200kbpsの低速モードが使える格安SIMとradikoへの対応状況

最終更新日 / 作成日 2016年8月16日 / 作成者 格安SIMとスマホ比較

格安SIM(または格安スマホ)の中には200kbpsの低速モードで無制限(または3日間で366MB以内)でデータを使えるものがあります。

ここでは、まず最初に200kbpsの低速モードが使える格安SIMを紹介して、次に200kbpsの低速モードの使い道や、低速モードが最も効果を発揮するradikoの実際の対応状況をお知らせします。

200kbpsの低速モードが使える格安SIM

低速モードは、節約モードとか低速通信とかターボOFFなどと呼ばれることもありますが、ここでは低速モードで統一します。

低速モードの利点は、低速モードにしておくと基本的にデータ消費なしに使う事ができる点です。(楽天モバイルの場合だけベーシックプラン以外は低速モードでもデータを消費します)

200kbpsの低速モードが使える格安SIMは、楽天モバイル、FREETEL、OCNモバイルONE、マイネオ(auプラン/ドコモプラン)、UQ mobile、IIJmio、DMM mobile、エキサイトモバイル、イオンモバイルです。

その他の格安SIM、NifMo、BIGLOBE SIM、U-mobile、おかわりSIM、ぷららモバイルLTE、0SIM、DTI SIMは切り替え機能がないので低速モードは使えません。

一言に200kbpsの低速モードと言っても、格安SIMによって使えるデータ量や通信速度などの諸条件が変わってきます。最初にバースト転送の対応を説明した後に、格安SIMごとの低速モードの特徴を説明していきます。

200kbpsの低速モードでバースト転送が使える格安SIM

バースト転送は、200kbpsの低速モードでも一瞬だけ高速データ通信ができて、Yahooくらいの軽いサイトなら割と使える程度の体感速度で読み込んでくれる機能です。(ざっくり言うと、低速モードでも1秒間だけ高速データ通信になる機能です)

バースト転送はIIJmioが始めましたが、楽天モバイル、OCNモバイルONE、マイネオ(auプラン/ドコモプラン)、DMM mobile、エキサイトモバイル、イオンモバイルでも同じような効果の機能が付いています。

FREETELとUQ mobileだけバースト転送またはそれに類する機能がありません。(UQ mobileはバースト転送に似た機能が少しだけ機能しているかもしれません)

楽天モバイルの200kbpsの低速モードの特徴

楽天モバイルはベーシックプランだけデータ量の消費なしに200kbpsの低速モードを使う事ができます。ベーシックプランはもともと高速データ量のないプランなので、常時低速モードです。無制限で低速モードを使うことができます。

3.1GBプランや5GB、10GBプランの場合は低速モードにしても、高速データ通信量にカウントされます。低速モードにしても高速データ量を消費するのは楽天モバイルだけです。

楽天モバイルの低速モードの実際に出る通信速度は200kbpsくらいになります。

楽天モバイルの評価と他の格安SIMとの比較とネットの評判の詳細

FREETELの200kbpsの低速モードの特徴

FREETELはデータ消費なしで低速モードを無制限に使うことができます。ただし、バースト転送が使えないのに加えて、低速モードの実際に出る通信速度は100kbpsくらいしか出ません。

低速モードでもほとんどの格安SIMはバースト転送やバースト転送に類似する気にが付いていて、実際に出る低速モードの通信速度は200kbps程度ですが、FREETELの場合はバースト転送なしで実際に出る通信速度も100kbpsくらいです。

FREETELの低速モード(節約モード)は質が悪いので、あまり使わないほうがいいです(ただし、Radikoは使えます)。

FREETELの評価と他の格安SIMとの比較とネットの評判の詳細

OCNモバイルONEの200kbpsの低速モードの特徴

OCNモバイルONEはデータ消費なしで低速モードを無制限に使うことができます。バースト転送に類似する機能もあり、低速モードの実際に出る通信速度は230kbps〜250kbpsくらいでます。

月額料金が少し高くて、高速データ通信の実際に出る通信速度も遅めですが、低速モードに関してはOCNモバイルONEが最も質が良いと言えます。

OCNモバイルONEの評価と他の格安SIMとの比較とネットの評判の詳細

マイネオ(auプラン/ドコモプラン)の200kbpsの低速モードの特徴

マイネオのauプランとドコモプランはデータ消費なしで低速モードを無制限に使うことができます。バースト転送に類似する機能もあり、低速モードの実際に出る通信速度は200kbpsくらいです。

実際にはauプランは3日3GB以上使うと何かしらの速度制限が発生する可能性がありますが、200kbpsの通信速度で3日3GB以上使うのは現実的ではないので、実質的には無制限として評価します。

