FREETEL(フリーテル)から楽天モバイルへの乗り換えを徹底解説&FREETELの評価

更新日 / 作成者 格安SIMの管理人 / コメント数 (9) / 関連:SIM総合評価(38) | 楽天モバイル更新順(60)

FREETELはプラスワンマーケティングが運営していましたが、資金繰りが悪化して、2017年9月にMVNO事業は楽天モバイルへ売却、端末事業とFREETELというブランド名は2018年1月にMAYA SYSTEMへ売却されました。

※ ここでのフリーテルは、MAYA SYSTEMに売却される以前のプラスワンマーケティング時代のフリーテルのことです

フリーテルユーザは当分の間は使い続けられますが、フリーテルから楽天モバイルへ乗り換えることをおすすめします。

フリーテルの1GBプランは以前は格安SIMの中でも最安値水準でしたが、楽天モバイルへ移行すればずーとゼロ円で使えるんです。楽天リンクで通話料金も無料になっちゃいます。

フリーテルから楽天モバイルへの乗り換え

楽天モバイルの利用料金は1GB以下なら月0円、1GB超〜3GB以下は月980円、3GB超〜20GB以下は月1980円、20GB超〜無制限は月2980円の段階制プランです。

※ 段階制プラン:実際に使ったデータ量で料金が変わるプラン

そして先着300万人まで1GBを超えても1年間は無料で使えます。300万人は2021年2月末から3月上旬には突破すると思われます。

ここではフリーテルから楽天モバイルへ乗り換えるメリットとデメリット、今のスマホが使えるかや、違約金、MNP予約番号の発行の仕方、楽天モバイルへの移行手続き、設定の仕方、そしてフリーテルの解約手続きなどを徹底解説します。

楽天アンリミットへの乗り換えはこちら ➡ 楽天モバイルの公式サイト

フリーテルから楽天モバイルへ乗り換えるメリットとデメリット

フリーテルから楽天モバイルへ乗り換える最大のメリットは、月1GBをずーと無料で使えることです。

フリーテルの1GBプランは、データSIMだと税込548円/月、SMS付きデータSIMだと税込702円/月、通話SIMだと税込1318円/月です。

それが楽天モバイルへ乗り換えれば、ずーと0円です。違約金もかからないし、事務手数料もかからないし、MNP転出手数料もかかりません。全部無料です。お金がかからないのです。

今のスマホが使えない可能性が高いですが、楽天モバイルのキャンペーンなら実質0円端末や一括1円端末もあるので、楽天モバイルで使えるスマホが超安く手に入ります。

楽天モバイルへ乗り換えるデメリット

楽天モバイルを使っている人の8割は満足していますが、2割は不満をいだいています。主な不満はサポートが悪いことだったり、使っている場所で電波が悪いことだったりします。

フリーテルを使っている人なら、サポートなんてほとんど不要だとお思います。

いろんな場所でスマホを使う場合は、楽天モバイルの電波だと奥まった場所等で圏外になる可能性があります。

ただ、フリーテルユーザの多数は月1GB〜3GBの利用量です。そのくらいの利用頻度だと、運がすごく悪い人でなければ9割以上の人は問題なく使える範囲になります。

フリーテルで1GB〜3GBプランを使っているなら、デメリットよりもメリットのほうが大幅に上回るので楽天モバイルへ乗り換えることを強くおすすめします。

乗り換えステップ① 今のスマホが楽天モバイルで使えるか確認

まずは今のiPhoneやAndroidスマホで、楽天モバイルの楽天アンリミットが使えるか把握します。

利用製品の対応状況確認 → 楽天モバイルの公式サイト

※ 対応状況確認で今のスマホがデータ通信、通話、SMS(楽天回線)に対応していれば基本的に大丈夫です。AndroidスマホだとSMS(パートナー回線)の機能も必要です。

楽天モバイルで使えるiPhone

※ ドコモのiPhoneをSIMロック解除無しで使っている場合は、ドコモでSIMロック解除する必要があります。

楽天モバイルで使えるAndroidスマホ

楽天回線対応製品

楽天モバイルで使えるスマホを持っていない場合は、格安スマホとセットに楽天モバイルを申し込むのがおすすめです。楽天モバイル契約時なら実質0円端末や一括1円端末まであります。

