0SIMはソニーネットワークコミュニケーションズが展開する月0円から使える格安SIMでした。データSIMなら月500MB未満なら月額無料、音声通話SIMは月500MB未満なら月700円でした。
ほとんどの人が無料範囲でデータSIMを使っていたため、赤字事業と化して、開始から4年半でサービスを終了した格安SIMです。
データをほとんど使わない場合は、格安SIMの中でも最安で使うことができましたが、実際に出る通信速度は格安SIMの中でも最悪だったのが0SIMです。
0SIMから乗り換えるおすすめの格安SIMや、0SIMがダメになった理由は「格安SIMの0SIM死亡、2020年8月31日にサービス終了で使えなくなる」に記載しているので参考にしてみてください。
下記に0SIMがまだサービスを受け付けていたときの料金プランと評価を残しておきます。
0SIMのメリットだったもの
- 月500MB未満ならデータSIMの月額料金が無料
- 月500MB未満なら通話SIMは月額料金700円で最安値
- カーナビ用として使える(ただし、平日昼と連休の日中は厳しい)
0SIMのデメリットだったもの
- ほとんどの人が無料範囲内で使ったので、事業継続性が破綻していた
- 実際に出る通信速度が尋常なく遅い
- 圧倒的に遅いので普通の使い方は使い物にならない
- 月500MB以上使っていくと、どんどん割高になる
- データSIMは3ヶ月間、通信を行なっていない場合は強制的に解約になる
0SIMの料金プランの詳細
月額料金 | データ容量 | |
---|---|---|
0SIM データ専用プラン | 0円 | 0MB〜500MB未満 |
100円 | 500MB以上〜600MB未満 | |
以下1900MBまで100MB増えるごとに100円加算 | ||
1500円 | 1900MB以上〜2047MB以下 | |
1600円 | 2048MB以上(2GB)〜5GB以下 |
データ専用のSMSプラン:+月150円
音声プラン(通話SIM):+月700円
その他にかかる費用
・初期費用(登録事務手数料):3000円
・SIMカード準備料:400円
音声プラン付きの通話SIMを12ヶ月以内に解約した場合は最低利用期間内解約金5000円がかかります。
MNP転出手数料:2000円
SIMカード損害金:3000円
0SIMを解約または他社へMNPした場合で、SIMカード未返却やSIMカードに破損や切断などの異常が見つかった場合に、SIMカード損害金が請求される場合があります。
SIMカード有償交換手数料/SIMカード切替手数料:3000円
通話料金:30秒20円
通信制限(規制情報)
月5GBのデータ量を超えた場合、通信速度は200kbpsに制限されます。
0SIMが2020年8月31日にサービスを終了した理由
0SIMは2020年2月に新規受付を終了して、2020年8月末でサービス自体を終了します。
0SIMから乗り換えるおすすめの格安SIMや、0SIMがダメになった理由は下記で説明しているので参考にしてみてください。
格安SIMの0SIM死亡、2020年8月31日にサービス終了で使えなくなる
0SIMの評価と他の格安SIMとの比較(徹底解説の過去ログ)
下記は0SIMが新規受付を終了する前の2019年時点での評価です。
0SIMってどんなとこ?
0SIMはソニーネットワークコミュニケーションズがnuroモバイルという名前で展開する格安SIMの一つです。
もともとはSo-net(ソネット)が提供していましたが、いつの間に、So-netが社名を変えてソニーネットワークコミュニケーションズになりました。
データSIM(データ専用プラン)で月500MB未満のデータ量なら月額無料で使えることから、かなり話題を集めました。月500MBもデータを使わない、スマホの超ライトユーザは1割くらいいそうなので、そういった人たちにとっては最適な格安SIMのプランでしたが・・・。
2015年12月にサービス開始
2015年12月に雑誌の付録として0SIMの格安SIMが付いてきて、2016年1月下旬ごろに正式にサービスが開始されました。
サービス開始当初はそこそこ通信速度が出て、月500MB未満なら月額0円で使えることから、スマホの超ライトユーザを中心に人気を集めてみました
2016年8月にはクズ速度になる
2016年6月ごろまでは、遅いながらも、なんとか使えるという程度には通信速度が出ていたのですが、そこから速度が急低下しました。8月にはクズのような速度になり、申し込みできる日付を「0のつく日」に制限して、10日、20日、30日だけに制限しました。
そして2016年8月下旬には、限度を軽く超える超クズのような通信速度になりました。
2016年10月に通信速度が突如改善して、格安SIMの中でも結構速い速度が出るようになりました。そんな夢も束の間で、11月には遅い格安SIMになり、12月には再びクズSIMに戻りました。
12月から申し込める日を「0のつく日」に限定するのではなく、毎月申し込める枚数を7777枚に限定するようになりました(その後、枚数制限をやめました)。
時折速度が速くなったりもしますが、基本的には劇遅速度が0SIMの定番です。普通の使い方では、基本的にまともに使えませんが、速度がほとんど必要ないカーナビ用として0SIMが使われている感じです。
0SIMの通信速度はミラクソ遅い
ミラクルにクソ遅い、略してミラクソ遅い
それが0SIMの実際に出る通信速度の評価です。
