格安SIM向きの人、格安SIMのメリット・デメリット

最終更新日 / 作成日 2015年3月19日 / 作成者 格安SIMとスマホ比較

結論から言ってしまうと、ほとんどの人は格安SIMにしたほうがいいです。

例外的に、社会人で取引先の人に電話をかけることが多い人の場合は格安SIMはあいません。逆にそれ以外の人、子供や学生、主婦や主夫、高齢者、会社用ではなく個人用のスマホを使っている社会人の場合、スマホ代を大分安くすることができるので格安SIMが絶対オススメです。

遅かれ早かれ、ほとんどの人が格安SIMを使うことになると思います。早ければ早いほど、携帯電話代を節約できるので、行動するなら今です!

ちなみにここでは格安SIMと格安スマホを同じものとして考えても問題ありません。(格安スマホは厳密には、格安SIMカードを入れたSIMフリーのスマートフォンのことを言います)

格安SIMのメリット

1) 月々の携帯電話の料金が2000円くらいになる。

格安SIMの最大のメリットは月額料金の安さです。今まで月7000円や8000円だった携帯代が2000円くらいになります。毎月6000円の節約になります。年間だと7万円以上の節約になります! 料金が下がっても使い勝手はほとんど変わりません。

2) 契約に縛られない

ドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアの場合は2年毎に契約が更新されます。その更新する月に他社へ乗り換えをしないと、月5000円程度で使い続けることができなくなっています。

大手キャリアは最新のスマホが実質タダで手に入る上に最初の2年間は月5000円程度で使うことができます。しかし契約から2年を経過すると月額料金が7000円から8000円くらいに値上がりします。

2年後に他社へ乗り換えると、また新しいスマホが手に入り、月額料金を5000円ぐらいで引き続き使うことができます。ただし事務手数料やら何やらで乗り換えには5000円くらい別途手数料がかかります。乗り換えは2年ごとの更新月に行わないと1万円程度の違約金がかかります。

面倒なので何もせずに、ずーと大手キャリアを使い続けた場合、契約から2年後に月額料金が7000円から8000円に値上がりするだけです。スマホもそのまま古いスマホのままです。最近、政府が大手キャリアの月額料金が高すぎるので安くするようにと大手キャリアに呼びかけたところ、大手キャリアが長期ユーザ(契約から5,6年?)の場合に、月額料金を5%程度引き下げると言い出しました。まったくやる気がありません。

格安SIMの場合、スマホの月額料金を2000円程度にすることができる上に、一度手続きをすれば、それからわずらわしい手続きに悩まされることがなくなります。

格安SIMは何年使おうが料金は月2000円くらいです。新しいスマホ(格安スマホ)を分割で購入する場合、最初の2年は月3000円くらいになりますが、2年経過すると、月額料金は2000円くらいに下がります。

大手キャリアだと2年ごとの契約月に解約やMNPをしないと1万円の違約金がかかります。格安SIM(音声通話プラン付の格安SIM/音声通話SIM)の場合は、1年以内に解約した場合、最大で1万円の違約金が発生する場合がありますが、契約から1年を超えるといつMNPで他社へ移行しても、そして解約しても違約金はかかりません。

3) 携帯(スマホ)を長く使える

大手キャリアの場合は2年ごとにスマホを実質0円くらいで新しいスマホに変更することができます。お得に感じる人がいるかもしれませんが、それ以上に月額料金が高く設定されています。スマホを新しくしなくても高い料金を払わされるので、多くの人が2年ごとにスマホを新しくしていると思います。まだ使えるのにと思いながら。

大手キャリアを使っていて2年を超えても他社へ乗り換えなかったり、機種変更もしない場合、単純に高い月額料金を払い続けているだけになります。(大手キャリアにとっては、とてもおいしいお客様になります)

格安SIMの場合、スマホ(1万円から8万円)を自分で購入しなければならないので、ずーと使い続けようとします。基本的に3,4年は不満なく使えると思うので、長い目で見ると圧倒的に格安SIMがお得になります。

格安SIMから他の格安SIMへ乗り換えてもキャッシュバックや割引などはほとんどないので、大手キャリアのように2年ごとに乗り換えるなんてメンドクサイことをしなくて済みます。

