格安SIMとは何?格安SIMの基本的なこと

最終更新日 / 作成日 2015年3月17日 / 作成者 格安SIMとスマホ比較

格安SIM(かくやすしむ)について説明する前に、まず最初にSIMカードについて説明します。順々にわかりやすく説明していくので、最後まで読むと格安SIMの正体がすっきりわかると思います。

SIMカードの説明 → 格安SIMカードの説明+MVNOの説明 → 格安SIMの種類 → 格安SIMはなぜ安いのか?

SIMカード(シムカード)って何?

SIMカードとは携帯電話(スマートフォン)の中に入っている小さいチップのことを言います。

この1円玉よりも小さいのがSIMカードです。SIMカードは英語でSubscriber Identity Module Cardと言います。

携帯電話(iPhone)の中には下記のように入っています。SIMの取り出しピン(クリプでも可)を使って、スマホの側面の小さな穴にピンを差し込めばSIMカードを取り出せるようになっています。(またはスマホの機種によっては、バックカバーを外せばSIMカードを取り出せるようになっています)

SIMカードには契約者情報が保存されていて、その情報をもとに電話やネットができるようになっています。SIMカードには自分の電話番号が保存されているくらいで、基本的には重要な個人情報は保存されていません。

ただし、自分で設定すればSIMカードに電話帳を保存することができます。特に何もしなければ、SIMカードには電話帳は保存されません。

ちなみに、SIMカードを誰かに貸しても、自分のメールの内容が見られてしまったり、電話履歴やネット履歴が見られてしまうようなことはありません。あくまで、SIMカードは電話をしたりネットに繋げるための情報が保存されているだけです。

SIMカードとUSIM(UIM)カードの違い

USIMカードは英語でUniversal Subscriber Identity Module Card (汎用加入者識別モジュール)と言います。

SIMカードとUSIM(UIM)カードは基本的に同じものと考えて差し支えありません。SIMカードよりも情報を多く保存できるのがUSIM(UIM)カードです。現在使われているのはUSIM(UIM)カードですが、呼びにくいのでみんなSIMカードと呼び続けています。

SIMカードのサイズと呼び方

SIMカードは大きさによって3つの種類があります。

  • 一番大きなサイズの標準SIM
  • 中くらいの大きさのマイクロ(micro)SIM
  • 一番小さいナノ(nano)SIM

写真の1円玉の横にあるSIMカードのサイズはナノSIMです。スマートフォン用のSIMカードは、マイクロSIMまたはナノSIMが一般的なサイズになります。標準SIMは極一部のWiFiルーターに使われているくらいで、スマートフォンには基本的にはもう使われていません。

ドコモのスマホの製品ページを見ると、SIMカードのサイズがUIM表記になっている場合があります。

UIM = 標準SIM
miniUIM = microSIM
nanoUIM = nanoSIM

(通常の)SIMカードと格安SIMカードの違い

ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手携帯キャリアが提供しているSIMカードを(通常の)SIMカードと言います。

少し大雑把ですが、大手キャリア以外の携帯キャリアが提供しているSIMカードを格安SIMカードと言います。なぜ格安というのかというと大手キャリアと比べて月額料金が圧倒的に安いからです。

格安SIMカードをSIMカードと呼んでもいいですが、SIMカードと呼ぶだけでは大手キャリアのSIMカードなのか、格安SIMカードなのかわからないので、便宜上わかりやすくするために格安SIMカードと呼んで区別します。格安SIMカードだと少し名前が長いので、普通は省略して格安SIMと呼びます。

用語解説、格安SIMのサービスを提供している会社をMVNOと呼ぶ

MVNO(エムブイエヌオー)とは格安SIMのサービスを提供している会社(携帯キャリア)のことを言います。基本的にドコモやau、ソフトバンク等の大手携帯キャリア以外の携帯キャリアをMVNOと呼びます。MVNOは会社名ではありません。総称です。

MVNO(エムブイエヌオー)は英語でMobile Virtual Network Operator (仮想移動体通信事業者)と言います。

格安SIMを提供しているMVNOはたくさんあります。MVNOの楽天モバイル、MVNOのIIJmio、MVNOのOCNモバイルONE等。MVNOとつける意味はあまりないので、単に楽天モバイル、IIJmio、OCNモバイルONEと呼ぶのが普通です。

格安SIMのサービスを提供しているMVNOのリスト

MVNOは独自の回線を持たない代わりに、ドコモやau、そしてソフトバンクの回線を借りてスマホサービスを提供しています。

格安SIMの種類

格安SIMはサイズ、携帯電話番号の有無、回線の種類、VoLTE対応の有無により種類が異なります。

格安SIMのサイズ

格安SIMのサイズは前述しましたが、標準SIM、マイクロSIM(microSIM/miniUIM)、ナノSIM(nanoSIM/nanoUIM)の3つのサイズがあります。スマホの機種ごとに入れられる格安SIMのサイズが異なります。マイクロSIMに対応したスマホの場合は、マイクロSIMではないと入りません。ナノSIMも同じです。

ナノSIMでも200円程度の変換アダプターをつければマイクロSIMのサイズにすることができます。ただし、アダプターを付けたSIMカードをスマホに入れると取り出せなくなる可能性が少しあるので、アダプターは基本的に使わないほうがいいです。

