結構お得?Googleストアで下取りを実際にしてみた!手順の詳細と注意点

Googleストアで下取りを実際にしてみたので、その手順をできるだけわかりやすく説明します。

個人的にはスマホの下取りは安く買い叩かれるし、そもそも古いスマホは新しいスマホが壊れた時の予備として保管しておいた方が良いです。

ただし、予備のスマホをすでに持っている場合で、Googleストアの下取り増額キャンペーン中なら下取りはおすすめです。

Googleストアの下取りの詳細

GoogleストアはPixelスマホの発売キャンペーン期間中なら、一部機種を市場価格より高額に下取りします。(サマーセール、創立記念セール、ブラックフライデー、ホリデーセール、新生活キャンペーン時も対象の場合も)

少し古いiPhoneとPixelスマホがお得な下取り機種になることが多いです。(例えば、Pixel8aの発売記念キャンペーン中はiPhoneSE2が28,000円で下取り)

高額下取り機種を持っていない場合でも、中古ショップで対象機種を安く買って、Googleストアに下取りに出す方法もありです。

私はGoogleストアで不要になったiPhone SE2を下取りに出して、Pixel8aを購入しました。その注意点と手順を徹底解説します。

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下取りの注意点

Googleストアでは正常に動くスマホ本体(対象機種)を持っていて、18歳以上でマイナンバーカードもしくは運転免許証を持っていれば、下取りができます。

下取りキャンペーン期間外だとゴミのような下取り額になる

Googleストアで下取りをする場合の最大の注意点は、下取りキャンペーン中はかなりお得に下取りできますが、キャンペーン期間外だとゴミのような下取り額になることです。

例えば、Pixel8aの発売記念キャンペーンでは下記の下取り額になりました。(基本的にPixelスマホが発売されると期間限定で下取り額が大幅アップします)

キャンペーン中の2024年5月8日から5月21日まで

  • iPhone SE2:28,000円 (全メモリ共通)
  • iPhone 11:32,000円 (全メモリ共通)
  • Pixel5a 5G:25,800円

キャンペーン期間中でもすごく古い機種やXperiaまたはAQUOSスマホだと二束三文にしかなりませんが、そこそこ古い程度のiPhoneまたはPixelスマホなら下取りのコスパはかなり良いです。

キャンペーン終了後の2024年5月22日以降

  • iPhone SE2:6,877円(64GB)、9,487円(128GB)、11,445円(256GB)
  • iPhone 11:17,972円(64GB)、19,930円(128GB)、21,236円(256GB)
  • Pixel5a 5G:10,000円

Googleストアの下取りはキャンペーン中ならかなりお得ですが、キャンペーン期間外だとゴミになります。

中古ショップで買ってGoogleストアで下取りにだするとお得な場合も

下取りできる機種を持っていない場合でも、イオシスなどの中古ショップで割の良い中古機種を購入して、その機種をGoogleストアで下取りに出すのもありです。

Googleストアの下取りキャンペーン中なら中古機種を15,000円で買って、Googleストアで28,000円で下取りできる機種などがあったりします。

本体のみでOK!箱や充電ケーブルなどは不要

Googleストアの下取りはスマホ本体のみで大丈夫です。

普通のお店の下取りだとスマホの箱などがないと下取り額が減額になってしまいますが、Googleストアなら減額されません。

スマホが入っていた箱、充電器、充電ケーブル、イヤフォンなども不要です。本体のみを送れば大丈夫です。

電源が入り、ひび割れがなく、画面が正常に動作する (バッテリーの膨張は不可)

Googleストアなら電源が入り、ひび割れがなく、画面が正常に動作すれば下取りしてくれます。

ただし、上記を満たしている場合でも、状態が悪く下取り額が見積額の75%を下回る場合は、下取り不可でスマホが返却されます。(バッテリー膨張は下取り不可で、安全上の理由で返却も不可です)

画面に擦り傷が少しある場合でも下取り額は満額になる?

Googleストアに下取りに出すiPhoneの状態

今回Googleストアで下取りに出すのはiPhone SE2の128GBです。

普通に使う分には特に問題ないのですが、画面を消して、光を反射させると右上のほうに擦り傷があるのがわかります。

満額は28,000円ですが、擦り傷で減額されるか結果待ちです。(おそらく満額になるはず・・)

下取り額は新しい端末代から割り引かれる

Googleストアで下取りに出すと、下取り額は新しい端末台から割引されます。

例えば、Pixel8aを購入する場合でiPhone SE2を下取りに出す場合、まず最初にPixel8aの72,600円を支払います。

下取りに額が28,000円に決まった場合は、28,000円減額が後から適用されて、Pixel8aの実際の請求額は44,600円に変更になります。

Googleストアクレジットと併用できる

Googleストアでスマホなどを購入すると1年間有効のストアクレジットをもらえる場合がありますが、下取りの減額とストアクレジットは併用できます。

例えば、ストアクレジットが10,000円分余っている場合で、iPhone SE2(下取り額28,000円)を下取りすると、合計で38,000円割引になります。つまり実質34,600円でPixel8aを買えます。