7) 今すぐ格安SIMにしたほうが絶対良い場合

新しく携帯電話を契約(新規契約)しようと思っている人の場合、格安SIM(格安スマホ)にしたほうが絶対良いです。大手キャリアで新規契約するメリットはほとんどありません。もし今、大手キャリアを契約してしまうと、巨額な違約金(5万から10万円)で1年くらいは身動きが取れなくなります。

新規契約なら絶対、格安SIMです。

新規契約の人以外にも、大手キャリアを2年以上契約している人たちの場合は今すぐ格安SIMにしたほうが良いです。

月額料金が8000円から1万円だったのが、2000円くらいになります。大手キャリアの場合、2年ごとに更新月(契約月)があって、その月に格安SIMに移らないと違約金が1万円かかります。更新月を過ぎてしまっている場合でも、あきらめてさっさと格安SIMにしたほうがトータルで断然節約できることになります。

更新月が1ヶ月後とかの場合は、少し待って更新月になってから格安SIMへMNPをすることをおすすめします。更新月が2ヶ月以上先の場合は、あきらめて1万円の違約金を払って格安SIMへMNPしたほうが、トータルで安くなります。

更新月がいつだかわからない場合は、自分が契約している大手キャリア、ドコモ(0120-800-000)au(0077-7-111)ソフトバンク(0800-919-0157)などに電話で問い合わせれば教えてくれます。ドコモショップやauショップ、ソフトバンクショップなどの個別のショップへ電話をかけても、教えてくれないので注意してください。個別のショップの場合、電話ではなく、直接店舗に行くと教えてくれるようです。ただし、待ち時間などがあるので、基本的にはドコモ、au、ソフトバンクに直接電話をかけて聞くのをおすすめします。

更新月を聞くときは、ついでに違約金についても聞いておくことをおすすめします。違約金が2万円以内ならさっさと格安SIMへMNPです。(ただし契約月が1ヶ月後とかの場合は、1ヶ月待ちましょう)

今大手キャリアを使っていて格安SIMにしたいけど、やり方がいまいち良くわからない場合は、下記のページを参考にしてみてください。

初めてスマホを契約(新規契約)しようと思っている人は手続きは簡単です。新規契約の場合はオリジナルの格安スマホの選び方の詳細ガイドを参考にしてください。

格安SIMのデメリット

1) 携帯(スマホ)を購入する必要がある

格安SIMの最大のデメリットは最初にスマホを購入する必要があることです。ドコモやauのスマホを持っている人は喜んでください。このデメリットがありません。今使っているスマホをそのまま格安SIMで使うことができます! つまりドコモやauのiPhoneやスマホならそのまま格安SIMをさして使うことが出来ます。

ただしドコモのスマホ(白ロム)を格安SIMで使う場合、テザリングが基本的にできなくなります。テザリングが必須な場合は格安スマホやSIMフリー機種を購入する必要があります。ドコモのiPhoneの場合はテザリングができます。

auのスマホ(白ロム)を格安SIMで使う場合は、テザリングができます。ただし、ドコモのiPhoneと異なり、auのiPhoneではテザリングができないのに注意が必要です。

スマホを持っていない人、スマホを持っていてもソフトバンクのスマホの場合、新しく白ロムや格安スマホ、SIMフリーのスマホを購入する必要があります。

ほとんどの人にとって不満なく使える価格帯が2万円から3万円になります。格安SIM(格安スマホ)で端末の性能が悪くて不満を言っている人がいますが、この人たちは1万円の格安スマホを購入した人たちです。

どんな格安スマホをどこで買えばいいかは格安SIMに最適な格安スマホの比較と評価に記載しているのでそちらを参考にしてみてください。だいたい半年くらいで元が取れます。長く使えば使うほど節約になるので大切に使いましょう!(目標は4年です)

iPhone6sやNexus6などの最新の機種が欲しい場合は8万円くらいかかってしまいます。格安スマホとiPhone6sやNexus6に関しては格安スマホとiPhone6とNexus6の比較に記載してあります。