楽天モバイルのキャンペーンの詳細、1年無料&最大2万5000ポイント&格安スマホのおすすめランキング

楽天モバイルでは先着300万人まで、月3278円でギガ使い放題のRakuten UN-LIMITが1年間無料に使えるキャンペーンを行っています。

楽天モバイルなら通常かかる事務手数料3300円が無料、さらにSIMのみなら楽天ポイントが5000ポイント、格安スマホとセットだと追加で最大2万ポイントもらえます。

1年間無料キャンペーンは2021年4月7日までの申し込んだ人が対象です。楽天ポイントのキャンペーン終了日は未定です。
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キャンペーンの詳細はこちら → 楽天モバイルの公式サイト

乗り換えステップ② 違約金はかかる?

フリーテルは違約金はかかりません。スマートコミコミ+というプランに実質3年縛りになっていましたが、そのプランも3年以上前に新規受付を終了しているので、今はもう違約金もかかりません。

フリーテルから楽天モバイルへの乗り換えならMNP転出手数料も無料です。

※ MNP転出手数料が税込2200円請求されますが、後日返金になります(おそらくクレジットカードに直接返金になるはずです)。

乗り換えステップ③ MNP予約番号を発行(1日〜4日かかる)

今のスマホの電話番号のままで楽天モバイルで使いたい場合は、フリーテルでMNP予約番号をもらう必要があります。

※ 新しい電話番号でも問題ない場合や、フリーテルでデータSIMを契約している人はMNP予約番号は不要です。

ネットでMNP予約番号を発行する

FREETELのマイページ → 「お問い合わせ」 → 「楽天モバイル(旧FREETEL SIM)」 → 「MNP予約番号の発行」

ここでMNP予約番号を発行できます。

FREETELでMNP転出手続きをした後、1日程度で登録されたメールアドレスあてに転出用のMNP予約番号が届きます。

※ 人によってはMNP予約番号の発行に時間がかかるかもなので、早めに発行することをおすすめします。

MNP予約番号の有効期限は予約番号発行日を含めて15日間ですが、楽天モバイルへ乗り換える場合は有効期限が7日以上残っている必要があります。残りの有効期限が6日以下になった場合は再発行します。

乗り換えステップ④ 楽天モバイルへ移行する

月末近くになると手続きに時間がかる場合があります。当月中に乗り換えたい場合は、25日までに申し込むことをおすすめします。

楽天モバイルはnanoSIMとeSIMを申し込めますが、とりあえず簡単なnanoSIMで申し込むのがおすすめです。eSIMに変更したくなったら後からでも無料で交換できます。

申込みはこちら → 楽天モバイルの公式サイト

オンラインで契約、それとも店舗で契約したほうが良い?

