Xiaomi 14 Ultraを買ったのでレビューします!
カメラ性能を最重視する場合はかなりおすすめの機種ですが、カメラ性能を重視する程度の場合はあんまおすすめではないです。
スマホとしての完成度よりも、カメラとしての完成度を求めたのがXiaomi 14 Ultraなのです。
フォトグラフィーキットの撮影用グリップを装着すれば、片手で写真をパシャパシャ撮れる。ライカ監修の最高性能のカメラで簡単に雰囲気のある写真が撮れる。ズーム性能も最高
普通のスマホと比べて、Xiaomi 14 Ultraは明らかに写真撮影が楽しくなる。その反面、デカい、重い、価格が高いです。加えて、普段使いのスマホとして覚悟が必要です。
通勤通学時にXiaomi 14 Ultraを使っていると、カメラがでかい謎の人物になれる。レンズ保護フィルターを装着するとかなりゴツくなる。ポケットに入るけど、ポケットに入れるの?みたいな違和感がある。
そんなXiaomi 14 Ultraを徹底レビューします。20万円もしたので、私は7年くらいXiaomi 14 Ultraを使い続けるつもりです。
IIJmioのスマホ大特価セールでは、乗り換えならXiaomi 14 Ultraが179,800円です(SIMの契約が必要)。2024年7月31日までのキャンペーンセールです。
IIJmio実質価格:183,533円
(乗り換え価格179,800円+事務手数料3,300円+SIM発行手数料433円)
格安スマホおすすめ機種ランキングと性能比較【2024年6月】
Xiaomi 14 Ultraの自腹レビューの目次
- 最高のカメラスマホはどれ?
- Xiaomi 14 Ultraの詳細スペック
- できるだけ安く購入する方法
- Xiaomi 14 Ultraのカメラで写真を撮ってみた!素人でも簡単に雰囲気のある写真になる
- フォトグラフィーキットはとても良いが、撮影用グリップに問題点
- 最大のデメリットは電池持ちの悪さ、その対策
- 6.73インチで大きくて重くて、カメラの出っ張りも大きい
- ライカ監修の最高性能カメラの詳細
- おすすめのカメラフィルターはどれ?NDとPLフィルターって何?
- 測位衛星(GPSなど)をたくさん掴む
- Android OSを最大4回までアップデート?(Android 18まで対応?)
- おサイフケータイ非対応、NFCは使えるのでマイナポータル対応?
- 通話録音はデフォルトのスクリーンレコーダーで可 (電話アプリでの録音はマズい)
- プレミアムサービスの詳細:Google One 半年無料、1回画面割れ保証、2年保証
- コメントと実体験を書き込む (口コミ13件)
最高のカメラスマホはどれ?
最高のカメラスマホの候補は、Xiaomi 14 Ultra、Galaxy S24 Ultra、iPhone 15 Pro/Pro Maxです。※2024年5月時点。vivoなどの海外輸入品は除く
512GBモデルの場合、価格は全て約20万円です。Galaxy S24 Ultraはスマホとしての完成度が高く、iPhone 15 Pro/Pro MAXはエコシステム(豊富なアクセサリ、修理、バックアップ等)に優れています。
Xiaomi 14 Ultraはスマホとしての完成度はGalaxy S24 Ultraよりも劣りますが、カメラに特化したのがXiaomi 14 Ultraです。
私が20万円もするXiaomi 14 Ultraを買った理由
できるだけ良い感じの写真を撮りたい
私がスマホで一番使っている機能はカメラです。
Twitterに投稿したりブログに載せたりと、スマホで写真を割と撮っていたりします。
今後は外でウロウロして写真を撮る機会が増えていくと思うので、できるだけ良い写真が撮れるスマホが欲しいのです!
デジカメや一眼レフを持ち歩きたくない
高価格帯のデジカメやデジタル一眼レフやミラーレスのほうが、良い感じの写真を撮れる気がするけど、重くて邪魔になるので持ち歩きたくないのです。
今までの人生で買った中で一番後悔したのはニコンのデジタル一眼レフです。15万円くらいしましたが、重くて邪魔で5,6回で使わなくなってしまいました・・。(切腹もの)
Xiaomi 14 Ultraは一般的なスマホと比較すると重いですが、所詮はスマホです。デジタル一眼レフを持ち歩くことと比べたら天国です。
それとスマホなら撮った写真をすぐにTwitterに投稿したり、簡単にGoogleフォトなどにアップロードできるのが良いです。私は楽なのが好きなのです。
カメラユニットがでかい
左がXiaomi 14 Ultra、右はMate 20 Proです。両方ともLeica監修カメラですが、Xiaomiのカメラユニットの存在感は半端ないです。
2024年時点で、日本で販売しているスマホの中でカメラユニットが一番でかいと思う。カメラユニットがでかいんだから、カメラ性能も当然良いはずだ!(脳筋思考)
ここまでくるとカメラ機能が付いたスマホではなく、スマホ機能が付いたカメラです。
撮影用グリップで写真を撮りやすい
Xiaomi 14 Ultraは撮影用グリップで片手で写真を撮れます。ホールド感がよくて、片手でストレスなしで写真を撮れるのはすごく良いですよ。
普通のスマホだとスマホの電源を押して、両手で持って、カメラアプリをタップして、必要に応じて画面をタップしてフォーカスを合わせて、画面内のシャッターボタンをタップする。面倒です。。(機種によってはカメラが起動する物理ボタンを設定できる場合も
Xiaomiなら片手でシャッターボタンを長押しすると、スマホが起動するとともにカメラも起動して、半押しするとフォーカスして、普通に押すと写真が撮れます。簡単にすぐ撮れるので、写真を撮るのが楽しくなります。
Xiaomi 14 Ultraの詳細スペック
Xiaomi 14 Ultraの中身:スマホ本体(保護フィルム貼り付け済み)、保護ケース(硬いプラスチック)、90W急速充電器、充電ケーブル、SIMピン、フォトグラフィーキット(専用ケース、、撮影用グリップ、67mmフィルターアダプターリング、デコレーションリング2つ)
性能 | Xiaomi 14 Ultra |
---|---|
CPU | Snapdragon 8 Gen3 |
RAM | 16GB LPDDR5X (追加で最大8.0GBのメモリ拡張可) |
ROM | 512GB UFS 4.0 |
処理能力 | Antutu V10:1,966,240(GPU 830,538) Geekbench 6:シングルコア 2,277 / マルチコア 6,881 PCMark:Work3.0:16,138 3DMark ・Wild Life Extreme 4975 (FPS 29.79) ・Solar Bay:8,495 (FPS 32.30) |
ディスプレイ | 6.73インチ / 有機EL / Xiaomi Shield Glass (旧モデルの10倍の落下耐性) / リフレッシュレート120Hz / 最大3000nit |
