格安SIMのメリットとデメリット

最終更新日 / 作成日 2015年3月19日 / 作成者 格安SIMとスマホ比較

結論から言ってしまうと、ほとんどの人は格安SIMにしたほうがいいです。

例外的に、社会人で取引先の人に電話をかけることが多い人の場合は格安SIMはあいません。逆にそれ以外の人、子供や学生、主婦や主夫、高齢者、会社用ではなく個人用のスマホを使っている社会人の場合、スマホ代を大幅に安くすることができるので格安SIMが絶対オススメです。

遅かれ早かれ、ほとんどの人が格安SIMを使うことになると思います。早ければ早いほど、携帯電話代を節約できるので、行動するなら今です!

ちなみにここでは格安SIMと格安スマホを同じものとして考えても問題ありません。(格安スマホは厳密には、格安SIMカードを入れたSIMフリーのスマートフォンのことを言います)

格安SIMのメリット

1) 月々の携帯電話の料金が2000円くらいになる

格安SIMの最大のメリットは月額料金の安さです。今まで月7000円や8000円だったスマホ代が2000円くらいになります。毎月6000円の節約になります。年間だと7万円以上の節約になります! 料金が下がっても使い勝手はほとんど変わりません。

ちなみに初めてスマホを使う人や、ガラケーだった人がスマホを使う場合でも、格安SIMなら最初から月2000円くらいで普通に利用することができます。

2) 契約に縛られない、月額料金は基本的にずーと同じ

ドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアの場合は2年毎に契約が更新されます。その2年ごとにある2ヶ月間の更新月に他社へ乗り換えをしないと、月5000円程度で使い続けることができなくなっています。

大手キャリアを使うメリットの一つは、最新のスマホが実質タダに近い値段で手に入る上に最初の2年間は各種割引などで月5000円程度で使うことができることです。しかし契約から2年を経過すると月額料金が7000円から8000円くらいに値上がりします。

2年後に他社へ乗り換えると、また新しいスマホが安く手に入り、キャッシュバックやMNPの割引などで、月額料金を5000円ぐらいで引き続き使うことができます。ただし事務手数料やら何やらで乗り換えには6000円くらい別途手数料がかかります。乗り換えは2年ごとの更新月に行わないと1万円程度の違約金がかかります。

面倒なので何もせずに、ずーと大手キャリアを使い続けた場合、契約から2年後に月額料金が7000円から8000円に値上がりするだけです。スマホもそのまま古いスマホのままです。政府が大手キャリアの月額料金が高すぎるので安くするようにと大手キャリアに呼びかけたところ、大手キャリアが長期ユーザ(契約から5,6年?)の場合に、月額料金を5%程度引き下げると言い出しました。まったくやる気がありません。

長期ユーザを優遇させるために、政府が実質ゼロ円端末を禁止にしたところ、単にスマホの購入代が上がっただけでした。ドコモとauとソフトバンクが実質的な談合を行っていて、どうしようもありません・・。期待するだけ無駄です。

格安SIMの場合、スマホの月額料金を2000円程度にすることができる上に、一度手続きをすれば、それからわずらわしい手続きに悩まされることがなくなります。

格安SIMは何年使おうが料金は基本的に変わりません(電話を多くすると料金が変わります)。大手キャリアのように2年経つと大幅に値上がりするようなこともなく、ずーと月額料金は2000円くらいです。

新しいスマホ(格安スマホ)を分割で購入する場合、最初の2年は月3000円くらいになりますが、2年経過すると、月額料金は2000円くらいに下がります。

大手キャリアだと2年ごとの契約月に解約やMNPをしないと1万円の違約金がかかります。大半の格安SIM(音声通話プラン付の格安SIM/音声通話SIM)は、1年以内に解約した場合、最大で1万円の違約金が発生する場合がありますが、契約から1年を超えるといつMNPで他社へ移行しても、そして解約しても違約金はかかりません。