楽天モバイルはオンライン、または店舗でも申し込めますが、基本的にはオンラインで申し込むのがおすすめです。

というのも、楽天モバイルは契約後は店舗でサポートしてくれないからです。電話やチャットでのサポートも、オペレーターによって回答が変わったりするので結構絶望的です。

店舗で店員さん任せに契約すると、楽天モバイルというのをあまり理解していないまま契約する場合が多いため、その後に四苦八苦する可能性が高いです。

店舗でしか契約できない人には楽天モバイルはおすすめではないです。店舗が多いワイモバイルが良いです。

オンラインで契約できる人は、事前に自分で調べて契約する傾向が高いので、トラブル可能性は低いです。もしトラブっても、自分で検索すればほとんどの問題は解決できます。

楽天モバイルはオンラインの公式サイトで申し込める人におすすめです。

楽天モバイルを申し込むのに必要なもの

  • クレジットカード、または銀行のキャシュカード
  • MNP予約番号 ← 発行から9日以内、過ぎていれば再発行
  • 本人確認書類

クレジットカードは家族名義のカードでも大丈夫です。

本人確認書類を用意する

本人確認書類をアップロードする必要があります。スマホで申し込む場合は、スマホで本人確認書類を撮っておけば大丈夫です。

※ スキャナーやスマホのスキャンアプリの写真は不可です

下記の本人確認書類ならどれか1点
・運転免許証、個人番号カード(マイナンバーカード)等

下記の本人確認書類だと本人確認書類に加えて補助書類1点
・健康保険証、日本国パスポート、住民基本台帳カード等

補助書類
・発行から3ヶ月以内で氏名と住所が一致しているもので契約者本人のもの
・公共料金の請求書や領収書、住民票(マイナンバーの記載なし、本籍地の記載なし)等

楽天モバイルの本人確認書類の注意点

楽天モバイルの本人確認書類の注意点、写真の撮り方とアップロードを徹底解説

楽天モバイルを申し込んだら1〜3日程度待つ

楽天モバイルは申し込みから1〜3日程度で届きます(平均2日)。

楽天モバイルを申し込んだ後も、今のスマホははそのまま使えます。電話もネットもできます。

乗り換えステップ⑤ SIMカードが届いたら転入手続きをしてSIMを設定

楽天モバイルのSIMカードが届いたら同封されている書類に従って、転入手続きをした後に、SIMカードの設定を行います。

転入手続きの受付時間
・9:00~21:00 → 転入完了時間:当日中(受付から10分〜30分程度で完了)
・21:01~翌8:59 → 転入完了時間:翌9:00以降に転入完了

転入手続き → 「my 楽天モバイル

my 楽天モバイル内の右上メニューをタップして、「お申し込み履歴」を選択します。該当の申込番号を選択してタップします。「転入を開始する」をタップします。

これで転入手続きは完了です。転入が完了するまで少し待ちます。

転入手続きをすると、数分で今のスマホで電話やネットが使えなくなります。

SIMカードを入れる

転入手続きをして、今のスマホで電話やネットが使えなくなったら、楽天モバイルのSIMカードをスマホに入れます。

SIM取り出しピンをiPhoneの側面の小さい穴に少し強く挿しこむと、SIMスロットが取り出せます。

SIM取り出し品を持っていない場合は、100円ショップのクリップでも代用できます。

こんな感じでRakuten UNLIMITのSIMを入れます。

SIMを入れたら、あとは下記の設定を行ってください。

設定をして転入手続きが完了すると、今のスマホでネットや電話ができるようになっています。

乗り換えステップ⑥ 楽天リンクを使ってキャンペーン特典を適用

楽天リンクを使うとキャンペーンが適用されるので、最後に楽天リンクをインストールして少し使っておきます。

楽天ポイント還元の特典適用の詳細

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✅ Rakuetn UN-LIMITを申し込んだ翌月末日までに下記3点をする
✅ ①開通する(データ通信をする)
✅ ②Rakuten Linkで電話を発信して10秒以上の通話を1回以上する
✅ ③Rakuten Linkでメッセージ送信を1回以上利用する

楽天リンクからフリーダイアルなどへ電話をかけた場合はカウントされません。スマホや固定電話の電話番号に発信するとカウントされます。

iPhoneの場合:iTunes
楽天リンク
my 楽天モバイル

Androidスマホの場合:Google Play
楽天リンク
my 楽天モバイル

無料通話アプリの楽天リンクの詳細は下記も参考にしてみてください。

Rakuten Link(楽天リンク)アプリのレビュー

楽天リンクの使い方を徹底解説&通話品質を536人が回答、無料通話を使いこなすRakuten Linkの裏技設定

楽天リンクだけインストールしてもいいですが、my 楽天モバイルをインストールしておけば、利用履歴なども確認できます。

楽天リンクでちゃん条件を達成できたかは、数日後にmy 楽天モバイルの利用履歴から確認できます。

これで必要なことは一通り完了です!

乗り換えステップ⑦ FREETELの解約手続き

FREETELから楽天モバイルへMNP予約番号を使って乗り換えた場合は、乗り換えが完了して楽天モバイルが使えるようになった時点でFREETELは自動的に解約になります。FREETELで解約手続きは不要です。

新規電話番号で契約した場合、またはFREETELのデータSIMを使っている人の場合

新規電話番号で契約した場合、またはFREETELのデータSIMを使っている人の場合は、FREETELで解約手続きをする必要があります。

FREETELのマイページ → 「ご契約状況」から解約できます。

FREETELの解約月の料金は日割りではなく満額になります。

FREETEL SIMはSIMカードを返却しなくても罰金なし

2018年7月29日に旧FREETELからの回答

大変恐れ入りますが、SIMカードは貸与品のため解約後に返却をしていただくようお願いしておりました。

SIMカードの返却につきましては、お客さまのご負担が少ない普通郵便での返却でかまいません。お手数ですが封筒にSIMカードを入れ、82円切手を貼っていただき、郵送していただきますようお願いいたします。 また、返却後のお客様へのご連絡はございません。

