arrows M04は2017年7月20日に発売された格安スマホです。arrows M04 PREMIUMは2017年10月23日にUQモバイルで発売された格安スマホです。
ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線の格安SIMで使うことができます。
発売当時から低性能な格安スマホでしたが、WebサイトやYouTubeを見るくらいなら今でもそれなりに使えます。
ーーー 以下2017年時点の情報 ーーー
arrows M04は2017年7月20日に発売された国産のSIMフリーのクソスマホです。
大手のITメディアサイトでは、洗剤で洗えて頑丈なスマホとして提灯(宣伝)記事を書いていますが、個人系のブログはほぼ全てネガティブ評価です。
格安SIMの管理人もarrows M04を否定します。理由はコスパが最悪だからです。
arrows M04は1年前に発売されたarrows M03の後継機ですが、最も重要なCPUの性能は向上していません。RAMも2GB、ROMも16GBのままです。
1年前に発売されたarrows M03でさえ、その当時からCPUが低性能ということでネックになっていたのですが、後継機であるarrows M04にその低性能CPUを搭載しています。価格は3万2800円ですが、1万9800円が妥当です。
2017年10月24日に、arrows M04の強化版、arrows M04 PREMIUMがUQ mobileから発売されました。価格は3万3700円でRAMが3GB、ROMが32GBに増量されました。通常版よりも少しまともになっていますがPREMIUM版でも微妙です。
目次
arrows M04とPREMIUM版の詳細スペック(性能)
arrows M04 | PREMIUM版 | |
---|---|---|
CPU | クアッドコア1.2GHz Snapdragon 410 (MSM8916) | |
RAM | 2GB | 3GB |
ROM | 16GB | 32GB |
ディスプレイ | 5インチ | |
解像度 | 720×1280 | |
カメラ | 背面1310万画素/前面500万画素 | |
電池容量 | 2580mAh | |
サイズ | 144 × 71 × 8.0mm | |
重さ | 148グラム | |
連続待受 | LTE 640時間 | |
価格 | 3万2800円(MVNO価格) | 3万3700円(UQ限定) |
Android 7.1、SIMフリー、防水防塵、おサイフケータイ対応、テザリング対応、ワンセグ対応、外部マイクロSD(最大256GB)、ナノSIM、auのVoLTE対応、緊急地震速報・津波速報・災害・避難情報(Jアラート)対応
arrows M04とPREMIUM版が使える格安SIMのまとめ
arrows M04の対応バンド
・LTE: Band1/3/8/19/26
・3G: Band1/5/6/8/19
arrows M04 PREMIUMの対応バンド
・対応バンド不明。arrows M04と同じだと思いますが、確定情報はありません。UQ独占販売なのでほぼ確実にau回線のバンド1,18,26には対応しています。
PREMIUM版が実際に何のバンドを掴んでいるかアプリで調べたところ、LTEのバンド1,3,19を掴むことができました。3GはBand1を掴んでいました。
arrows M04とPREMIUM版はドコモ回線の格安SIM、ソフトバンク回線の格安SIM、au回線の格安SIM(マルチSIM)で使えなす。
SIMのサイズはナノSIM、またはマルチSIMです。
格安SIMを持っていない場合は、下記のキャンペーンを参考に格安SIMを選ぶことをオススメします。通信速度を重視する場合は、格安SIMの速度ランキングの記録を参考にしてみてください。
おすすめの格安SIM:UQ mobile(au回線)
UQ mobileの特徴:通信速度が超速く、余ったデータの繰越あり、低速はプランSは300kbps、プランMは1Mbpsです。
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UQモバイルは速度が超速いので、いつでも快適にスマホが使えます。
UQモバイルのキャンペーンの詳細 / UQモバイルの格安スマホのおすすめランキング
UQ mobileの公式サイト(最大1万円キャッシュバック)
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おすすめの格安SIM:BIGLOBEモバイル(ドコモ回線/au回線)
BIGLOBEモバイルの特徴:月3GB以上のプランなら、月480円のオプション料金でYouTubeやAbemaTVをデータ消費なしに見れます。
BIGLOBEモバイルでは月額料金は初月無料です。