大手キャリアでも契約に縛られないプランがあるが、月額料金が高くなる

大手キャリアでも契約に縛られないプランがありますが、そのプランを選ぶと2年後の契約月以外で解約しても1万円の違約金がかからない代わりに、月額料金が1500円くらい高くなります。

契約から半年以内に解約する場合は、契約に縛られないプランの方がトータルで安くなりますが、半年を超えると2年契約のプランの方が違約金込みでも安くなります。

これも政府が大手キャリアのスマホ代を下げるために勧告した結果なのですが、大手キャリアは無能プランをでっち上げるだけの結果になりました。

3) 携帯(スマホ)を長く使える

大手キャリアの場合、2年ごとにスマホを実質0円くらいで最新のスマホに変更することができます。お得に感じるかもしれませんが、それ以上に月額料金が高く設定されています。スマホを新しくしなくても高い料金を払わされるので、割と多くの人が2年ごとにスマホを新しくしています。まだ使えるのにと思いながら。

大手キャリアを使っていて2年を超えても他社へ乗り換えなかったり、機種変更もしない人も相当数いますが、この場合は単純に高い月額料金を払い続けているだけです。(大手キャリアにとっては、とてもおいしいお客様になります。ネットでは養分と呼ばれたりします)

格安SIMの場合、スマホ(平均3万円)を自分で購入しなければならないので、ずーと使い続けようとします。基本的に3,4年は不満なく使えるので、少し長い目で見ると圧倒的に格安SIMがお得になります。

格安SIMから他の格安SIMへ乗り換えてもキャッシュバックや割引などはほとんどないので、大手キャリアのように2年ごとに乗り換えるなんてメンドクサイことをしなくて済みます。

7) 今すぐ格安SIMにしたほうが絶対良い人

電話をあまりしない人は格安SIMが絶対お得

ドコモやau、ソフトバンクだと電話をしなくても、スマホだと月2700円の電話代(かけ放題)がかかります。5分以内の通話が無料になるプランでも月1800円の電話代になります。

たとえ電話を1分たりともしない場合でも、大手キャリアでスマホを使う場合強制的に加入させられます。

格安SIMの場合、電話をしなければ電話代は0円です。格安SIMだと月3時間以上電話をするような場合、電話代がかなり高額になってしまうので、毎月3,4時間も電話をするなら大手キャリアのかけ放題が良いです。ただ、今の時代、月3時間以上電話をする人は全体の5%もいません。多くの人がLINEも無料通話を使ったり、LINEのトークやTwitter、Facebookなどで電話の代わりに交流しています。

初めてスマホを使う人、大手キャリアで2年を超えて契約している人は格安SIMがおすすめ

新しくスマホを契約(新規契約)しようと思っている人の場合、格安SIM(格安スマホ)にしたほうが絶対良いです。大手キャリアで新規契約するメリットはほとんどありません。

大手キャリア同士でMNPをする場合、新しいスマホが安く買えて、キャッシュバックやMNPの月額割引などがあることから、2年間は比較的安く使うことができます。

新規契約の場合、基本的にキャッシュバックもないし、MNP用の月額割引もありません。新規契約の場合でもある程度の月額割引がありますが、お得度は低いです。

大手キャリアで2年を超えて契約している人も格安SIMがおすすめです。大手キャリアは電話をそんなにしなかったり、2年ごとにMNPをして最新のスマホにしない場合は割高になります。電話をそんなにしない場合や、ずーと契約を続けたい場合、大手キャリアと比較にならないほど格安SIMの方が安くなります。

大手キャリアを2年以上契約している人たちの場合、月額料金が7000円から1万円だったのが、格安SIMなら1500円〜2000円くらいになります。大手キャリアの場合、2年ごとに更新月(契約月)があって、その月に格安SIMに移らないと違約金が1万円かかります。更新月を過ぎてしまっている場合、違約金を支払ってでもさっさと格安SIMにしたほうが断然節約できます。