利用規約第23条に解約の際のご返却について記載してございますが、罰金や、返却期限などはございません。SIMカードをお客さまのほうでカッターなどでサイズを変更されたものであっても罰則などはございません。

結論:FREETEL SIMの場合、SIMカードを返却しなくても罰金は取られない。

乗り換えステップ⑧ もし使ってみて電波が悪かったら

楽天モバイルの評判は人によって結構極端です。実際のところどうなっているのかTwitterで投票をとってみました

投票の結果だけを除くと、
・普通に使えている人が58.3%
・月1,2回くらい圏外になる人が16.0%
・週1,2回以上圏外になる人が25.6%

ただし、この投票期間中に限定的な条件下でiPhoneのDSDS利用で圏外になるバグが発生したため、週1,2回以上で圏外になる人が通常よりも5%くらい加算された感じです。

加えて、この手の圏外になるかどうかの投票だと、普通に使えている人よりも、圏外になる人のほうが投票する傾向が高くなります・・。

以上から推察すると、1割は圏外が多く使い勝手が悪くなる人たち、1割はなんとも微妙な感じ、残り8割は特に問題ない人たちになると思われます。

※ 他サイトが行ったアンケート結果も楽天アンリミットの満足度は8割でした。

とても運が悪い人たちの場合

楽天モバイルは使ってみないとわかりません。

8割くらいは楽天モバイルで満足して使っているので、分が悪い賭けではありませんが、中には我慢できないくらい電波が悪くなる人達もいます。

データSIMを使っていて電波がスゴく悪くなった場合は、IIJmioの月480円で1GB使えるプランに変えるのがおすすすめです。

通話SIMを使っていて電波がスゴく悪くなった場合は、OCNモバイルONEの月1180円の1GB、BIGLOBEモバイルの月980円の1GBに乗り換えることをおすすめします。

[過去ログ]FREETELの料金プランの詳細

FREETELは使ったデータ量に応じて月額料金が変わる「使った分だけ安心プラン」、月に使えるデータ量があらかじめ決まっている「定額プラン」、そしてスマートコミコミ+(スマコミ+)があります。

使った分だけ安心プラン月額料金データ量
データ専用(データSIM)299円100MB
499円1GB
900円3GB
1520円5GB
2140円8GB
2470円10GB
3680円15GB
4870円20GB

2018年11月から安心プランの使えるデータ量が1.1倍になりました。例えば900円なら3.3GBまで使えます。

定額プラン月額料金データ量
データ専用(データSIM)499円1GB
900円3GB
1520円5GB
2140円8GB
2470円10GB
3680円15GB
4870円20GB
6980円30GB
9400円40GB
11800円50GB

2018年11月から、定額プランの使えるデータ量が1.3倍になりました。例えば900円なら3.9GBまで使えます。ただし、カウントフリー機能(LINE、Twitter、Facebook、インスタのデータ消費なし)は使えなくなりました。

データSIMのSMS対応: +140円/月
音声通話付(音声SIM):+700円/月

通話料金 30秒20円
・通話SIMに“通話料いきなり半額”を使うことで通話料金は30秒10円
・1回1分以内の通話かけ放題、月299円
・1回5分以内の通話かけ放題、月840円
・1回10分以内の通話かけ放題、月1499円

低速無制限で高速⇔低速の切り替えアプリあり、ただし低速の実測は60kbps。

FREETEL SIMはドコモ回線の格安SIMです。

FREETELの速度と評価と他の格安SIMとの比較(過去ログ)

FREETELの始まりと終わり

FREETELは日本のベンチャー企業でそもそもは格安スマホを作っていました。2014年11月ごろ、安い格安スマホと月額料金最安値を引っさげてフリモバという名称でMVNOに参入してきました。

