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auの通信障害の対策は、デュアルSIMで乗り換えが安くて最適

au(KDDI)の大規模通信障害で、電話やネットが使えなくなって困った人は、デュアルSIMの利用を前提とした乗り換えがおすすめです。

デュアルSIMを使えば、auが通信障害を起こしても電話やネットが使えます。救急車・消防・警察への緊急通報も大丈夫です。

au(KDDI)の大規模通信障害の対策とデュアルSIM

単純に他社の乗り換えても、他社でも同じように通信障害が発生する可能性があるので、障害対策としてはあまり意味がありません。

KDDIにクレームを入れたところで、通信障害を起こさない100%万全な体制は無理です。

電波障害で有効な手段はデュアルSIMです。スマホ会社を2つ契約することで、どちらかが死んでも、もう片方でネットや電話が使えます。

2つ契約する場合でも、格安SIMならスマホ料金は高くなりません。auユーザなら逆に大幅に安くなります。

通信障害を対策する上でも、毎月のスマホ料金を節約する面でも、デュアルSIMの利用を前提とした格安SIMへの乗り換えを徹底解説します。

格安SIMの管理人の格安SIM比較 2023年10月(ほぼ毎日更新)

単純に他社に乗り換えるのはおすすめではない理由

auから『単純』に他社に乗り換えるのはおすすめではないです。

理由は他社でも通信障害が起きる可能性があるからです。ドコモでもソフトバンクでも通信障害を起こしたことがあります。

通信障害に有効なのは『デュアルSIMの利用を前提とした』他社への乗り換えです。

デュアルSIMが最適解(DSDV)

デュアルSIMとは、簡単に説明すると、1つのスマホに2つのスマホ会社を契約して使う機能です。

1つのスマホ会社が通信障害で死んでも、もう1つのスマホ会社でスマホが使えます。スマホ会社の組み合わせを間違えなければ、両方同時に死ぬことはほぼないです。

※ 大地震だと両方死ぬ可能性がありますが、どちらかが復旧すれば使えるようになるので、地震対策にもデュアルSIMは意味があります

「スマホ会社を2つも契約すると料金が高くなるんじゃない?そんなお金持ってない!」

大丈夫です。格安SIMを利用すればスマホ会社を2つ契約しても、毎月のスマホ料金は月1000円くらいです。auを使い続けるよりも断然安くなります。

※ デュアルSIMとDSDVは同じ意味と思って大丈夫です。

デュアルSIMを実際に使うイメージ

デュアルSIM対応機種
・SIM1:格安SIMに乗り換え (ドコモ/ソフトバンク/楽天回線)
・SIM2:povo2.0を新規契約 (au回線)

auが通信障害を起こすとSIM2は使えなくなりますが、SIM1でネットや電話が使えます。緊急通報も大丈夫です。

ドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルが通信障害を起こしても、SIM2でネットや電話が使えます。緊急通報も大丈夫です。ただし、SIM2を利用する場合は、電話番号はpovo2.0でもらった別の電話番号での発着信になります。

デュアルSIMの使い方は簡単です。使い分けが手間とか、そういうのもないです。普段使っているスマホとほとんど同じ感覚で使えます。

対応機種

デュアルSIMを使うにはデュアルSIMに対応したスマホが必要です。

デュアルSIMに対応している機種

  • iPhone SE 第2世代 / 第3世代
  • iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
  • iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max
  • iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max
  • iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
  • iPhone XR / XS / XS Max

デュアルSIMで使うにはSIMロック解除が必要です。

SIMロックの解除の確認の仕方
iPhone → 設定 → 一般 → 情報 → SIMロック(ここがSIMロックなしになっていれば、SIMフリーまたはSIMロック解除済みです)

「SIMロックあり」と表示が出てきたら、SIMロック解除の手続きを行なってください。

auのAndroidスマホでデュアルSIM対応機種は少ない

auのAndroidスマホでデュアルSIMに対応しているのは、AQUOS wish、AQUOS sense6/6s、AQUOS zero6、Pixel 6/6a、Xperia Ace III、OPPO Reno7 A、Xperia 10 IVくらいです。