解像度 | 3200 x 1440 WQHD+、画面比率20:9 |
メインカメラ | 5000万画素 / F値1.63〜4.0の無段階可変絞り / センサーサイズ1インチ / 8Pレンズ / ピクセル幅0.8um(3.2um 4 in 1 スーパーピクセル) / 光学手ぶれ補正(OIS) / LYT-900 |
超広角カメラ | 5000万画素 / F値1.8 / センサーサイズ1/2.5インチ / 0.5倍ズーム(12mm相当の焦点距離) / 5cmマクロ撮影 / 7Pレンズ / ピクセル幅0.7um / 光学手ぶれ補正(OIS) / IMX858 |
望遠カメラ(フローティング) | 5000万画素 / F値1.8 / センサーサイズ1/2.5インチ / 光学3.2倍ズーム(75mm相当の焦点距離) / 10cmマクロ撮影 / 6Pレンズ / ピクセル幅0.7um / 光学手ぶれ補正(OIS) / IMX858 |
望遠カメラ(ペリスコープ) | 5000万画素 / F値2.5 / センサーサイズ1/2.5インチ / 光学5倍ズーム(120mm相当の焦点距離) / 30cmマクロ撮影 / ピクセル幅0.7um / 光学手ぶれ補正(OIS) / IMX858 |
動画撮影(背面) | 8K 動画撮影(30fps) 4K 動画撮影(24fps、30fps、60fps、120fps) 1080p HD動画撮影(30fps、60fps) 720p HD動画撮影(30fps) 最大4Kのウルトラナイトビデオ(24fps) |
前面カメラ | 3200万画素 / F値2.0 / センサーサイズ1/3.14インチ / 電子手ぶれ補正 |
動画撮影(前面) | 4K 動画撮影(30fps、60fps) 1080p HD動画撮影(30fps、60fps) 720p HD動画撮影(30fps) |
電池容量 | 5000mAh / 最大90Wの急速充電(33分で100%充電) / 最大80Wのワイヤレス充電 / リバースワイヤレス給電 |
サイズ | 161.4 × 75.3 × 9.2mm |
重さ | 219.8グラム |
本体カラー | ホワイト / ブラック |
対応バンド | 5G: n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 20 / 28 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 77 / 78 / 79 4G: B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 38 / 40 / 41 / 42 / 48 / 66 3G: 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 |
VoLTE対応 | ドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイルの全てのVoLTEに対応 |
発売日 | 2024年5月11日 |
価格 | 定価199,900円 (定価22,000円のフォトグラフィーキット込みの価格) |
製品情報 | メーカーの製品ページ |
防水 ◯ | おサイフケータイ × | 指紋認証 ◯ (ディスプレイ内蔵) | 顔認証 ◯ | 5G ◯ | eSIM × | デュアルSIM ◯
Android 14、SIMフリー、USB Type C 3.2 Gen 2対応、Bluetooth 5.4、Wi-Fi 7、GPS(L1+L5)、Galileo(E1+E5a)、GLONASS(G1)、Beidou、NavIC(L5)、デュアルスピーカー
デュアルSIM:ナノSIMx2枚 (DSDV対応)
主な非対応機能:マイクロSDカード、イヤフォンジャック、eSIM、おサイフケータイ
Antutuスコア約200万(GPUスコア83万)ですごく発熱する
Xiaomi 14 UltraのAntutuスコア(v10)は1回目1,966,240(GPU:830,538)、2回目1,759,782(GPU:724,823)になりました。
超高性能なので何でもサクサク動くスコアです。ただし、発熱と電池消費が大きいです。1回目で46.1度まで発熱して、発熱状態で2回目を回したところ最大52.8度まで発熱しました。電池消費は2回で13%です。
同じテストをしたPixel8aだと、1回目は1,000,838(GPU:387,602)、2回目は763,915(GPU:320,704)、発熱は最大41.1度、電池消費は2回で5%です。
高負荷な重いゲームなどをすると、Xiaomi 14 Ultraは発熱と電池消費で酷いことになるかもです。
Geekbench 6のベンチマークスコア
Xiaomi 14 UltraのGeekbench 6のベンチマークスコアは、シングルコア2,277、マルチコア6,881です。Geekbench 6のGPUスコアは14,463でした。
3DMarkのベンチマークスコア
Xiaomi 14 Ultraの3DMarkのベンチマークスコアは下記になりました。
- Wild Life Extreme:4,975 (FPS:29.79)
- Solar Bay:8,495 (FPS:32.30)
PCMark3.0のベンチマークスコア
Xiaomi 14 UltraのPCMark3.0のスコアは、16,138です。リフレッシュレートを60Hzに制限すると13,152に低下しました。
使える格安SIM(楽天モバイルなど対応)
Xiaomi 14 Ultraは楽天モバイル、ワイモバイル、UQモバイル、povo、LINEMO、ahamo、irumo、IIJmio、mineoなど、全ての格安SIMで使えます。
eSIMは対応していないので、物理SIMのナノSIMを使う必要があります。DSDV対応でSIMカードは2枚使えます。
個人的には楽天モバイルとLINEモバイル(ソフトバンク回線)を入れて使っています。
ただし、Xiaomi 14 Ultraを楽天モバイルで使う場合、ETWS(緊急速報)に対応していない可能性があります。心配な場合はYahoo!防災速報をインストールしておくと安心かもです。
できるだけ安く購入する方法
Xiaomi 14 Ultraは定価199,900円です。定価22,000円のフォトグラフィーキット込みの値段です。
フォトグラフィーキットなし版は販売されていません。キット込みで一律199,900円です。
価格は同じでもポイント還元で少しだけ割安に買えるお店があります。2024年5月時点でヨドバシカメラは4%還元、ビックカメラは1%還元(販売終了)、Amazonはポイント還元なしです。
IIJmioに乗り換えなら179,800円、乗り換えなくても実質184,800円