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初期費用&税込で・・・
・Redmi Note 9S:7649円
・AQUOS sense4:1万9793円
・iPhone SE 第2世代:3万3653円など
かなりお得に手に入ります(データSIMは対象外)。キャンペーン終了日は未定です。
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おすすめの格安SIM:LINEモバイル(ドコモ回線/au回線/ソフトバンク回線)
LINEモバイルの特徴:ソフトバンク回線の速度なら速度が速く、オプション料金でTwitter、Facebook、インスタグラムをギガ消費なしで使えます。
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2017年発売時のarrows M04の性能レビュー
ここではまず最初に通常版のarrows M04の評価を行います。PREMIUM版の評価はarrows M04 PREMIUMの評価にて記載しています。
超ざっくり評価してしまえば、arrows M04は高齢者向けの格安スマホです。
arrows M04は電池持ちが結構良く、防水防塵、ワンセグに対応していて、おサイフケータイにも対応しています。衝撃に強くなっているので、落としても壊れにくく、汚れても洗剤で洗うことができます。
このように付加価値は高いのですが、肝心のベースになる価値(CPUやRAM、ROMの性能)が相当低いです。
arrows M04の最大の問題:低性能すぎる
CPUはスマホの脳みそにあたります。基本的にCPUの性能が良ければ良いほど、スマホがサクサク動きます。
ある程度のCPUの性能があれば、たいていの操作はサクサク動くのですが・・、arrows M04はある程度の性能もありません。
arrows M04のCPUはクワッドコア1.2GHz Snapdragon 410を使っています。
このCPU、1年前でも時代遅れのCPUです。格安スマホの性能は日進月歩で向上してますが、1年前でも低性能なCPUをarrows M04は搭載してしまっています。
低性能と言っても、Webサイトを見るくらいなら普通に使えます。メールの送受信も特に問題ありません。ただし、いろんなアプリを使い始めると反応の鈍さが現れてくると思います。
高齢者なら、低性能なスマホでも特に問題なく使えるLINEやメール、Webサイト(ニュース)等の利用が主だと思うので、arrows M04でも特に問題はないと思います。
スマホを普通程度に使う一般ユーザだと後悔することになります。少しでもゲームをするような場合は、arrows M04は低性能過ぎるので避けたほうがいいです。
arrows M04のAntutuのスコアはPREMIUM版のAntutuスコアを参考にしてみてください。
とにかく割高なので、誰にもすすめられない
スマホのライトユーザならarrows M04を買っても良いかというと、価格が高すぎなのでオススメではありません。
arrows M04はMVNOで買うと3万2800円、家電量販店で買うと3万6300円程度です。arrows M04の性能から考えと、妥当な価格は1万9800円です。
arrows M04以外の選択肢
arrows M04を買うくらいなら、CPUの性能が1.7倍くらい良くて、RAMも3GB、ROMも32GB、そして指紋認証も付いているAQUOS sense/liteを買った方が絶対良いです。
arrows M04の利点:泡で洗える
提灯記事を書いているサイトでは、必死に泡で洗えるとarrows M04を宣伝しています。
今までの防水スマホは洗剤で洗えなかったのかというと、そうでもないです。液体洗剤くらいならよく洗い流せば大丈夫です(穴の空いているマイク周辺とかは避ける感じで)。石鹸みたいな固形洗剤だと目詰まりを起こすのかなくらいです。
油仕事でスマホがベタベタになることが多い場合、気軽にガシガシ洗剤で洗える、洗剤対応の防水スマホの方が無難な感じです。
arrows M04の利点:衝撃に強い
最近のスマホは衝撃に弱いです。スマホを落とすと、割と簡単に画面が割れてしまいます。
arrows M04ならかなり頑丈に作られています。おそらくスマホの中でもトップクラスの堅牢性を誇ります。ただし、壊れやすいスマホであっても、ちゃんとした保護ケースに入れて使えば衝撃にかなり強くなります。
AQUOS sense liteなら耐衝撃にも対応しています。(耐衝撃性能はarrows M04よりも少し劣ります)
ワンセグに対応
ワンセグに対応していると、スマホでテレビを見ることができます。
一言にワンセグといっても、スマホに録画できるものとできないものがあります。大体のスマホは録画できますが、arrows M04は録画できません。