マイネオの場合、月500MBや1GBプランなどもあるので、できるだけ安く無制限で低速モードを使いたい場合は、有力な候補になります。(OCNモバイルONEの場合は、月3GB以上のプランしかありません)

マイネオの評価と他の格安SIMとの比較とネットの評判の詳細

UQ mobileの200kbpsの低速モードの特徴

UQ mobileはデータ消費なしで低速モードを無制限に使うことができます。バースト転送に類似する機能は少しだけある可能性がありますが、あるとしても効果はバースト転送と比べると半分くらいです。低速モードの実際に出る通信速度は200kbpsくらいです。

mineoのauプランと同じく、実際には3日3GB以上使うと何かしらの速度制限が発生する可能性がありますが、200kbpsの通信速度で3日3GB以上使うのは現実的ではないので、実質的には無制限として評価します。

UQ mobileのぴったりプランの場合は、低速モードの実際に出る通信速度は300kbpsになります。200kbpsと300kbpsの違いは実用上そこまでの違いはありませんが、Webサイトの読み込みなどの遅さを少し軽減できる感じになります。

UQ mobileの評価と他の格安SIMとの比較とネットの評判の詳細

IIJmio、DMM mobile、エキサイトモバイル、イオンモバイルの200kbpsの低速モードの特徴

DMM mobile、エキサイトモバイル、イオンモバイルはIIJmioの設備を使っているので、この4つの格安SIMは同じ低速モードの特徴になります。

低速モードでは3日で366MB以下のデータ通信を行う事ができます。それ以上使うと、速度が超制限されて使いもにならなくなります。バースト転送が付いていて、低速モードの実際に出る通信速度は200kbpsくらいです。

3日で366MB使えるので、1日あたり122MBです。Webサイトなど1ページ平均500KB(キャッシュ考慮済み)くらいなので、1日200ページくらい見れます。たいていの使い方なら3日で366MBの低速モードで十分です。

気長にアプリをダウンロードしまくるなどする場合に、3日で366MBを超えてきます。あとはRadikoを1日4時間以上(1時間あたり30MB消費)聴き続けると低速モードで使えるデータを食い尽くす可能性が出てくるくらいです。

IIJmioは選べるデータプランが少ないこと、イオンモバイルはユーザの対応能力にまだ少し疑問があることから、IIJmioの設備を使っている中では、DMM mobile、エキサイトモバイルがオススメになります。

DMM mobileの評価と他の格安SIMとの比較とネットの評判の詳細

エキサイトモバイルの評価と他の格安SIMとの比較とネットの評判の詳細

200kbpsの低速モードの主の使い道はradiko

低速モードは遅いです。基本的には低速モードはおまけの立ち位置です。

おまけの立ち位置でも、Yahooくらいの軽いサイトを見る場合や、メールを確認する場合、TwitterやFacebookを確認するくらいなら、低速モードは遅いながらも、ある程度実用的に使うことは可能です。

※ FREETELの低速モードは他の格安SIMの低速モードと比べても実際の速度が半分くらいしか出ないので、上記の利用用途ではFREETELの低速モードは使わないほうがいいです。

低速モードは基本的に時間を安売りする結果になる

FREETEL以外の低速モードなら使えなくはないのですが、時間を安売りするという問題点を含んでいます。

高速データ量の相場が月3GBで900円くらいですが、1GB300円、1MBで約0.3円です。100KBで約0.03円です。

通常のWebサイトを読み込むのに必要なデータ量はキャッシュを考慮して平均500KBくらいです。つまり、高速データ通信でWebサイトを見ると、1ページあたりのコストは0.15円です。

高速データ通信(2Mbps)で500KBのデータを読み込みのにかかる時間はざっくり2秒です。200kbpsの低速モードだと20秒かかります。

つまり0.15円節約するのに18秒の時間を浪費します。単純に時給に換算すると30円です。体感値(低速モードでも6秒から8秒でとりあえず何かしら表示される)を考慮しても、時給70円〜90円程度の節約になるだけです。

低速モードでWebサイトやメール、Twitter、Facebookなどを見るのは、時間的なコスパが悪すぎます。

そんなコスパの面で非常によろしくない低速モードですが、コスパの良い使い道が一つだけあります。それがRadikoです。

低速モードの使い道は、音が綺麗なラジオ、インターネットラジオのRadiko

インターネットラジオとは?