IIJmioではXiaomi 14 Ultraを194,800円で販売しています。他社からIIJmioに乗り換える場合は、キャンペーンで179,800円で買えます。
※ IIJmioに乗り換える場合は初期費用3,300円、SIM発行手数料でドコモ回線は433円(タイプD)、au回線は446円(タイプA)がかかります
IIJmioのXiaomi 14 Ultraをの詳細と申し込み
IIJmioのスマホおすすめ機種ランキング [2024年6月] 人気端末が大特価セール
楽天市場をあまり使わない場合は、IIJmioでXiaomi 14 Ultraが最安
IIJmioで端末のみ購入する場合(フォトグラフィーキット込み)は一括194,800円ですが、10,000円分のギフト券がもらえるので、実質184,800円で買えます。
楽天市場をあまり使わない場合は、IIJmioでXiaomi 14 Ultraを買うのが最安です。
※ 10,000円のギフト券はAmazonギフトコードなどに交換できます
楽天市場のシャオミ公式サイトでポイント還元
私は楽天モバイル民なので、楽天市場でXiaomi 14 Ultraを買いました。
楽天市場のお買い物マラソンと合わせて購入したので、ポイント還元は15,000ポイントくらいになりました。
楽天市場:Xiaomi 14 Ultra 【Photography Kit プレゼント】
Xiaomi 14 Ultraのカメラで写真を撮ってみた!
※ 画像をタップするとオリジナルの画像になります
下記はデータ消費量を抑えるために、圧縮して少し劣化した画質(100KB程度)で表示しています。画像をタップすると劣化していないオリジナルの画質(10MB)を表示できます。
その辺に転がっている観葉植物を3.2倍ズームで撮った写真です。シャープに写っているところとボケ感がステキです。
ライカの透かしを入れて撮ってみた。ちなみに12mmは超広角の0.5倍ズーム、23mmは等倍、46mmは2倍ズーム、75mmはフローティングの3.2倍ズーム、120mmはペリスコープの5倍ズームです。
近寄って撮る写真は3.2倍で撮ると良い感じです。撮影用グリップのズームレバーをグリッとすると、簡単に3.2倍に設定できて撮れます。
私は写真撮るの下手くそなのですが、何も考えなくてもXiaomi 14 Ultraならそれっぽい雰囲気のある写真を撮ってくれます。
鮮やかに綺麗に撮れる。
等倍で風景的な写真を撮ると普通な感じです。
2倍ズームです。こんな何でもない写真がそれっぽい雰囲気で簡単に撮れる。
3.2倍ズームです。Xiaomi 14 Ultraはズームしても綺麗に撮れるので、安心してズームできるのです。
ペリスコープの5倍ズーム。私の散歩コースにある多摩川のプレハブ小屋
5倍ズームで鳩を撮ってみた。原寸大で切り取ると・・
原寸大にすると鳩の目もちゃんと写ってる。鳩の目って可愛くない
鉄塔の2倍ズーム。画像をタップするとオリジナルの綺麗な画質が表示されます。
8倍ズーム。画像をタップするとオリジナルのめちゃ綺麗な画質が表示されます。
Xiaomi 14 UltraはAI LMコンピュテーショナル撮影プラットフォームで補正しているのかな?
比較用に下記はGoogle Pixel 8aで撮った写真です。
Google Pixel 8aは望遠カメラを搭載していないのでデジタルズームです。タップしてオリジナル画像を見比べると、画質が全然違います。
金網にフォーカスしてしまい、どうやって奥の方にフォーカスを当てるのかわからなかった・・。お家に帰っていじってみたところ、プロモードに切り替えてAFをMFにすれば奥の方にフォーカスを当てられそう
フォトグラフィーキットはとても良いが、撮影用グリップに問題点
Xiaomi 14 Ultraを購入すると無料で定価22,000円のフォトグラフィーキットが付いてきます。内容物はレザーケース、 撮影用グリップ、 67mmフィルターアダプターリング、 デコレーションリングx2です。
Xiaomi 14 Ultraを購入した大きな理由の一つがフォトグラフィーキットの存在です。撮影用グリップでカメラっぽく写真を撮れて、アダプターリングでデジタル一眼レフみたいな気分になれる!
フォトグラフィーキットはかなり良いですが、実際に使ってみるといくつか欠点がありました。
撮影用グリップの1500mAhでスマホ本体を22%充電できるが不十分
撮影用グリップは1500mAhのバッテリーが内蔵されていて、Xiaomi 14 Ultra本体を22%充電できます。撮影用グリップの電池残量が5%以下になると充電はストップします。充電しない設定にもできます。
ただし、22%充電はあくまで撮影用グリップの電池を全てスマホ本体の充電にまわした場合の充電量です。実際にはグリップの待機電力とスマホ本体の待機電力アップで、実質的に充電できる量は大幅にダウンします。
何もしなくても撮影用グリップは1時間ごとに3%も電池を消費する
Xiaomi 14 Ultraに撮影用グリップを取り付けると、「スマホ本体に充電しない」に設定していても撮影用グリップの電池残量は1時間ごとに3%も減っていきます。
私は面倒くさがり屋なので、撮影用グリップをずーと付け続けようと思っていたのですが、何もしなくても撮影用グリップの電池が1日ちょっとで空っぽになってしまいました。(正確には5%の電池残量は残る)
撮影用グリップを接続するとスマホ本体も電池消費アップ
撮影用グリップを接続するとスマホ本体の電池消費もアップしてしまいます。
撮影用グリップなしならXiaomi 14 Ultraの待機電力は1時間で0.5%の電池を消費する程度ですが、撮影用グリップを付けると1時間1.2%の電池消費になっていました。
撮影用グリップは普段は外して、写真をたくさん撮る日だけ付ける
撮影用グリップを取り付けると、撮影用グリップ自体で毎時3%の電池を消費して、スマホ本体は毎時0.7%の電池を余分に消費してしまいます。
そのため撮影用グリップは普段は外しておく必要があります。(カバンの中に入れておく等)
撮影用グリップは1500mAhの電池を内蔵していますが、取り付けると待機電力で電池を消費するので、普通の使い方をするとせいぜいスマホ本体に9%程度の充電をできる程度です。
モバイルバッテリーとしては期待しないほうがいいです。おまけ程度です。撮影用グリップのバッテリー容量は3000mAhくらいにしてもらいたかったです・・。
付属の保護ケースに不満
Xiaomi 14 Ultraには2つのスマホケースが入っています。一つは通常ケース、もう一つは撮影用グリップを装着するためのケースです(撮影用ケース)。
通常ケースは、プラスチックで硬くて安っぽいです。捨てます。
撮影用ケースは、レザーケースのようですがTPUではなく硬いです。衝撃吸収性は皆無です。作りが少し甘く、ケースを装着してスマホを持つときしみます。
撮影用ケースは、少し白っぽくなって、少し薄汚れた感じになります。味があって良いのかも・・?