arrows M04以外にもワンセグに対応していて格安SIMでも使えるスマホがあります。詳細はワンセグとフルセグは見れる格安スマホと白ロムのまとめを参考にしてみてください。
おサイフケータイに対応
arrows M04はおサイフケータイに対応しています。
電池持ちは結構良い
旧モデルのarrows M03は電池持ちが結構良いスマホなので、ほとんど同じ性能のarrows M04も同様の電池持ちが期待できます。
ドコモ回線とau回線の両方の格安SIMで使える
arrows M04はドコモ回線とau回線の両方の格安SIMで使えます。(あとソフトバンク系の格安SIMでも使えますが、選択肢がほとんどないので無視します)
注意点は、au系の音声通話機能つきの格安SIM(通話SIM)を使う場合は、VoLTE対応SIMを選ぶ必要があります。VoLTEに対応していないSIMを選んでしまうと、au系の通話SIMでは通話やSMSができなくなります。
親切なガイドブック付き
たいていの格安スマホは使い方を記載した薄っぺらい紙が入っていますが、arrows M04にはarrows M03と同じようなかなり親切なガイドブックが入っていました。
arrows M03のガイドブック
こういうのところが日本製だなーと思います。スマホ初心者でも優しくスマホの使い方に慣れると思います。
その他のポイント、カメラ性能、GPSの精度、指紋認証なし等
arrows M04のカメラ性能
arrows M04のカメラは1310万画素です。arrows M03も同じ画素数なので、おそらく同じカメラの実性能になっています。
スマホのカメラ性能は画素数だけではさっぱりわからなくなっています。画素数が多ければ、綺麗な写真が撮れるというわけではありません。arrows M03のカメラの実性能は悪くはないけど、良くもないレベルです。arrows M04も同じような実性能になっていると思われます。
下記のページでarrows M04 PREMIUMとAQUOS senseなどの格安スマホでビックマックセットの写真を撮ってみたので、どんな写真が撮れるかの参考にしてみてください。
ビックマックセットで格安スマホのカメラの性能テスト、AQUOS sense/lite、arrows M04 PREMIUM、Mate 9
arrows M04のGPSの精度
GPSの精度はarrows M03は普通程度のGPSの精度になっているので、ほぼ同性能になっているarrows M04も普通程度の精度になると思われます。実使用で心配する必要はほとんどない程度の精度になります。
格安スマホと白ロムの位置情報(GPS)の精度の詳細とテスト結果
arrows M04はジャイロを搭載しています。
arrows M04は指紋認証を搭載していない
2016年以降は、ほとんどのスマホで指紋認証を搭載しているのですが、arrows M04は指紋認証を搭載していません。
泡で洗えるとかいっている前に、指紋認証を搭載すべきです。日本のSIMフリーのスマホメーカーは何で頑なに指紋認証を搭載しないのか理解できません。
※ 2017年11月に発売されたAQUOS sense/liteでようやく指紋認証が搭載されました。
arrows M04の本当に必要だった性能と価格
CPUはSnapdragon 430(オクタコア1.4GHzx4+1.1GHzx4)、RAM3GB、ROM32GB、指紋認証搭載、防水、おサイフケータイ、ワンセグ、耐衝撃、5インチ、電池容量3000mAh、価格3万2800円(最高でも万7000円)
これがarrows M04に必要だった性能と価格だと思います。コスト的に難しいようなら、ワンセグを切り捨てる。
arrows M04の製品ページには、安心の日本製、快適な毎日をサポートとか意味不明なことを書いていますが、最近は日本製は詐欺の代名詞だと思うようになってきました。
安心とか語っといて、肝心のAndroidのアップデートしないんです。安心を語るなら、せめて一回くらいOSをアップデートしろよ、この国産クソメーカー。
2017年発売時のarrows M04 PREMIUMの性能レビュー
arrows M04 PREMIUM(以下、PREMIUM版)の評価を行います。
通常版とPREMIUM版の違いはRAMとROMの容量です。
通常版:RAM2GBでROMは16GB
PREMIUM版:RAM3GBでROMは32GB
他には通常版の価格は3万2800円なのに対して、PREMIUM版はUQ mobileの独占販売で価格は3万3700円です。
PREMIUM版はUQ mobileから借りることができたので、実機テストの結果を掲載しながら評価を行なっていきます。
PREMIUM版のAntutuスコア
PREMIUM版のCPUもSnapdragon 410(クアッドコア1.2GHz )を使っています。
Antutuスコア(v6.2.7)
Antutuのスコアが高いほど、スマホの性能が良いことを意味しています。
