データSIMのSMS機能は付けるべき? 違いとセルスタンバイによる電池消費問題

更新日 / 作成者 格安SIMの管理人

データSIMにはSMS機能付きとSMS機能なしの2つの種類があります。(SMS機能=SMSオプション)

通話SIMには最初からSMS機能が付いていますが、データSIMはSMSを付けるか付けないかを選択することができます。ここではデータSIMにSMS機能を付けるべきかどうかについて説明します。

結論から先に言うと、電池消費を抑えるためにデータSIMにはSMS機能をつけたほうが無難です。(スマホの電池消費をあまり気にしない場合は、データSIMのSMS機能を付ける必要性は少ないです)

ここでは、まず最初にSMS機能を付けるデメリットを説明した後に、メリットを説明していきます。

SMS機能を付けるデメリット:月額料金が140円くらい高くなる

データSIMにSMS機能を付けるか付けないかで悩む原因は、SMS機能を付けると月額料金が140円くらい高くなるからです。

格安SIMによってSMS機能の月額料金は異なりますが、月120円から150円高くなります。平均で月140円くらいです。たかが140円、されど140円です。(au系の格安SIM、UQ mobilemineoのauプラン、それとIIJmioのタイプA等のデータSIMは全てSMS機能込みの料金になっています)

データSIMの月額料金が900円だったのが、SMSを付けると1040円になってしまう! さらに、このSMSの機能は途中で変更することができません。

SMS機能は付けたり外したりできない

SMS機能は付けたり外したりできません。つまり、データSIMを申し込む時に、SMSを付けるか付けないかを選択したら、それ以降は変更できません。SMSの有無を変更したい場合は、一度解約して、また新たにデータSIMを申し込む必要があります。

SMSなんか送らないからといってデータSIMにSMSを付けないと、地味にうざい目に合う可能性が高いです。それが電池消耗問題(セルスタンバイ問題)です。

SMS機能を付けるメリット1:余分な電池の消費を抑えられる(セルスタンバイ問題の回避)

データSIMにSMS機能を付けないと電池が消耗する可能性があります。

例えば、SMS付きのデータSIMを入れたスマホだと、スリープ状態にすると1時間で0.3%くらい電池を使ったとします。これがSMSなしのデータSIMだと、スリープ状態でも1時間で1%くらい電池を使ったりします。

つまり、SMSありのデータSIMなら、寝る前にスマホの電池が100%だったのが8時間後に起きたときでも97%くらい電池が残っています。SMSなしだと、寝る前にスマホの電池が100%だったのが起きたときには92%くらいになってたりします。

これ、地味にうざいです。たかが5%程度の違いですが、SMSなしのデータSIMだと1日換算だと0.7%x24時間で17%ほど余分に電池を消費することになります。

データSIMにSMS機能をつけないことにより電池が消耗する問題を、セルスタンバイ問題(アンテナピクト問題/電池消耗問題)といいます。

セルスタンバイの電池消費は『ファーウェイ』の格安スマホで起きやすい

このセルスタンバイ問題は、2014年〜2015年ごろに大きな問題になりましたが、2015年後半くらいには格安スマホ会社が対応して、SMSなしのデータSIMでもセルスタンバイの電池消費が起きにくくなったため沈静化しました。

ところが2017年になってから、ファーウェイの格安スマホでセルスタンバイの電池消費が発生し始めました。

ファーウェイの格安スマホでSMSなしのデータSIMを使うと、電池を余分に消費するセルスタンバイが発生すると思ったほうが無難です。ASUS(ZenFone)だと、セルスタンバイによる電池消費はほとんど発生していない感じです。

セルスタンバイの電池消費の見分け方は難しい

セルスタンバイのやっかいな点は情報が錯綜することです。ある人は、とある格安スマホがSMSなしでも消耗しないと報告して、別の人はSMSなしだと消耗すると報告したりします。

こういうのは嫌がらせでガセ情報を流しているというわけではなく、セルスタンバイによる電池消耗は、近年かなり見分けづらくなっています。単純に、電池の消費の確認画面でセルスタンバイという項目があれば良いのですが、その項目がなかったり、項目があったとしても実は電池を消耗していなかったりします。