ただ、私は年に1回くらい膝の高さくらいからスマホを落とすことがあるので、撮影用グリップを装着できて、衝撃吸収性の良いケースをどこか発売してくれないかな・・と思っています。
リングを外すコツ
Xiaomi 14 Ultraはフォトグラフィーキットのレザーケースを使えれば、デコレーションリングやフィルターアダプターリングを付けることができますが、取り外すのに結構癖があります。
ちっこいボタンを押しながら、反時計回りにリングを回せば取れることになっているのですが、ボタンの真ん中をまっすぐ押してリングが動きません・・。ボタンのリング側の端の方を押すことで、リングが回ります。
ズームレバーが反応しないことがある
Xiaomi 14 Ultraの撮影用グリップには、ズームレバーとダイアルがついています。(左の赤いボタンは動画の撮影ボタン)
ズームレバーでズームの調整ができるのですが、ズームレバーが反応しないことがあります。
撮影用グリップを抜き差しするか、スマホの電源ボタンでオフオンすると反応するようになるのですが、そこそこの頻度で発生するのがうざいです。
連続ズームにするといつでも反応するが・・
ズームレバーの設定を連続ズームにすると、ズームレバーがいつでも反応するようになりますが、ズームの変更が面倒くさくなります・・。
撮影グリップ
グリップボタンの設定 → ズームレバー → 連続ズーム or 焦点距離を切り替える
「焦点距離を切り替える」にすると、0.5倍、1倍、2倍、3.2倍、5倍、10倍、30倍、60倍、120倍の選択肢で切り替わります。私はこの設定にしています。
「連続ズーム」にすると、ズームレバーを押し続けると0.1倍刻みでズームしていきますが、すごくまどろっこしいです。
ダイアルに割り当てるおすすめの機能(EVまたは絞り)
ダイアルはデフォルトではEVが割り当てられていますが、絞り、シャッター、ISO、ホワイトバランス、フォーカス、ボケを割り当てることもできます。
おすすめは明るさを調整できるEV、メインカメラのF値を変更でてボケ感を調整できる絞り(F値)です。
シャッター、ISO、ホワイトバランス、フォーカス、ボケも割り当てられますが、これらを割り当てても無反応です・・。
ダイアルにEVを割り当てると明るさを気軽に変更できる
普通に撮るとこんな写真になるところ、ダイアル(EV)を回して明るさをアップすると・・
こんな感じで明るさアップの写真が簡単に撮れます。
普通に撮ると暗い写真になってしまうところ・・
ダイアルを少し回せば明るいわかりやすい写真に早変わりです。
ダイアルに絞り(F値)を割り当てると背景ボケを気軽に調整できる
ダイアルで絞り(F値)を最小にして撮ると、背景がかなりボケる
ダイアルで絞り(F値)を最大にしてとると、背景のボケが弱くなる
EVは画面内で比較的簡単に変更できるので、私はダイヤルには絞りを割り当てています。
撮影用グリップでスマホが縦横に立つので、集合写真を撮りやすい
撮影用グリップをつければスマホを縦横で立たせることができるので、集合写真を撮りやすいです。(タイマーをセットして撮る)
最大のデメリットは電池持ちの悪さ、その対策
Xiaomi 14 Ultraの最大のデメリットは電池持ちの悪さです。
3〜4年前のスマホの電池持ちをしている
最近のスマホは電池持ちがやたらと良いですが、Xiaomi 14 Ultraは3〜4年前のスマホの電池持ちをしています。
下記はPCMark3.0の電池持ちの結果です。最近のスマホは13時間〜16時間くらいが一般的ですが・・
※リフレッシュレート120Hzで解像度FHD+ (デフォルト設定)
Xiaomi 14 Ultraの電池持ちは9時間18分しかありませんでした。かなり悪いです。
※リフレッシュレート120Hzで解像度WQHD+
画面をWQHD+の超高解像度に変更してみたところ、電池持ちの結果はたいして変わりませんでした。私の目ではFHD+でもWQHD+でも同じ画質に見えます・・
※リフレッシュレート60Hzで解像度FHD+で高度なテクスチャをオフ
リフレッシュレートを60Hzに制限すると、Xiaomi 14 Ultraの電池持ちは11時間35分にアップしましたが、それでも一般的なスマホと比較したら電池持ちは良くないです。
「PCMarkの電池持ちの結果と実際の電池持ちは違う」と怒られることがありますが、PCMarkの電池持ちの結果が悪い場合は、実際の電池持ちもほぼ確実に悪いです。
PCMarkの電池持ちの結果が良い場合にだけ、実際の電池持ちは画面の明るさの自動調整、ゲームの発熱、カメラの発熱などが絡んでくるので、実際の電池持ちが悪い場合はあります。
普通に使うくらいなら1日持つが・・・
Xiaomi 14 Ultraは最近のスマホと比較して電池持ちが悪いですが、普通に使うくらいなら1日くらい持ちます。