※ 大手キャリアで更新月以外の解約/MNPをする場合、違約金は1万円が普通ですが、昔から契約している人の場合は3000円程度の場合もあります。違約金の詳細は、契約中の大手キャリアにお問い合わせください。

更新月が1ヶ月後とかの場合は、少し待って更新月になってから格安SIMへMNPをすることをおすすめします。更新月が2ヶ月以上先の場合は、あきらめて1万円の違約金を払って格安SIMへMNPしたほうが、トータルで安くなります。

更新月がいつだかわからない場合は、自分が契約している大手キャリア、ドコモ(0120-800-000)au(0077-7-111)ソフトバンク(0800-919-0157)などに電話で問い合わせれば教えてくれます。ドコモショップやauショップ、ソフトバンクショップなどの個別のショップへ電話をかけても、教えてくれないので注意してください。個別のショップの場合、電話ではなく、直接店舗に行くと教えてくれるようです。ただし、待ち時間などがあるので、基本的にはドコモ、au、ソフトバンクに直接電話をかけて聞くのをおすすめします。

更新月を聞くときは、ついでに違約金についても聞いておくことをおすすめします。違約金が高額な場合でもたいていの場合は違約金を支払ってでも格安SIMへMNPした方がお得になっています。(更新月が1ヶ月後とかの場合は、1ヶ月待ちましょう)

今大手キャリアを使っていて格安SIMにしたいけど、やり方がいまいち良くわからない場合は、下記のページを参考にしてみてください。

初めてスマホを契約(新規契約)しようと思っている人は手続きは簡単です。新規契約の場合は格安スマホとプランの選び方の詳細ガイドを参考にしてみてください。

格安SIMのデメリット

1) 携帯(スマホ)を購入する必要がある

格安SIMの最大のデメリットは最初にスマホを購入する必要があることです。ドコモやauのスマホを持っている人はこのデメリットがありません。今使っているスマホをそのまま格安SIMで使うことができます。つまりドコモやauのiPhoneやスマホならそのまま格安SIMをさして使うことが出来ます。

ただしドコモのスマホ(白ロム)を格安SIMで使う場合、テザリングが基本的にできなくなります。テザリングが必須な場合は、格安スマホやSIMフリー機種を購入する必要があります。ちなみにドコモのiPhoneの場合はテザリングができます。

auのスマホ(白ロム)を格安SIMで使う場合はテザリングもできます。ただし、ドコモのiPhoneと異なり、auのiPhoneではテザリングができないのに注意が必要です。

auのスマホの場合、2014年冬以降に発売されたiPhone以外のauのスマホの場合、SIMロック解除しないと格安SIMでは使えないので、auのスマホを使おうと思っている場合は、その点だけ注意してください。(2015年5月以降に発売されたauのスマホの場合、購入から半年経てばSIMロックの解除をしてもらえます。※2015年4月に発売されたGalaxy S6 edge SCV31もSIMロック解除の対象です)

スマホを持っていない人、スマホを持っていてもソフトバンクのスマホの場合、新しく白ロムや格安スマホ、SIMフリーのスマホを購入する必要があります。(ソフトバンクのSIMロック解除ができるiPhoneなら格安SIMでも使えます)

ほとんどの人にとって不満なく使える格安スマホの価格帯は2万円から3万円になります。格安SIM(格安スマホ)で端末の性能が悪くて不満を言っている人がいますが、この人たちは1万円前後の格安スマホを購入した人たちです。

どんな格安スマホをどこで買えばいいかは格安SIMに最適な格安スマホの比較と評価に記載しているのでそちらを参考にしてみてください。だいたい半年くらいで元が取れます。長く使えば使うほど節約になるので大切に使いましょう!(目標は4年です)

iPhone 7 PlusやGoogle Pixelなどの最新の機種でも格安SIMが使えますが、端末代で8万円〜10万円くらいかかってしまいます。

2) 電話をたくさんすると月額料金が高くなる、通話料金30秒20円

大手キャリアの場合、かけ放題のプランや同じキャリア同士だと通話料金無料の時間帯があったりしますが、格安SIMには基本的にありません。(ただし、最近は格安SIMでも5分かけ放題のプランがあったりします)