格安SIMは大手キャリアと比べると実際に出る通信速度は遅いのですが、大抵の格安SIMは一般的な使い方なら普通程度に使える速度くらいは出ます。
ところが0SIMだけは圧倒的にダメです。クズです。まともに使えると思わないほうがいいです。
2016年7月までは、自宅にWiFiがあったり、スマホをほとんど使わない超ライトユーザなら割と使える格安SIMでした。ただし、2016年8月以降はもはや使えないことを前提にしている格安SIMになってしまいました。
0SIMの通信速度がなんでこんなにクソ遅いのかというと、0SIMは赤字でもはや事業として成り立たないからです。
「タダだから我慢する・・・」
0SIMには、初期費用(登録事務手数料)3000円、SIMカード準備料で400円を支払っています。確実に0SIMにはこんな価値はありません。
「お金がないから・・・」
正直言って、0SIMを使うのは、往復30分かけて卵が50円安いスーパーに買い物に行くようなものです。まだ、運動がてらスーパーの特売に行く方が生産的な気がします。
自分の時間に価値がないなら、時間を捨てて速度が超遅い0SIMを使うのもアリかもしれませんが・・。できるだけ節約したいなら、格安SIMのキャンペーンのランキングで安く使える格安SIMを渡り歩くのもアリだと思います。
「でも、ほとんど使わないし・・・」
ほとんど使わないなら、0SIMを申し込む必要さえありません。保険に0SIMを申し込んでおく? 使えない0SIMを保険にしてどうしたいのかわかりませんが、もはや、止めません。
0SIMを例えるなら、どんなに遠いところでも徒歩で向かうようなものです。電車賃を200円払えば10分で着くところを、歩きだと2時間かかる。0SIMを選ぶということは、こういうことです。
格安SIMの管理人はは30枚以上の格安SIMを契約して、速度計測を行い格安SIMの速度ランキングの記録をとっているので、格安SIMの速度を重視する場合に参考にしてみてください。
カーナビ用なら使える、ただし平日昼と連休の日中はまともに動くかは不明
0SIMをボロクソ言っていたら、0SIMに親でも殺されたかのような内容で驚かれてしまいました。びっくり!
もともとは0SIMは、データをほとんど使わないけど、たまに使うくらいの人が主に利用(?)していたと思います。それが限度を超えて遅くなったので、スマホやタブレットをたまに使うくらいの人からは結構な割合で見捨てられたと思います。
そこで生き残ったのが、LTE対応のタブレットや使わなくなったスマホに0SIMを入れて、カーナビとして使っている人たちです。
カーナビはデータをほとんど消費しないので、速度が劇遅い0SIMでもカーナビとして使うことができます。カーナビで使うデータ量は1時間で10MBくらいだと思います。
Google Mapsを使って航空写真にしたり、地図を拡大縮小を繰り返したりすると、データを結構たくさん使って0SIM程度の速度では耐えられないと思いますが、航空写真にせずに、むやみに地図を動かしたり、拡大縮小しなければ0SIMでも問題ないです。
ただ、カーナビ用途で使う0SIMユーザは相当いるっぽいです。
その結果、カーナビとして使う人がたくさん出てくる連休の日中などは、超遅い0SIMの速度がさらに遅くなり0.1Mbpsを切ったりします。0.1Mbpsを切った場合でも、カーナビとしてまともに動くかは結構疑問です・・。
いずれにせよ、今の0SIMの主な利用用途はカーナビです。カーナビとして使うなら0SIMを選択肢に入れるのは十分アリだと思います。
データSIMは3ヶ月に1度は使わないと強制解約になる
0SIMを使う上で注意したい点は、データSIM(データ専用プラン)とSMS付きのデータSIMを3ヶ月間使わないと強制解約になることです。
普通の格安SIMにはそんなルールはありません。あったとしても普通に使っていれば、3ヶ月間使わないということはほとんどありません。
ところが0SIMのような超ライトユーザが多い格安SIMだと、3ヶ月間使わずに放置しっぱなしという場合が普通にありえます。ということで、0SIMのデータSIMを使う場合は、せめて3カ月に1度はデータ通信してあげる必要があります。
0SIMの音声プランの場合は、3ヶ月ルールは適用されません。音声プランの場合は、使わなくても強制解約にはなりません。
電話番号だけ維持したい場合は、IIJmioのケータイプランがおすすめ
電話番号だけ維持したい場合、0SIMなら月700円で維持することができます。
ただ、電話番号だけ一生維持したいならまだしも、そのうち使いたい場合はIIJmioのケータイプランのほうがおすすめです。
IIJmioのケータイプランはデータ通信ができませんが、月920円で電話番号を維持することができます。
0SIMよりも維持費は高いですが、IIJmioならプランを変更すれば、まともな速度でネットが使えるようになります。
これからずーと電話番号だけ維持したいなら0SIMを選ぶのが良いですが、日本に一時帰国した時に使いたいとか、そのうち使うようになるとかの場合は、IIJmioのケータイプランのほうがおすすめです。
IIJmioなら2年間契約していると、年間3GB(1GBx3枚)のクーポンコードをもらうことができます。クーポンコードを使えば、ケータイプランでもネットが使えます。クーポンコードの有効期限は1枚につき3ヶ月なので、結構使い勝手が良いです。
ソニーコミュニケーションズ、nuroモバイルは信用できる?