写真を撮っているとゴリゴリ電池が減りますが、1日10〜20枚撮るくらいなら大丈夫です。50枚とかになるとかなり不安です。
※ どのくらい撮れるかは、機会があったら試してみようと思います
電池消費を抑える省エネ設定まとめ
Xiaomi 14 Ultraの電池消費を抑える方法は下記です。
- 普段は撮影用グリップを使わない。写真をたくさん撮ろうと思っている日だけ装着する
- 設定→バッテリーとパフォーマンス→バッテリーの点検→ほとんどの提案を受け入れる。「15秒間操作を実行しない場合・・」だけスルー
- Bluetoothをオフ、NFCをオフ、システム印刷サービスをオフ、アカウントと同期をオフ、Playストアのアプリの自動更新と通知をオフ(支払い方法の請求などだけオンにしておく)
通知やバックグラウンドアクティビティを制限する
設定→バッテリーとパフォーマンス
Xiaomi 14 Ultraを使っていない時間帯で電池を消費している上位アプリをとっちめて、電池消費を抑えます。(システムランチャーはどうにもならないので無視)
例えば、Chrome→詳細→通知を許可しない、バッテリーセイバーを「バックグランドアクティビティを制限する」に変更します。こんな感じで影響しなさそうなアプリの通知とバックグラウンドを制限してしまいます。
これでどれだけ効果があるかは実はよくわかっていないのですが、焼け石に水でも無いよりましだと思うのです。
電池の劣化を抑えるために最大80%の充電に制限できる
スマホは80%〜20%の間で使うと電池の劣化を抑えることができます。Xiaomi 14 Ultraは80%の充電に制限できる機能がついています。
設定→バッテリーとパフォーマンス→バッテリー保護→制限付き充電に設定
Xiaomi 14 Ultraは普通の使い方をしていると3年程度で電池が劣化してダメになりそうですが、80%制限をしておけば4年くらいは持ちそうな気がします。
写真をたくさん撮りそうな時だけ100%充電にする
Xiaomi 14 Ultraは電池持ちが悪いのに、さらに充電を80%制限にする・・。
普通の使い方なら、なんとか1日で80%〜20%の間で使えそうな気がします。いざという時のためにバックに撮影用グリップ(1500mAh)を忍ばせておくのがおすすめです。1時間程度で22%充電できます。(充電し終わったら外す)
もし80%充電をしていて、1日で20%を切ることが多い場合は、80%充電を諦めて100%充電にしてください・・。3年で電池が劣化したら、1〜2万円程度で電池交換です!
ちなみに私は80%充電に制限して、写真をたくさん撮りそうな日だけ100%充電にしようと思ってます。
写真をたくさん撮る場合はモバイルバッテリーが必須
Xiaomi 14 Ultraで写真や動画を1日でたくさん撮る場合、スマホの電池が持たないのでモバイルバッテリーが必須です。
撮影用グリップは1500mAhのバッテリーを搭載していますが、撮影用グリップ自体で電池を結構消費するのでおまけ程度の充電しかできないです。
ちょど良いモバイルバッテリーを持っていない場合は、10,000mAhのAnkerまたはCIOのモバイルバッテリーがおすすめです。
CIO SMARTCOBY Pro SLIM
スマホとノートパソコン(Macbook Airなど)を充電したい場合は、CIO SMARTCOBY Pro SLIMを選びます。
4,818円(通常時はポイント還元241ポイント、タイムセール時は4,100円程度)、10,000mAh、最大35W出力(USB-Cで最大35W、USB-Aで最大22.5W)、最大35W入力、180グラム
私は古いモバイルバッテリーを持っていますが、念の為Macbook Airも充電できるようにしたいので、SMARTCOBY Pro SLIMを買いました。
巻取り式の充電ケーブルも買いました。
Amazon:オウルテック 片引き巻取り式 USB Type-C to Cケーブル 90cm PD60W
バックの中で充電ケーブルがぐちゃぐちゃになるのは気に食わない。念の為、写真撮りながら充電できるくらいの長さが欲しい。片側だけケーブルが伸びて欲しい。充電が速そうなケーブルが良い。
というのを満たしそうだったので買いました。
実際に充電したところ、Xiaomi 14 Ultraを2%→100%充電にするのにSMARTCOBY Pro SLIMの電池を85%消費しました。充電にかかった時間は75分くらい、発熱は最大37.5度でした。
SMARTCOBY Pro SLIMの電池容量は10,000mAhですが、実際には5,000mAhのXiaomi 14 Ultraを1.15回満充電にできる程度です。これで外で写真や動画をたくさん撮る場合でも安心!