格安SIMの通話代は30秒20円が基本です。何も考えずに格安SIMで長電話をするとひどい目にあります。例えば1時間の電話をすると2400円です。

ただし、これ何も考えずに格安SIMを使った場合です。楽天でんわアプリを使えば、通話の質を落とさずに30秒10円にすることができます。これで1時間の電話をしても1200円です。さらにBIGLOBE SIMの通話パック60を使えば650円になります。

家族や友達などに電話をしたいときはLINEの無料通話を使えばいいので、格安SIMの通話代の高さを気にする必要はないと思います。

さらに付け加えると、スマホで長電話をする人自体がかなり少ないです。統計だと75%の人が月30分もスマホで電話をかけていません。85%が月1時間未満です。

1ヶ月の通話時間(Lineなどの通話アプリでの通話は除く)

2014年8月 MMD研究所調べ (母数1218人)
1分未満14.6%
1分以上3分未満15.9%
3分以上5分未満11.6%
5分以上10分未満14.8%
10分以上15分未満10.2%
15分以上30分未満9.6%
30分以上1時間未満9.4%
1時間以上2時間未満7.2%
2時間以上3時間未満2.2%
3時間以上4.5%

大手キャリアのかけ放題でメリットを享受できているのは月2時間以上電話をする人、全体の6.7%だけになります。それ以外の人は、単に大手キャリアに高額な月額料金を支払っているだけです。

社会人で取引先に電話をかけることが多い場合は、さすがにLINEで電話はできないし楽天電話でも30秒10円かかるので、格安SIMをビジネス用途で使ってしまうと通話代がかなりの金額になる場合があります。

ただ、電話をたくさんする場合でも、格安SIMの中には5分かけ放題などのオプションプランがあったり、格安スマホとガラケー(かけ放題)の2台持ちで通話料金を大幅に抑える方法があったりします。詳しくは格安SIMの通話料金をできる限り抑える方法に書いてあるので参考にしてみてください。

人に格安SIMをすすめる場合で最も注意したいところは電話代です。格安SIMの月額料金はとても安いのですが、長電話をすると吹っ飛びます。特に女性は長電話をする人がいるので、格安SIMをすすめる場合は格安SIMでの電話の仕方だけは一緒に説明することを強くオススメします。

3) キャリアメールが使えなくなり、ガラケーの人にメールが送れなくなる可能性がある

今までドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアを使っていた人が格安SIMにすると、大手キャリアの契約を解除することになります。大手キャリアの契約を解除するとキャリアメールが使えなくなります。

大手キャリアのキャリアメールを使うメリットは、ガラケーの人にもメールを問題なく送れることです。大手キャリアのキャリアメール以外のメールアドレスでメールを送ると、ガラケーの人がブロックして届かない可能性が少しあります。ちなみにブロックを解除してもらえれば、ガラケーの人にもメールは届くようになります。

これからずっとブロックを解除しないガラケーの人にメールをするためだけに月5000円を支払う価値があると思う人は、そのまま格安SIMにせずに大手キャリアを使い続けてください。そんな価値はないと思う人は、これからはGmailを使いましょう。

Gmail

最も有名な無料のメールサービスです。Gmailでメールアドレスを作成して、家族や友達などにメールアドレスの変更の連絡をしましょう。Gmailもスマホで普通に確認できるので心配無用です。

家族も大手キャリアを使っていて、家族の分も一緒に手続きをしようとする場合、ここでトラブルが発生する場合があります。キャリアメールが使えなくなって、慣れないGmailになることで、文句が出る可能性があります。別段、Gmailだから難しいというのはないのですが、余計なトラブルで文句を言われないように、実際にMNPをする前に、家族分も含めて全部Gmailへ移行させて慣れさせる必要があります。

自分の分だけなら、トラぶっても対処できると思いますが、何も知らない家族がトラブルと家族から文句を言われてムカつく可能性があります。家族分も格安SIMへMNPをする場合は、気をつけてください!