ところが月額料金最安値はDMMモバイルに取られて、さらにU-mobile系の設備を使っているため通信速度が不安定で遅いという二重苦に見舞われました。

そんな中、2015年7月15日にようやく準備が完了して、FREETELの新しい格安SIM、FREETEL SIMが稼働しました。

FREETELのフリモバは最悪だったのですが、新しいFREETEL SIMは月1GBもデータを使わないライトユーザにとって一番安くなる料金体系でした。

ただし、安いプランでは利益が出ないためか、2016年の後半にはFREETELでは格安SIMのみの提供にかなり消極的になっていきました。

2016年9月ごろから速度が低下して、2017年には格安SIMの中でも普通よりも少し遅い速度で低迷しました。

それとともにスマートコミコミ+という実質3年縛りのスマホセットのプランの販売に躍起になりました。

昔は通信速度が比較的速く、自社企画のスマホで頑張っていましたが、通信速度も遅くなり、自社企画のスマホの不具合の修正も異常に時間がかかり、優良誤認で総務省と消費者庁から行政指導を受けたりとボロボロに・・。

そんなこんなで資金繰りが悪化して、格安SIM事業は楽天モバイル、格安スマホ事業(端末)はMAYA SYSTEMへと売却され民事再生手続となりました(参考:FREETEL SIM死亡の詳細)

FREETELの実際に出る通信速度は遅くなった

FREETELの公式サイトには、「業界最速の通信速度、平日12台でも5Mbps強、最も速い通信速度を提供するためにダブル増速マラソン継続中」などと、通信速度が格安SIMで最も速いことを標榜していました。

実際のところ、FREETELは業界最速ではありませんでした。 最速どころか、平均的な格安SIMよりも少し劣る通信速度です。

FREETELは2015年7月15日のリニューアル後、業界最速ではないにせよ、通信速度がかなり速かったです。ただし、2016年2月下旬に計測アプリだけ速くなっていたのがバレました。それでも、格安SIMの中では比較的速い速度が出る格安SIMにはなっていました。

それが、2016年9月に一気に速度低下して、平均的な格安SIMの通信速度にまで速度が低下してしまいました。2017年1月以降には、平均的な格安SIMよりも遅い通信速度にまで低迷してしまいました。

FREETELはスピードテストをするときだけ速度が速くなって、実際の利用時には速度が遅くなっていたのですが、不用意なサイトや雑誌などが、平日の昼の計測アプリの速度結果だけ見て絶賛していました。

優良誤認でFREETELが総務省と消費者庁から行政指導

2017年4月21日、消費者庁がFREETELを優良誤認で措置命令を受けました。それに続いて、4月26日に総務省から行政指導を受けました。

行政から刺された原因は上記で警告していた「業界最速」の表記です。このサイトでは2016年10月から、業界最速の表示はヤバいと警告していましたが、結局刺されました(参考:FREETELの行政処分における問題点)

FREETELの月額料金:安心プラン、定額プラン、スマートコミコミ+

FREETELには3つの料金プラン、使った分だけ安心プラン、定額プラン、スマートコミコミ+があります。

スマートコミコミ+は、スマホ代金(本体代金約2倍の36ヶ月の分割-月額割引)+通信料金+10分かけ放題+端末補償がついたセットプランです。

スマートコミコミ+の詳細はFREETELの危険なスマートコミコミ+の詳細と評価を参考にしてください。

ここでは、使った分だけ安心プランと定額プランを説明していきます。

使った分だけ安心プラン

使った分だけ安心プランは実際に使ったデータ量に応じて月額料金が変わる料金プランです。

例えば、ほとんど使わなかった月(100MB以下)は299円、ちょっと使った月(100MB以上1GB以下)は499円、普通に使った月(1GB以上3GB以下)は900円という感じで実際に使ったデータ量に応じて月額料金が請求されます。

定額プラン

定額プランは、普通の格安SIMのプランと同じです。例えば、3GBのデータプランを契約すれば月3GBまで使えます。ほとんど使わなくても3GBの料金が請求されます。他の格安SIMにもある、ふつーのプランです。

FREETELの定額プランは余ったデータ量の繰越に対応していなかったのですが、2016年11月1日から余ったデータを翌月に繰り越せるようになりました。使った分だけ安心プランの場合は、余ったデータ量の繰越は対応していません。

定額プランの月3GB以上の場合は、Twitter、Facebook、インスタグラムをデータ消費なしで使えた

FREETELの定額プランの月3GB以上の場合は、Twitter、Facebook、インスタグラム、Messengerをデータ消費なしで使うことができました。

3GB未満の定額プランや使ったぶんだけ安心プランの場合でも、LINEのトーク、WeChat、WhatsApp、ポケモンGOなどもデータ消費なしに使えますが、これらのデータ消費はたかが知れているので、気にしなくていいです。