2) 通話代が30秒20円

大手キャリアの場合、話し放題のプランや同じキャリア同士だと通話料金無料の時間帯があったりしますが、格安SIMにはありません。

格安SIMの通話代は30秒20円が基本です。楽天電話をつかうと通話の質を落とさずに30秒10円にすることができます。家族や友達などに電話をしたいときはLINEの無料通話を使えばいいので、格安SIMの通話代の高さを気にする必要はないと思います。

実際に去年の8月の統計ですが、75%の人が月30分もスマホで電話をかけていません。

1ヶ月の通話時間(Lineなどの通話アプリでの通話は除く)

2014年8月 MMD研究所調べ (母数1218人)
1分未満14.6%
1分以上3分未満15.9%
3分以上5分未満11.6%
5分以上10分未満14.8%
10分以上15分未満10.2%
15分以上30分未満9.6%
30分以上1時間未満9.4%
1時間以上2時間未満7.2%
2時間以上3時間未満2.2%
3時間以上4.5%

例外的に社会人で取引先の人に電話をかける場合、さすがにLINEで電話はできないし、楽天電話でも30秒10円かかるので格安SIMをビジネス用途で使ってしまうと通話代がかなりの金額になってしまいます。

ただ、格安SIMの中にも無料で電話ができるプランがあったり、格安スマホとガラケーの2台持ちで通話料金を大幅に抑える方法があったりします。詳しくは格安SIMの通話料金をできる限り抑える方法に書いてあるので参考にしてみてください。

3) キャリアメールが使えなくなる

今までドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアを使っていた人が格安SIMにするということは、大手キャリアの契約を解除するということになります。そして大手キャリアの契約を解除するとキャリアメールが使えなくなります。

これからずっと月5000円をキャリアメールのためだけに払う価値があると思う人は、そのまま格安SIMにせずに大手キャリアを使い続けてください。そんな価値はキャリアメールにはないと思う人、これからはGmailを使いましょう。

Gmail

最も有名な無料のメールサービスです。Gmailでメールアドレスを作成して、家族や友達などにメールアドレスの変更の連絡をしましょう。Gmailもスマホで普通に確認できるので心配無用です。

家族も大手キャリアを使っていて、家族の分も一緒に手続きをしようとする場合、ここでトラブルが発生する場合があります。キャリアメールが使えなくなって、慣れないGmailになることで、文句が出る可能性があります。別段、Gmailだから難しいというのはないのですが、余計なトラブルで文句を言われないように、実際にMNPをする前に、家族分も含めて全部Gmailへ移行させて慣れさせる必要があります。

自分の分だけなら、トラぶっても対処できると思いますが、何も知らない家族がトラブルと家族からひどい目に合う可能性があります。家族分も格安SIMへMNPをする場合は、気をつけてください!

ちなみにヤフーメールやホットメールを使っている場合は、Gmailの変わりに使うこともできます。iPhone以外のスマホを使う場合、結局Gmailの登録が必要になるので、基本はGmailを使ったほうが良いです。

4) 通信速度が遅くなる

格安SIMの通信速度は大手キャリアの通信速度よりも遅いです。

遅いですが実用上ほとんど問題ないです。ほとんどの時間帯で格安SIMでも大手キャリアと遜色ないくらい通信速度が出て快適に使うことができます。

ただし、平日の昼間(12時20分から50分)の時間帯は、ほとんどの格安SIMで通信速度が遅くなります。サイトを閲覧するくらいなら少しだけ我慢すれば見ることができますが、動画やアプリのダウンロードはこの時間帯は避けたほうがいいです。

平日の昼間(12時20分から50分)の時間帯さえ目をつぶれば、普通に満足する通信速度が格安SIMでも出ています。

注意点は、格安SIMの中にも速度が速い格安SIM、平均的な格安SIM、遅い格安SIMがあります。速度が速い格安SIMと平均的な格安SIMは普通に使えますが、遅い格安SIMの場合はサイトの読み込みも遅くなるので、イライラする場合があります。

下記のページに11社以上の格安SIMの実際の通信速度を計測して掲載しています。

MVNO格安SIMの通信速度の比較記録

主要な格安SIMは全て計測しているので実際に出る速度を確認してから格安SIMを申し込んでください。自分が申し込もうと思っている格安SIMが掲載されていない場合は、かなりの確率で遅い格安SIMか何かしら問題のあるSIMです。

5) おサイフケータイやワンセグに対応していない?