ちなみにXiaomi 14 Ultraの90Wの充電器でSMARTCOBY Pro SLIMを充電したところ、充電スピードは20Wでした。(80%付近になると10Wに減速になると思う)
Anker Power Bank
スマホだけ充電できれば十分な場合は、Anker Power Bankがおすすめです。
3,490円、10,000mAh、最大22.5W出力、最大20W入力、200グラム
充電のブーストモードは発熱で電池を劣化させるので非推奨
※ デフォルトはブーストモードOFF
Xiaomi 14 Ultraは、ブーストモードをONにすると約33分で満充電できますが、バッテリーが46度くらいまで発熱します。バッテリーの発熱は電池の劣化を速めるので、基本的に40度以上での充電はおすすめでは無いです。
ブーストモードをOFFのままにすると、充電時の発熱は最大38度程度に抑えられて、50分程度で満充電できます。
付属の最大90W充電器以外で充電する場合、充電スピードがかなり遅くなる場合があるので注意です。基本的には付属の充電器で充電がおすすめです。
電池交換は1〜2万円程度(?)だけど、交換手続きが面倒くさそう
Xiaomi 14 Ultraは20万円もするので、私は7年くらい使いたいです! (旧機種のMate 20 Proは5年半使いました)
充電を80%に制限しても、どう考えても電池が持ちそうも無いので、3年半〜4年後くらいに電池交換をしようと思っています。費用はおそらく1〜2万円程度です。
Xiaomiに送る場合は一番安くできそうだけど、事前にスマホの初期化が必要でかなり面倒くさいことになりそう・・。
街のスマホの修理屋さんに頼めば、初期化不要でバッテリー交換してくれるところが多いけど、純正品じゃなさそうな・・(正規交換品店がほとんどない)
どうするかは、とりあえず電池交換が必要になった時に考えようと思います・・。
6.73インチで大きくて重くて、カメラの出っ張りも大きい
Xiaomi 14 Ultraは画面が6.73インチで重さは219.8グラムです。大きくて重いです。
その辺にあった計量器で計ると、Xiaomi 14 Ultraの本体は223グラム
ケースとデコレーションリング込みだと248グラム
撮影用グリップ、ケース、デコレーションリング込みだと320グラム。結構重いけど、一般的なデジタルカメラと似たような重さ
ケース、フィルターアダプターリング、フィルター込みだと264グラム。フィルターアダプターリングが結構でかくて、出っ張りがさらに高くなる
撮影用グリップ、ケース、フィルターアダプターリング、フィルター込みだと334グラム。全部込みがこの重さです。もはやスマホじゃないです。
Xiaomi 14 Ultra、撮影用グリップ、デコレーションリング込みのカメラの高さはこんな感じです。
カメラのレンズに傷がつくのを恐れて、フィルターアダプターリングとレンズ保護用フィルターを取り付けたら、こんな分厚くなってしまいました。。
ただでさえ大きいカメラユニットが、フィルターアダプターリングを取り付けることでさらに一回り大きくなります。
ネットなどでスマホを使う場合、フィルターアダプターリングをつけたままだと持ちにくくなります。(撮影用グリップを外した状態)
私のように主な目的がカメラの人は大丈夫かもですが、通勤通学などで普段使いのスマホとしてはフィルターアダプターリングを装着し続けるのは現実的ではなさそうなレベルです・・。
ライカ監修の最高性能カメラの詳細
画質の設定:”超高”は”高”の1.6〜1.8倍のデータ容量を使う
Xiaomi 14 Ultraの画質は、”超高”、”高”、”標準”、”低”の4つがあります。デフォルト設定は”高”です。
データ容量が1.6倍くらい違うのに、高画質でも最高画質でもぶっちゃけ違いがわかりません・・
一部を切り抜いて拡大して、高画質と最高画質を比較してみます。
高画質の拡大画像
最高画質の拡大画像
一部分を拡大しても、高画質でも最高画質でもほとんど同じです。強いて言えば、高画質だと少しだけ色を失っている感じがするくらいです。
どうせなら最高画質で撮りたいのは分かるのですが、写真をすごくたくさん撮る場合は、画質もほとんど変わらないので、データ容量を節約できる高画質がおすすめです。
Xiaomi 14 Ultraは512GBもあるので最高画質で保存しても十分ですが、Googleフォトなどのクラウドに保存することを考えて、たくさん撮る場合は高画質がいいです。(1万枚以上撮る人)
生涯、写真を撮る枚数が合計数千枚程度で収まりそうな場合は、最高画質設定で保存するのがおすすめです。(千枚で10GB使う程度)
Leica AuthenticとVibrantの違い
Xiaomi 14 Ultraのカメラで写真を撮るとき2つの撮影モードがあります。Leica AuthenticとLeica Vibrantです。
他にもいくつか試してみましたが、基本的にAuthenticはシャッタースピードが長い(遅い)のに対して、VibrantはシャッタースピードがAuthenticと比較して短く(速く)なります。
シャッタースピードが長いほど光を取り込みやすくなるので、明るい写真になります。Authenticが少し明るめ、Vibrantは色が少しだけ濃い目に出てきます。
少しの違いなのでどちらでもいい気がしますが、Authenticのほうが本物っぽい響きがするので、私はAuthenticにして写真を撮っています。
食べ物など近くのものは望遠テレマクロ3.2倍ズームが最適
食べ物など近くのものを撮るとき、普通に撮ると影が映り込むことが多いです。
2倍ズームで撮ると被写体から少し離れて撮れるので、影が映り込まなくなります。
3.2倍で撮ると、より鮮明に撮れます。食べ物など近くのものを撮りたい場合は、テレマクロ3.2倍ズームで撮るのが最適です。
高倍率のズームでも綺麗に撮れる (Pixel8aと比較)
Xiaomi 14 Ultraなら高倍率でもかなり綺麗に写真が撮れます。
Xiaomi 14 Ultraのカメラの8倍ズームの写真です。タップしてオリジナル画像で見ると、かなり緻密に写真が撮れています。
Google Pixel 8aのカメラの8倍ズームの写真です。望遠カメラ非対応でデジタルズームのみなので、画質がだいぶボヤけています。
Xiaomi 14 Ultraならズームは10倍以下なら実用的な感じです。
Xiaomiは最大120倍までズームできますが、実用性はほとんどないです。遠すぎて肉眼では確認できないけど、30倍にすればカメラを通して確認できるとか、そんな使い方くらい。。
逆光に弱い (設定で対応?)
Xiaomi 14 Ultraのカメラは逆光に弱いです。
逆光または逆光気味の場合、Xiaomi 14 Ultraだと暗くわかりずらい写真になってしまいます。Google Pixel 8aなら何も設定をいじらなくても良い感じに撮ってくれます。
Xiaomi 14 UltraはF値とEVの変更で逆光対策?
逆光下でもXiaomi 14 Ultraのカメラでどうやって良い感じに撮れるのか弄ってみたところ、F値とEVを変更するのが良いかもです?(正解がわからない)
逆光を普通に撮ったらこんな感じ。もう少し全体的にわかりやすい写真になってもらいたい。
F値を4.0に変更して、EVを+1.0にしてみた写真がこれです。F値を大きくして強い光を抑えて、EVで全体的に明るくするみたいな?