今のスマホがデュアルSIMに対応していなかったり、古い機種を使っている場合は、IIJmioへの乗り換えがおすすめです。

他社からIIJmioに乗り換える場合は、スマホが大幅割引で買えます。IIJmioのおすすめ機種なら全てデュアルSIM対応です。

auから格安SIMに乗り換えれば安くなる

auから格安SIMに乗り換えれば、8割くらいの人は毎月のスマホ料金は月1000円くらいになります。

データをかなりたくさん使う人だと、格安SIMにした場合でも月2000円〜3000円ほどになります。

デュアルSIMで格安SIMを2つ契約しても、片方を基本料0円のpovo2.0にすれば、格安SIMの料金も高くなりません。

基本料0円のpovo2.0を利用する(新規契約)

デュアルSIMを安く使う鍵は、基本料0円のpovo2.0を新規契約して利用することです。

格安SIMは安いですが、デュアルSIMにするために普通の格安SIMを2つ契約すると料金が少し高くなります。(それでもauよりかはだいぶ安いです・・)

そこで利用するのが基本料0円の格安SIM「povo2.0」です。povo2.0なら最低維持費用が月37円なので、デュアルSIMの片方として使うのに最適です。

povo2.0はauの電波を使っているので、もう片方はドコモ/ソフトバンク/楽天の電波を使っている格安SIMを選びます。

povo2.0の新規契約/乗り換えはこちら

povo1.0またはauからpovo2.0への変更はこちら

※ povoの申し込みにはアプリのインストールが必要

povo2.0のデメリットとメリット&料金プラン総まとめ

おすすめの乗り換え先とデュアルSIMの組み合わせ

通信障害対策にもなって、安く使える乗り換え先とデュアルSIMの組み合わせを紹介します。

おすすめのデュアルSIMの構成は、メイン回線(主回線)にIIJmio/LINEMO/ahamo/楽天モバイル/irumoのいずれかを乗り換えて、サブ回線(副回線)にpovo2.0を新規契約する構成です。

① IIJmio+povo2.0

デュアルSIM対応機種を持っていなかったり、古い機種を使っている場合は、IIJmioのタイプDとpovo2.0の組み合わせがおすすめです。

※ IIJmioのタイプDはドコモの電波を利用

IIJmio料金繰越
2GB月850円
5GB月990円
10GB月1500円
15GB月1800円
20GB月2000円

※ 繰越:余ったデータを翌月に繰り越せる

他社からの乗り換えならIIJmioでデュアルSIM対応機種をすごく安く買えます。

IIJmioのスマホおすすめ機種ランキング [2023年10月] 人気端末が大特価セール

注意:在庫切れの格安スマホは時刻未定で再入荷

他社からIIJmioに乗り換える場合、格安スマホが大幅割引で買えますが、在庫切れになっている場合があります。

IIJmioの格安スマホの在庫チェックと申し込み

在庫切れの場合、朝10時から昼12時の間に入荷することが多いです。

ステップ1:auからIIJmioのタイプD(ドコモ回線)に乗り換え
ステップ2:povo2.0を新規契約

注意点はIIJmioのタイプAのau回線を選択してしまうと、両方ともau回線の格安SIMになって障害対策として意味がありません・・。IIJmioはタイプDを選びます。

【契約中】IIJmioのデメリットと評判、ギガプランの総まとめ

povo2.0の物理SIM+IIJmioのデータeSIMという組み合わせ

デュアルSIM対応機種を持っている場合は、IIJmioのデータeSIMを利用すれば、さらに安く使えます。

※ IIJmioのeSIMはドコモの電波を利用

IIJmioのデータeSIM料金繰越
2GB月440円
5GB月660円
10GB月1100円
15GB月1430円
20GB月1650円

ステップ1:auからpovo2.0に乗り換え
ステップ2:IIJmioのデータeSIMを新規契約

注意点はpovo2.0で通信障害を起こした場合は、IIJmioのデータeSIMでネットができますが、電話や緊急通報ができなくなることです。

障害対策としては少し微妙ですが、障害時にネットが使えれば十分な場合に検討してみてください。

povo 2.0とIIJmioの併用で2GB月440円の作り方(5GB月660円)

② LINEMO+povo2.0

デュアルSIM対応機種を持っている場合で、LINEユーザにおすすめがLINEMOとpovo2.0の組み合わせです。

※ LINEMOはソフトバンクの電波を利用

LINEMO料金繰越
3GB (ミニプラン)月990円
20GB (スマホプラン)月2728円

LINEMOならLINEをデータ消費なしに使えて、20GBプランなら1000万種類以上のLINEスタンプが実質無料で使えます。

ステップ1:auからLINEMOに乗り換え
ステップ2:povo2.0を新規契約

【2023年10月】LINEMOのキャンペーン総まとめ!ミニプラン等のPayPay特典(過去情報も掲載)