17歳以下は下取り不可

Googleストアで下取りできるのは18歳以上です。

17歳以下は下取りできません。

マイナンバーカードまたは運転免許証が必要

Googleストアで下取りに出す場合は、本人確認書類が必要です。

使える本人確認書類は、マイナンバーカード、運転免許証、在留カード、特別永住者証明書のいずれか1点です。

下取り手順

Googleストアの下取り手順は少し手間ですが、そんな難しくないです。

Pixelスマホ購入時に下取りを選択して、マイナンバーカードまたは運転免許証の写真を送信して、下取り機種を初期化して、下取りキットでポストに投函するだけです。

ステップ① GoogleストアでPixelスマホを購入時に下取りを選択する

GoogleストアでPixelスマホを購入するときに、下取りの選択肢が出てきます。

GoogleストアにPixelスマホの購入画面

「スマートフォンの下取り」で「下取りに出す」をタップします。

Googleストアの下取りの選択肢

今回はiPhone SE2の128GBを下取りに出すのでこんな感じに選択します。職業は会社員などにします。

「利用規約に同意します」にチェックを入れて、下取りに追加をタップして、注文手続きをすすめます。(途中でストアクレジットの選択肢が出てくる)

Googleストアの下取りの注文完了画面

これが注文完了画面です。

Pixel7a購入時にもらったストアクレジット10,000円分が残っていたので、Pixel8aの購入時に使い切りました。

そしてPixel8a購入で新たに20,000円のストアクレジット獲得です。正直、このストアクレジットの使い道に困ります・・。ストアクレジットではなく単純に2万円割引にしてくれれば・・

ステップ② 2週間以内に本人確認書類を送信する (スマホから操作)

GoogleストアでPixelスマホの注文が完了すると、数分後に『[ご対応のお願い] 下取り用の本人確認を完了してください』というタイトルでGoogleストアからメールが届きます。

Googleストアの下取りプログラムのスタート画面

パソコンからだと本人確認書類の送信はできません。スマホから操作します。

Googleストアで注文してから2週間以内に本人確認書類を送信する必要があります。それを超えると、下取りはキャンセルになります。

早速メール内にある「身分証明書を提出する」をタップします。

Googleストアの下取りプログラムのプライバシーポリシー

プライバシーポリシーに同意するにチェックを入れて、続けるをタップします。

Googleストアの下取りプログラムの現在地情報

スマホの位置情報を有効にして、「デバイスの現在地情報について・・」を許可します。

Googleストアの下取りプログラムの身分証明書の撮影

「身分証明書をキャプチャする」をタップすると、カメラが起動するので、その指示に従って身分証明書の写真を撮ります。

Googleストアの下取りプログラムの身分証明書の詳細

写真で撮った身分証明書を自動的に解析して、姓名などが自動入力されます。それが合っているか確認して、「私の詳細情報は正しいです」をタップします。

Googleストアの下取りプログラムの顔認証

帽子やマスクを外して、明るい場所で自分の顔写真を撮ります。「続ける」をタップします。

Googleストアの下取りプログラムのカメラの使用許可

カメラの使用許可で「許可する」をタップします。

Googleストアの身分証明書の画像の送信

「身分証明書をキャプチャする」をタップします。

Googleストアの身分証明書の写真の撮り方

少し傾けて、身分証明書の厚みがわかるように写真を撮ります。

Googleストアの身分証明書の送信完了

これで身分証明書の送信は完了です。

Googleストアの下取りキットの準備完了

身分証明書のデータを送信して30分ほどで本人確認が完了しました。新しいスマホが発送されたら、その後に1〜2営業日以内に下取りキットが送られてきます。

ステップ③ 下取りに出す機種を初期化する (iPhoneを探すをオフにする)

下取り機種のバックアップとリセットの仕方

新しいスマホが届いたら、データを移行してから下取りに出す機種を初期化します。

今回は使っていないiPhoneを下取りに出すので、「iPhoneを探す」をオフにして、初期化するだけです。

iPhoneを探すをオフにする

iPhoneの設定→自分の名前→iPhoneを探す→オフにする
iPhoneの設定→一般→リセット→全てのコンテンツと設定を消去

iPhoneのリセット状態

消去が完了すると自動的に再起動して、上記のような状態になります。これでGoogleストアに下取りに出すためのiPhoneの初期化は完了です。

ステップ④ 30日以内に届いた箱に入れて、郵便ポストに投函する

新しいスマホが届いてから、1〜2営業日後くらいにGoogleストアから下取りキットが届きます。

Googleストアから新しいスマホが届いてから30日以内に下取りキットに古いスマホを入れて送り返す必要があります。30日を超えると、下取り価格が下がる場合があります。