※ ポケモンGOのマップデータはデータ消費します。ポケモンGOは2017年9月までカウントフリーです
※ FREETELはカウントフリー対象アプリでも、高速データを使い切ると速度制限になります。

2018年11月にデータ消費なしに使える機能は終了

FREETEL SIMは2017年9月に楽天モバイルに買収され、2018年11月にデータ消費なしに使える機能は終了しました。

ライトユーザやスマホを長期間使わない場合、安心プランなら月額料金最安値で維持できた

FREETEL SIMの最大の強みは、ライトユーザやスマホを長期間使わない場合、安心プランなら月額料金最安値で維持できることでした。

例えば、全く使わない場合は(月100MB以下)、データSIMだと月額料金は299円です。音声通話付きSIMの場合は999円です。

音声通話SIMをすぐ解約しても違約金がない

格安SIMの多くは、音声通話SIMを契約から1年以内に解約すると8000円くらいの違約金が取られます。FREETELは違約金をとっていないので、音声通話SIMでも気軽に使うことができます。

ちなみに、FREETELの他にmineoも音声通話SIMを早期解約しても違約金がかかりません。

※ 解約ではなく他社へMNPする場合は、MNP転出解除料が最大1万5000円かかります。
※ スマートコミコミ+は3年以内に解約やMNPをすると、実質的な違約金が発生します。

低速が200kbpsも出ない、実測60kbps

一般的な格安SIMはデータを使い切ると200kbps程度に速度が制限されますが、FREETELの場合は実測60kbpsの地獄のように遅い速度に制限になりました。

Apple Storeのアプリのダウンロードがデータ消費なし

FREETELの格安SIMをiPhoneで使う場合、Apple Storeのアプリをデータの消費なしでダウンロードできましたが、アプリのダウンロード速度が超遅くなります。

FREETELのまとめ

FREETELは、色々問題を起こしてきていることから、あまりオススメの格安SIMではありません。

速度計測アプリの計測時だけ通信速度が速くなったり、総務省や消費者庁から行政指導を受けたり、自社企画のスマホの不具合を修正するのに異常に時間がかかったり、2年縛りなしと言いながら、スマートコミコミ+では実質的に3年縛りを実現させたりしています。

このため、MVNOの中でも信頼性はかなり低いです。

ただ、スマホをほとんど使わない場合、月額最安値水準でスマホを維持することができました。月1GBもデータを使わないなら実際に出る通信速度が微妙でもあまり問題にはなりませんでした。

FREETELの1万円〜2万円程度のスマホなら、多少不具合がある場合でも、ライトユーザならコスパ的にもそこそこ使い所がありました。

[過去ログ]FREETELの格安スマホの評価

FREETELでは自社で企画した格安スマホを中国の工場で作ってもらって販売していました。

FREETELの格安スマホ比較的低価格で、そこそこのカタログスペックになっているため、大ヒットまではいきませんが、そこそこ売れています。ただし、いくつか問題があります。

一つは不具合と初期不良の多さです。

不具合や初期不良の多いFREETELの格安スマホはたくさんあるのですが、代表格がFREETELの旧フラッグシップ、KIWAMI 極です。不具合でボコボコに叩かれています。

もう一つは発売日の延期と、発売当初の不具合の多さです。

FREETELは格安スマホの新製品を発表して、大体の発売予定日を公開するのですが、大体その予定日から発売は1ヶ月くらいは遅れます。

ようやく発売しても、不具合がボコボコ出てくる端末が多いです。以前は1ヶ月くらいで修正アップデートがあったのですが、2017年になってからは、その修正アップデートに異常に時間がかかっています。

Made By JapanからDesigned in Tokyoへ変更

FREETELで企画したスマホは「Made By Japan」を掲げて販売していましたが、日本製ならMade in Japanです。

Made By Japanは日本製ではないけど、日本製と捉えてもらいたいから勝手に作った造語だと思います。

FREETELの格安スマホは中国製です。紛らわしいとネット上でパッシングを受けた影響か、Designed in Tokyoへ変更になりました。

RAIJIN(雷神):スマホの一般ユーザ用、電池持ちがかなり良いDSDS対応スマホ

RAIJIN(雷神)