このサイトでは、スマホの電池持ちの詳細調査:スリープ時の電池消費で、実際に購入した格安スマホの電池持ちのテストを行なっています。

そこでセルスタンバイで電池消費を起こしている格安スマホがある場合は、わかるように記載しているので参考にしてみてください。

ざっくり評価すると、ファーウェイはセルスタンバイで余分な電池消費が発生する可能性がかなり高いです。ファーウェイ以外でも、CPUにMediaTekを使っている場合は、セルスタンバイが発生する可能性が高いです。

逆に、CPUにSnapdragonを使っているASUSのZenFoneシリーズだと、セルスタンバイによる余分な電池消費が発生する可能性はかなり低くなっています。

SMS機能を付けるメリット2:LINEの認証が簡単

データSIMにSMSをつければ、電池の消耗問題やiPhoneの接続問題が発生しません。これが一番のメリットです。そのほかだとLINEの認証が簡単にできるという、ちっちゃいメリットがあります。

データSIMにSMSを付けないと、LINEでSMS認証ができず、固定電話かFacebookで認証をする必要があります。SMS認証なら、SMSの番号を入力すれば、SMSで認証コードが届くので、それを入力すればLINEが使えるようになります。

固定電話の場合も結構簡単にできます。SMSの電話番号の代わりに、固定電話の電話番号を入力して番号認証をタップして、その後に現れる通話による認証をタップするだけです。固定電話に電話がかかってきて、機械音声で認証番号を知らせてくれます。(050番号では認証できません)

Facebook認証だと、Facebookにアカウントを作って連携することでLINEの認証が通るようになりますが、手間的には3倍くらいです。

SMS認証、通話による認証、Facebook認証でもLINEの無料通話をすることができますが、Facebook認証の場合はLINEから携帯電話番号や固定電話への有料電話をかけることができなくなります。とは言うものの、LINEから有料電話をかけることはほとんどないので、無視しても良いです。

他には、データSIMにSMSをつければ、他の携帯やスマホへSMSを使ってメッセージを送ることができますが、1件送るごとに数円かかるので、実際にやっている人はほとんどいません。SMSの代わりにLINEの無料メッセージを使っています。

iPhone/iPadの場合はデータSIMにSMS機能をつけるべき

iPhoneやiPadの場合は、iOSによってデータSIMにSMSが付いているかいないかで、使い勝手が大きく変わります。

iOS6以前は、SMSがないデータSIMはLTE通信ができませんでした。
iOS7になって、SMSがないデータSIMでもLTE通信ができるようになりました。
iOS8になって、SMSがないデータSIMの場合、LTE/3Gの接続に時間がかかるようになりました。

iOSのバージョンによって、SMSがないデータSIMだと問題が発生する場合が多いです。iOS9やiOS10でどうなったのか調べていませんが、たとえ大丈夫な場合でも、iOS11、12となった時にどんな問題が発生するのかわかったものではありません。

iPhoneやiPadをデータSIMで使う場合はSMSを付けることをオススメします。

Androidタブレットの場合はケースバイケース

Androidタブレットに音声通話機能が付いていない場合は、セルスタンバイは発生しません。そのため余分な電池消費を抑えるという意味ではデータSIMのSMS機能を付ける必要はないです。

ただ最近のタブレットの多くは音声通話機能が付いています。

音声通話機能が付いていてもCPUにSnapdragonを使っていれば、セルスタンバイによる余分な電池消費はほとんど起こらないと思いますが、ファーウェイのタブレットとCPUにMediaTekを使っているタブレットの場合は、余分な電池消費が発生する可能性が高いです。

ファーウェイのタブレットとCPUにMediaTekを使っている音声通話機能が付いいるタブレットの場合は、データSIMにはSMS機能を付けることをオススメします。

まとめ

以前(2015年ごろ)は、データSIMにはSMS機能はできるだけ付けた方が良いと勧めていましたが、2016年から2017年ごろにはほとんど必要なくなりました。

ところが2017年後半になってから、ファーウェイの格安スマホとCPUにMediaTekを搭載しているスマホでセルスタンバイによる電池消費が発生し始めました・・。

CPUにSnapdragonを搭載している場合はセルスタンバイによる電池消費はほとんど大丈夫だと思いますが、それ以外のスマホでデータSIMを使う場合は、SMS機能を付けるのが無難です。

iPhoneの場合は、データSIMを使う場合はSMSありのデータSIMにした方が良いです。

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最終更新日 2018年3月31日 / 作成日 2015年6月20日 / 作成者 格安SIMの管理人

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