PREMIUM版のAntutuスコアは27,582でした。このスコアのうち、とりわけ3Dのスコアが悪いです。最近の2万円〜3万円くらいの格安スマホの3Dのスコアは10,000くらいですが、PREMIUM版の3Dスコアは1723しかありません。
3Dを少しでも使うゲームはあきらめたほうがいいです。ちなみにポケモンGOはできましたが、しばらくするとタップが反応しなくなってしまいました・・。
2020年版:超ざっくりしたCPUの性能表(SoCの性能) | |
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超高性能 | Snapdragon:SDM845、SDM855、SDM865 Kirin:Kirin990 iPhone:XR、XS、XS Max、SE 第2世代、11、11Pro、11Pro Max、12、12mini、12Pro、12Pro Max |
高性能 | Snapdragon:SDM730、SDM730G、SDM720G、SDM765G、SDM835 Kirin:Kirin970、Kirin980 iPhone:8、X |
比較的高性能 | Snapdragon:SDM662、SDM665、SDM660、SD820、SDM670、SDM675、SDM710 Kirin:Kirin950、Kirin955、Kirin960、Kirin810 iPhone:7 |
普通性能 | Snapdragon:SD630、SDM632、SD650、SDM636 Kirin:Kirin710 Galaxy:Exynos7904、Exynos7885 iPhone:6s、SE 第1世代 |
低性能 | Snapdragon:SDM450、SD625、SDM439 Kirin:Kirin650、Kirin655、Kirin658、Kirin659 Galaxy:Exynos7884B iPhone:5s、6 |
最底辺 | Snapdragon:SD400、SD410、SD430、SD435 |
※ 右に行くほど高性能
スマホをあまり使わない場合は低性能のCPUでも十分に使えます。
スマホを普通程度に使う場合は普通性能のCPUでも普通に使えます。一般的なゲームなら普通性能でも遊べます。
スマホを人よりも少し多く使う場合は比較的高性能以上を選びます。スマホがよりサクサク動くようになります。重い3Dゲームが好きな場合は高性能以上を選びます。
スマホをたくさん使う場合で常にヌルヌルサクサク使いたい場合、またはゲーム性能を最重視する場合は超高性能を選びます。
PREMIUM版のRAMとROM
PREMIUM版のRAMは3GB、ROMは32GBです。ROMの容量は良いのですが、PREMIUM版のCPUは低性能なのでRAMが3GBあってもあまり意味がありません。
PREMIUM版のRAMの使用量
特に何もしていない起動時は0.96GB使っていて、1.9GBの空きがあります。最近の格安スマホは起動直後でもRAMを1.3GBくらい使っていたりするので、PREMIUM版は節約傾向です。
ただ、CPUは脳みそに相当して、RAMは勉強机の広さに相当します。CPUが低性能なので、机が広くても頭悪いのでほとんど意味がありません・・。PREMIUM版のCPUではRAMは2GBで十分です。
PREMIUM版のROMの空き容量
最初の状態のROMの空き容量は22.91GBでした。
デフォルトでインストールされているアプリを更新した状態のROMの空き容量は21.81GBになりました。
通常版はROMが16GBで空き容量は7GB程度になるので、PREMIUM版なら空き容量は21GBちょっとで3倍になります。この点はかなり評価できます。
PREMIUM版のカメラの実性能
ビックマックセットを買ってきて、arrows M04 PREMIUMとAQUOS sense、それと見本としてMate 9で写真を撮ってみました。ざっくり評価してしまうと、arrows M04 PREMIUMのカメラは妥協して使うもの、AQUOS senseは普通レベルといった感じになりました。
下記のページでビックマックセット、ビックマック単体、ポテト、いつものリンゴの写真を撮って比較してみたので、arrows M04とarrows M04 PREMIUMのカメラ性能の参考にしてみてください。
ビックマックセットで格安スマホのカメラの性能テスト、AQUOS sense/lite、arrows M04 PREMIUM、Mate 9
PREMIUM版に含まれるもの、外観、かんたん操作ガイド
PREMIUM版に含まれるもの
arrows M04 PREMIUM、追加のSIMスロット、かんたん操作ガイドなどの冊子
PREMIUM版のかんたん操作ガイドの内容
スマホ初心者でもわかりやすい解説になっています。
PREMIUM版の外観