Googleストアの下取りキット

これがGoogleストアの下取りキットです。簡素な小箱がそのまま届きます。

本人限定受取郵便で来るという話もありましたが、下取りキットを受け取るのに本人確認とかは不要です。家族でも普通に受け取れます。

Googleストアの下取りキットの中身

下取りキットの小箱を開けるとこんな感じになっています。中に入っているのは着払い用のシール、下取り手順が記載されている用紙、封をするためのステッカーだけです。

Googleストアの下取りキットにスマホを入れる

こんな感じにダンボールの間に下取り用のスマホを挟んで、小箱を元に戻します。緩衝材とか用意する必要はないです。

Googleストアの下取りキットのステッカー

Googleストアの下取りキットのステッカーを貼り付ける

ステッカーを小箱に貼り付けて、開かないようにします。

Googleストアの下取りキットに着払いラベルを貼り付ける

配達ラベルの上に着払いラベルを貼り付けて箱詰め完了です。

これをこのまま郵便ポストに入れて、発送完了です。

ステップ⑤ 相手に届いてから5営業日以内に下取り額の連絡が来る

郵便ポストに投函したら、あとは1週間程度待つだけです。

私は2024年5月14日にGoogleストアで下取りありでPixel8aを注文

その日のうちに本人確認書類を送信

5月16日にPixel8aが到着

5月18日に下取りキットが到着

5月20日に下取りキットを郵便ポストに投函

5月22日にPCS Wiirelessから受領したとメールが届く

5月29日に下取り金額が確定

Googleストアの下取り金額の確定

下取りの見積額が28,000円で(21,000円を下回ると下取りキャンセル)、査定額が28,000円です。画面に少し擦り傷がありましたが、特に問題なく下取り額は満額になりました。

査定額28,000円が見積額(28,000円)を上回っていないのですが、Googleストアによると上回ったそうです??

見積額は28,000円ではなく、最低限下取る額の21,000円なのかもです。

いずれにせよ下取り金額確定日から14営業日ほどでクレジットカードに払い戻されるようです。

払い戻しができなかった場合は有効期限6ヶ月のストアクレジットの付与になる (最悪)

クレカなどで支払った場合は、そのクレカに対して払い戻しが行われるはずですが、何らかの理由で払い戻しができなかった場合は有効期限6ヶ月のストアクレジットの付与になってしまうようです・・。

その場合、まじ最悪です。。

おそらくクレジットカードを解約したとか、そんなことをしなければ普通に払い戻しされるはず・・。払い戻しを確認次第更新します。

この記事の最終更新日 2024年5月31日 / 作成日 2024年5月21日
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11 の口コミとコメントと実体験
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kysdsk
  格安SIMの管理人
2024年6月3日 2:26 PM

やっと気がついた。。。
下取り額の間違いで、注文のキャンセルとなるのでしょうか?
お詫びで、下取りした方に増額とかないですかね。

ピクピクセル
ピクピクセル
  kysdsk
2024年6月4日 10:01 AM

下取り額はそのまま有効の可能性もありますかね?

https://ascii.jp/elem/000/004/201/4201970/

なお、6月3日11時現在、iPhone SE(第3世代)の下取り額は1万円台後半〜2万円台に変更されており、中古相場を下回る金額となっている。

 グーグルは5月にも、当時中古相場1万円前後だった「Xperia XZ1 Compact」の下取り価格を4万円弱に設定し、数日間維持した後、買取対象から外したことがあった。こうした事例を踏まえると、今回の件が単なる金額設定のミスではなく、意図的に実施されたサイレントセールだった可能性もありそうだ。

kysdsk
  格安SIMの管理人
2024年6月6日 12:55 AM

キャンセルになりましたか。。。残念
お詫びが3万円とは、すごいですね。

そらり
そらり
  格安SIMの管理人
2024年6月4日 2:59 PM

https://www.itmedia.co.jp/mobile/spv/2406/03/news179_0.html

実際に、自分では使用していない場合でも下取り割引が得られる訳ですから、これも一種の錬金術と言えるのではないでしょうか。

そらり
そらり
  格安SIMの管理人
2024年5月22日 1:09 PM

Google ストアのメール配信に登録しているので参考までに。

期間限定キャンペーンが05月21日に終了する事は、20日に届いたメールに記載されていました。

それ以前に、様々なサイトでも紹介されています。

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1589389.html

昨年のGoogle ストアの昨年の今の時期以降のキャンペーンはサマーセール、創立(周年)記念セール、ブラックフライデーセール、ホリデーセール、新生活キャンペーン等がありました。

他に、Pixel シリーズの発売記念セールがあるので、Pixel 8の後継モデルが発売された時にセールが行われると思います。

参考記事:

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1514690.html

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1525125.html

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1547746.html

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1555010.html

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1563606.html

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1538337.html

そのどれもが魅力的なキャンペーンか否かは、それぞれの判断にお任せします。

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