ZenFone 2 Laserは2015年8月8日に発売された、当時の普通性能の格安スマホです。ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線の格安SIMで使えます。
今では性能がだいぶ低いですが、WebサイトやYouTubeなんかはそれなりに見れます。
ーーー 以下2016年時点の情報 ーーー
格安スマホの中でもロングセラーの人気機種がZenFone 2 Laserです。ZenFone 2 Laserは大ヒットした2014年発売のZenFone 5の改善版です。
ZenFone 2 Laserで電池の容量が増えて普通の使い方なら1日電池が持つようになりました。カメラの画質も向上して普通レベルになりました。一般ユーザにとって十分な性能を持っています。
ZenFone 2 Laserは2015年8月8日にひっそりと発売され、9月には一番人気の格安スマホになりました。発売当初は3万円くらいしましたが、段階的に値下がりして、ロングセラーの人気機種を維持しました。
目次
ZenFone 2 Laserのスペック(性能)
ZenFone 2 Laser ZE500KL | |
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CPU | クワッドコア1.2GHz |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
ディスプレイ | 5インチ |
解像度 | 720×1280 |
カメラ | 背面1300万画素/前面500万画素 |
電池容量 | 2400mAh |
サイズ | 143.7 x 71.5 x 10.5 mm |
重さ | 145グラム |
連続待受 | LTE241時間、WCDMA502時間 |
実売(税込) | 2016年時点で1万8000円 |
OS: Android 5 Lollipop、Android 6へのアップデート可、デュアルSIM(マイクロSIM × 2)、SIMフリー、外部SDカード(最大128GB)、テザリング可
ZenFone 2 Laserで使えるおすすめの格安SIM
ZenFone 2 Laser ZE500KLの対応バンド
LTE(4G): バンド1/3/5/6/8/9/18/19/28 auのVoLTE対応
WCDMA(3G): バンド1/2/5/6/8/19
ZenFone 2 Laserはドコモ回線の格安SIM、ソフトバンク回線の格安SIM、au回線の格安SIM(マルチSIM)で使えます。
SIMのサイズはマイクロSIMです。
ドコモ回線の格安SIMは最近マルチSIM型のSIMカードに移行しているので、MVNOによってはSIMサイズの指定がなく、マルチSIMになっている場合があります。
格安SIMの申し込み時にSIMのサイズの指定が必要な場合は、ナノSIMを指定して、マイクロSIMに変換するアダプターを買って使うのがオススメです。
通信速度を重視する場合は、格安SIMの速度ランキングの記録を参考にしてみてください。
おすすめの格安SIM:UQ mobile(au回線)
UQ mobileの特徴:通信速度が超速く、余ったデータの繰越あり、低速はプランSは300kbps、プランM/Lは1Mbps
UQモバイルを申し込むと、SIMまたはeSIMのみの場合は最大1万3000円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンを行なっています。iPhoneや格安スマホとセットで申し込むとキャシュバックの代わりに割引価格で端末が買えます。
UQモバイルは速度が超速いので、いつでも快適にスマホが使えます。
UQモバイルのキャンペーンの詳細 / UQモバイルのスマホおすすめ端末ランキング【2022年最新】
UQ mobileの公式サイト(最大1万3000円キャッシュバック)
おすすめの格安SIM:ワイモバイル(ソフトバンク回線)
ワイモバイルの特徴:通信速度が超速く、低速はシンプルSは300kbps、M/Lは1Mbps。2回線目以降は月1188円引き
事務手数料3300円が無料、SIMまたはeSIMのみはPayPay最大20,000円、端末セットは最大21,600円割引でスマホが安く買えます。
ワイモバイルは速度も超速く、Yahooショッピングもお得に使えます。
2016年時のZenFone 2 Laserの性能レビュー
ZenFone 2 Laserの評判は正直言うと微妙です。悪くはないのですが、他の人気の格安スマホと比べると同じくらいのコストパフォーマンスになっています。
ZenFone 2 Laserと競合するのがHuawei P8liteです。Huawei P8liteとZenFone 2 Laserの性能はほぼ互角です。両方とも一般的なユーザにとって十分な性能を持っています。
ZenFone 2 Laserは2015年8月に発売、Huawei P8liteは2015年6月に発売され、すでに1年以上が経過していますが今だに人気を維持しています。
人気の理由は両方とも発売当初は税込3万円くらいでしたが、今では税込2万円以下にまで値下がりして、さらに両方ともAndroid 6に対応しているためです。
さらにZenFone 2 Laserは自分で電池交換ができるので、途中で電池交換しても4年くらい使っていくことができます。
スマホをできるだけ安く長く使いたい一般ユーザにおすすめの格安スマホになっています。他にもauのVoLTEにも対応しているので、au回線の格安SIMまで使えます。
このため、ZenFone 2 Laserはロングセラーで人気上位の格安スマホになっています。
ZenFone 2 Laserは電池が交換できる = 4年使える
ZenFone 2 Laserの最大の特徴は電池が交換できることです。
格安スマホの弱点は電池が交換できないか、交換できても交換するのに高額な料金が請求される上に修理工場へ送る必要があることです。電池が交換できる格安スマホもありますが、性能が超低いため一般ユーザ向けではありません。
せっかく格安スマホを2,3万円で買っても電池が2,3年で消耗するので新しく買いなおす羽目になります。
ZenFone 2 Laserの場合、電池の交換が簡単にできるので、新しい電池を入手さえすれば電池が消耗しても問題ありません。性能的に4年くらい使っていけます。
ZenFone 2 Laserを作っているASUSは純正電池を発売していませんが、互換電池ならすでに3000円程度で購入することができます。
P8liteは良い格安スマホですが、電池が交換できないので、普通に使っていくと電池が消耗して3年でゴミ箱行きになります。ZenFone 2 Laserの場合、2,3年で電池が消耗しても、互換電池を購入して交換すれば4,5年くらい使っていけます。
GSPの精度が最悪
普通の人の場合、ZenFone 2 Laserの性能でも十分使えるのですが、ZenFone 2 Laserには一点だけ問題があります。それがGPSの精度です。
たいていの格安スマホのGSPの精度は普通に良いです。Google Mapsをナビやカーナビとして使っても、使える程度のGPSの精度になっています。
ただし、ZenFone 2 LaserのGPSの精度だけはクソです。格安スマホの中でもZenFone Goと双璧をなすくらい圧倒的に最悪です。ZenFone 2 LaserとZenFone Goだけは、まともにナビが使えるとは思わないほうがいいです。
ZenFone 2 Laserを持って、Google Mapsを起動して、その辺を移動してみたのですが、Google Mapsの現在位置が移動しません。普通の格安スマホだと、移動すればGoogle Mapsの現在位置も移動してくれます。ZenFone 2 Laserの場合、現在位置の取得に時間が掛かるようで、まともに動いてはくれません。
兎にも角にも、Google Mapsなどの地図アプリでナビとして使いたい場合は、ZenFone 2 Laserだけは絶対避けたほうが良いです。
ZenFone 2 Laserを含んだ格安スマホと白ロムのGPSの精度の詳細は下記に掲載しているので参考にしてみてください。
格安スマホと白ロムの位置情報(GPS)の精度の詳細とテスト結果
アルミ箔を貼るとGPSの精度が上がる!?