普通のラジオは音が綺麗と言っても雑音が多少なりとも入ってきますが、インターネットラジオなら雑音がありません。超クリアな音でラジオを聴くことができます。

インターネットラジオのradikoの場合、住んでいる場所によって聴けるラジオ番組が変わってきます。

東京の場合はTBSラジオ、文化放送、HAPPY STATION ニッポン放送、ラジオNIKKEI第1、ラジオNIKKEI第2、InterFM897、TOKYO FM、J-WAVE、ラジオ日本、bayfm78、NACK5、FM yokohama 847、放送大学のラジオ番組がインターネットラジオのradikoで無料で聴くことができます。

ちなみに月額350円のradikoプレミアムに加入すると日本全国のラジオを聞くことができます。

iTunes: radikoGoogle Play: radikoでradikoのアプリをダウンロードできます。

radikoで使うデータ量は1時間30MB

radikoでラジオを聞くと1時間で約30MBのデータを消費します。低速モードでも問題なく再生できます。1MBで約0.3円の節約になるので、1時間低速モードでradikoを聴けば、9円節約できることになります。

平日の昼は格安SIMの通信速度がかなり低下しますが、低速モードへの影響は限定的です。他の時間帯とほとんど同じように昼の混雑時でもradikoを普通に再生できます。

毎日1時間程度radikoを聞く場合、1ヶ月で900MBのデータを消費します。

1日1時間程度なら、普通に高速データでradikoを聴けばいいと思います。ただ、1日2時間3時間と聴き流してしまうと、消費するデータ量もradikoだけで2GB、3GB使ってしまいます。

そういう場合に威力を発揮するのが低速モードです。低速モードでWebサイトを見るのは時間の浪費になりますが、radikoの場合はほとんど関係ありません。

高速データ通信ならradikoを起動して2秒くらいで再生が始まります。低速モードの場合、これが10秒くらいになります。再生さえ始まってしまえば、高速データ通信だろうが低速モードだろうが同じように再生し続けてくれます。

楽天のベーシックプラン、OCNモバイルONE、マイネオ(auプラン/ドコモプラン)、UQ mobile、IIJmio、DMM mobile、エキサイトモバイル、イオンモバイルの低速モードならデータ消費なしにradikoを聴くことができます。(実際に試しました)

IIJmio、DMM mobile、エキサイトモバイル、イオンモバイルは3日間で366MB以下までしか使えませんが、radikoは3日間で12時間までなら聴くことができます。

気兼ねなくradikoを聴き流したい場合に、1日4時間程度ならIIJmio、DMM mobile、エキサイトモバイル、イオンモバイルでも大丈夫です。それ以上の場合は、楽天のベーシックプラン、OCNモバイルONE、マイネオ(auプラン/ドコモプラン)、UQ mobileの低速モードを使ってください。

radikoを聴いている時に、サイトの閲覧などはできるか?

FREETEL以外なら、低速モードでradioを聴いている時も、だいぶ遅いですが軽いサイトの閲覧程度なら、なんとか実用上見ることができるくらいになります。(あまりお勧めはできませんが・・)

UQ mobileのぴったりプランだと低速モードの実際の通信速度が300kbpsなので、radikoを聴きながらWebサイトを見たりなど、実用上も同時にそこそこ使うことができます。

FREETELだけは、radikoの再生で手一杯になるので、radikoを再生しながらサイトを閲覧するのは完全に実用的ではありません。FREETELの低速モードは再生が始まるまで、他の低速モードと比べても少し時間がかかって、番組表を表示するには一旦再生をストップしてあげる必要があったりします。

おまけ:200kbpsの低速モードでポケモンGOは使える?

200kbpsの低速モードでポケモンGOで遊ぶことができます。

ポケモンGOを遊ぶのに必要なデータ量は1時間10MBくらいです。低速モードで遊ぶと1時間で約3円の節約になります。

ただし、快適には遊べないので低速モードでポケモンGOはやらないほうがいいです。ポケモンが表示されるのに時間が少しかかったり、ポケモンを捕まえる時にポケボールが停止したりと、遊べなくはないですが、あまりよろしくありません。

1時間で約3円なので、ポケモンGOは普通に高速データ通信で遊ぶことをお勧めします。

関連記事:ポケモンGOを格安SIMや格安スマホでやる上での注意点のまとめ

おまけ:200kbpsの低速モードでアプリをダウンロードできる?

200kbpsの低速モードでもおそらくアプリをダウンロードできると思います。ただ、試すのも面倒くさ過ぎるので試していません。

平均的なアプリのデータ量は50MBです。これを200kbpsの低速モードでダウンロードするには33分かかります。

格安SIMの低速モードでアプリのダウンロードなんかすると、途中で通信をぶった切る格安SIMもいそうな気が・・・。ただし、それを証明するのは面倒くさ過ぎです。

低速モードでアプリをダウンロードしようとするくらいなら、コンビニに行って無料のWiFiでアプリをダウンロードしてください。

参考記事:格安SIMと格安スマホのための無料のWi-Fiの使い方

その他の格安SIMや格安スマホ関連のお役立ち情報

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