RAIJIN(雷神)の価格:2万4800円

RAIJINの性能:5.5インチ、CPUオクタコア1.5GHz/1.0GHz、RAM4GB、ROM64GB、カメラ1600万画素、重さ183グラム、電池容量5000mAh、電池交換不可、指紋認証対応、USB Type C、DSDS対応(ナノSIMx1、マイクロSIMx1)

2017年2月1日に発売された電池持ちがかなり良い5.5インチのDSDS対応スマホです。

5.5インチのディスプレイで電池容量が5000mAhあるので、電池持ちはかなり良くなっています。ただし、CPUはそんなに省エネではないので、超電池持ちが良いというわけではありません。CPUの性能はそこそこあるので、一般ユーザ向けのスマホです。

注意点は、RAIJINには多様な不具合があることです。発売後半年してようやく修正アップデートが行われましたが、一部のユーザでスマホが起動しなくなり、修正アップデートの配信が停止してしまいました。

FREETEL RAIJIN(雷神)の詳細スペックと性能レビュー&使える格安SIMのまとめ

Priori 4:スマホのライトユーザ、またはゲームをしない一般ユーザにおすすめ

Priori 4

Priori 4の価格:1万4800円

Priori 4の性能:5インチ、CPUクワッドコア1.3GHz、RAM2GB、ROM16GB、カメラ800万画素、重さ167グラム、電池容量4000mAh、電池交換不可、デュアルSIM(ナノSIMx1、マイクロSIMx1)

2017年1月27日に発売された電池持ちがかなり良い5インチスマホです。

5インチのディスプレイで電池容量が4000mAhもあるので、電池持ちはかなり良くなっています。CPUの性能は少し貧弱なので、ゲームを快適にやりたい場合には向いていませんが、スマホのライトユーザやゲームをあまりしない一般ユーザに適した性能になっています。

ただ、評判は微妙です。タッチの反応が鈍いなど、色々槍玉に上がっていました。

KIWAMI 2(極2):スマホのヘビーユーザ用

KIWAMI 2(極2)

KIWAMI 2(極2)の価格:3万9800円

KIWAMI 2(極2)の性能:5.7インチ、CPU10コア2.5GHzx2+2.0GHzx4+1.4GHzx4、RAM4GB、ROM64GB、カメラ1600万画素、重さ168グラム、電池容量3400mAh、電池交換不可、指紋認証対応、USB Type C、DSDS対応(ナノSIMx2)

2016年12月22日に発売された、FREETELの新しいフラッグシップ機、それがKIWAMI 2です。

旧フラッグシップのKIWAMIの不具合多数を知っているものとしては、KIWAMI 2が眉唾に見えてしまいますが、KIWAMIと比べてKIWAMI 2は、そこそこまともでした。

SAMURAI REI(麗)、一般ユーザ向けのキレイなスマホ、不具合報告多数あり

SAMURAI REI(麗)

SAMURAI REI(麗)の価格:2万520円

SAMURAI REI(麗)の性能:5.2インチ、CPUオクタコア1.3GHz、RAM2GB、ROM32GB、カメラ1300万画素、重さ136グラム、電池容量2800mAh、電池交換不可

SAMURAI REI(麗)はカジュアルで綺麗な格安スマホです。前面に指紋認証のセンサーが付いているので、机に置いたスマホを手に取らなくても、センサーにタッチするだけで画面ロックを解除して画面が復帰します。

格安スマホの中でも、かなり薄くて軽く、外観が綺麗に仕上がっています。ただし、不具合がかなり多いスマホでした。

SAMURAI REI(麗)の詳細スペックと性能レビュー&使える格安SIMのまとめ

お遊び端末 MUSASHI

FREETEL自体もよくわからずに作ったのがMUSASHIっぽいです。ガラケーによくある二つ折りケータイです。

二つ折りケータイのあの形が大好きな人で遊びたい人だけ買ってください。非常にベンチャーらしいスマホだと思いました。

FREETELのその他の自社企画スマホ

SAMURAI MIYABI(雅)とKIWAMI(極)
MIYABIはFREETELのスマホの中では比較的良い機種でしたが、電池交換できることを売りにしていたら、発売1年半で交換電池の販売を終了したことから炎上しました。KIWAMIはFREETELの旧フラッグシップ機ですが、不具合報告がかなり多い機種でした。

Priori 3 / Priori 3S LTE
安いスマホとしてPriori 3はそこそこヒットしました。Priori 3S LTEは電池増量版ですが、性能的にヘビーユーザ向けではないので、あまりヒットしませんでした。