ちなみにヤフーメールやホットメールを使っている場合は、Gmailの変わりに使うこともできます。iPhone以外のスマホを使う場合、結局Gmailの登録が必要になるので、基本はGmailを使ったほうが良いです。

ゆうちょダイレクトを使うには、大手キャリアのメールアドレスが必要

郵便局(ゆうちょ銀行)のオンラインバンキングを使うには、大手キャリアのメールアドレスが必要になります。さすが前時代的な郵便局、アホみたいな制限です。ただし、最近では格安SIMでも、楽天モバイルマイネオ、そしてUQ mobileのメールアドレスでも登録できるようになっています。

基本的に大手キャリアのキャリアメールが使えないデメリットは、ガラケーの人にメールが届かない可能性が少しあること、そしてゆうちょダイレクトを使いたい場合は選べる格安SIMが限られることくらいです。

4) 通信速度が遅くなる

格安SIMの通信速度は大手キャリアの通信速度よりも遅いです。

遅いですが実用上ほとんど問題ないです。ほとんどの時間帯で大体の格安SIMで普通に使える通信速度が出ています。

・ほとんどの時間帯の意味
平日の昼(12時台)の時間帯は、ほとんどの格安SIMで通信速度がかなり遅くなります。サイトを閲覧するくらいなら少し我慢すれば見ることができますが、動画やアプリのダウンロードは無理です。唯一、UQ mobileだけが平日の昼の時間帯でも快適に使える速度が出ています。ただし、UQ mobileであっても絶対ではありません。平日の昼でも「絶対」快適に使いたい場合は、ほとんどの格安SIMは無理です。月額料金が4倍になる大手キャリアを使ってください。

・大体の格安SIMの意味
格安SIMの中にも通信速度が速い格安SIMから、普通の格安SIM、そして遅い格安SIMがあります。速い格安SIMと遅い格安SIMを比べると速度差が10倍くらいあったりします。大体の格安SIMは一般的な使い方なら普通に使える速度が出ていますが、普通に使えないくらい遅い速度の格安SIMが無視できない数で存在します。

このサイトではMVNOの格安SIMとWiMAX 2+の通信速度の記録で格安SIMの実際に出る速度を毎月計測して掲載しています。毎月の通信品質ランキングの下位はやばいです。普通に使えません。ランキング中位だとほとんどの時間帯で普通に使えて、ランキング上位でほぼ快適に使える感じになっています。

大手キャリアの通信速度の例え
・スポーツカーやリニア、ジェット機でスーパーに行く

格安SIMの通信速度の例え
・自転車や普通の車でスーパーに行く
(ただし、たまに匍匐(ほふく)前進でスーパーに行く馬鹿遅い格安SIMが存在する)

宣伝目的だけで適当に評価しているサイトが多数存在するので、格安SIMを選ぶ場合は、実際に速度をちゃんと計測しているサイトを参考にするのをオススメします。

ただし、速度を計測する場合でもスピードブースターという計測アプリの計測時にだけ速度を速くしている格安SIMが存在するので、計測アプリ(Speedtest等)の計測結果しか載せていないサイトも信頼しないほうがいいです。画像の読み込み速度や、アプリのダウンロード速度、そしてできれば動画再生時の通信速度も掲載しているサイトを参考にしてください。

5) おサイフケータイやワンセグに対応していない?

格安SIMだとおサイフケータイやワンセグが使えないと思っている人がいますが誤解です。格安SIMでもおサイフケータイに対応したスマホを使えば格安SIMでもおサイフケータイが使えます。ワンセグに対応しているスマホなら格安SIMを入れても入れなくてもワンセグを使うことができます。

おサイフケータイとワンセグに関しては下記のリンクに詳しく書いてあるので参考にしてください。

6) アプリのデータが消える?