LINEMOの2023年10月最新のキャンペーン情報をまとめます。LINEMOはキャンペーン特典をコロコロ変えるので、過去に申し込んだ人用のキャンペーン情報も残しています。

現在、LINEMOを契約すると最大11,940円相当のPayPayポイントがもらえるキャンペーンを実施中です。特典終了日は未定ですが、PayPayの付与条件が細かいので注意が必要です。

LINEMOの詳細と申し込みはこちら

【契約中】LINEMO(ラインモ)のデメリットと実際の評判&料金プラン総まとめ

③ ahamo+povo2.0

デュアルSIM対応機種を持っている場合で、スマホをたくさん使う人や海外によく行く人は、ahamoとpovo2.0の組み合わせがおすすめです。

※ ahamoはドコモの電波を利用

ahamo料金繰越
20GB+5分かけ放題月2970円
100GB+5分かけ放題月4950円

ahamoなら海外でも月20GBまで追加料金なしで使えます。

ステップ1:auからahamoに乗り換え
ステップ2:povo2.0を新規契約

ahamoの詳細と申し込みはこちら

ahamo(アハモ)の評判はデメリットだらけ?契約して料金プランと使い勝手を解説

④ 楽天モバイル+povo2.0

電話代を安くしたい場合、データをたくさん使う場合、月に使うデータ量が変わる場合は、楽天モバイルとpovo2.0の組み合わせがおすすめです。

※ 楽天モバイルは楽天の電波を利用

楽天モバイル料金繰越
3GB以下月1078円
3GB超〜20GB以下月2178円
20GB超〜無制限月3278円

楽天モバイルは実際に使ったデータ量で料金が変わる段階制プランです。楽天リンクを使えば無料で電話(国内通話)をかけられます。

楽天モバイルユーザなら楽天市場のポイントが最大3倍アップします。

ステップ1:auから楽天モバイルに乗り換え
ステップ2:povo2.0を新規契約

楽天モバイルの詳細と申し込みはこちら

楽天モバイルの評判とデメリット&楽天最強プラン総まとめ【実際に契約して評価】

楽天モバイルならデュアルSIM対応機種が割安に手に入れることもできます。楽天モバイルで販売している機種は全てデュアルSIM対応機種です。

楽天モバイルのおすすめ機種ランキングと端末評価[2023年10月]

⑤ irumo+povo2.0

irumo通常料金セット割繰越
0.5GB月550円月550円
3GB月1980円月880円
6GB月2640円月1540円

※ dカードで料金を支払わない場合、3GBと6GBは月187円値上げ

0.5GBプランは最大3Mbps制限。ドコモ光契約者ならセット割で3/6/9GBが安く使えて速度が速いです。困ったときはドコモショップで対面サポートがあります。

ステップ1:auからirumoに乗り換え
ステップ2:povo2.0を新規契約

irumoの申し込み(公式サイト)

irumo(イルモ)の評判とデメリット&不満な料金プラン総まとめ

おすすめではない組み合わせ

auの電波を使っている格安SIM:UQモバイル、JCOMモバイル、mineoのauプラン、IIJmioのタイプA、BIGLOBEモバイルのタイプA、LINEモバイルのau回線など

同じ電波を使っている組み合わせは障害対策としてほとんど意味がありません。

例えば、povo2.0とUQモバイルの組み合わせにすると、auが通信障害を起こすと両方とも死にます。

家族で契約は避けた方が良いかも?

