データSIMのSMS機能は付けるべき? 違いとセルスタンバイによる電池消費問題

最終更新日 / 作成日 2015年6月20日 / 作成者 格安SIMの管理人

データSIMにはSMS機能付きとSMS機能なしの2つの種類があります。(SMS機能=SMSオプション)

通話SIMには最初からSMS機能が付いていますが、データSIMはSMSを付けるか付けないかを選択することができます。ここではデータSIMにSMS機能を付けるべきかどうかについて説明します。

結論から先に言うと、ほとんどの格安スマホでデータSIMにSMS機能をつける必要性は少ないです。ただし、格安スマホの中には、SMSなしのデータSIMを入れると、電池を無駄に使って電池持ちが少し悪くなる機種があるので注意が必要です。

SMS機能を付けるデメリット、月額料金が140円くらい高くなる

データSIMにSMS機能を付けるか付けないかで悩む原因は、SMS機能を付けると月額料金が140円くらい高くなるからです。

格安SIMによってSMS機能の月額料金は異なりますが、月に120円から150円高くなります。平均で月140円くらいです。たかが140円、されど140円なんです。(UQ mobilemineoのauプラン、それとIIJmioのタイプAはデータSIMは全てSMS込みの料金になっています)

データSIMの月額料金が900円だったのが、SMSを付けると1040円になってしまうのです! さらに、このSMSの機能は途中で変更することができません。

SMS機能は付けたり外したりできない

SMS機能は付けたり外したりできません。つまり、データSIMを申し込む時に、SMSを付けるか付けないかを選択したら、それ以降は変更できません。SMSの有無を変更したい場合は、一度解約して、また新たにデータSIMを申し込む必要があります。

SMSなんか送らないから、いらないやと思ってデータSIMにSMSを付けないと、ひどい目に合う可能性が少しあります。それが、電池消耗問題(セルスタンバイ問題)です。

セルスタンバイ問題:データSIMにSMS機能を付けないと電池が消耗する可能性があります

データSIMにSMS機能を付けないと電池が消耗する可能性があります。

例えば、SMS付きのデータSIMを入れたスマホだと、スリープ状態にすると1時間で0.5%くらい電池を使ったとします。これがSMSなしのデータSIMだと、スリープ状態でも1時間で3%くらい電池を使ったりします。

つまり、SMSありのデータSIMなら、寝る前にスマホの電池が100%だったのが8時間後に起きたときでも96%くらい電池が残っています。SMSなしだと、寝る前にスマホの電池が100%だったのが起きたときには75%くらいになってたりします。

データSIMにSMS機能をつけないことにより電池が消耗する問題を、セルスタンバイ問題(アンテナピクト問題/
電池消耗問題)といいます。

ただし、このセルスタンバイの電池消費は『たいてい』の格安スマホで起きない

このセルスタンバイ問題は、基本的に『たいてい』の格安スマホでは起きなくなっています。

2年くらい前はセルスタンバイで電池を消耗するスマホが結構ありましたが、最近の大半の格安スマホが、SMSなしのデータSIMでも、セルスタンバイで電池が消費しないように調整されています。

ただし、大半であって全てではありません。中には調整できていない格安スマホが今でも若干ですが新たに発売されたりします。

さらに、やっかいなことに情報が錯綜したりします。ある人は、とある格安スマホがSMSなしでも消耗しないと報告して、別の人はSMSなしだと消耗すると報告したりします。

こういうのは嫌がらせでガセ情報を流しているというわけではなく、セルスタンバイによる電池消耗は、近年かなり見分けづらくなっています。単純に、電池の消費の確認画面でセルスタンバイという項目があれば良いのですが、その項目がなかったり、項目があったとしても実は電池を消耗していなかったりします。

このサイトでは、スマホの電池持ちの詳細調査:スリープ時の電池消費で、実際に購入した格安スマホの電池持ちのテストを行なっています。

そこでセルスタンバイで電池消費を起こしている格安スマホがある場合は、わかるように記載しているので参考にしてみてください。

最近の格安スマホの1割、多くても2割くらいがセルスバンバイで多かれ少なかれ電池消費を起こしている気がします。8割以上の格安スマホはSMSなしのデータSIMでもセルスタンバイの電池消費を起こしていない感じです。