これも誤解している人がいますが、格安SIMにしたからといってアプリのデータは消えません。ドコモのスマホを使っている人は、SIMカードを入れ替えるだけで格安SIMが使えるので、パズドラやモンスト、ポケモンGO、Twitter、Facebook、LINEなどのアプリもそのままのデータで続けることができます。

新しいスマホにした場合は、古いスマホのほうにアプリのデータがありますが、ほとんどのメジャーなアプリは機種変更のためのデータ移行の方法があるので、格安SIMにしたからといってゲームアプリを最初からやり直すなんてことはありません。気になる人は、アプリ名と機種変更で検索してみるといいかと思います。

7) 大手キャリアで最近契約した場合は、今すぐ格安SIMにしないほうが良い

大手キャリアでiPhoneを最近購入した場合

大手キャリアでiPhone 6s / 6s Plus / SE / 7 / 7 Plusを購入した場合(新規契約やMNP、機種変含む)、半年間は大手キャリアで契約を継続することを強くおすすめします。

半年間継続すると、半年後にSIMロック解除をすることができます。SIMロック解除をすると、そのiPhoneがすべての格安SIMで使えるようになります。auだけ購入後に契約を解除した場合でも、半年経てばSIMロックの解除に応じてくれます。ドコモとソフトバンクは、契約を継続していない場合はSIMロックの解除に応じてくれないので気をつけてください。

SIMロック解除しなくても、ドコモのiPhoneならドコモ系の格安SIMが使えますが、au系の格安SIMでは使えません。auのiPhoneならau系の格安SIMでは使えますが、ドコモ系の格安SIMでは使えません。ソフトバンクのiPhoneなんて、SIMロック解除しないと全ての格安SIMで使えません。(auのiPhone 7 / 7 Plusだと一部でSIMロック解除しないとau系の格安SIMで音声通話ができない場合がごく稀にあるようです)

いずれにせよ、大手キャリアで最近iPhoneを契約した場合は、半年継続してSIMロックを解除してから格安SIMへMNPすることをおすすめします。(auのiPhoneの場合は、いつでも解約していいです)

大手キャリアでAndroidスマホを最近購入した場合

※ AndroidスマホはiPhone以外のスマホのことです。(Windows Phoneも一応存在しますが無視です)

大手キャリアでAndroidスマホを購入した場合は、SIMロックを解除するために、半年はその契約を継続した方が良いです。

ただし、ソフトバンクのAndroidスマホの場合、SIMロックを解除したところで大半のソフトバンクのスマホは格安SIMでは電波の受信が悪くなっているクソ仕様になっています(ソフトバンクのiPhoneは例外)。

ドコモのAndroidスマホの場合、SIMロックを解除しなくてもドコモ系の格安SIMで問題なく使えますが、SIMロックを解除すれば電波の受信的な問題があるにせよau系の格安SIMでも使うことができるようになります。加えて、SIMロックを解除しておいたほうが何かしらの機能の変更(ドコモ系の格安SIMのVoLTE対応など)があった場合でも、対応できる可能性が高くなります。

auのAndroidスマホを最近契約した場合、そのスマホはVoLTE対応機種だと思うので、SIMロックを解除しないとau系の格安SIMでも使えません。そのため、そのスマホを使い続けたい場合は、auの契約を続けて半年後にSIMロックを解除してから他のau系の格安SIMヘMNPするのが妥当な判断になります。

高額な違約金がある場合でも、トータルで見るとすぐに格安SIMへMNPした方が節約できる

大手キャリアから格安SIMヘMNPする場合、高額な違約金がある場合があります。ただ、多くの場合で高額な違約金を払ってでも格安SIMへMNPした方がトータルで計算すると節約できます。

高額な違約金の主犯はスマホの分割代の残りです。スマホを一括で購入していれば、違約金は1万円くらいです。分割代は結局のところ払うことになるので、全額支払ってさっさと格安SIMヘMNPをした方が節約できます。

ただ、契約2年間は月額割引(月々サポート/毎月割/月月割)があります。この月額割引が3000円以上だと2年間は大手キャリアに踏みとどまった方が節約できる可能性が高くなります。月々サポートが1000円とか2000円とかなら、月々サポートなんて蹴っ飛ばして、格安SIMへMNPした方が節約できます。

7) 格安SIMの会社は潰れることがある?