家族で同じ格安SIMを契約する人が多いですが、通信障害を考慮すると、家族で同じ格安SIMを使うのは避けた方が良いかもしれません。

家族で契約するとワイモバイルが安く使えますが、ソフトバンクで通信障害を起こすと、家族全員全滅します。

povo2.0を併用すれば、そこまで神経質になる必要は少ないですが、障害対策としては家族で違う格安SIMを使うのが無難です。

デュアルSIMは地震対策にもなる

デュアルSIMは地震対策にもなります。小さい地震なら影響はありませんが、大きな地震になると通信障害が発生する可能性が高いです。

私が住んでいる場所は、2021年に少し大きな地震で停電したのですが、ソフトバンクのスマホは圏外になりました。

ドコモは電波がありましたが、速度が超低速に制限されてまともにネットが使えなくなりました。auと楽天モバイルは特に影響なく使えました。

そんな時でもデュアルSIMでソフトバンクの格安SIMとauの格安SIM(povo)を契約していれば、ソフトバンクが死んでも、povoでネットや電話が使えます。

巨大地震で全社死んでもデュアルSIMなら復旧が早い

いつかはくる大地震が来たら、全社大規模な通信障害が発生すると思います。

全社死ぬとデュアルSIMでも死んでしまいますが、デュアルSIMで2つ契約しておけば、どちらかが復旧すればスマホが使えるようになります。1つよりも、2つの方が使える可能性は2倍なのです。

1つのスマホ会社で100%万全にするのは無理です。クレームを入れたところで万全にはなりません。自分でデュアルSIMにして対策するのが、障害対策に最も有効な手段です。

※ 個人的にはデュアルSIMの本命は、通信会社のヘマではなく、地震対策です。。通信会社のヘマなら近くの人に助けてもらえるけど、大地震だとみんなそんな余裕ないし・・

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11 の口コミとコメント
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ken
ken
2022年9月9日 1:06 PM

お世話になります。・日本通信SIM+povo2.0の組合せについてメリット、デメリットは
いかがなものでしょうか
お忙しいところ恐縮ですが
ご教示のほど宜しくお願いいたします。

ken
ken
  格安SIMの管理人
2022年9月13日 12:52 PM

お忙しい中、ご回答ありがとうございました。
悪くなし。かなり良し(データー通信量少時)
通信品質(安定性)現在、未来、混雑時
受け入れられるか次第と理解いたしました。
ご教示ありがとうございました。

魔滅の剣
魔滅の剣
2022年7月11日 11:51 AM

自分のように、データは毎月20GBくらい使い、通話は月に10分未満
という場合、メインのデータはpovo2.0(150GBで実質月25GBが
2,163円)のeSIMで、サブ回線をOCNモバイルONEの月550円プラン
(足して月2,713円)もありですかね。

名無し
名無し
  魔滅の剣
2022年7月11日 3:03 PM

その条件と金額なら、メインをahamoでサブをpovoでも良いのでは・・・
メインがMVNOでも良いならIIJや日本通信とかならもう少し安くなりますね

SNAP
SNAP
2022年7月6日 11:49 AM

「povo2.0の物理SIM+IIJmioのeSIMという組み合わせ」について、教えてください。

povoの電話番号でLINEに登録した場合、
今回のようにKDDI回線に通信障害が発生しても、
データ通信をIIJmioに切り替えておけば、
LINEでの通話は問題なく
できるのでしょうか?

よろしくお願いします。

SNAP
SNAP
  格安SIMの管理人
2022年7月6日 2:05 PM

格安SIMの管理人 様
お忙しい中、ありがとうございました。

「povo2.0の物理SIM+IIJmioのeSIM」

「OCNモバイルONE+povo2.0」のいずれかをよく検討して、
導入するつもりです。

魔滅の剣
魔滅の剣
2022年7月5日 11:39 AM

管理人様、こんにちは。
現在メイン回線をUQモバイル、サブを楽天モバイルの
デュアルSIMで2か月ほど運用していますが、UQモバイルが
思ったより電波の安定性が良くない印象です。
LINEMOを半年使っていた頃とは比較にならないくらい、
速度の低下で繋がり難くなる事が多い。
楽天モバイルの無料期間リミットも迫っているので、
メインをLINEMOに出戻りするか、あるいはahamoにするかで
サブをpovo2.0にしようかな~と検討中です。

名無し
名無し
  魔滅の剣
2022年7月5日 3:07 PM

AU回線が弱い地域なんでしょうかね?
使用されている端末のAUバンド対応が薄い可能性もありますが、
デュアルSIMで使ってる方ならその辺りは確認済みでしょうし・・・

この際ahamoにして、4キャリアすべて経験されてみるのは如何でしょう?

魔滅の剣
魔滅の剣
  名無し
2022年7月7日 8:10 PM

こんばんは。
楽天モバイルも遠からず止めるつもりなので、現在通話
メインで使っている楽天LINKが使えなくなる事を考えると、
5分間かけ放題がついているahamoは有力候補です。

最終更新日 2023年8月14日 / 作成日 2022年7月5日
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