バッテリーカバーを外して、アルミ箔を細長く切ってL字にして貼り付けるとGPSの精度が上がる噂があります。
このサイトでもZenFone 2 Laserを持っているので、台所にあったアルミフォイルで試してみたのですが、結果はたいして変わりませんでした・・・。使う状況によっては、改善するかもしれませんが、あまり当てにしない方が良いです。
6インチのZenFone 2 Laser ZE601KLについて
2015年11月13日、ZenFone 2 Laserの画面が6インチになる、ZenFone 2 Laser ZE601KLが発売されました。ただし、これは超マイナーな機種なので無視していいです。
ZenFone 2 Laserといった場合、基本的に画面が5インチのZenFone 2 Laser ZE500KLを指します。
6インチのZenFone 2 Laser ZE601KLはマイナーな上に偽物(国内版ではなく中国版)が横行しているので購入しない方がいいです。これ以外にも楽天モバイル限定のROM8GB版のZenFone 2 Laserがありましたが販売終了しているので無視します。
ZenFone 2 Laser ZE601KLの性能
6インチ(解像度1920×1080)、CPUオクタコア1.7GHz/1.0GHz、RAM3GB、ROM32GB、背面1300万画素/前面500万画素、電池容量3000mAh、大きさ164.5 × 84 × 10.55mm、重さ190グラム、連続待受時間LTE353時間/WCDMA439時間、3万7000円
ZenFone 2 Laser ZE601KLの対応バンド(国内版)
LTE(4G): 2,100(1), 1,800(3), 850(5), 800(6), 900(8), 1,700(9), 800(19), 700(28) MHz, 2600(38), 1900(39), 2300(40), 2600(41)
WCDMA(3G): 2,100(1), 1,900(2), 850(5), 800(6), 900(8), 800(19) MHz
TD-SCDMA: 1,900(39), 2,100(34)
ZenFone 2 Laser ZE601KLの対応バンドのTD-SCDMAは中国用のバンドになります。LTEの38,39,40,41も中国/インド用のバンドになります。ZE500KLとZE601KLの対応バンドの主な違いは、ZE601KLは中国でも使えるようになっていることです。
ZE601KLは高性能というわけではありませんが、そこそこ良い性能で6インチの大きな画面を使いたい場合にオススメです。
ただし、ZenFone 2 Laser ZE601KL(国内版)ではなく、ZenFone 2 Laser ZE601KL(中国版/グローバル版)の不正販売が横行しています。中国版/グローバル版は日本の対応バンドと合っていないようで、6インチのZE601KLは不正品を購入するリスクが高いです。
その他の格安SIM用のおすすめのスマホ
格安スマホのおすすめ機種ランキングでは、主に端末の選び方(スマホの性能や評価)を中心に説明しています。
- OPPO Reno7 A
- 見た目が良くて、電池持ちも良い。40,000円、6.4インチ、CPU Snapdragon 695 5G、RAM6GB、ROM128GB、カメラ4800万画素(F値1.7)+超広角800万画素(F値2.2)+マクロ200万画素、重さ175g、電池容量4500mAh、防水、おサイフケータイ
- OPPO Reno5 A
- コスパが良く高性能。カメラ性能も良い。35,000円、6.5インチ、CPU Snapdragon 765G、RAM6GB、ROM128GB、カメラ6400万画素(F値1.7)+超広角800万画素(F値2.2)+マクロ200万画素、重さ182g、電池容量4000mAh、防水、おサイフケータイ
- Mi 11 Lite 5G
- 薄型軽量で高性能。40,000円、6.55インチ、CPU Snapdragon 780G、RAM6GB、ROM128GB、カメラ6400万画素(F値1.79)+超広角800万画素(F値2.2)+テレマクロ500万画素、重さ159g、電池容量4250mAh、おサイフケータイ
- AQUOS sense6
- 長く使える。40,000円、6.1インチ、CPU Snapdragon 690、RAM4GB、ROM64GB、カメラ4800万画素(F値1.8)+超広角800万画素(F値2.4)+望遠800万画素(光学2倍)、重さ156g、電池容量4570mAh、防水、おサイフケータイ、耐衝撃
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