はい、潰れることがあります。

実際には潰れるというよりも、事業譲渡で他の企業に身売りされる場合があります。身売りされてしまう時点で赤字状態なので、身売り後は絶望的です。

ただし、身売り状態になってしまった場合でも、逃げ道は用意されています。身売りSIMにとどまっても悪いことがあっても良いことはないので、他の格安SIMヘMNPです。MNPの費用は6000円くらいです。

大手キャリアから格安SIMにすることで年間5万円〜7万円くらい節約できます。もし、格安SIMの会社(MVNO)がご臨終してしまった場合でも、面倒ですが6000円出して他の格安SIMへMNPすれば、また普通に使うことができます。

使っている格安SIMが潰れたところで、少しお金がかかって、少し手間ですが、本質的にヤバくなる問題は存在しません。

格安SIMは薄利多売の商売なのに、格安SIMの数が多すぎです。半数くらいは潰れると思っています。多売できないマイナーな格安SIMは消滅する運命にあります。

ちなみに潰れそうな格安SIM(MVNO)の特徴は簡単にわかります。キャンペーンをしていない格安SIM、なおかつ新しい格安スマホを販売しない格安SIM(MVNO)です。

7) 格安SIMだと大規模な通信障害を起こす可能性が高い

大手キャリアでも数年に一度くらい大規模な通信障害を起こして、数時間インターネット接続ができなくなる場合がありますが、格安SIMだとその頻度が数倍になります。

大手キャリア、例えばドコモが通信障害を起こすと、ドコモ系の格安SIMも同じく通信障害を起こします。それに加えて、格安SIMは格安SIM独自の通信障害を起こしたりします。

格安SIMごとに格安SIM独自の通信障害の頻度は大きく変わってきます。

質の悪い格安SIMだと、1年に2,3回くらい大規模な数時間にわたる通信障害を起こす場合があります。把握できた中では楽天モバイルが最大最多で、2016年に2回大規模な通信障害を起こしました。(FREELTEも2016年に1回大規模な通信障害を起こしました)

他の格安SIMでもあると思いますが、格安SIMの多くは通信障害をまともに公表しないので全容を把握するのは非常に困難です。

とりあえず平均的な格安SIMでも年に1度くらいヘマをして数時間の通信障害を起こすことを前提にしたほうがいいです。その障害で致命傷を受けそうだと思う場合は、デュアルSIMに対応した格安スマホを使って、別会社の格安SIM(データSIM)をもう一枚用意して入れておくことをおすすめします。

例えば、楽天モバイルとFREETEL、楽天モバイルとDMM mobile、FREETELとDMM mobileみたいな組み合わせです。格安SIMでも別会社の格安SIMを2枚用意すれば、ドコモが通信障害を起こさない限り、2枚の格安SIMが同時に通信障害を起こすことはまず考えられません。

たいていの人は、格安SIMを2枚使わなくても、もし通信障害が起きてもコンビニなどの無料のWiFiスポットを事前に用意して使えば万が一の時も大丈夫です。

ビジネスでも使う場合なんかは、WiFiスポットで回避しても時間的なロスで言い訳が効かない可能性があるので、ビジネスで格安SIMを使う場合は、万が一の致命傷を避けるために2枚使う方がいいかもしれません。

