソコンがあれば写真や動画、音楽等のデータの移動は簡単です。逆にパソコンがないとどうなるのかわかったもんじゃないです。

写真や音楽、動画データの移動

マイクロSDカードを格安スマホに入れたら、カメラの保存先を内部ストレージからMicroSDへ変更します。格安スマホごとに変更方法は異なると思うので、詳しいやり方はGoogleで検索してください。

変更するとスマホのカメラで撮った写真や動画がマイクロSDカードに保存されてROMの容量を使わなくなります。保存先を変更する以前の写真や動画はそのままROMに保存された状態になっています。

既にROMに保存された写真や動画をマイクロSDカードへ移動するには、一番手っ取り早い方法だとスマホをパソコンにつなげて、ROMに保存してある写真やデータを切り取って、マイクロSDカードの所定の場所へペーストすれば移動できます。何かのアプリで移動できそうな気がしますが、パソコンがない人はがんばって探してみてください。(投げやり)

音楽データも基本的にパソコンから切り取り&ペーストでマイクロSDカードへ全部移動することができます。

アプリのデータの移動

アプリの場合、スマホから保存先をSDカードへ変更することができる場合があります。Andoroid 4系の場合はアプリのデータの移動は基本的にできないのですが、一部の機種でアプリのデータの一部を移動することができます。ただし、ROMに保存しようがマイクロSDカードに保存しようがあまりROMの容量の節約になりません。

Android 5 LollipopではSDカードへの書き込みが自由にアクセスできるようになったのですが、アプリのデータは一部しか移動できません。少しはROMの節約になるのですが、それだけです。

下記で実際にアプリを移動したときのROMの容量の節約具合を載せています。使用している機種はZenFone 5のAndorid 4.4ですが、Android 5 Lollipopを搭載したスマホでも同じような結果になっています。

LINEをSDカードに保存する場合

設定→アプリ→LINE

SDカードへ移動をタップする。

LINEはROMで88.55MBの容量を使っていたのが54MBになりました。LINEはたいして使っていないので100MBくらいしかありませんが、写真や動画のやり取りをしている場合はデータ部分が500MBくらいになっても不思議じゃないです。

パズドラをSDカードに保存する場合

パズドラは一時期900MBくらい容量を使っていましたが、2015年5月頃にダイエットに成功して250MBくらいで遊べるようになりました。SDカードへ移動をタップする。

パズドラはROMで246MBの容量を使っていたのが198.44MBになりました。

モンストをSDカードに保存する場合

モンストがメジャーなアプリの中で一番データを食っています。SDカードへ移動をタップする。

モンストはROMで352MBの容量を使っていたのが306.73MBになりました。

ツムツムをSDカードに保存する場合

ツムツムはメジャーなゲームアプリの中で103MBと容量が少なくROMに優しいゲームアプリになっていました。これもSDカードへ移動をタップする。

ツムツムはROMで103MBの容量を使っていたのが72.82MBになりました。

3Dゲームっぽい、メビウスFFをSDカードに保存する場合

3Dゲームっぽい、メビウスFFをダウンロードしてどのくらいの容量になるのか試してみました。

Google Playでは23Mでダウンロードできますが、初回起動で追加ダウンロードが550MBぐらいありました。その結果

メビウスFFを試してみるだけでROMを572MB消費しました。SDカードへ移動をタップします。

メビウスFFはROMで572MBの容量を使っていたのが548.28MBになりました。全然節約できていません。3Dゲームの場合、データ部分が容量の大半を占めているためSDカードへの移動がほぼ効果なしになってしまっています。

アプリをSDカードに保存する場合のまとめ

Android 4系でもAndroid 5 Lollipopの場合は、ゲームアプリをマイクロSDカードに移動しても一部分しか移動できません。マイクロSDカード32GBを使ってもROMが8GBの場合、インストールできるゲームアプリはかなり限られてしまうことになります。

Kindleアプリの場合はAndroid 4.4系のZenFone 5ではSDカードへデータを移動することができませんでした。Android 4系の場合でスマホのROMが8GBの場合は、Kindleアプリを使うのは保存できる容量にかなり限りがあるのでかなり困難になります。

Android 5 Lollipopに対応しているスマホの場合は、Kindleのデータの大半はSDカードへ移動ですることができるのでAndroid 5 LollipopならROMが8GBでもマイクロSDカードを買えばKindleアプリでは困らなくなっています。

おすすめの格安スマホ

  • Ascend G620S
    • 楽天モバイルで特別に9980円でAscend G620Sが販売されています。ライトユーザにとってベストな格安スマホが楽天モバイルのAscend G620Sです。5インチ、CPUオクタコア 1.2GHz、RAM1GB、ROM8GB、カメラ800万画素、重さ160g、電池容量2000mAh。
  • ZenFone 2 Laser
    • Zenfone 5の改善版がZenFone 2 Laserです。格安スマホで一番人気のある機種になります。税込3万24円、5インチ、CPUクワッドコア1.2GHz、RAM2GB、ROM16GB、カメラ1300万画素、重さ145g、電池容量2400mAh。
  • Huawei P8lite
    • 格安スマホの中で2番目に人気があるのがP8liteです。価格は税込みで3万円888円、5インチ、CPUオクタコア 1.2GHz、RAM2GB、ROM16GB、カメラ1300万画素、重さ131g、電池容量2200mAh。デザイン的には一番良いです。
  • Zenfone 2
    • Zenfone 5の後継機がZenfone 2です。性能が大幅にアップしましたヘビーユーザ向けの格安スマホです。税込3万8000円のモデルで5.5インチ、CPUクワッドコア 1.8GHz、RAM2GB、ROM32GB、カメラ1300万画素、重さ170g、電池容量3000mAh。

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