特にこれ!という感じではありませんが、落としても壊れにくそうな形になっています。赤色も良い感じ。赤色はPREMIUM版の限定色です。
高齢者用の設定
arrows M04 PREMIUM → 設定 → 壁紙・画面 → ホーム画面切替 → ホーム かんたんセット
高齢者用のホーム画面
カメラやアルバムなどの代わりに、よく使うアプリ(テレビ等)を登録することもできます。ちなみにCosmoSiaはメールアプリです。よく電話する相手を登録(上記の例では‘子供’)して、ボタン一つで電話をかけることもできます。
メニュー
こんな感じに簡単に高齢者用のホーム画面やメニュー画面にすることができます。
UQ独占販売だけどドコモ回線の格安SIMでも使える
arrows M04 PREMIUMはUQ mobileの限定販売ですがSIMフリーです。
au回線の格安SIM(VoLTE用SIM/マルチSIM)なら問題なく使うことができます。
ドコモ回線の格安(IIJmioのタイプD)を入れて試してみたところ、データ通信と音声通話も問題なくできました。LTEバンドのバンド1/3/19を掴んでいました。WCDMA(3G)バンドはバンド1を掴んでいました。
PREMIUM版のまとめ
PREMIUM版はROMが32GBあるので、通常版よりはまだまともです。ただ、それでも普通の人が使うにはCPUの性能が低すぎます。
高齢者用のスマホを探しているなら、選択肢の中に入れても良いと思います。高齢者は国産というだけで喜ぶ傾向があります。もはや国産=安心という等号は成り立っていないのですが、中華スマホを渡して不満に思われるくらいなら、国産を投げ込みましょう。
arrows M04/PREMIUM版は、国産への安心感(?)、壊れにくい、水の中に落としても大丈夫、そしてテレビも見れます。ゲームなんかやりそうにない高齢者なら適材適所です。
2017年発売時のarrows M04とPREMIUM版の評判
このサイトではarrows M04とPREMIUM版は高齢者に押し付けようというスタイルになりました。
適材適所という言葉で逃げますが、本音は下記になっちゃいます。
何が日本製だから安心なんだ。いつから日本製はクソの代名詞になったんだ。もしかして、arrows M04のようなクソスマホしか作れない実力が今の日本の姿なのか・・?
大手のITメディア系のサイトだと、arrows M04は泡で洗えて、頑丈でおすすめとか意味不明な感じの評価をしていますが、こういうのは、おそらくシガラミ(広告)でクソって言えないんだと思います。
大半の個人サイトも、表現の差異こそありますが、arrows M04はネガティブ評価になっています。arrows M04を好意的に評価しているサイトは、ユーザのことを考えてない、かなりやばいサイトだと思います。(もしくは単純にスマホのカタログ性能も読み取れない人が書いている
ということで、arrows M04とPREMIUM版は頭痛のするスペックになっていますが、相手が高齢者ならなんとかなります。もしくは、子供にスマホを持たせたいけどゲームはあまりやらせたくない場合なども良いかもしれません。
その他の格安SIM用のおすすめのスマホ
格安スマホのおすすめ機種ランキングでは、主に端末の選び方(スマホの性能や評価)を中心に説明しています。
- AQUOS sense4
- 防水とおサイフケータイ対応で電池持ちが超良く高性能です。3万3000円、5.8インチ、CPU SDM720G、RAM4GB、ROM64GB、カメラ1200万画素(F値2.0)+超広角1200万画素(F値2.2)+望遠800万画素(F値2.4)、重さ176g、電池容量4570mAh
- Redmi Note 9S
- コスパ最高の格安スマホです。2万2545円、6.67インチ、CPU SDM720G、RAM4GB、ROM64GB、カメラ4800万画素(F値1.19)+超広角800万画素(F値2.2)+マクロ200万画素+深度200万画素、重さ209g、電池容量5020mAh
- OPPO Reno3 A
- コスパの良い比較的高性能な防水・おサイフケータイ対応スマホです。電池持ちもかなり良く、カメラ性能も良いです。3万6181円、6.44インチ、CPU SDM665、RAM6GB、ROM128GB、カメラ4800万画素(F値1.7)+超広角800万画素(F値2.2)+ポートレート200万画素+200万画素、重さ175g、電池容量4025mAh
- iPhone SE 第2世代
- 4万4800円で買える超高性能なiPhoneです。コンパクトで防水・おサイフケータイに対応。4.7インチ、CPU A13 Bionic、RAM3GB、ROM64GB(128GB版は4万9800円)、カメラ1200万画素(F値1.8)、重さ148g
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