Simple
伝説クラスの地雷端末です。FREETELが2014年ごろから出す出すと言って延期を重ねた、SIMフリーガラケーのSimpleがようやく2015年8月28日に発売されたと思ったら、初回入荷分は2015年8月25日に完売になり販売も終了しました。部品の入手が難しいとかなんとか。

FREETEL Simpleの価格 5980円
性能 画面1.77インチ、74グラム、電池容量1000mAh、FOMAプラスエリアに対応

Simpleはスマホも携帯も使えない使う気もない年老いた両親用の携帯向けでした。インターネットはできません。電話とSMS専用の携帯電話です。通話料いきなり半額を使うことで、通話料は30秒10円になります。月額基本料は899円でした。

KATANA01 / KATANA02
FREETELでは、Windows 10 Mobileを搭載したKATANA01とKATANA02を販売していました。Windows 10 Mobile自体が産業廃棄物でした。

[過去ログ]FREETELの評判

FREETELのネットでの評判は散々です。何もこんなにヘイト値を集めないでも良いのにと思ってしまうくらいです。

FREETELは2016年8月頃までは、格安SIMの中でも評価がかなり良いMVNOでした。それが9月ごろから速度が低下していき、それとともに評価がゴロゴロと落ちていきました。2017年1月には格安SIMの中でも通信速度が遅いのに、あたかも業界最速を誤認させる表現を続けて、ネットでのヘイト値が最高点へと高まり続けました。

そして2017年3月下旬、スマートコミコミ+の端末代金2倍設定&実質3年縛りが発覚して炎上。ネットで次々と槍玉に挙げられて、あちこちから刺されまくりました。

そして4月下旬、消費者庁と総務省から刺されて、行政指導がNHKでも放送されて、爆発炎上となりました。

それからポツポツと弱炎上しながら、だんだんと人々の興味からFREETELが失せていきました。

そんなフリーテルさんですが、ネットなんか知ったこっちゃないかのように、どっかからか資金調達してきて、フリーテルショップという実店舗をバカスカと打ち立てています。

FREETELの評判はネットでは散々すぎる感じになってしまっていますが、現実世界(?)では、そんな評判は流れていません。今後は実店舗でスマートコミコミ+を売り込むのかなと思います。

追記:資金繰りが悪化して、事業売却後、民事再生になりました・・。

最終更新日 2021年2月21日 / 作成日 2015年4月12日 / 作成者 格安SIMの管理人
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9 の口コミとコメント
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nbrgt
nbrgt
2021年2月23日 3:08 AM
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FREETELの生き残りです(笑)

1月29日の楽天・三木谷社長の発表直後、こちらの記事を参考にして、旧フリーテルSIM+Priori3 LTEから、Rakuten UN-LIMIT+Rakuten Handに乗り換えました。
小型軽量の機種を探しあぐねていたところでしたので、good timingでした。

現在、パートナー回線エリアでサクサク使いこなしています。ありがとうございました。
こちらのサイト経由で申し込んだはずですが、間違えていないと良いのですが。

口だけ番長
口だけ番長
2021年2月22日 5:35 PM

私の知り合いが遂にfreetel使った分だけsimをMNP転出することになり、こちらの記事がとても参考になりました。管理人さんのニッチな?痒いところに手が届く?記事が大好きです。

結婚はできませんがこれからも応援し続けます。

DMMモバイルユーザー
DMMモバイルユーザー
2021年2月21日 1:52 PM

DMMモバイル(楽天に吸収された)ユーザーの自分もこれを気に楽天に変更するか悩むなぁ

ぴろりん
ぴろりん
2021年2月21日 9:50 AM

他にも被害に遭われた方いるんじゃないでしょうか?

格安SIM最高
格安SIM最高
2020年11月8日 5:24 PM

つぶれた後も旧フリーテルSIMを継続して使用していましたが、ある日突然、マヤシステムという会社から、身に覚えのない¥46000の引き落としがありました。すぐにカード会社に連絡をして、確認後、返還をしてもらいましたが、かなりあやしい会社と旧フリーテルとのつながりを疑いました。皆さんもお気をつけください。

「FREETEL(フリーテル)から楽天モバイルへの乗り換えを徹底解説&FREETELの評価」をシェアしてくださいm(_ _)m
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