ちなみに、障害で電話が使えなくなったというのは聞いたこともないので、電話の通話障害に関しては格安SIMでも気にしなくて良いです。

格安SIMのメリットとデメリットのまとめ

格安SIMのメリットはスマホの月額料金が圧倒的に安くなることです。なおかつ一般的な使い方なら普通に使うことができます。スマホを使っている8割くらいの人が格安SIMで十分な感じです。

格安SIMのデメリットは「何も考えず」に適当に契約すると快適に使えない場合があることです。

通信速度の遅い格安SIMを選んでしまったり、使えるデータ量が少ない格安SIMを選んでしまったり、長電話をしてしまったりなど。

これらは少し調べれば回避できますが、調べない場合で少し運が悪い場合はデメリットが直撃します。

大手キャリアなら何も考えずに契約しても、高い月額料金がふりかかるくらいで、それ以外は快適に使うことができます。お金さえ出していれば、何も考えなくても快適安心を保障しているのが大手キャリアです。

格安SIMの場合、大手キャリアの月額料金の4分の1くらいでスマホを使うことができますが、自分で考えないといけないというのがデメリットになります。

格安SIMを選ぶのに必要な情報

MVNOの格安SIMとWiMAX 2+の通信速度の記録
ここで格安SIMの実際に出る通信速度を確認してください。通信品質ランキングを毎月更新しているので、下位ランクの格安SIMを避ければ通信速度の面で不満が出ることはまずないです。

格安SIMカードの一覧 (MVNOのリスト)
主要な格安SIMの評価を記載しています。検討している格安SIMはここでチェックしてみてください。問題がある格安SIMの場合は、何かしら記載がされています。

格安SIMの通話料金をできる限り抑える方法
格安SIMでも通話料金を抑えることができます。電話をある程度しそうな場合は確認してください。

格安SIMの選び方と必要な手続きの仕方
格安SIMを使い始めるための必要な手続きの仕方をざっくりと説明しています。

格安スマホとプランの選び方の詳細ガイド
新しいスマホが必要な場合は確認してみてください。格安スマホとプランの選び方を細かく説明しています。

格安SIMに最適な格安スマホの比較と評価(最新情報)
新しいスマホが必要な場合は、こちらも確認してみてください。主に格安スマホの性能を評価しています。これでクズ性能のスマホを回避することができます。

格安SIMのデータ通信量の目安
必要なデータ量がよくわからない場合は確認してみてください。よくわからない場合はとりあえず月3GBぐらいを選べばいいです。後からでも変更できます。

他にもいくつかありますが、基本的には上記を押さえておけば大丈夫です。

おすすめの格安SIMカード

  • 楽天モバイル
    • 楽天モバイルの通信速度は遅めですが、格安スマホを大幅に安く買えるキャンペーンをしょっちゅう行っています。月額料金が初月無料で、楽天市場でもらえるポイントがずーと2倍になります。新しいスマホが必要な場合や、楽天市場で買い物をする場合にオススメです。
  • UQ mobile
    • au系の格安SIM。全ての格安SIMの中で一番速度が出て安定しているがUQ mobileの格安SIMです。auユーザに特におすすめです。
  • DMM mobile
    • DMM mobileは月額料金が最安値水準で通信速度も比較的速いです。データ量の選択肢も豊富です。キャンペーンはほとんど行っていないので実質的には少しだけ高いですが、バランスの良い格安SIMになっています。
  • mineo(マイネオ)
    • mineoはau系の格安SIM(auプラン)とドコモ系の格安SIM(ドコモプラン)の両方の格安SIMを提供しています。月額料金もそこそこ安く、通信速度も比較的速いです。mineoの場合、音声通話SIM(デュアルタイプ)をすぐに解約しても違約金が発生しません。格安SIMをちょっと試してみたい人におすすめです。

その他の格安SIM関連のお役立ち情報

格安SIMと格安スマホの比較と評価で一番詳しいサイト(評判と最新情報も随時更新中)

格安SIMと格安スマホの比較と評価のカテゴリ一覧
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