格安SIMだとおサイフケータイやワンセグが使えないと思っている人がいますが誤解です。格安SIMでもおサイフケータイに対応したスマホを使えば格安SIMでもおサイフケータイが使えます。

おサイフケータイと格安SIMに関しては下記のリンクに詳しく書いてあるので参考にしてください。

格安SIMでも使えるおサイフケータイ、白ロムとXperia J1 Compact

ワンセグに対応しているスマホなら格安SIMを入れてもワンセグを使うことができます。ワンセグに対応したSIMフリーの格安SIMは数機種販売されていますが割高です。ワンセグを使いたい場合は、ドコモやauのワンセグに対応した白ロムを購入しましょう。ドコモやauのワンセグに対応した白ロムなら格安SIMを入れてもワンセグが見れます。

ワンセグに対応した白ロムを探している場合は、下記のリンクを参考にして探してみてください。

6) アプリのデータが消える?

誤解している人がいますが、格安SIMにしたからといってアプリのデータは消えません。ドコモのスマホを使っている人は、SIMカードを入れ替えるだけで格安SIMが使えるので、パズドラやモンスト、Lineなどのアプリもそのままのデータで続けることができます。

新しいスマホにした場合は、古いスマホのほうにアプリのデータがありますが、ほとんどのメジャーなアプリは機種変更のためのデータ移行の方法があるので、格安SIMにしたからといってゲームアプリを最初からやり直すなんてことはありません。気になる人は、アプリ名と機種変更で検索してみるといいかと思います。

7) 今すぐ格安SIMにしないほうがい良い場合

ここ最近、大手キャリアへMNPをしたり大手キャリアで新規契約や機種変更をしてしまった人の場合は、巨額な違約金(5万円から10万円)を取られる可能性があるので、格安SIMにしても、損はしないけど得もしない状況になっている可能性があります。格安SIMで月額料金が安くなっても、巨額な違約金がかかるため半年から1年くらい節約効果がまったくでないケースがあります。

新規契約や機種変更、MNPをしてから、1年くらい経過していると格安SIMにしたほうが安くなる可能性が高くなります。2年経過すると格安SIMにしたほう絶対お得になります。

新規契約や機種変更、MNPをしてから
1年以内 ← 格安SIMにしても節約にも損にもならない
1年から1年半以内 ← 格安SIMにすると少し節約できる
1年半から2年未満 ← 格安SIMにすると節約できる
2年以上 ← 格安SIMにするとかなり節約できる

違約金に関しては、個々のケースで異なると思うので、契約した大手キャリアへ電話をして現在解約した場合の違約金を問い合わせてみてください。

違約金が2,3万円くらいなら、格安SIMへMNPすることをすすめますが、違約金が5万円以上になるような場合は少なくとも違約金が2,3万円になるまでは大人しくしておいたほうがいいと思います。

おすすめの格安SIMカード

  • 楽天モバイル
    • 楽天モバイルは通信速度は平均的な格安SIMの速度ですが、キャンペーンが豊富なため割安に使うことができます。月額料金が初月無料です。楽天市場でもらえるポイントがずーと2倍になったり、格安スマホが安く買えるキャンペーンなども行っています。
  • UQ mobile
    • au系の格安SIM。全ての格安SIMの中で一番速度が出て安定しているがUQ mobileの格安SIMです。auユーザに特におすすめです。
  • DMM mobile
    • DMM mobileは月額料金が最安値で通信速度も速いです。データ量の選択肢も豊富です。格安スマホは少し高いですが、格安SIMだけ必要な人におすすめです。
  • mineo(マイネオ)
    • mineoはau系の格安SIM(auプラン)とドコモ系の格安SIM(ドコモプラン)の両方の格安SIMを提供しています。月額料金もそこそこ安く、通信速度も速いです。mineoの場合、音声通話SIM(デュアルタイプ)をすぐに解約しても違約金が発生しません。格安SIMをちょっと試してみたい人におすすめです。

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