F値ならダイアルで簡単に操作できるし、EVは画面内に常に表示されているので比較的簡単に変更できる。
簡単に逆光下でも良い感じの写真を撮りたい場合は、この操作が最適なのだろうか?(プロモードでたくさんいじるのは面倒なので嫌な派)
夜景は普通だけど、シャッタースピードが速い (絞りでトゲトゲ光)
夜景は普通に綺麗に撮れていると思うけど、シャッタースピードが速いのでじっとしてなくても良いのが良い。
Pixel 8aなどは夜景だとシャッターを押して2秒くらいじっとしている必要があるのですが、Xiaomi 14 Ultraなら待つ必要がほとんどないので気楽に撮れる。
0.5倍の超広角カメラでの写真です。画質は普通に良いと思うけど、やたらと広く感じる公園になる。。(実際は狭い公園です)
F値を大きくするとトゲトゲ光になる
実際は普通に光っているだけですが、F値を少し大きくすると光がトゲトゲになります。ちょっとした気分転換の写真として良いかもです。
地域を日本と韓国以外にするとシャッター音が消える
日本はスマホで写真を撮るとシャッター音が鳴りますが、Xiaomi 14 Ultraなら地域を日本と韓国以外にするとシャッター音が鳴らなくなります。
設定 → 追加設定 → 地域 → とりあえずアイスランドにする
シャッター音が鳴ること自体は別に気にしないのですが、シャッター音が鳴ると近くの人が反応するのが少し・・・。気軽に撮りたいので、簡単にシャッター音なしにできるのは嬉しい。
スマホ内部からカタカタ異音がする・・(光学手ぶれ補正の影響)
Xiaomi 14 Ultraを少し動かすと、カメラ部分の内部からカタカタと異音が鳴ります。
最初は初期不良かと思ったのですが、光学手ぶれ補正の影響っぽいです。イメージセンサーサイズが大きくなると、光学手ぶれ補正の機構も大きくなる。
カメラが起動していない時は手ブレ補正がオフでイメージセンサーを固定する力が働かない、そのためセンサーが動いてカタカタ音が出てしまう。カメラを起動すると手ブレ補正で一定の力が加わり、音がほとんど出なくなるみたいな。
結論:カタカタ音は気にしない
撮った写真をMacへファイル転送できない
Xiaomi 14 UltraからMacbook Proに写真を転送しようとしたところ、エラーで転送できませんでした。
他のスマホはAndroid File Transferで転送できるのですが、Xiaomi 14 Ultraはダメっぽいです。Xiaomi 14 UltraからWindowsパソコンへは普通に転送できました。
Android File TransferはGoogleが提供しているのですが、調べたところダウンロード不可で終了していました。代替ソフトウェアっぽいOpenNTPを、そのうち試してみようと思います。
冬になるとカメラ部分が結露する?その対策
Xiaomi 14 Ultraは、冬になるとカメラ部分が結露するっぽいです。(主に雪が降る地域?)
結露してしまった場合は、SIMトレーを外して、ジップロックにスマホと乾燥剤を入れて、しばらく放置すると直るっぽい。
内外の温度差で結露ができるはずなので、フィルターアダプターリングとレンズ保護用フィルターを取り付ければ、結露はだいぶ抑えられそうな気がします。いわゆる二重サッシ効果です。(実際に抑えられるかは、試してみないとわからない・・)
おすすめのカメラフィルターはどれ?NDとPLフィルターって何?
Xiaomi 14 Ultraは67mmフィルターアダプターリングを装着すると、67mmタイプのフィルターを取り付けられます。
Xiaomi 14 Ultraに67mmフィルターアダプターリングを装着するとこんな感じ。もともと大きなカメラユニットがさらに一回り大きくなる・・。
フィルターにはいろいろ種類がありますが、代表格はおそらく下記の3つです。
- レンズ保護用フィルター
- NDフィルター:光の量を減らせる
- PLフィルター:光の反射を減らせる(川底が見えたり、青空がより青く見えたりなど)
NDフィルターはEVのマイナス調整で代替できそうな気がする。。あると良さそうなのはレンズ保護用フィルターとPLフィルターな気がする。
ということで、とりあえずレンズ保護用フィルターを買ってみました
Amazon:K&F Concept 67mm レンズ保護フィルター
これを買ってみた。カメラ写りが悪くなるかもしれない紫外線もカットしてくれるそうな。Xiaomi 14 Ultraに装着してみる。
これでカメラの保護は万全な気がしますが、だいぶゴツくなってしまいました・・。普段は撮影用グリップは取り外していますが、レンズ保護用フィルターは付けっぱなしです。
片手でスマホを持つ時にフィルター部分が邪魔になるし、ポケットに入れるのも違和感なレベルですが、気合いで乗り越えます!
(PLフィルターは気が向いたら買おうと思います。というか13,000円と3,000円のPLフィルターがあるけど、何が違うんだ??)
測位衛星(GPSなど)をたくさん掴む
Xiaomi 14 Ultraは、GPS(L1+L5)、Galileo(E1+E5a)、GLONASS(G1)、Beidou、NavIC(L5)に対応しています。
QZSS(みちびき)は記載がありませんでしたが、普通に掴んでいました。
○がGPS
△がGLONASS
□がQZSS(みちびき)
五角形がGALILEO
星型がBEIDOU
一般的なスマホはIn Useが30個くらいですが、Xiaomi 14 Ultraはすごくたくさん掴みます。
高性能なGPSモジュールを積んでいるっぽいです。Xiaomi 14 Ultraの位置情報の精度でナビなどで困ることはほぼないです。
Android OSを最大4回までアップデート?(Android 18まで対応?)
Xiaomi 14 Ultraは最大何回までAndroid OSをアップデートするのかは、正確には不明ですが、最大4回までアップデートする可能性が高いです。
Xiaomiの役員っぽい人が「Xiaomi 13T」と「Xiaomi 13T Pro」は最大4回アップデートするとツイートしているので、Xiaomi 14 Ultraも最大4回アップデートするのでは?と思われます。
私はXiaomi 14 Ultraを7年使いたいので、Android OSを4回アップデートしてくれるととても嬉しい。(3回アップデートできればXiaomi 14 Ultraの天寿をまっとうできるのです)
おサイフケータイ非対応、NFCは使えるのでマイナポータル対応?