全く信用できません。
もともとソニーコミュニケーションズはSo-netという名の下に、LTE SIM+、Play SIM、0SIMを展開していました。
最初にLTE SIM+が出て、次にPlay SIMが出て、最後に0SIMが出ました。LTE SIM+は月額料金が割高な上にきつい速度制限が付いてきます。Play SIMは月額料金は少し高いくらいですが、LTE SIM+と同じくきつい速度制限が付いています。
LTE SIM+の通信速度は知らないのですが、Play SIMの通信速度はかなり遅いという評判がかなりありました。何れにしても、LTE SIM+もPlay SIMもユーザ数はかなり少ないです。そして、いつの間にやら、LTE SIM+もPlay SIMの新規受付を終了して、nuroモバイルという新しい格安SIMを始めました。
たいていのMVNOは格安SIMを開始したら、その格安SIMの中でプランを増やしたりデータを増量したり、月額料金を安くしたり、オプションを追加したりと改善を行なっていきます。
ソニーコミュニケーションズのnuroモバイルの場合は、前の格安SIMを潰して、新しい格安SIMを始めてしまいます。既存の格安SIMのサービスを改善せず、既存のユーザを放置して、新しく始めてしまうのがソニーコミュニケーションズのnuroモバイルです。
ソニーコミュニケーションズは、名前の通りソニーの子会社ですが、格安SIMでは稚拙なサービスを展開しています。
0SIMのまとめ
0SIMはカーナビ専用の格安SIMです。
0SIMは速度が超遅いので普通の使い方ではまともに使えませんが、速度がほとんど必要ないカーナビならそれなりに使うことができます。
ただ、連休の日中とかだと、0SIMをカーナビとして使う人が多いため、超遅い速度がさらに遅くなって、カーナビとしても動作がかなり厳しくなる恐れがあるので注意してください。
0SIMのネットの評判
0SIMの評判は良かったです。2016年7月までは。。。
実際どうなっているかはTwitterをざーと眺めてみるとわかると思います。
Twitterには、使い物にならないくらい遅いというつぶやきが大半を占めています。つぶやきの中には、0SIMでも速いと言っている人もいますが、こういう人たちは深夜から早朝にかけて0SIMの通信速度を計測している人たちです。
深夜から早朝だと、スマホを使っている人がかなり少ないので、0SIMでも比較的通信速度が出ます。人が普通にスマホを使っている朝から夜の11時ごろまで、クズ速度になります。
他には0SIMでも、4ヶ月に数週間くらい速度が改善する場合もありますが、大半の期間で速度はクズ速度です。
0SIMでも使えるじゃん!みたいなつぶやきをしている人は、深夜から早朝にスマホを使っている人、カーナビとして使う人くらいなのかなと思います。
おすすめの格安SIM
- UQ mobile
- au回線の格安SIMです。速度が超速く、いつでも快適に使えます。余ったギガの繰越可、ギガを消費しない節約モード(プランSは300kbps、プランMは1Mbps)が使い放題です。10分かけ放題などの通話オプションを付けたり外したりできます。
- ワイモバイル
- ソフトバンク回線の格安SIMです。UQ同様に速度が超速く快適に使えます。余ったデータの繰越不可、節約モード不可、10分かけ放題は強制ですが、ヤフーショッピングと組み合わせるとネットの買い物が最安値になり、コスパが最高になります。
- 楽天モバイルUNLIMIT
- 先着300万人まで1年無料でギガ使い放題です(2年目以降は月2980円)。楽天リンクを使えば国内通話も無料で時間無制限でかけ放題です。速度は速いですが、場所によって電波が弱くなる場合があります。パートナーエリアだと月5GB&低速1Mbpsが適用されます。
- OCNモバイルONE
- ドコモ回線の格安SIMです。新しい格安スマホが超安く買えます。通信速度はドコモ回線の中で一番速いです。月1180円の1GBプランもあります。
この記事に関する口コミやコメントをする
0simは、↓の境遇で最安MVNOとして有効。売り手が商売になっていないという事は、買い手にとっちゃ境遇によって得する、という事。
・殆どの通信時間で、WiFi環境( 自宅・職場 )を使う事
・↑以外の( = 劇遅LTE )環境を使う場合、低容量かつ閑散時間帯である事。
例 20時近辺にLINEだけ使う等。