電池持ちの詳細調査でセルスタンバイの電池消費を報告していない場合は、基本的にSMSなしでも大丈夫です。

ただ、全ての格安スマホを所有しているわけではないので、テストしていない格安スマホに関しては、SMSを付けるか付けないかは少し微妙な判断になります。おそらく大丈夫だと思いますが、最大2割くらいの可能性でセルスタンバイの電池消費がヒットします。この辺は、各自の自己判断と運に委ねるしかありません。。

iPhoneの場合はデータSIMにSMS機能をつけるべき

iPhoneの場合は、iOSによってデータSIMにSMSが付いているかいないかで、使い勝手が大きく変わります。

iOS6以前は、SMSがないデータSIMはLTE通信ができませんでした。
iOS7になって、SMSがないデータSIMでもLTE通信ができるようになりました。
iOS8になって、SMSがないデータSIMの場合、LTE/3Gの接続に時間がかかるようになりました。

iOSのバージョンによって、SMSがないデータSIMだと問題が発生する場合が多いです。iOS9やiOS10でどうなったのか調べていませんが、たとえ大丈夫な場合でも、iOS11、12となった時にどんな問題が発生するのかわかったものではありません。

iPhoneを使う場合は、データSIMにはSMSをつけましょう!

データSIMにSMSをつけるメリット、LINEの認証が簡単

データSIMにSMSをつければ、電池の消耗問題やiPhoneの接続問題が発生しません。これが一番のメリットです。そのほかだとLINEの認証が簡単にできるという、ちっちゃいメリットがあります。

データSIMにSMSを付けないと、LINEでSMS認証ができず、固定電話かFacebookで認証をする必要があります。SMS認証なら、SMSの番号を入力すれば、SMSで認証コードが届くので、それを入力すればLINEが使えるようになります。

固定電話の場合も結構簡単にできます。SMSの電話番号の代わりに、固定電話の電話番号を入力して番号認証をタップして、その後に現れる通話による認証をタップするだけです。固定電話に電話がかかってきて、機械音声で認証番号を知らせてくれます。(050番号では認証できません)

Facebook認証だと、Facebookにアカウントを作って連携することでLINEの認証が通るようになりますが、手間的には3倍くらいです。

SMS認証、通話による認証、Facebook認証でもLINEの無料通話をすることができますが、Facebook認証の場合はLINEから携帯電話番号や固定電話への有料電話をかけることができなくなります。とは言うものの、LINEから有料電話をかけることはほとんどないので、無視しても良いです。

他には、データSIMにSMSをつければ、他の携帯やスマホへSMSを使ってメッセージを送ることができますが、1件送るごとに数円かかるので、実際にやっている人はほとんどいません。SMSの代わりにLINEの無料メッセージを使っています。

タブレットの場合は、データSIMのSMS機能は必要ない場合が多い

タブレットの場合は、基本的にデータSIMにSMS機能は必要ありません。音声通話機能がついている場合にのみ、セルスタンバイによる電池消費問題が発生する可能性があります。

タブレットの多くは音声通話機能が付いていないので、セルスタンバイで電池が異常に減ってしまうということはほとんどありません。(ごく一部の音声通話機能が付いていないタブレットでも、データSIMのSMS機能無しだと電池消耗が起きるかもしれません。可能性はゼロではありませんが、ゼロに近いです)

タブレットでも音声通話機能が付いている場合は、SMS機能を付けておいた方が無難ですが、最近のタブレットの多くはセルスタンバイの対策を取っているので、SMSなしのデータSIMでも大丈夫な可能性はかなり高いです。

まとめ

以前(2015年ごろ)は、データSIMにはSMS機能はできるだけ付けた方が良いと勧めていましたが、今ではほとんど必要ありません。

ただ、格安スマホの中にはセルスタンバイによる電池消費が発生する格安スマホがごく一部でいまだにあるので、SMSなしのデータSIMを使う場合は、念のため事前に確認しておくことをおすすめします。

iPhoneの場合は、データSIMを使う場合は、SMSありのデータSIMにした方が良いです。

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