Xiaomi 14 Ultraは、おサイフケータイ非対応です。
ただし、NFCには対応しているのでマイナポータルは使えるのでは?と思っています。気が向いたら試してみようと思います。
通話録音はデフォルトのスクリーンレコーダーで可 (電話アプリでの録音はマズい)
Xiaomi 14 Ultraの電話アプリには録音機能が付いていますが、録音機能を使うと、通話相手に録音していることが音声で通知されます。。スクリーンレコーダーを使えば、相手に知らせることなく通話を録音できます。
上から下にスワイプするとショートカットが出てきます。赤い円で囲ったところをタップすると、スクリーンレコーダーが起動します。
赤いボタンをタップすると録音が始まりますが、その前に六角形のボタンをタップして設定を変えます。
音源をマイクにすると、通話を録音できるようになります。
プレミアムサービスの詳細
Xiaomi 14 Ultraを購入すると、いくつかのプレミアムサービスを受けることができます。
XIAOMI 14 ULTRAプレミアムサービス 利用規約(公式サイト)
Google Oneが6ヶ月無料だけど適用方法が不明・・
2024年7月31日までにXiaomi 14 Ultraを購入してアクティベートすると、Google Oneの100GBを6ヶ月無料で使えます。
6ヶ月無料は割とお得なのですが、何をどうアクティベートすれば6ヶ月無料が適用されるのか不明です・・・。そのうちXiaomiに問い合わせてやり方を聞こうと思います。。
1回限りの画面割れ保証と24ヶ月のメーカー保証の詳細
2025年5月9日までにXiaomi 14 Ultraを購入すると、スマホの画面を割ってしまった場合でも購入日から6ヶ月以内なら無料で画面交換してくれます。
通常はメーカー保証は1年だけですが、Xiaomi 14 Ultraなら購入日から24か月以内に自然故障した場合は無料で修理してくれます。
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コメントと実体験を書き込む(口コミ13件)
楽天モバイルユーザ限定で20万円するXiaomi 14 Ultraが20%割引の約16万円で買えるクーポンは配布中です!
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対象アイテム
クーポン利用期間
2024年6月4日20:00〜6月11日1:59
先着9500回
私は20万円で買ったので、16万円で買える人はマジでうらやましいです・・。(さすがに2台目は買えない)
楽天モバイルユーザなら16万円で買えた楽天市場のXiaomi 14 Ultraは売り切れた・・ (セール開始1時間くらいで撃沈?)
同じく2割引で買えたRedmi Note 13 Pro+ 5Gも売り切れた
https://www.youtube.com/watch?v=MHDJc7NrhEk
電池持ちのテスト
Xiaomi 14:7時間41分
Xiaomi 14 Ultra:7時間23分
Galaxy S24 Ultra:9時間36分
Honor Magic6 Pro:11時間3分
OnePlus 12:9時間27分
Vivo X100 Pro:9時間45分
iPhone 15 Pro Max:10時間24分
モバイルバッテリーのCIO SMARTCOBY Pro SLIM(10,000mAh)を買ったので、どのくらい充電できるのかテストしてみました。
タイムセールで4,080円で安かったのです。
結果は5,000mAhのXiaomi 14 Ultraを1.15回充電できる程度でした。
1.5回分くらい充電できるんじゃないかな?と思ってましたが、思ったよりも損失が大きかったです。とはいえ、1回ちょっと満充電にできるので、外で写真や動画をたくさん撮る場合でも安心して使えそうです。
モバイルバッテリーはお出かけバックに入れておくー
2019年発売のMacbook AirをCIO SMARTCOBY Pro SLIMで充電したみたら66%まで充電できた。
充電中はモバイルバッテリーがすごく発熱してました(充電スピードが速かったと思う)
見て直ぐに、シグマのdpクアトロに似てる、って思いました。
dp2 QuattroはXiaomi 14 Ultraのお姉さんみたいな感じがしました(謎
https://www.sigma-global.com/jp/cameras/dp2-quattro/
確かにお姉さんっぽいですw
PLフィルター、もうお調べになってるかとは思いますが、こちらも参考になるのでは、と。
https://www.fujiya-camera.co.jp/blog/detail/info/20200915/
(中野駅直ぐの有名なお店ですね。ごくたま〜に行きます。
中国の転送屋さんたちはまだいるのでしょうか。。)
うまくキマると気持ちイイ画が撮れますが、めんどくさいので私は普段使いません。
お値段の違いは、色カブりと枠の違いですね。
ファイル転送は、NearDropもいいかもしれません。
https://gihyo.jp/article/2023/07/android-weekly-topics-230713
私は普段はAnDropでほとんど済んでますね。
PLフィルターのサイト参考になりました!
良さそうだなーと思いつつ、フィルターの交換がめんどくさそうだなーと思いつつ、水面をクリアに撮ってみたいと思いつつ、今までの人生で水面を撮ろうとしたことないような・・と思いつつ
https://www.amazon.co.jp/dp/B0757KM7KS/?th=1
ぐるぐる考えていますが、そのうちこの辺りを買いそう。。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BKZXGSN3/
クロスフィルターでキラキラした写真を撮ってみたいなーと思ったりです。(地味に4,681円もして高い)
NearDrop試してみます!
凄いの買いましたね😅
個人的にはソニーにこういう製品を出してほしいのですが、難しいのかもしれませんね。スマホ部門は限られたリソースの中で辛うじて生き延びている感じ、カメラ部門は純粋な「カメラ」に拘っている感じがします。
尖った製品を出すメーカーというと昔はソニーが思い浮かびましたが、今は海外メーカーにお株を奪われているのが残念です。
ソニーのサイバーショットにスマホ機能が付いたら良いのに・・、とか思ったりです。
しまった・・。記事を書いている途中で公開ボタンを間違って押しちゃった・・
非公開すると少し厄介なことになるので、公開しながら内容を追加していきます。明日中には全て書き終わると思います!
ようやくXiaomi 14 Ultraの自腹レビューの更新完了した。。1週間くらいかかっていた気がします。