・緊急通話先( 110や119 )にも繋がる普通の携帯電話機能が要る事
この通信媒体は WiFiやLTEでなく独立した別の高速回線で、接続し難くなる事はありえない。
もっとも全顧客に対する契約強制終了が2020/8末日に決まっており、もはや新規契約不能。
0simは商売として失敗だった事の証拠。
このサイトの情報は管理人の境遇における主観がとても強く、客観性が低い。推測の幅が狭い。
サブスマホ(通信はWi-Fi環境のみ)のSMS認証用用(LINEのアカウントが欲しいため)には大変便利でした。
月額200円以下でSMS対応のSIMはさすがにもう無いですよね……
0SIMは死んでしまいますが、ここまで長く続くんだったら、もう少し優しく評価してあげれば良かったとか思ってしまいました。。
サービスの正式開始から4年9ヶ月も生きるとは。。2年ぐらいでダメになると思っていました。
月200円以下でSMS対応はさすがに無い気がします。
深夜は7Mbps位は出るので夜勤なワイは愛用していたのにどうしてサ終にorz
値段は張るけど、夜働いてる人はマイネオの夜間フリーとかどうだろう?
mineoの夜間フリーは良いと思います。毎月10回、ゆずるねをタップするのは少し面倒ですが、10回くらいなら。。
突然漠然とした質問ですみません。
0simを考えています。
モバイル通信は主にLINE、たまにマップとカーナビぐらいです。
遅いとはいえ、我慢すれば大丈夫でしょうか?
時期によって変わってきたりもするのですが、
0SIMの平日の速度
平日昼12時から19時にかけて速度がかなり遅くなりますが、平日12時台でなければ、LINEなら普通に使えます。マップやカーナビは平日12時台は無理ですが、13時から19時なら我慢すれば大丈夫かと。。
ただ、土日祝日だとカーナビとして使う人が多いためか、日中は相当遅くなりマップやカーナビが使えるかどうかは相当怪しくなります。(使えないと思った方がいいです
0SIM以外にネットを使う方法(他の格安SIMも契約している)があれば0SIMでも良いと思いますが、0SIMだけの場合は避けた方が良いです。
個人的には0SIMよりも月380円で1GB使えるLinksMateがおすすめです。
リンクスメイトの料金プランとサービス内容を実際に使って徹底解説
↑
少し前に料金プランが変わって、1GBのデータSIMが月380円で使えます。(近いうちに更新します・・)
お忙しい中、ご丁寧な回答、ありがとうございました。
たいへん参考になりました。
もう少し自分でも調べてみます。
0sim契約前にこちらを見ておけば良かったです
ナビに使ってますが劇的に遅いです
ドングルの不良か3Gの為かと思いましたが4Gでも同じ
全く書かれてるとおりで深夜・早朝のみ早く
他が遅いのは間違いなかったです
限定的な時間帯で使えて、普通の人が使う時間帯ではどうしようもない感じですね・・。
0SIMは安かろう悪かろうの極致なので、使えればラッキー程度に思うのがいいのかもです。。
0simはデュアルsimの音声通話用回線として使える
メインsimは民泊系simが良い
ギガトラWifiとの組み合わせとか使ってる人結構増えた気がします
家に光回線があって外ではTwitterやニュースサイトを軽く見る。ゲーム程度ならそこまで不便には感じません
スマホのほかにノートパソコンなりアンドロイドタブレット持ち歩いていて
それ用のモバイルルーターも常時持ち歩いている人にはいいのでは?
データはモバイルルーターのWIFI経由で送受信して純粋に音声通信用と割り切れば安い
相性のいいスマホは極力やすいスマホでしょう
UMIDIGI A3あたりがいいんじゃないかな
0 SIMはカーナビ以外使えない…と、
デジモノで2回線入手して依頼、LINE用に使っていましたが、このたび電子マネー専用端末に用途を変えました。メイン機が、例のF-04F(v4.2)で、なんとか(*)payアプリはAndroid 5以上が必要です。apkでインストすればいいという話でもないし。
そしてQuickpay以外の他の*payはオンラインが必要なので、SIMが必要です。コンビニの無料wifiも面倒だし、ここに0SIMを使っています。
現在、Paypay、OrigamiPay、楽天Payをためしていて、どれも.elm(遺物 v5.1)+極低速の0SIMでも、使用感は大丈夫です。500MBも使わないけれど、一応有効な使い方というご紹介でした。