SIMカードは2000円〜3000円程度で交換できますが、SIMカッターを使えば自分でマイクロSIMからナノSIMに小さくすることもできます。

格安SIMカードのサイズを変更する方法、マイクロSIM⇔ナノSIM

格安SIMの携帯電話番号の有無

格安SIMはインターネットだけができるデータSIMと、インターネットと電話ができる通話SIM(他の呼び名:音声SIM/音声通話SIM)の二種類があります。

070や080、090などの携帯電話番号を使って電話をしたい場合は通話SIMを使います。携帯電話番号が必要ではない場合は、データSIMを使います。

通話SIMとデータSIMの違いの詳細は、音声通話SIMとデータSIMの違いを参考にしてみてください。

データSIMには、SMS付きのデータSIMとSMSなしのデータSIMがあります。違いはデータSIMのSMS機能は付けるべき? 違いとセルスタンバイによる電池消費問題を参考にしてみてください。

SIMカードの用途、通話SIMからデータSIMへの変更、SMSなしのデータSIMからSMSありのデータSIMの変更、またはその反対に変更したい場合は、既存のSIMカードを解約して新しいSIMカードに交換する必要があります。

格安SIMの回線の種類

格安SIMは借りる回線によってドコモ系、au系、ソフトバンク系の格安SIMにわかれます。

大半のMVNOはドコモ系の格安SIMを提供しています。一部のMVNOでau系の格安SIMやソフトバンク系の格安SIMだけ提供していたり、ドコモ系とau系の2つの格安SIMを提供していたり、ドコモ系とソフトバンク系の2つの格安SIMを提供していたりします。

大きな違いは格安SIMの回線の種類によって、使えるスマホが異なることです。詳細はドコモ系とau系とソフトバンク系の格安SIMの違いと使えるスマホを参考にしてください。

格安SIMのVoLTE対応の有無

VoLTEに対応すると音声通話の音質が良くなります。大手キャリアはVoLTEに対応していますが、格安SIMではau系の格安SIMだけがVoLTEに対応しています(VoLTEに対応していないauの格安SIMを選ぶこともできます)。

SIMのサイズや、携帯電話番号の有無、回線の種類、VoLTEの有無、何を選んでいいのかわからなくなってしまったら、NifMoのキャンペーンまたは楽天モバイルのキャンペーンの格安スマホ(+通話SIM)を選んでしまってもいいかもしれません。格安スマホを選べば、手っ取り早く適切な格安SIMが一緒に付いてきます。

格安SIMはなぜ安いのか?

格安SIMはドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアと契約するのではなく、DMM mobile、楽天モバイル、OCN、IIJmioなどの大手キャリア以外の携帯キャリアと契約します。

今まで月7000円くらいかかっていたスマホ代が、格安SIMにすることで月2000円くらいに節約することができます。

多くの人が疑問に思うことは
「なぜ、こんなに安くなるの?」

主な答えはドコモやau、ソフトバンクがぼったくってるからです。格安SIMが安すぎるのではなく、ドコモやau、ソフトバンクが高すぎるんです。その証拠にドコモやau、ソフトバンクは毎年巨額の利益を出しています。

格安SIMは主にこの利益を削ることで、大幅に安い月額料金を実現させています。

格安SIMのメリットはお金をたくさん節約できることですが、デメリットもしっかり存在します。ただし、格安SIMのデメリットをちゃんと把握しておけば、8割〜9割の人が格安SIMで十分満足出来る結果になります。

格安SIMや格安スマホを検討する場合は、格安SIMのメリットとデメリットを一度は確認することを強くおすすめします。

「格安SIMはちょっと難しそう、面倒くさそう、よくわからない・・・・」

その気持ちはわかります。今まで大手キャリアが全てスマホの面倒を見てくれていました。プランの検討から、スマホの選択、何か不具合が出た時など手取り足取り面倒を見てくれました。それゆえに、毎月7000円も支払うんです。

格安SIMは一人で全て調べます。最近は格安SIMでも実店舗を構えていたりもしますが、割と当てになりません。粗悪なMVNOもあるので、ハズレをひかないためにも自分でちゃんと調べる必要があります。

面倒です。ただし、最初だけなんです。最初いろいろ調べて時間を使ってしまいますが、それさえ乗り越えれば、大手キャリアよりも段違いで月額料金が安くなるので、毎年5万円〜7万円くらい節約することができます。

このサイトで格安SIMに無事移れるように全力でサポートします。

格安SIMとスマホの比較サイトでは、格安SIMや格安スマホに関するいろいろな情報を網羅的に掲載しています。気になる記事は全部確認してしまうのもいいですが、肝になるのは下記の3つの記事です。

格安SIMのメリットとデメリットは必ず確認してください。ここさえ押さえておけば、格安SIMにして後悔してしまうことはほぼなくなります。次に、スマホを持っていれば格安SIMの選び方を参考にしてみてください。スマホを持っていない場合は、格安スマホとプランの選び方を参考にしてください。

この3つのページで格安SIMや格安スマホがかなりクリアになると思います。

その他の格安SIMや格安スマホ関連のお役立ち情報

格安SIMと格安スマホの比較と評価で一番詳しいサイト(評判と最新情報も随時更新中)

格安SIMと格安スマホの比較と評価のカテゴリ一覧
↑このページの先頭に戻る