音声通話SIMとデータSIMの違いは緊急通報(110と119)の有無

最終更新日 / 作成日 2015年4月16日 / 作成者 格安SIMとスマホ比較

音声通話SIM(通話SIM)は070や080、090の携帯電話の電話番号を持つことができるSIMカードです。データSIMは070や080、090の携帯電話番号を持つことができないSIMカードです。

Lineの無料通話や050の番号から電話ができるから携帯電話番号なんか必要ないと思っていると、予想外のところで致命傷になる可能性があります。

音声通話SIMとデータSIMの月額料金の差

音声通話SIMとデータSIMの月額料金の差は600円から800円程度です。

音声通話SIMが1600円だったらデータSIMは900円ぐらいになります。月に使えるデータ量や通信速度は同じ条件です。違いは携帯電話番号があるかないかだけです。ただし、この違いが大きな違いになることがあります。

違い:データSIMから緊急通報(110や119)はできない

データSIMからでは緊急通報ができません。

つまりデータSIMを入れたスマートフォンだと緊急時に救急車や警察に電話をかけることができません。スマホで電話をかける機会が減り、大半の電話はLineの無料通話や050で置き換えることができるようになったからといって、携帯番号を捨ててデータSIMに移行してしまうと、いざというときにひどい目になります。

一生のうちに警察(119)に電話をかけることはほとんどないと思います。ですが、もし何かやばいことがあった場合、データSIMだと周りに助けを求めたり、Lineの無料通話で友達に助けを求めたりしなくてはいけません。周りに人がいれば良いですが、いなかった場合どうなるか。友達に助けを求めても、すぐに出てくれるかわからないし、出ても友達はかなり苦労すると思います。自分で警察にかければ、こういったリスクはなくなります。

救急車にいたっても同じです。データSIMを入れたスマホから救急車が呼べない・・・、バタンキューになってしまいます。

家に電話があれば別にデータSIMでもいいと思います。よっぽどの田舎や治安の悪い場所とかじゃない限り、外でもデータSIMのスマホで問題ないと思います。問題なのは自宅に電話がなくて、データSIMのスマホだけの場合です。家で倒れたらどうしようもありません。家に強盗や泥棒が入ってきたとき警察に電話をかけられなかったら?

ほとんどありえないことですが、ありえたときに致命傷を食らいます。家に一台は常に緊急通報できる電話またはスマホが必要です。それがあればデータSIMでもOKだと思います。

高齢者や子供にデータSIMの格安スマホを持たせるべきか?

高齢者の場合

高齢者(つまり両親)に持たせる携帯の場合は、データSIMでも問題ないと思います。両親の自宅にはたいてい固定電話があるので万が一のことがあってもそこから警察や救急車にかけることができます。

忘れてはいけないのは、データSIMを入れたスマホからでは緊急通報ができないということを両親に教えることです。一度や二度では忘れてしまう気がするので、時間をあけて何度も教え込みましょう。子機と間違えてデータSIMのスマホで救急車に電話をしようとしそうな両親の場合は、あきらめて音声通話SIMにしましょう・・・。

子供の場合

自宅に固定電話があれば子供の携帯電話もデータSIMの格安スマホで大丈夫だと思います。自宅に固定電話がなければ音声通話SIMです。子供にデータSIMのスマホを持たせる場合は、警察や救急車には電話がかけられないこと、そして困ったことがあれば自分に電話をすることを伝えれば大丈夫だと思います。

その他の音声通話SIMとデータSIMの違い

Lineの認証方法の違い

Lineを使うには携帯電話番号か固定電話番号が必要ですが、Facebookからでも認証はできるので電話番号のないデータSIMでも問題なく使うことができます。

アンテナピクト問題(セルスタンバイ問題)

一部のスマートフォンでデータSIMを使うとアンテナピクト問題(セルスタンバイ問題)が発生する場合があります。この問題が発生すると電池を異常に消耗したりインターネットにつながるのが遅くなったりする場合があります。全てのアンテナピクト問題が実害(異常消耗や遅延)があるかと言うとそうでもなく、アンテナピクト問題が発生しても特に実害がなかったりもします。

現在ではほとんどのAndroid端末では実害のあるアンテナピクト問題はありませんが、一部のAndroid端末では発生する可能性があります。Android端末でデータSIMを使う場合は、念のためその機種が実害のあるアンテナピクト問題が出るかどうか調べておきましょう。確実にアンテナピクト問題を回避したい場合は、月140円ほど追加でかかりますが、SMS機能付きデータSIMを購入する必要があります。

iPhoneやiPadに関しては、実害のあるアンテナピクト問題が発生する可能性が高いのでSMS機能付きデータSIMを購入する必要があります。

音声通話SIMの場合はアンテナピクト問題は発生しません。

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